努力に勝るαなし

認認家族

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禁欲と反動ー英樹……(R18〜読まなくても次話に通じます。下手だけど……笑って、許して)

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結論、ヤツのサンプルはすごかった
それぞれのβの遺伝子情報に基づきアロマを調薬しているせいかとても効きが良かった


うたた寝してしまった智紀をベッドに連れて行く
智紀と声をかけるが、返事がない

智則のシャツを脱がす綺麗に割れた腹筋に舌を這わせると智紀が軽く反応をした
今まで使っていたアロマオイルではここまで顕著な反応は得られなかった
ヤツいわくまるで起きているかのような反応を見せるアロマと言っていた
腹筋の割れ目に舌を這わせると、智則が吐息をもらした。
感度が良い

乳首を口に含んで転がした。
「ん~」
甘噛みする
「やっ、や~」
智則の体がぴくぴくする。

智則の雄も反応をしている。下着を脱がせると勢いよく彼が出てきた。あえて直接は触らない。際どい所ばかりを触っていると、智則が自身を押し付けてきた。
「ああ」
甘い吐息をつきながら、ゆっくり腰を動かす智則に、噛みつくようにキスをした。
「う~」
これでも眠っているのだから、素晴らしい。
舌を絡め、智則の口の中を堪能する。ああ、本当に君は甘い。混じりあった唾液を智則がコクンと飲んだ。いつか、唾液以外も飲ますからね。

ぬちゃぬちゃと、智則と英樹の先走りが音をたてる。お互いの腹に擦れて更に音はいやらしくなる。

「智則、ごめんね、久々だから、一回抜かせて」
智則と英樹の起立をまとめて握り擦り合わせる

智則の手にも包まれていると思うと、堪らえもきかずにイッた。
智則の腹に白濁がかかる。智則の手で、それを広げた。
智則が自分で英樹に染まる。英樹の白濁に塗れた指が乳首をかすり、んっ、と甘い声を出した。夢中で智則の手で乳首を嬲る。対の乳首に被りつく。舌で潰し転がしぷっくりと膨らんできたとこで強めに噛みついた。
「や~」
智則の背中が反り返り、そして虚脱した。
「かわいいね。智則。いい子だね、乳首でイケるようになったね」

ぷっくりと腫れた二対は白濁と唾液にまみれテラテラと光を反射し、更に英樹を誘惑してくる。


もう一度、かぶりついた。自分の精だったものだが、智則が乳首に塗ったものだと思うと、特別なものに感じた。拭っているのか、より強くなすりつけているのか分からなくなるくらい、智則のつつまし乳首を慈しんだ。焦れったさに智則が胸を押し付けてくる。何て愛らしい。

そのまま、智則の下半身に手をのばした。彼は再び兆していた。
「う~」
イヤイヤ、とでもいうかのように首をふる。強めに握ってこする。
智則の背が伸び足の甲が丸まった瞬間に根本をぎゅっと押さえた。
「や~」
イキタイのだろう。だがダメだ。足をひろげ後腔をあらわにする。いずれ英樹を受け入れてくれる蕾に敬意を込めて口付けをおくった。
そのまま舌を伸ばす。シワを伸ばすように丁寧に丁寧に愛撫する。
「やっ、や~」
智則が足をジタバタと動かす。堰き止められた熱で苦しいのか、吐息が熱い。
ふやけた所で指を入れると、内部が絡みついてきた。ゆっくりとかきまぜる。
智則がヒクヒクと泣く。ああ、イイ。英樹の指で快感にむせび泣くなんて。
智則の好きな点を押すと体が跳ねた。
「ここだったね。おまたせ」
片手でそこを愛撫し、片手は智則の根本を押さえつつ、彼を口に含んだ。
悲鳴が聞こえる。いやらしい水音と合わさって英樹には、天上の奏にすら聞こえた。
彼を押さえていた手を離した瞬間、智則はイッた。
躰がガクガクと震えている。内部が痙攣しながらも奥へ奥へと英樹の指を誘ってくる。誘われるがままに、指を増やし、バラバラと動かす。智則の痙攣が収まらないままに、中の突起を強く押す。
絶叫しながら、空で智則がイッた。

ああ、智則はもう、英樹の雌になったのだ。
ひたすらにひたすらに智則をむさぼり食う。どれだけ達したのかも不明だ。
「智則、智則、智則」
「あ、あ、ああ…」
智則が掠れた声でこたえてくれる
後腔に英樹を充てがうと、またもユメノから警告が発せられて、正気に返った。久々の本物の智則に、軽いラットになっていたのだろう。

後腔を確認すると、かなり柔らかくなっている。
ホンの先っぽだけ智則にくわえさせた。温かい、そう思った瞬間に暴発した。
………智則の意識が無くて良かった。恥だ。
見ると、智則の後腔は懸命に英樹の白濁を飲み込もうとしている。淫靡でありながら、その健気さに、英樹がまた復活する。
溢れた精を周囲と中のイイ所に塗り込めると、また、智則が啼き出す。その調べにつられて英樹の愛撫も激しくなる。
「やぁー」
智則の後腔に英樹の雄をキスさせる。『俺のモノだ。手を出したら殺す』そんな攻撃的な意図を込めたフェロモンを纏わせた精を智則の中に放つ。
ずっと痙攣していた智則の中は、精を放たれたその僅かな刺激すら拾い、快楽を全身に伝えてた。
智則は、今日一番の絶叫と、そして、潮をふいた。
英樹は長く長く精を吐き出しながら、とてつもない幸福感を味わっていた。



智則をボディシートで拭き、身なりを整える。
このシートすら、バス企画のものだ。無香料でしっかりベタつきを押さえながらも、フェロモンは落とさない優れもの。制菌作用が強く唾液や精液の成分を皮膚に残しても臭わせない優れものだ。

このアロマ、説明会の時点では、立候補した工場は2か月先の生産からと言っていたが。ヤツは『サンプルお持ち帰りいただき、再度ご検討いただければ』と言っていた。自信が見受けられたが、これは確かにそうだ。2ヶ月先から生産に入るということは、これが再び英樹のもとに手に入るのは最速で3ヶ月後か。あの場にいたアルファ達もこの味を占めてしまったら3ヶ月も待てないに違いない。達也に指示にしなければ。


智則を抱き上げてリビングに向かうと、殿山が既にいた。
智則の惨状を見て青ざめた。
もう一度、警告しておくか?
口を開こうとすると、ヒッと、悲鳴をあげた。智則につけた脅しは中位αに十分な効き目があるようだ。
殿山でこれだ。智則に性的好意を持つ者にはもっと攻撃的なものになる。誰も、智則を奪うことは出来ない。
安堵した。








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