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九条の超回復ー智則
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なんとか、九条と共に岸にたどり着いた
唯一の救いは、リュックと共に流された点だ。スマホも無事で、由希達に連絡をとった。
「流されましたが、無事です」
「俺たちはこのまま下山するので、先輩方はキャンプ続けて下さい」
九条か智則に被せて言った。由希が反論してきたのに無視して電源を切った。
「おい……」
抗議しようとして、九条が汗を大量にかいている事に気がついた。息も荒い
「大丈夫か?」
英樹が無言で頷いた。
熱もありそうだ。額に手をあてようとすると弾かれた。
「ご、ゴメン。でも、余裕がないんだ」
「超回復ってやつか?」
英樹が頷いた。
「何をすればいい?」
「テントをはったら、智則は僕を置いて下山して。僕は明日の朝に帰るから」
……川は激流になっていた。何度も岩にぶつかっていた。九条の骨は何本か折れている可能性がある。智則を庇っての骨折なのに、置いていくわけにもいかない。けれど、言い争っている場合ではない。
川岸から少し登った所にテントをはって寝袋を用意した。
九条に肩を貸して、なんとか移動する。ちょっとした衝撃ですら響くのか、息が荒くなる。様子を確認しようと、顔をあげると思いの外近くに九条の顔があって、咄嗟に離れようとした。
それより先に、九条が智則の顎を掴んだ。そのまま、呼吸までも奪うかのような乱暴で貪欲なキスをされた。身を捩るが顎を抑え込む手に力が入り痛い。胸をたたくと、小さく呻いて身を離した。
我にかえったようにつぶやく
「ご、ごめん。智則、ごめん……」
首をふった。
それより……この程度の力で呻くという事は、
「肋骨、やったか」
九条が力なく笑う。
「救助を要請するか」
「数時間で治るからいらないよ。理性がないこの状態を見られたくない」
「………」
「もう少ししたら、僕は獣になる。襲われたくなければ、下山して」
「……わかった」
九条をテントに寝かせた。体を丸めて呻いている。苦しそうだ。
置いていく事も出来ない。九条の怪我は智則のせいだ。
少し離れた所でこっそり休むことにした。
由希に再度連絡を入れる。事情を説明すると、由希もまた、下山を勧めてきた。
『残るという事は、九条に抱かれるって事だよ』
……では、どうすれば良いと?肋骨を折るほどだ。なのに、智則は無傷だ。障害物を全て九条が引き受けて、今は痛みに呻いている。
「由希にぃ…わかんないよ…」
ガサリ。草を踏む音がした。顔をあげると、九条が荒い息のままに近づいてくる。
思わず後ずさるが、腕を掴まれてテントに連れ込まれた。
寝袋の上に飛ばされ、服を引き裂かれる。無言で口に指を突っ込まれた。指が口内を嫐る。喉奥にまでのびてきてえずくと、指をひかれた。
中途半端に引き裂かれた服が拘束用具のようになり、智則の抵抗を封じる。
九条の指が智則の後に入ってくる。
痛みに呻くと、指をぬいてくれた。ホッとしたしたのもつかの間で、そこに温かく柔らかいものが………
「よせっ」
自分の恥ずかしい所を九条がなめている。羞恥心で顔があかくなる。抵抗をすると脚を掴む手に力が入る。骨が折れるのではと危ぶむ程の痛み……、九条の肋骨はもっと痛かったと思うと文句もいえない。
ジュルルと、ありえない所からありえない音がする。
「よせっ汚い!」
耳を塞ぎたいのに、手も動かせない。はずかしくて涙が出る。
ソコから顔を離して、九条が智則の涙を舐め取る。顔を逸らすが、しつこく追ってきてキスをされた。吐息さえも奪うようなキスで、酸欠でぼんやりとしてくる。
気がつくと、九条は裸になっていて智則のと九条のペニスをまとめて擦りあげていた。
自慰とは比較にならないくらい智則のイイ所を掠め続けてやがて智則がイった。
九条はすぐに離れて脱力する智則をひっくり返して四つん這いにした。そして智則の後に先端だけを軽く入れてイった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
えちえちが下手です。更新に時間がかかってしまいスミマセン。
唯一の救いは、リュックと共に流された点だ。スマホも無事で、由希達に連絡をとった。
「流されましたが、無事です」
「俺たちはこのまま下山するので、先輩方はキャンプ続けて下さい」
九条か智則に被せて言った。由希が反論してきたのに無視して電源を切った。
「おい……」
抗議しようとして、九条が汗を大量にかいている事に気がついた。息も荒い
「大丈夫か?」
英樹が無言で頷いた。
熱もありそうだ。額に手をあてようとすると弾かれた。
「ご、ゴメン。でも、余裕がないんだ」
「超回復ってやつか?」
英樹が頷いた。
「何をすればいい?」
「テントをはったら、智則は僕を置いて下山して。僕は明日の朝に帰るから」
……川は激流になっていた。何度も岩にぶつかっていた。九条の骨は何本か折れている可能性がある。智則を庇っての骨折なのに、置いていくわけにもいかない。けれど、言い争っている場合ではない。
川岸から少し登った所にテントをはって寝袋を用意した。
九条に肩を貸して、なんとか移動する。ちょっとした衝撃ですら響くのか、息が荒くなる。様子を確認しようと、顔をあげると思いの外近くに九条の顔があって、咄嗟に離れようとした。
それより先に、九条が智則の顎を掴んだ。そのまま、呼吸までも奪うかのような乱暴で貪欲なキスをされた。身を捩るが顎を抑え込む手に力が入り痛い。胸をたたくと、小さく呻いて身を離した。
我にかえったようにつぶやく
「ご、ごめん。智則、ごめん……」
首をふった。
それより……この程度の力で呻くという事は、
「肋骨、やったか」
九条が力なく笑う。
「救助を要請するか」
「数時間で治るからいらないよ。理性がないこの状態を見られたくない」
「………」
「もう少ししたら、僕は獣になる。襲われたくなければ、下山して」
「……わかった」
九条をテントに寝かせた。体を丸めて呻いている。苦しそうだ。
置いていく事も出来ない。九条の怪我は智則のせいだ。
少し離れた所でこっそり休むことにした。
由希に再度連絡を入れる。事情を説明すると、由希もまた、下山を勧めてきた。
『残るという事は、九条に抱かれるって事だよ』
……では、どうすれば良いと?肋骨を折るほどだ。なのに、智則は無傷だ。障害物を全て九条が引き受けて、今は痛みに呻いている。
「由希にぃ…わかんないよ…」
ガサリ。草を踏む音がした。顔をあげると、九条が荒い息のままに近づいてくる。
思わず後ずさるが、腕を掴まれてテントに連れ込まれた。
寝袋の上に飛ばされ、服を引き裂かれる。無言で口に指を突っ込まれた。指が口内を嫐る。喉奥にまでのびてきてえずくと、指をひかれた。
中途半端に引き裂かれた服が拘束用具のようになり、智則の抵抗を封じる。
九条の指が智則の後に入ってくる。
痛みに呻くと、指をぬいてくれた。ホッとしたしたのもつかの間で、そこに温かく柔らかいものが………
「よせっ」
自分の恥ずかしい所を九条がなめている。羞恥心で顔があかくなる。抵抗をすると脚を掴む手に力が入る。骨が折れるのではと危ぶむ程の痛み……、九条の肋骨はもっと痛かったと思うと文句もいえない。
ジュルルと、ありえない所からありえない音がする。
「よせっ汚い!」
耳を塞ぎたいのに、手も動かせない。はずかしくて涙が出る。
ソコから顔を離して、九条が智則の涙を舐め取る。顔を逸らすが、しつこく追ってきてキスをされた。吐息さえも奪うようなキスで、酸欠でぼんやりとしてくる。
気がつくと、九条は裸になっていて智則のと九条のペニスをまとめて擦りあげていた。
自慰とは比較にならないくらい智則のイイ所を掠め続けてやがて智則がイった。
九条はすぐに離れて脱力する智則をひっくり返して四つん這いにした。そして智則の後に先端だけを軽く入れてイった。
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