ユメユメノセカイ

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1章

宿屋

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鳥の鳴き声と眩しい朝日でゆっくりと目を開けた、火はもうすっかり消えていた、首もゆっくりと上を向くと、目の前に処置したはずの男の子がいなかった、ばっと、立ち上がる
九条「‥‥‥!どこいったんだ?あの傷まだ治ってないはずなのに、」そう呟くと横から剣が投げられるのを感じ、すぐしゃがんだ、洞穴のかべに[カキーン!]と音を立てて剣がすぐそばに落ちる、
九条「寝起き早々襲うの‥かい、手当てしてあげたのに‥」そう、洞穴の外にいる金髪の男の子に問いかける男の子は昨日と同じように鋭い目をしていた、あの弱々しいのはなくなっていた
男「助けてくれとお願いしたわけではない」そう言い放つ、だけど、昨日の受けた攻撃が残ってたのか、そのあと「うっ‥」と言ってへたりこんでしまった、
九条「あくまでも応急処置しただけよ、まだ、万全な状態ではない、」そう言うと、男の子はバツが悪そうに下を向く、そして少し間を空いたあとに口を開く
男「なんで、そんなに強いんだよ、見たところ、街へ出てきて日が浅い感じじゃん」そう問いかけてきた、
九条「確かにあの人出てきて初日だったからね」そう答えると驚きの目をしていた
男「初日であの力とは何者なんだ‥」そう言葉を振り絞ったように怯えるように言う、ゆっくりと立ち上がり剣の持ち手をもって拾う、
九条「魔王を倒す者‥‥‥と言われたかな王様に」そう答えると、男の子はぎょっとしていた、けれど、すぐ顔付きが戻る
男「強いのは認めるのがその嘘は大抵信じがたいな」そう強く唇をかみしめてるのが分かった
九条「信じないも何も私が一番信じられないよもっとも、この力より別のもんが欲しかったからね」と男の子を横目で見ながら言う。
男「チッ‥‥‥‥いらないなら寄こせよな‥‥‥‥」そう小さくつぶやくが何言ってたか分からなかった、あっと、思い出したかのように私は剣をぶんっと軽く投げる、
男「うおっ」といつつ、持ち手をもって、ガシッと受け取る
九条「そういやあんたの名前聞いてなかったね金髪の男の子ちゃん」そう言うと、
男「絆 キズナ)」そう無愛想に答える
九条「下の名前‥だけ?」不思議そうに聞くと
絆「俺に名字なんてものはない、この名前だけだ、」そう答える、名字答えたくないなにかあるのかはわからなかったがそう、深く知る必要性はないと思いそれ以上は問わないことにした、へたりこんでるのをゆっくり、剣を使い絆は立ち上がる、
九条「ねぇ‥絆‥君、この辺に宿屋知らない?あんたの傷も宿屋にいってなおさんと敵に‥」そう言うと、
絆「こんなもん、宿屋行かなくっても平気、こんな程度で行ってたら金はいくらあっても足りない‥あぁ、王様に頼まれた奴は金たくさん持ってるんだっけ?」そういやみったらしく言う
九条「気に触れるようなこといって、わるいとはおもってる、けれど、心配で物をいってるんだけど?」そう強くいう、確かに、カネがないと宿屋に泊まれないのは流石に経験が浅い私でも知っているけれど、宿屋にも行かずに、この負傷してる状態の人間をここにおいていくのもどうかと思いつつ、
九条「なら、宿屋まで案内してくれない?次の街へ行く方法がわからないんだよね。」そう質問する、絆は嫌な顔をする咄嗟に昨日の勝負の約束を思い出す
九条「勝ったら好きなようにしていいんだよね?言うことは聞いてもらうよ?」そう淡々と言放つ絆はうぐっとなってしまった、そこから話が早かった、準備も早々に済ませ、出発することにした、
絆「‥魔王を倒すものってどうやって決まるんだ?」そう言いつつ、腕に書かれているkという文字を見つける、 
絆「‥‥‥これはっ!」と腕を掴む、
九条「いっ‥‥‥‥‥」強く急に掴まれたため痛みが走る、ばっと、手を払いのける、
絆「これは賢者の印とも呼ばれる‥‥‥‥‥K」総ぶつぶつと言っていた、
九条「突然浮かび上がってきたんだ、試練というものを受けていたら私も不思議だよ、」そう答える
絆(これは、ある純血にしかでてこないはずかのに)何かを考え込んでる様子に見えた、絆刃少し考えたあとにこう言葉を言いかけたが眼の前の街が見えて人影みえてから、少し構え始めた、
九条「どうしたの?」そう絆に聞くと絆は鋭い目に戻り
絆「“盗賊だ”」そう一言で答える、盗賊という言葉は何度も耳にした、武器を手に入れる金のためなら人殺しも問わないとされる生き物だ、
その盗賊のかんじのやつらは、ゆっくりとゆっくりとこちらに向かってくるのが分かった、
絆「何用だ!」と声を大きめに出すと、
盗賊達はゲラゲラゲラと笑う 
「おこちゃまたちがいい武器もってるから、代わりに受け取りにきてやったんよ、」と笑う 絆「はぁ?」強調をして、相手を威嚇をする
九条「できれば、戦わずしてここを通りたいのですが‥‥‥‥‥」そう盗賊に言うと 無理な話だったみたいで突然斧をぶん投げてこちらに来た、さっと横に避けたが、ブーメランみたいに戻ってきた 「フラッシュ!」風と共に斧の動きがとまり ガチャンと下に落ちた盗賊はそれについて一瞬驚いたが髪一発いれずに剣で襲いかかってきた、
絆「おっと、こっちも油断してもらっちゃこまるぜっ!!!」といって剣をとめ 変なぎぃぃぃンという音が鳴り響いている、
九条「くっ‥」みみを軽く塞いだこれが致命的だった、本当にほんの一瞬だった、違う人物が鋭いどい剣でこちらに振りかざす、魔法を唱える暇もない、そのぐらいのスピードだった、ぐっと目をつぶってやられるのを覚悟した、そのとき一人の低めの声した男性の声が聞こえてきた
男「ちょっと、まてお前ら」その言葉に数人の男が動きをとめ、声がした方を振り抜く、私もゆっくりと、まぶたを開ける、
そこには髪色真っ黒で目が青の一つ縛りをした、印象に残る感じというか、オーラがあるような男性が力強く立っていた、
男「何、勝手なことをしている」青い目が鋭く光るソレは絆の鋭い目と比べ物にならないくらいだった、背筋が凍ると言ったほうが正しいのかもしれない
男「戻れ」そう命令する、その盗賊達は
盗賊「だがっ!」と言い訳ったらしく述べようとしたすると、盗賊の男の方に小さなナイフが飛んできて刺さる、その男はうっ、といい、肩を抑え込んで少し体制を崩す、
男「だか、、で?なにがいいたい?答えてみろよ」そうギロリと目を光らす、盗賊達は、そそくさに去っていった、
絆「ギリセーフ‥あぶねぇ‥‥‥‥」そうゼイゼイいきを切らせながら呟くように言う、
男「たぶん、この騒ぎを起こしたからだれと止めてはくれないだろう謝罪の代わりに俺の宿に止まらないか?」そう提案してきた、
九条「明らかに怪しいあんたのもとへ」そういうと、男はわらう
男「おいおい、せっかくのおもてなし、、謝罪だぞ、あとは今日はへんに外をうろつかないほうがいい運が悪いことにあの方が戻ってくる日なんだ、」そういつつ、強引に連れてかれた、
その男の名前はラーヤと名乗った
ラーヤ「あいつらは俺の部下たちだ無礼を失礼した、」そう、片手にコーヒーをもちつつ、口頭で謝る 
絆「取り敢えず、まだ、安心したわけではない、勿論お前にもな、」そう、強く言う
九条「わかってるよ、」そう、そっぽ向いて答える、ところで一つ気になったのはあのお方だ、
九条「あのお方ってなんのことなんだ?」そう質問すると
ラーヤ「知らんほうがいいと答えた、」そう話しているうちにだんだん眠くなってきた、絆はもう寝てるようだった、まさかっと思い、飲んでいたコーヒーに手を掴み、分析能力を発動した、強めの睡眠剤を入れられてた、最初から騙すつもりだったのか、力ないながら上を見み、確認したラ~やはにやっと笑っていた、最後にコーヒーカップをを力ないながら掴んで思いッキしぶん投げて、そこで意識が途切れた。
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