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転生美少女、迷子を送り届ける
22話
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そして冒頭に戻る。
どうして、皇帝陛下が此処にいるんだろう?
突然来たみたいだし、やっぱりセリくんを連れ戻しに?後1週間もすれば宮廷に着いていたのに、せっかちだなぁ。
「少々急用でな」
スッと護衛の人に目配せすれば、ささっとその場から離れたところに移動した。
陛下がセリくんをじっと見つめて、さらに緊張した様に固まってしまった。
「茶会の最中に失礼した……窓から、同じ髪色の子供が見えたものだから、思わず……。
セリニオス、息災であったか」
「は、はい。父上も、お変わりないですか?」
「ああ」
「……」
「……」
『………』
気、気まずい。
親子除く一同の心の声が一致したと思う。
どうにか緊張をほぐしてあげなければ始まらないと、セリくんを見下げて頭を撫でる。
猫の様に目を細めて小さく笑うものだからこんな時でも可愛くて仕方ない!!
大丈夫。
そんな意味を込めて笑えば、こくりと頷いて、スススと前に出た。
陛下は視線を合わせる様に膝をついてしゃがみ込んだ。
なんだ、シルの言ってた程、息子に冷たくないじゃん。関心が希薄……違う、きっと不器用で口下手な人だ。
普通の、ごく普通の、父親だ。
「あ…の、ごめんなさい」
「何がだ?」
「誘拐されて、め、迷惑…かけて、」
「迷惑?どうしてそう……違うな。そう思わせてしまったのは余の責任だな」
「ち、ちがっ!」
「お前の事を迷惑だと思った事は一度だって無い。セリニオス、お前がどんな子であっても余の息子だ。
だから、とても心配した。太陽神様が無事だと言って下さっても、姿を見るまで不安だった。
お前が無事で…本当に、良かった」
大きな体が小さな体を覆った。
「生きてる…」
確かめる様にかき抱いて、
「セリニオス」
確かめる様に名を呼んだ。
「父上っ、ちちうえっ!」
小さな声が答える様に、父親の名を呼んだ。
「よかったね、セリくん」
うん、良かった_____。
「_______マユラ殿、息子を救ってくれた事、本当に感謝する。」
皇帝陛下と、大公閣下交えてのティータイムがスタートした。
めんつが、やゔぁい。
一名は緊張でガチガチ石のよう。一名は想定外の事に驚きを隠せていない。
二人とも私の後ろに控えてはいるけど、アンタレスは外させた方が良かったかも知れない。
と言うか、皇帝には大公と同じようにしなのねアンタレス…。
「恐れ入ります」
「セリニオスがよく懐いてる。とても良くしてくれたと聞き及んでる。
本当に、感謝しても仕切れない…。何か礼をと考えたが、太陽神様が、息子と自由に会う許可をやれとしか言わなんだ。何か、望みがあれば言って欲しい。
後日正式な場でも謝礼をしたい」
え…セリくんに好きな時に会える以外要らない。
太陽神様分かってるねぇー。
「本当に、セリく…皇子殿下を保護したのは偶然なんです。だから、お礼とかは…頂けません。
殿下には、恩人じゃ無くて…お姉ちゃんで居たいのです」
「そうか……セリニオスの事はいつも通りに呼んでやってくれ。殿下という度にセリニオスが可哀想な顔をしている」
「えっ、ご、ごめんねセリくん!」
「ん…」
「やだった?もう言わない‼︎」
まじかよセリくん可愛すぎかよ!!!!
ぎゅうぎゅう抱きつかれて、私はもう瀕死です。死因がセリくんとか本望すぎる。
「セリくん、お姉ちゃんのこと許してくれる?」
「ん、良いよ」
「ん“ん“ン”」
取り敢えず私の膝の上と言うセリくん定位置に移動して来たので、頭に手を乗せた。
髪は毎日柑橘系の香油を塗りこんで梳かして、サラサラツヤツヤふわふわである。
美味しそうな良い匂い。努力の甲斐あった!
最近のセリくんの可愛さに磨きが掛かってるのは私のお陰です!褒めて!!
「あ、でしたら…」
「何だ?」
「セリくんに私が魔法を教える事は出来ませんか?
と言っても、もう魔力操作と下級魔法を少しだけ教えていて…このまま続けたいと思ってるんですけど、許可して下さいませんか?」
「良いのか?」
「勿論です。飲み込みも早いし、凄いんですセリくんは。
水系の魔法に強い適性があり、魔眼の相性も良いです。
魔法に特化した私が教えるのが一番かと」
「ではよろしく頼む。良いか?セリニオス」
「はい!」
「ありがとうございます陛下!」
もうちょっと実力見せてからじゃないとしぶられると思ってたのに。
太陽神様が何か言った?…まあいっか。
セリくんとやったねーっと顔を見合わせて喜んでおこう。
「それより、そこの二人は?」
「この二人は私の従者です。セリくんを一緒に保護して此処まで連れて来ました」
嘘は言ってない!本当の事も言ってないだけで!!
「黒髪の方がアンタレス。隣にいるのがヴァルフゴールです」
「……アンタレス?…血濡れの赤星か」
「あっ、アンタレスは、指名手配人ですが…えっと、今は私の従者です。悪事は今後二度と働かないと契約しています」
「…アンタレスの罪例は悪事に手を染めた貴族の暗殺が主だ。他は気分屋の悪戯程度のことだったか?
……良い、其奴もセリニオスの恩人なのだろう?なら良い」
「感謝します陛下」
後ろでアンタレスも頭を下げる。
ほっと息を吐いた。すぐにでも捕えられるのにしないって事は、今後何もない限り大丈夫な筈。
アンタレスに名誉挽回の功績を上げさせたら良い。それは私の隣に居る方が手っ取り早い。
「その二人にも何か褒美を与えねばな。考えておいてくれ」
皇帝陛下太っ腹~!!!
懐が深い~、キャーなんて黄色い声援を上げたいところだ。
そんな事したら、無礼だなんだと牢屋にぶち込まれる事待ったなしだろうけど。
ブリザードの様な太陽の目で見下ろされて、体の芯まで冷え固まってしまいそう。
「セリニオス、それが気に入ってるのか?」
唐突にセリくんを見ていた陛下が問いかけた。
セリくんの手には私が作ったシロップを入れて作った飴。
きょとんと陛下を見た後、にっこりと笑って一粒を陛下に差し出した。
黄色いからレモン味かな。
受け取った陛下は何の躊躇いもなくそれを口に入れた。
護衛さんも私もびっくりである。いや毒なんて入れないけど!
「ヘ、陛下!」
「ん、中々に美味だな。レモか?何と言う菓子だ?」
護衛さんの言葉を無視する姿に、思わず笑ってしまいそうになった。
「アメだよ!」
「アメ…そうか」
「お姉ちゃんが作ったの!他にもストベリーとか、オーレンの味とかもあるよ!」
「そうなのか」
「お恥ずかしながら…大したものでもないので」
「いや、コレはとても美味いと思う。そうか、其方が作ったのか…。
セリニオスが喜ぶのもわかる」
コロコロと口の中に転がして食べる姿はシュールだ。
セリくんの食べるとこ見てたから口の中に入れてすぐ噛み砕くなんて事もしなかった。あの二人はガリっとやって歯が欠ける思いをしたのだ。
勿論バッチリ見てたから爆笑したよ。
「お姉ちゃんね!いっぱいいっぱい美味しいの作ってくれたんだ!凄いの!」
「そうか」
言葉数は少ないけど、小さく微笑んで頷く姿に冷たいものは感じ取れない。
セリくんも、良い風に転がった。
何処からどう見ても学校であった事を楽しげに父親に話す子供だ。ぎこちなさはない。
「旅はどうだった」
「あのね、荷馬車で移動してたんだけど、魔物避けのお陰で怖いのは全然出てこなかった!街についてね、お買い物して、屋台回って、宿でお姉ちゃんと一緒に寝たんだ!
お話聞かせてくれた!
ヴァルフさんの剣がかっこよくて、アンタレスさんの黒い魔法も凄かった!でもお姉ちゃんの魔法が1番凄い!お魚さんとか、猫とか、鳥とか、すいすい~って水で作っちゃったの!
僕ね、あんな風にできる様になりたい!!」
キラキラとした目で語って、陛下はうんうんと頷く。
純粋に褒められまくって照れる。
得意気に「ね!お姉ちゃん凄いよね!」って顔で見上げられる。
恥ずかしいからやめておくれ。はにかみながら、その可愛く色づいたほっぺたをつんつんしといた。お餅より柔らかい。
そうだフルーツ大福作ろう。てか米を探そう。転生者なのに米探そうって全く思わなかったね。純日本人な私は米よりパン派らしかった。
「なりたいもののイメージがあるのは良い事だ。良く励みなさい」
「うん!」
まじで、皇帝陛下がさっきと別人のように見える。流石セリくん。氷を溶かす太陽!春の訪れを知らせる天使!!
空気の様に気配を消していた大公閣下は、雪解けた表情の皇帝を見て誰だこの人と何回も目を擦って見ていたのは見なかったことにするよ!
どうして、皇帝陛下が此処にいるんだろう?
突然来たみたいだし、やっぱりセリくんを連れ戻しに?後1週間もすれば宮廷に着いていたのに、せっかちだなぁ。
「少々急用でな」
スッと護衛の人に目配せすれば、ささっとその場から離れたところに移動した。
陛下がセリくんをじっと見つめて、さらに緊張した様に固まってしまった。
「茶会の最中に失礼した……窓から、同じ髪色の子供が見えたものだから、思わず……。
セリニオス、息災であったか」
「は、はい。父上も、お変わりないですか?」
「ああ」
「……」
「……」
『………』
気、気まずい。
親子除く一同の心の声が一致したと思う。
どうにか緊張をほぐしてあげなければ始まらないと、セリくんを見下げて頭を撫でる。
猫の様に目を細めて小さく笑うものだからこんな時でも可愛くて仕方ない!!
大丈夫。
そんな意味を込めて笑えば、こくりと頷いて、スススと前に出た。
陛下は視線を合わせる様に膝をついてしゃがみ込んだ。
なんだ、シルの言ってた程、息子に冷たくないじゃん。関心が希薄……違う、きっと不器用で口下手な人だ。
普通の、ごく普通の、父親だ。
「あ…の、ごめんなさい」
「何がだ?」
「誘拐されて、め、迷惑…かけて、」
「迷惑?どうしてそう……違うな。そう思わせてしまったのは余の責任だな」
「ち、ちがっ!」
「お前の事を迷惑だと思った事は一度だって無い。セリニオス、お前がどんな子であっても余の息子だ。
だから、とても心配した。太陽神様が無事だと言って下さっても、姿を見るまで不安だった。
お前が無事で…本当に、良かった」
大きな体が小さな体を覆った。
「生きてる…」
確かめる様にかき抱いて、
「セリニオス」
確かめる様に名を呼んだ。
「父上っ、ちちうえっ!」
小さな声が答える様に、父親の名を呼んだ。
「よかったね、セリくん」
うん、良かった_____。
「_______マユラ殿、息子を救ってくれた事、本当に感謝する。」
皇帝陛下と、大公閣下交えてのティータイムがスタートした。
めんつが、やゔぁい。
一名は緊張でガチガチ石のよう。一名は想定外の事に驚きを隠せていない。
二人とも私の後ろに控えてはいるけど、アンタレスは外させた方が良かったかも知れない。
と言うか、皇帝には大公と同じようにしなのねアンタレス…。
「恐れ入ります」
「セリニオスがよく懐いてる。とても良くしてくれたと聞き及んでる。
本当に、感謝しても仕切れない…。何か礼をと考えたが、太陽神様が、息子と自由に会う許可をやれとしか言わなんだ。何か、望みがあれば言って欲しい。
後日正式な場でも謝礼をしたい」
え…セリくんに好きな時に会える以外要らない。
太陽神様分かってるねぇー。
「本当に、セリく…皇子殿下を保護したのは偶然なんです。だから、お礼とかは…頂けません。
殿下には、恩人じゃ無くて…お姉ちゃんで居たいのです」
「そうか……セリニオスの事はいつも通りに呼んでやってくれ。殿下という度にセリニオスが可哀想な顔をしている」
「えっ、ご、ごめんねセリくん!」
「ん…」
「やだった?もう言わない‼︎」
まじかよセリくん可愛すぎかよ!!!!
ぎゅうぎゅう抱きつかれて、私はもう瀕死です。死因がセリくんとか本望すぎる。
「セリくん、お姉ちゃんのこと許してくれる?」
「ん、良いよ」
「ん“ん“ン”」
取り敢えず私の膝の上と言うセリくん定位置に移動して来たので、頭に手を乗せた。
髪は毎日柑橘系の香油を塗りこんで梳かして、サラサラツヤツヤふわふわである。
美味しそうな良い匂い。努力の甲斐あった!
最近のセリくんの可愛さに磨きが掛かってるのは私のお陰です!褒めて!!
「あ、でしたら…」
「何だ?」
「セリくんに私が魔法を教える事は出来ませんか?
と言っても、もう魔力操作と下級魔法を少しだけ教えていて…このまま続けたいと思ってるんですけど、許可して下さいませんか?」
「良いのか?」
「勿論です。飲み込みも早いし、凄いんですセリくんは。
水系の魔法に強い適性があり、魔眼の相性も良いです。
魔法に特化した私が教えるのが一番かと」
「ではよろしく頼む。良いか?セリニオス」
「はい!」
「ありがとうございます陛下!」
もうちょっと実力見せてからじゃないとしぶられると思ってたのに。
太陽神様が何か言った?…まあいっか。
セリくんとやったねーっと顔を見合わせて喜んでおこう。
「それより、そこの二人は?」
「この二人は私の従者です。セリくんを一緒に保護して此処まで連れて来ました」
嘘は言ってない!本当の事も言ってないだけで!!
「黒髪の方がアンタレス。隣にいるのがヴァルフゴールです」
「……アンタレス?…血濡れの赤星か」
「あっ、アンタレスは、指名手配人ですが…えっと、今は私の従者です。悪事は今後二度と働かないと契約しています」
「…アンタレスの罪例は悪事に手を染めた貴族の暗殺が主だ。他は気分屋の悪戯程度のことだったか?
……良い、其奴もセリニオスの恩人なのだろう?なら良い」
「感謝します陛下」
後ろでアンタレスも頭を下げる。
ほっと息を吐いた。すぐにでも捕えられるのにしないって事は、今後何もない限り大丈夫な筈。
アンタレスに名誉挽回の功績を上げさせたら良い。それは私の隣に居る方が手っ取り早い。
「その二人にも何か褒美を与えねばな。考えておいてくれ」
皇帝陛下太っ腹~!!!
懐が深い~、キャーなんて黄色い声援を上げたいところだ。
そんな事したら、無礼だなんだと牢屋にぶち込まれる事待ったなしだろうけど。
ブリザードの様な太陽の目で見下ろされて、体の芯まで冷え固まってしまいそう。
「セリニオス、それが気に入ってるのか?」
唐突にセリくんを見ていた陛下が問いかけた。
セリくんの手には私が作ったシロップを入れて作った飴。
きょとんと陛下を見た後、にっこりと笑って一粒を陛下に差し出した。
黄色いからレモン味かな。
受け取った陛下は何の躊躇いもなくそれを口に入れた。
護衛さんも私もびっくりである。いや毒なんて入れないけど!
「ヘ、陛下!」
「ん、中々に美味だな。レモか?何と言う菓子だ?」
護衛さんの言葉を無視する姿に、思わず笑ってしまいそうになった。
「アメだよ!」
「アメ…そうか」
「お姉ちゃんが作ったの!他にもストベリーとか、オーレンの味とかもあるよ!」
「そうなのか」
「お恥ずかしながら…大したものでもないので」
「いや、コレはとても美味いと思う。そうか、其方が作ったのか…。
セリニオスが喜ぶのもわかる」
コロコロと口の中に転がして食べる姿はシュールだ。
セリくんの食べるとこ見てたから口の中に入れてすぐ噛み砕くなんて事もしなかった。あの二人はガリっとやって歯が欠ける思いをしたのだ。
勿論バッチリ見てたから爆笑したよ。
「お姉ちゃんね!いっぱいいっぱい美味しいの作ってくれたんだ!凄いの!」
「そうか」
言葉数は少ないけど、小さく微笑んで頷く姿に冷たいものは感じ取れない。
セリくんも、良い風に転がった。
何処からどう見ても学校であった事を楽しげに父親に話す子供だ。ぎこちなさはない。
「旅はどうだった」
「あのね、荷馬車で移動してたんだけど、魔物避けのお陰で怖いのは全然出てこなかった!街についてね、お買い物して、屋台回って、宿でお姉ちゃんと一緒に寝たんだ!
お話聞かせてくれた!
ヴァルフさんの剣がかっこよくて、アンタレスさんの黒い魔法も凄かった!でもお姉ちゃんの魔法が1番凄い!お魚さんとか、猫とか、鳥とか、すいすい~って水で作っちゃったの!
僕ね、あんな風にできる様になりたい!!」
キラキラとした目で語って、陛下はうんうんと頷く。
純粋に褒められまくって照れる。
得意気に「ね!お姉ちゃん凄いよね!」って顔で見上げられる。
恥ずかしいからやめておくれ。はにかみながら、その可愛く色づいたほっぺたをつんつんしといた。お餅より柔らかい。
そうだフルーツ大福作ろう。てか米を探そう。転生者なのに米探そうって全く思わなかったね。純日本人な私は米よりパン派らしかった。
「なりたいもののイメージがあるのは良い事だ。良く励みなさい」
「うん!」
まじで、皇帝陛下がさっきと別人のように見える。流石セリくん。氷を溶かす太陽!春の訪れを知らせる天使!!
空気の様に気配を消していた大公閣下は、雪解けた表情の皇帝を見て誰だこの人と何回も目を擦って見ていたのは見なかったことにするよ!
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生暖かい目で見て下されば幸いです。
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