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10度:抑えきれない欲求
37話
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「あるね。京香もそうでしょ?」
迷いなく私は優希の問いに答えた。
「うん。そうだね。私もそう思う」
二人で微笑み合いながら、頭の中でたった一人をお互いに思い浮かべた。
そんなタイミングで、デザートが運ばれてきた。
「それじゃ、デザートを食べますか」
「そうだね。食べよう」
デザートを食べたら、優希との楽しい時間が終わってしまう。
寂しいけれど、今日はとても楽しかった。またいつか…。
でも今はデザートを堪能することにした。まずは一口、口に含んだ。
「デザートも美味しいね」
あまり甘すぎなくて、ちょうど良い味。本当に美味しい…。
「うん。美味しいね」
あまりの美味しさに、手が止まらない。気がついたら、あっという間になくなっていた。
名残り惜しいが、もう優希とはお別れの時間だ。
「…そろそろ帰ろっか」
優希から先に言ってくれた。優希とお別れするのは寂しいが、今はそれ以上に会いたい人がいる。
「そうだね。帰ろっか」
私がそう言った瞬間、お互いに帰り支度を始めた。
すぐさま帰り支度を済ませて、レジまで伝票を持って行った。それぞれ個別でお会計し、お店を出た。
「京香、今日はありがとう。また遊ぼうね」
もちろん、私もまた優希と会いたい。なるべく間を置かずに早く…。
「うん。また遊ぼうね」
「それじゃ、またね。バイバイ」
「うん。またね。バイバイ」
あとでもう一度、改めてお礼を言おう。今日、一緒に過ごして楽しかったから。
その気持ちを胸に抱きつつ、私は今、会いたい人の元へとまっすぐに向かった。
*
いきなり連絡もなしに来てしまった…。
嫌がられたらどうしよう。ちゃんと連絡しておけばよかった。何も考えずにここまで来るとは思わなかった。
でももう来てしまったので、ここで黙って帰るわけにはいかない。勇気を出して、インターフォンを押した。
“ピンポーン”…というよく聞き慣れたチャイムの音が鳴った。すると、すぐにインターフォン越しに慧くんの声が聞こえた。
『はい…』
「私です。京香です…」
驚いたと思う。今日は友達と予定があると断ったのに、サプライズでお家に訪れたから。
『京香さん。来てくれたんですね。今、開けますので、少しだけ待っててください』
そう言ってすぐに玄関の扉を開けてくれた。扉が開いた瞬間、私はすぐに慧くんに抱きついた。
「京香…さん……?!」
慧くんは驚いていた。出会い頭に急に抱きつかれたら、誰しも驚きを隠せないのは当然だ。
「友達と遊んでたんだけど、友達にも彼氏がいてさ。二人で彼氏について話してたら、慧くんに会いたくなっちゃって。それで突然だけど会いに来たの」
一言連絡をしてから来ればいいのに、連絡もせずに来てしまったので、非常識だと思われたかもしれない。
そんな常識を忘れてしまうくらい、慧くんに会いたいという衝動が抑えきれなかった。
「そうだったんですね。会いに来てくれて嬉しいです」
優しく抱きしめ返してくれた。私は更に強く抱きついた。
「京香さん…。俺、今、京香さんが欲しいです」
慧くんの熱い体温が伝わってくる。私はその熱を味わいたい。首を縦に頷いた。
「京香さん……」
熱い目で私を見つめ、まずは優しい触れるだけのキスをした。
そのまま次第にキスが深くなっていき、私は彼のキスに溺れた。
彼のキスに溺れているうちに、彼の手が私の身体に優しく触れていく。もう何も考えられなくなっていき、ひたすら彼の熱に浮かされていく。
こんな玄関で…なんていう考えは終わった後、冷静になってから思うもの。その渦中にいる時は場所なんて目に入らない。
ひたすら求め合うのみ。気がついたらベッドの上にいた。
ベッドの上での方が互いの想いをたくさんぶつけ合えるので、ぶつけ合った。
どうしてこんなにも狂おしく求めてしまうのだろうか。欲しくて欲しくてたまらない。
この熱が冷めるのはきっとかなり遠い未来であろう。暫くの間はこの熱を手放せないと思う。
「慧くん、もっと……っ」
自分から強請って欲してしまう。止まらない欲求は、あなたを狂おしく求めてしまう。
「俺ももっと京香さんが欲しいです」
彼も飢えた獣の目で見つめてくる。互いに止まらない欲求に抑えが効かなくなっている。
「じゃ、もっと抱いて…」
今日は積極的に自分から求めていく。そんな私に驚きつつも、慧くんは応えてくれる。
「いいですよ。俺に抱かれて下さい」
その言葉が嬉しくて。私は慧くんの腕の中で抱かれた。優しい温かい愛に包まれながら…。
「ごめんなさい。まだ足りないです。俺ももっといいですか?」
今度は慧くんがおかわりを要求してきた。今度は私が応えた。
「いいよ。私ももっと欲しい」
私達はお互いの熱を堪能した。熱が冷めるまでずっと…。
*
どうやら疲れてそのまま眠ってしまったみたいだ。気がついたら外がもう真っ暗だ。
まさか時間を忘れるほど、求め合ってしまうなんて。自分にこんな日が訪れるとは思ってもみなかった。
「…ん……、おはよう」
寝ぼけ眼な状態で、慧くんが目を覚ました。そんな姿が可愛くて。思わず笑みが溢れた。
「おはよう。まだ眠い?」
「うん。眠い。京香さんは…?」
「私もちょっと眠いけど、お腹空いちゃった…」
無我夢中になるまで求め合っていたせいか、体力を消費したのでお腹が空いた。
今はお腹を満たすことしか考えられないくらい、お腹が空いている。
「そうですね、俺もお腹が空きました。一旦、起きますか」
ベッドから起き上がり、二人でキッチンへと向かった。
「残り物の食材で簡単なのを作りますけど、それでもいいですか?」
慧くんだって疲れているはずなのに、率先して料理をしてくれる。
突然押し掛けてきた身で、文句なんて言えない。
それに慧くんの手料理が食べられるだけで、私は嬉しい。
「うん、大丈夫だよ。私も手伝うね」
ただ黙って待ってるのは嫌なので、私も手伝うことにした。
「ありがとうございます。こうやって一緒に料理をするのは二度目ですね」
慧くんに言われて気づく。確かにこれが二度目だと。
普段は外食か中食が多い。仕事終わりで会うこともあるし、お休みの日は外へ出かけることもある。
「そうだね。二度目だね」
「いいですね、こういうのも。新婚さんみたいな感じで」
新婚さん…。少なからずとも、彼は私とそういう未来を考えていると捉えてもいいのだろうか。
それにこうやって一緒に料理をするのも悪くない。結構楽しいから。
たまにはお家デートをしてみるのもアリかもしれない。彼の手料理も食べられるし、一緒に料理をすることもできるから。
「そう…ですね。そうなるといいけど」
恥ずかしくて、照れてしまった。
気づいて欲しい。私はあなたとそうなる未来を考えていることを。
「そんな未来が訪れたら、毎日京香さんと一緒に居られるので、幸せですね」
彼の言葉は破壊力満点だ。私を壊すつもりなのだろうか。無自覚で言っていないと信じたい。その言葉には意図がちゃんとあると。
「そ、そんなの、私もだし…」
可愛い反応ができたらいいのに。どうしてこんなにも下手クソなのだろうか。
可愛気があったら良かったのにな。恋愛に不慣れな私は、未だに慣れないことだらけだ。
「可愛い。もう今すぐにでもうちに嫁いでください」
これはプロポーズ?まだちゃんとしたプロポーズは先ってこと?
彼の真意が分からないまま、私は彼の掌の上で転がされているのであった。
迷いなく私は優希の問いに答えた。
「うん。そうだね。私もそう思う」
二人で微笑み合いながら、頭の中でたった一人をお互いに思い浮かべた。
そんなタイミングで、デザートが運ばれてきた。
「それじゃ、デザートを食べますか」
「そうだね。食べよう」
デザートを食べたら、優希との楽しい時間が終わってしまう。
寂しいけれど、今日はとても楽しかった。またいつか…。
でも今はデザートを堪能することにした。まずは一口、口に含んだ。
「デザートも美味しいね」
あまり甘すぎなくて、ちょうど良い味。本当に美味しい…。
「うん。美味しいね」
あまりの美味しさに、手が止まらない。気がついたら、あっという間になくなっていた。
名残り惜しいが、もう優希とはお別れの時間だ。
「…そろそろ帰ろっか」
優希から先に言ってくれた。優希とお別れするのは寂しいが、今はそれ以上に会いたい人がいる。
「そうだね。帰ろっか」
私がそう言った瞬間、お互いに帰り支度を始めた。
すぐさま帰り支度を済ませて、レジまで伝票を持って行った。それぞれ個別でお会計し、お店を出た。
「京香、今日はありがとう。また遊ぼうね」
もちろん、私もまた優希と会いたい。なるべく間を置かずに早く…。
「うん。また遊ぼうね」
「それじゃ、またね。バイバイ」
「うん。またね。バイバイ」
あとでもう一度、改めてお礼を言おう。今日、一緒に過ごして楽しかったから。
その気持ちを胸に抱きつつ、私は今、会いたい人の元へとまっすぐに向かった。
*
いきなり連絡もなしに来てしまった…。
嫌がられたらどうしよう。ちゃんと連絡しておけばよかった。何も考えずにここまで来るとは思わなかった。
でももう来てしまったので、ここで黙って帰るわけにはいかない。勇気を出して、インターフォンを押した。
“ピンポーン”…というよく聞き慣れたチャイムの音が鳴った。すると、すぐにインターフォン越しに慧くんの声が聞こえた。
『はい…』
「私です。京香です…」
驚いたと思う。今日は友達と予定があると断ったのに、サプライズでお家に訪れたから。
『京香さん。来てくれたんですね。今、開けますので、少しだけ待っててください』
そう言ってすぐに玄関の扉を開けてくれた。扉が開いた瞬間、私はすぐに慧くんに抱きついた。
「京香…さん……?!」
慧くんは驚いていた。出会い頭に急に抱きつかれたら、誰しも驚きを隠せないのは当然だ。
「友達と遊んでたんだけど、友達にも彼氏がいてさ。二人で彼氏について話してたら、慧くんに会いたくなっちゃって。それで突然だけど会いに来たの」
一言連絡をしてから来ればいいのに、連絡もせずに来てしまったので、非常識だと思われたかもしれない。
そんな常識を忘れてしまうくらい、慧くんに会いたいという衝動が抑えきれなかった。
「そうだったんですね。会いに来てくれて嬉しいです」
優しく抱きしめ返してくれた。私は更に強く抱きついた。
「京香さん…。俺、今、京香さんが欲しいです」
慧くんの熱い体温が伝わってくる。私はその熱を味わいたい。首を縦に頷いた。
「京香さん……」
熱い目で私を見つめ、まずは優しい触れるだけのキスをした。
そのまま次第にキスが深くなっていき、私は彼のキスに溺れた。
彼のキスに溺れているうちに、彼の手が私の身体に優しく触れていく。もう何も考えられなくなっていき、ひたすら彼の熱に浮かされていく。
こんな玄関で…なんていう考えは終わった後、冷静になってから思うもの。その渦中にいる時は場所なんて目に入らない。
ひたすら求め合うのみ。気がついたらベッドの上にいた。
ベッドの上での方が互いの想いをたくさんぶつけ合えるので、ぶつけ合った。
どうしてこんなにも狂おしく求めてしまうのだろうか。欲しくて欲しくてたまらない。
この熱が冷めるのはきっとかなり遠い未来であろう。暫くの間はこの熱を手放せないと思う。
「慧くん、もっと……っ」
自分から強請って欲してしまう。止まらない欲求は、あなたを狂おしく求めてしまう。
「俺ももっと京香さんが欲しいです」
彼も飢えた獣の目で見つめてくる。互いに止まらない欲求に抑えが効かなくなっている。
「じゃ、もっと抱いて…」
今日は積極的に自分から求めていく。そんな私に驚きつつも、慧くんは応えてくれる。
「いいですよ。俺に抱かれて下さい」
その言葉が嬉しくて。私は慧くんの腕の中で抱かれた。優しい温かい愛に包まれながら…。
「ごめんなさい。まだ足りないです。俺ももっといいですか?」
今度は慧くんがおかわりを要求してきた。今度は私が応えた。
「いいよ。私ももっと欲しい」
私達はお互いの熱を堪能した。熱が冷めるまでずっと…。
*
どうやら疲れてそのまま眠ってしまったみたいだ。気がついたら外がもう真っ暗だ。
まさか時間を忘れるほど、求め合ってしまうなんて。自分にこんな日が訪れるとは思ってもみなかった。
「…ん……、おはよう」
寝ぼけ眼な状態で、慧くんが目を覚ました。そんな姿が可愛くて。思わず笑みが溢れた。
「おはよう。まだ眠い?」
「うん。眠い。京香さんは…?」
「私もちょっと眠いけど、お腹空いちゃった…」
無我夢中になるまで求め合っていたせいか、体力を消費したのでお腹が空いた。
今はお腹を満たすことしか考えられないくらい、お腹が空いている。
「そうですね、俺もお腹が空きました。一旦、起きますか」
ベッドから起き上がり、二人でキッチンへと向かった。
「残り物の食材で簡単なのを作りますけど、それでもいいですか?」
慧くんだって疲れているはずなのに、率先して料理をしてくれる。
突然押し掛けてきた身で、文句なんて言えない。
それに慧くんの手料理が食べられるだけで、私は嬉しい。
「うん、大丈夫だよ。私も手伝うね」
ただ黙って待ってるのは嫌なので、私も手伝うことにした。
「ありがとうございます。こうやって一緒に料理をするのは二度目ですね」
慧くんに言われて気づく。確かにこれが二度目だと。
普段は外食か中食が多い。仕事終わりで会うこともあるし、お休みの日は外へ出かけることもある。
「そうだね。二度目だね」
「いいですね、こういうのも。新婚さんみたいな感じで」
新婚さん…。少なからずとも、彼は私とそういう未来を考えていると捉えてもいいのだろうか。
それにこうやって一緒に料理をするのも悪くない。結構楽しいから。
たまにはお家デートをしてみるのもアリかもしれない。彼の手料理も食べられるし、一緒に料理をすることもできるから。
「そう…ですね。そうなるといいけど」
恥ずかしくて、照れてしまった。
気づいて欲しい。私はあなたとそうなる未来を考えていることを。
「そんな未来が訪れたら、毎日京香さんと一緒に居られるので、幸せですね」
彼の言葉は破壊力満点だ。私を壊すつもりなのだろうか。無自覚で言っていないと信じたい。その言葉には意図がちゃんとあると。
「そ、そんなの、私もだし…」
可愛い反応ができたらいいのに。どうしてこんなにも下手クソなのだろうか。
可愛気があったら良かったのにな。恋愛に不慣れな私は、未だに慣れないことだらけだ。
「可愛い。もう今すぐにでもうちに嫁いでください」
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