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トレイルランニングは楽しいー英樹
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少しずつだが智則の態度が軟化してきている
それに合わせてこちらも少しずつ譲歩をしてる
たまには智則を外に出してあげようと誘ってみた
智則はここから出たいと顔に書いていた
それだけは認められない
智則の好きなトレイルランニングに誘ってみた
以前に未経験者だからと却下されたため、英樹は英樹で訓練をしていた。
智則がどのくらいなのかはよく分からないが、大抵の者よりは英樹の方が早く走れる
けれど智則は気分が乗らないようだった
強引に誘うことにした。
しばらくの間軟禁状態にあった智則の筋肉は少し落ちてしまい、トレイルランニングも少々苦戦していた。
それでも感での筋力は補っていたように思う。
そのせいか、一本目より2本目の方が綺麗な走りになっていた。たださすがに3本目には体力が追いつかず途中からは歩いて下っていった
車に乗ると、智則はホッとしたようでシートに身を投げ出した。
達也が無言で車を出発させた。
車の振動が智則に眠りを誘ったようで、するするすると英樹の方に倒れかかってきた。ついにはコテンと膝枕の状態になった。
夢?夢を見ているのだろうか。恐る恐る智則の髪の毛を撫でると智則は気持ち良さそうにした。
智紀が何かを呟いた。耳を寄せると、それは深澤猛の名前だった。
……
智紀がどんなに猛を求めようと智則がいるのは英樹の巣だ
智則が猛を求めるのは親を求めてるのと同じだ。血の繋がりがあればまだ許せたのに。
それを思うと深澤猛もだが秋葉悠一夫妻も許せない。お前らがしっかりしないから、深澤なんかに思いを残している
もちろん智則にアルファー恐怖症埋め込んだ一馬も制裁対象だ。智則が完全に手に入ったら、産まれたことを後悔させる位に痛めつけてやる。
智則の頭を撫で続ける
「帰りたいよ猛おじさん」
夢うつつで智則が言う
「違うよ、智則。智則が帰る場所は英樹の巣だけだよ」
トレイルランニングをして智紀は体力の低下に危機感を抱いたようだ。体力向上に向けて色々交渉してきた。
なんだかんだ言って智紀は脳筋だ。智紀が前向きになって喜ばしい
修練場へ通うことを認めた
朝のランニングも認めた。…敷地内だけだけど
智則が居眠りで寄りかかってくれるというご褒美に、トレイルランニングを続けた
日々の運動で、智則はすぐ走れるようになった
4本で限界のような雰囲気だったがあえて5本にした。
すると智則は疲れてすぐ車の中で寝るようになった。英樹に寄りかかって
マンションの駐車場に着いても智則は寝ていた。抱き寄せてそのまま寝室に連れて行こうと思った
その瞬間に智則は目を覚まし体を強張らせて英樹を拒絶した。
まだ、まだ駄目なのだ
達也に人形を用意してもらった。
番に拒絶された痛みはとても酷くて発散させないと智則に向かいそうだった
人形に欲望を吐き出せば智則に優しくできた
トレイルランニングは続けている。
ユメノのオイルを車に持ち込んだ。
英樹様、と達也が警告を発する。
大丈夫。バレるような無茶はしない。折角関係が改善してきたのに智則に疑われたら最後だ
智則に悟られないようほんの数分、ほんの数10分智則を愛撫する。それだけだ。
智則は相変わらず寝室に鍵をかけるのに車の中では無防備で少し笑ってしまう
智則の中にカーセックスという言葉はないのだろう。なんて無垢に育ったのだろう
智則を堪能する。声を枯らさせないように、丁寧に丁寧にやんわりと愛撫する。
ウェアを着替えてないから、途中までしかめくれないし、直に触れる所は限られているし、セダンタイプの車だから体勢が限られるけれど。それでも、この状況は美味しい。
智則が目を覚ます。
『起こすのがかわいそうだと思ってこのまま車の中にいたんだ』
そう伝えると、智則はちょっと申し訳なさそうな顔をした
起こしてくれれば……なんて言うけれど、こんなご褒美タイム、失ってたまるか。
達也が、ワゴンタイプの車に変えてくれた。
できた側近だ。
それに合わせてこちらも少しずつ譲歩をしてる
たまには智則を外に出してあげようと誘ってみた
智則はここから出たいと顔に書いていた
それだけは認められない
智則の好きなトレイルランニングに誘ってみた
以前に未経験者だからと却下されたため、英樹は英樹で訓練をしていた。
智則がどのくらいなのかはよく分からないが、大抵の者よりは英樹の方が早く走れる
けれど智則は気分が乗らないようだった
強引に誘うことにした。
しばらくの間軟禁状態にあった智則の筋肉は少し落ちてしまい、トレイルランニングも少々苦戦していた。
それでも感での筋力は補っていたように思う。
そのせいか、一本目より2本目の方が綺麗な走りになっていた。たださすがに3本目には体力が追いつかず途中からは歩いて下っていった
車に乗ると、智則はホッとしたようでシートに身を投げ出した。
達也が無言で車を出発させた。
車の振動が智則に眠りを誘ったようで、するするすると英樹の方に倒れかかってきた。ついにはコテンと膝枕の状態になった。
夢?夢を見ているのだろうか。恐る恐る智則の髪の毛を撫でると智則は気持ち良さそうにした。
智紀が何かを呟いた。耳を寄せると、それは深澤猛の名前だった。
……
智紀がどんなに猛を求めようと智則がいるのは英樹の巣だ
智則が猛を求めるのは親を求めてるのと同じだ。血の繋がりがあればまだ許せたのに。
それを思うと深澤猛もだが秋葉悠一夫妻も許せない。お前らがしっかりしないから、深澤なんかに思いを残している
もちろん智則にアルファー恐怖症埋め込んだ一馬も制裁対象だ。智則が完全に手に入ったら、産まれたことを後悔させる位に痛めつけてやる。
智則の頭を撫で続ける
「帰りたいよ猛おじさん」
夢うつつで智則が言う
「違うよ、智則。智則が帰る場所は英樹の巣だけだよ」
トレイルランニングをして智紀は体力の低下に危機感を抱いたようだ。体力向上に向けて色々交渉してきた。
なんだかんだ言って智紀は脳筋だ。智紀が前向きになって喜ばしい
修練場へ通うことを認めた
朝のランニングも認めた。…敷地内だけだけど
智則が居眠りで寄りかかってくれるというご褒美に、トレイルランニングを続けた
日々の運動で、智則はすぐ走れるようになった
4本で限界のような雰囲気だったがあえて5本にした。
すると智則は疲れてすぐ車の中で寝るようになった。英樹に寄りかかって
マンションの駐車場に着いても智則は寝ていた。抱き寄せてそのまま寝室に連れて行こうと思った
その瞬間に智則は目を覚まし体を強張らせて英樹を拒絶した。
まだ、まだ駄目なのだ
達也に人形を用意してもらった。
番に拒絶された痛みはとても酷くて発散させないと智則に向かいそうだった
人形に欲望を吐き出せば智則に優しくできた
トレイルランニングは続けている。
ユメノのオイルを車に持ち込んだ。
英樹様、と達也が警告を発する。
大丈夫。バレるような無茶はしない。折角関係が改善してきたのに智則に疑われたら最後だ
智則に悟られないようほんの数分、ほんの数10分智則を愛撫する。それだけだ。
智則は相変わらず寝室に鍵をかけるのに車の中では無防備で少し笑ってしまう
智則の中にカーセックスという言葉はないのだろう。なんて無垢に育ったのだろう
智則を堪能する。声を枯らさせないように、丁寧に丁寧にやんわりと愛撫する。
ウェアを着替えてないから、途中までしかめくれないし、直に触れる所は限られているし、セダンタイプの車だから体勢が限られるけれど。それでも、この状況は美味しい。
智則が目を覚ます。
『起こすのがかわいそうだと思ってこのまま車の中にいたんだ』
そう伝えると、智則はちょっと申し訳なさそうな顔をした
起こしてくれれば……なんて言うけれど、こんなご褒美タイム、失ってたまるか。
達也が、ワゴンタイプの車に変えてくれた。
できた側近だ。
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