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転生美少女、迷子を送り届ける
19話
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セリくんは、魔力は持ってる。才能の有無は分からないけど、魔眼はあるって聞いたし、それ系統の魔法なら得意だと思う。
あ、魔眼と言うのは、固有の魔法やスキルが刻まれた瞳の事ね。私の鑑定眼みたいなやつが一般的で、すっごく強力な固有魔法から、目を合わしただけで精神支配する様な魔眼まである。
鑑定眼は隠蔽系は一切効かない。ステータスの閲覧までできる日常で役に立つものです!
セリくんの魔眼は……氷結魔法の魔眼だね。
“細氷”
漢字だけだと、あんまりってイメージだよね?太陽の下でキラキラ輝く氷がダイヤモンドの様に見えるってのが由来だけど、“細氷”はその小さな氷が物や人に接触すればそこから氷が広がって凍結する。しかも広範囲だから逃れるのはほぼ不可能。
アイスで頭がキーンってなってた子がこんなに凄い魔眼の持ち主だったとは驚きだね。
目の色から炎系の魔眼かと勝手に想像してたよ。
「じゃあ水魔法で簡単な魔法から始めよっか」
「うん!お願いします!」
先生ムーブかましていこうじゃないかー
「魔法は使ったことある?」
「無いよ」
「まず魔力を感じる事からスタートね。セリくんは、魔力的に水系統の適性が強いみたいだから、これ使ってやってみようか」
水の魔石をリングから取り出して、セリくんに持たせる。
同系統の魔力は感じ取りやすいし、媒体として使うのに丁度良い。魔力はこんなのだよ!って言う理解がし易いのだ。
ついでに私の魔力をセリくんの魔力に寄せて、体に流して滞っていたセリくんの魔力循環させる。ほんとは出来ない事だけど…ほら、私だし。
「な、何だろ?この、押し出される感覚…」
普通なら3日は掛かる魔力の理解がこの通り!一瞬でできる時短テクニックだ。
「これが魔力」
セリくんの魔力を私の魔力と混ぜて、発現させる。
透明な水が魔法陣と共に現れ、ぷかぷかと浮く。
「これが初級魔法“水”。
これを操って……“水玉”」
水が球体を作り、荷馬車から外へと発射される。威力は水風船当てられた感じと一緒。もっと魔力を込めたり、速度を早めれば下級魔法“水球”になる。連射できれば足止めとかにも出来る。
“水玉”と“水球”の違いは、人に怪我を負わせられるか否か。って所だね。
「もう一回、今度は1人でやってみて」
「う、ん。…水玉」
「うん、上手。次は、飛ばさないで、動かしてみて」
「うぅ……、あ、できたっ」
再び水を作り出し、丸い球状のままゆっくりと動く。
まだまだ丸の維持も、操作もぎこちないけどまぁまぁ良い方だ。
「できた!
パシャ
あっ!」
気が抜けたのか浮かんでいた水が操作能力を失い、自身の服へと落ちる。
「惜しかったねぇ~、次は気を抜かないでやってみようか。5分維持出来たら休憩ね」
魔法でさっと乾かして、もう一回と指を立てる。
「うん!」
「慣れてきたらこんなのだって出来る様になるよ」
幾つも水を作り出し、いろんな形に変化させる。
飛び跳ねて走る兎、空中を泳ぐ魚、アンタレスの膝に擦り寄る猫、ヴァルフゴールの肩に止まる鳥、戯れる蝶々達。
「うわぁ!わああ!」
「わぉ」
「凄いな…」
感嘆の声を上げたのは、一人だけではなかった。
「凄いでしょ」
「うん!凄い!!」
「魔力操作はこれくらい出来る様にならないとね。私がセリくんの先生なんだから」
ふふんと胸を張る。
普通は魔力操作を極めなくても魔法は扱える。けど、魔法には繊細さを求められる部分もあるから、ゴリ押しで魔力を馬鹿みたいに使って魔法を発現しても魔力の無駄遣いとしか言えない。
魔力を制御し、繊細なコントロールを行う事で最低限の魔力で最高の魔法を扱う事ができる。
「はい、これあげる」
氷で作り上げた豪華な華の彫刻をセリくんに差し出す。
きょとんとした顔で受け取って、でも花は綺麗だから頬を朱に染め綻ばせる。
「こう言う氷の花束とか、好きな子にあげたらきっと凄く喜んでくれるよ」
「そうなの?じゃあお姉ちゃんにあげる!」
「私に?ほんと?」
「ほんとだよ!約束!」
「嬉しいな。じゃあ約束」
小指を差し出せば、またきょとんとした顔をした。
おずおずと自分の小指を私の指先にちょんとつけて、それが面白くて笑ってしまう。
小指を絡めて、指切りげんまん。
「指切りげんまん嘘ついたら針千本
…私が全部飲む。指切った」
「え!?」
「何処の風習だよ」
「私の故郷。針千本は例えって言うか、謳い文句?
本当は嘘ついた側が飲むんだけど、セリくんは私が飲まない様に頑張って覚えてくれるよね?」
「がんばる!」
貰ったら永久保存しないとね!
力拳を握って太陽の目に炎を彩るのを見て、これは思ったより早くもらえそうだと期待する。
「じゃあ5分維持から、スタート」
実はこの5分維持が、魔力を感知し始めてまだ間もないセリニオスにとって…いや、熟練の魔法使いにとっても過酷としか言いようの無い程精神力共に消耗する事だと言う事に、まだ気がついていない。
可憐な笑顔で鬼の様な授業を始める傍でアンタレスは、この世のものとは思えないモノを見る様な目で二人を傍観する。
外の面は極上の笑みをこさえている。
勿論首を出す事はない。
何故かって?
己のご主人様が「じゃあアンタレスも一緒にやろっか!」等ととち狂った発言をさせない為である。
我が身大事なアンタレスだった。
唯一の救いは同行者の一人であるヴァルフゴールが魔法関連に疎く、マユラの発言に口を出す事を諦めたシルが口を閉ざした事だろう。
純粋無垢なセリニオス。
「5分維持出来たね!じゃあ5分休憩して、10分行ってみようか!」
「はぁ、はぁ、はぁ……うん!」
後世に至高の氷魔法使いとして名を残す歴代最強の皇帝になる事が約束された瞬間である。
どうかそのまま何も知らずに育ってくれ。
切に願うアンタレス。
「二人も一緒にやろっか!セリくんも誰かと一緒にやった方が楽しいよね!」
願いは早々に打ち砕かれた。
ピシリと固まったアンタレスを見て、呑気なご主人様は首を傾げる。
「二人は30分からいってみよう!はいスタート!」
地獄の特訓はまだ始まったばかり。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
荷馬車の荷台に転がりぴくぴくと痙攣する物体三つは、同行者のアンタレス、ヴァルフゴール、セリニオスことセリくん。
「ねぇまだ一時間しか経ってないよー?」
「も、むり…」
「同じく」
「………」
「セリくん、寝るならもっと寝心地の良いところで寝なさい」
ぴくりとも動かないし、疲れちゃったのね。
抱き上げて、魔力を回復させてから膝の上に頭を乗せる。
セリくんはまぁ15分維持できる様になったしまだ良いとしても、この二人はまだ50分も経ってないよ。
「嘘だろ…」
「あれを寝たって捉えてるの???」
「二人とも私の従者なんだから、初歩中の初歩の魔法操作くらい、一時間は保ってくれないと。
ヴァルフゴールは魔力が少ないから一時間で良いとしても、アンタレスの魔力はまぁまぁあるから二時間は維持して欲しいよね」
「僕の魔力量がまぁまぁ…」
絶望の入り混じる声色に、二時間くらいどうって事ないと思うんだけどな?と、首を捻る。
「マユラは…どれくらい維持出来るんだ?」
「それ、僕も知りたい…」
「私?……うーん、半永久?魔力は自然から補えば良いから工夫すれば死んだ後もずっと維持出来ると思うよ?」
「………」
「………」
もう何も言うまい。
そんな意志が感じ取られた。
私はそこまでのクオリティは求めてないよ全く。失礼な野郎達め。
(シルもそう思うでしょ)
『………』
…うん、君からも同じ意志を感じたよ。
似たもの同士だね君達。
取り敢えず、今日は頑張ったねって事でフルーツシロップを水で割ったジュースを差し出した。
セリくんには内緒だよ?
実を言うと、先程の時から小一時間ずっと水の動物達を出していたのだが、マユラはその存在をすっかり忘れたまま無意識下で操作し続けていた。
無意識に気がついているのはこの場にシルだけであるとここに提言しておく。
後からアンタレスもそれに気がつき顔を真っ青にしてジュースを吹き出したのは言うまでもない。
あ、魔眼と言うのは、固有の魔法やスキルが刻まれた瞳の事ね。私の鑑定眼みたいなやつが一般的で、すっごく強力な固有魔法から、目を合わしただけで精神支配する様な魔眼まである。
鑑定眼は隠蔽系は一切効かない。ステータスの閲覧までできる日常で役に立つものです!
セリくんの魔眼は……氷結魔法の魔眼だね。
“細氷”
漢字だけだと、あんまりってイメージだよね?太陽の下でキラキラ輝く氷がダイヤモンドの様に見えるってのが由来だけど、“細氷”はその小さな氷が物や人に接触すればそこから氷が広がって凍結する。しかも広範囲だから逃れるのはほぼ不可能。
アイスで頭がキーンってなってた子がこんなに凄い魔眼の持ち主だったとは驚きだね。
目の色から炎系の魔眼かと勝手に想像してたよ。
「じゃあ水魔法で簡単な魔法から始めよっか」
「うん!お願いします!」
先生ムーブかましていこうじゃないかー
「魔法は使ったことある?」
「無いよ」
「まず魔力を感じる事からスタートね。セリくんは、魔力的に水系統の適性が強いみたいだから、これ使ってやってみようか」
水の魔石をリングから取り出して、セリくんに持たせる。
同系統の魔力は感じ取りやすいし、媒体として使うのに丁度良い。魔力はこんなのだよ!って言う理解がし易いのだ。
ついでに私の魔力をセリくんの魔力に寄せて、体に流して滞っていたセリくんの魔力循環させる。ほんとは出来ない事だけど…ほら、私だし。
「な、何だろ?この、押し出される感覚…」
普通なら3日は掛かる魔力の理解がこの通り!一瞬でできる時短テクニックだ。
「これが魔力」
セリくんの魔力を私の魔力と混ぜて、発現させる。
透明な水が魔法陣と共に現れ、ぷかぷかと浮く。
「これが初級魔法“水”。
これを操って……“水玉”」
水が球体を作り、荷馬車から外へと発射される。威力は水風船当てられた感じと一緒。もっと魔力を込めたり、速度を早めれば下級魔法“水球”になる。連射できれば足止めとかにも出来る。
“水玉”と“水球”の違いは、人に怪我を負わせられるか否か。って所だね。
「もう一回、今度は1人でやってみて」
「う、ん。…水玉」
「うん、上手。次は、飛ばさないで、動かしてみて」
「うぅ……、あ、できたっ」
再び水を作り出し、丸い球状のままゆっくりと動く。
まだまだ丸の維持も、操作もぎこちないけどまぁまぁ良い方だ。
「できた!
パシャ
あっ!」
気が抜けたのか浮かんでいた水が操作能力を失い、自身の服へと落ちる。
「惜しかったねぇ~、次は気を抜かないでやってみようか。5分維持出来たら休憩ね」
魔法でさっと乾かして、もう一回と指を立てる。
「うん!」
「慣れてきたらこんなのだって出来る様になるよ」
幾つも水を作り出し、いろんな形に変化させる。
飛び跳ねて走る兎、空中を泳ぐ魚、アンタレスの膝に擦り寄る猫、ヴァルフゴールの肩に止まる鳥、戯れる蝶々達。
「うわぁ!わああ!」
「わぉ」
「凄いな…」
感嘆の声を上げたのは、一人だけではなかった。
「凄いでしょ」
「うん!凄い!!」
「魔力操作はこれくらい出来る様にならないとね。私がセリくんの先生なんだから」
ふふんと胸を張る。
普通は魔力操作を極めなくても魔法は扱える。けど、魔法には繊細さを求められる部分もあるから、ゴリ押しで魔力を馬鹿みたいに使って魔法を発現しても魔力の無駄遣いとしか言えない。
魔力を制御し、繊細なコントロールを行う事で最低限の魔力で最高の魔法を扱う事ができる。
「はい、これあげる」
氷で作り上げた豪華な華の彫刻をセリくんに差し出す。
きょとんとした顔で受け取って、でも花は綺麗だから頬を朱に染め綻ばせる。
「こう言う氷の花束とか、好きな子にあげたらきっと凄く喜んでくれるよ」
「そうなの?じゃあお姉ちゃんにあげる!」
「私に?ほんと?」
「ほんとだよ!約束!」
「嬉しいな。じゃあ約束」
小指を差し出せば、またきょとんとした顔をした。
おずおずと自分の小指を私の指先にちょんとつけて、それが面白くて笑ってしまう。
小指を絡めて、指切りげんまん。
「指切りげんまん嘘ついたら針千本
…私が全部飲む。指切った」
「え!?」
「何処の風習だよ」
「私の故郷。針千本は例えって言うか、謳い文句?
本当は嘘ついた側が飲むんだけど、セリくんは私が飲まない様に頑張って覚えてくれるよね?」
「がんばる!」
貰ったら永久保存しないとね!
力拳を握って太陽の目に炎を彩るのを見て、これは思ったより早くもらえそうだと期待する。
「じゃあ5分維持から、スタート」
実はこの5分維持が、魔力を感知し始めてまだ間もないセリニオスにとって…いや、熟練の魔法使いにとっても過酷としか言いようの無い程精神力共に消耗する事だと言う事に、まだ気がついていない。
可憐な笑顔で鬼の様な授業を始める傍でアンタレスは、この世のものとは思えないモノを見る様な目で二人を傍観する。
外の面は極上の笑みをこさえている。
勿論首を出す事はない。
何故かって?
己のご主人様が「じゃあアンタレスも一緒にやろっか!」等ととち狂った発言をさせない為である。
我が身大事なアンタレスだった。
唯一の救いは同行者の一人であるヴァルフゴールが魔法関連に疎く、マユラの発言に口を出す事を諦めたシルが口を閉ざした事だろう。
純粋無垢なセリニオス。
「5分維持出来たね!じゃあ5分休憩して、10分行ってみようか!」
「はぁ、はぁ、はぁ……うん!」
後世に至高の氷魔法使いとして名を残す歴代最強の皇帝になる事が約束された瞬間である。
どうかそのまま何も知らずに育ってくれ。
切に願うアンタレス。
「二人も一緒にやろっか!セリくんも誰かと一緒にやった方が楽しいよね!」
願いは早々に打ち砕かれた。
ピシリと固まったアンタレスを見て、呑気なご主人様は首を傾げる。
「二人は30分からいってみよう!はいスタート!」
地獄の特訓はまだ始まったばかり。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
荷馬車の荷台に転がりぴくぴくと痙攣する物体三つは、同行者のアンタレス、ヴァルフゴール、セリニオスことセリくん。
「ねぇまだ一時間しか経ってないよー?」
「も、むり…」
「同じく」
「………」
「セリくん、寝るならもっと寝心地の良いところで寝なさい」
ぴくりとも動かないし、疲れちゃったのね。
抱き上げて、魔力を回復させてから膝の上に頭を乗せる。
セリくんはまぁ15分維持できる様になったしまだ良いとしても、この二人はまだ50分も経ってないよ。
「嘘だろ…」
「あれを寝たって捉えてるの???」
「二人とも私の従者なんだから、初歩中の初歩の魔法操作くらい、一時間は保ってくれないと。
ヴァルフゴールは魔力が少ないから一時間で良いとしても、アンタレスの魔力はまぁまぁあるから二時間は維持して欲しいよね」
「僕の魔力量がまぁまぁ…」
絶望の入り混じる声色に、二時間くらいどうって事ないと思うんだけどな?と、首を捻る。
「マユラは…どれくらい維持出来るんだ?」
「それ、僕も知りたい…」
「私?……うーん、半永久?魔力は自然から補えば良いから工夫すれば死んだ後もずっと維持出来ると思うよ?」
「………」
「………」
もう何も言うまい。
そんな意志が感じ取られた。
私はそこまでのクオリティは求めてないよ全く。失礼な野郎達め。
(シルもそう思うでしょ)
『………』
…うん、君からも同じ意志を感じたよ。
似たもの同士だね君達。
取り敢えず、今日は頑張ったねって事でフルーツシロップを水で割ったジュースを差し出した。
セリくんには内緒だよ?
実を言うと、先程の時から小一時間ずっと水の動物達を出していたのだが、マユラはその存在をすっかり忘れたまま無意識下で操作し続けていた。
無意識に気がついているのはこの場にシルだけであるとここに提言しておく。
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