18 / 60
転生美少女、迷子を送り届ける
16話
しおりを挟む
さて!
迷子の少年を無事お家まで帰す事をお願えされたけど、すぐじゃなくて良いよね!と思って連れ回す算段を企てる魔法使いマユラ、16歳です!
現在ヒペリオン帝国、又の名を太陽帝国の辺境の町、アスピタ(盾と言う意味らしい)に着いた私たち一向。
ちょっと凄い覚醒遺伝子持ち大剣士のヴァルフゴール、
全国指名手配される暗殺者のアンタレス、
ラブリーキュートな第一皇子セリニオス、
相棒シル、
チートな人外魔法使い兼冒険者の私!
いやぁ、凄い。ある意味凄いぞこの一行。
目の端に見えた物に視線を向ける。
何アレ!
「あ、あの食べ物何!?買ってくる!」
「ぼ、僕も!」
「待て世間知らず共」
「買い物は後。ギルドで素材を換金してからにしよう?」
首根っこ掴まれる。私猫じゃないんだけど。
ぶらんと持ち上げられて、気分は子猫だ。ん?そんな可愛いもんじゃないか。
「分かったぁ」
「本当は中までついて行ってあげたいけど、僕は指名手配的な理由で入れないから、ちびっ子の面倒見とくよー」
「ちびっ子って言うな」
「チビ助?」
「チビ助じゃない!」
ギャイギャイ騒ぎ始める。
アンタレスは煽らないと気が済まないのかな??
「じゃあ行くぞー」
「ヴァルフゴールは入れるんだ」
「これでも一応元冒険者だ」
「ランクは?」
「あー……Cだったか?」
「じゃあ凄い方だ」
Cって、ベテランの中では下のイメージがある。一人前?みたいな。
年齢として例えるなら成人?まだまだひよっ子って呼ばれるやつ。
私も早くSランクとか行きたい。
「お前が規格外なだけだからな。常人がCまだ行けたら万々歳だ。
何でお前がまだC止まりなんだ」
「ヴァルフゴールは常人じゃないよ。ヴァルフゴールは強くなる。絶対」
あのステータスで常人とかそれこそありえないよ。
確かに今はデバブとか、血の覚醒がまだなのもあって弱いけど、十分強くなる。
「お前のその自信は何処からくる」
「見る目はあります」
「へーへー、信じてやるよ」
手っ取り早く換金を済ませて、ギルドを出る。
私を見てから見出そうとした冒険者は、私の後についてきたヴァルフゴールを見て辞めた。
見るからに体格に恵まれて、大柄で強そうで、大剣もブンブン振り回す人間なのに、自己評価が低いよね。
「その大剣、新調とかする?」
「まだ使えるから、大丈夫だ」
「でもボロボロだよ?」
そう、この大剣見た目がかなりボロボロなのだ。刃こぼれしていたのは見かねて直した。よくあれで今まで戦ったよ。
てかもう切れ味悪すぎて鈍器として使用してたよね君?
「大事な従者2号にそんな物持たせられません」
「じゃあ、俺と契約した後に新しいのくれ」
「今じゃなくて良いの?」
「ああ」
お願いされたなら仕方ないよね。
渋々頷いて、一応壊れない様に付与をかけておいた。
あー、こんなガラクタに付与なんて勿体無い!
魔剣とか作れるかな?作ろうかな!?
(シル、魔剣ってつくれる?)
『核となるAランク以上の純度の高い魔石を用意して下さい』
(無い!)
『話はそこからです』
(冷たい!)
『今作るのは危険という事ですよ』
(どうして?)
『普通の魔石で作ろうとして主の魔力に耐えかねて魔石が大爆発を起こす未来が見えました』
(物騒!)
やっぱり辞めておこう!
こういうのはプロに任せるべきだね。
うんうんと頷きながら、また変なこと考えてたなって顔で見られるのを華麗にスルーを決め込む。
「お待たせー」
「ん、どのくらいで売れたの?」
「それが凄いよー」
こそっと耳打ちする。
お金の話って外でしない方がいいからね。誰が聞いてるか分からないもん。
ご近所さんとかすぐ言いふらすから怖いよね。
「何と大金貨五枚と金貨九枚。口座に入れたから今あるのは金貨五枚だけだね。後ランクがCまで上がった!」
「結構行ったね。Cランク?おめでとう。まだCなんだ」
何でヴァルフゴールとおんなじこと言うの?
私自体Sランクとかあっても良いと思ってるけど、そこまでこの二人に強い魔法とか色々は見せてないんだけど?
「色々足りないだろうから、取り敢えずはい、お小遣い」
「えー、僕一応お金持ちなんだけど…」
「経費ですー。ヴァルフゴールも受け取ったんだから要らないとは言わせない」
「生憎俺はお前と違ってほぼ無一文なんでな」
「威張る事じゃないよ」
旅ってほら、色々大変じゃん?
まず、人数分の食料の調達。水は魔法で出すからいらないよ。甘味とかもいるよねー。
服は数日分用意する。同じ服で何日も過ごすとか正気の沙汰じゃない。下着は毎日変えて一日置きでいいから体を洗ってくれ頼む。
後娯楽用?荷馬車の中暇すぎるし、セリくんの遊べるものあった方がいいと思う。
荷馬車を引く馬にはちゃんといい鞍と手綱を購入した。後君たちの美味しいご飯も買ったから頑張って歩いてね。
後は私の目についたものを買っていく浪費と、セリくんのわたあめが食べたい欲望を叶えて終わった。
箱詰めにされた普通の白いわたあめが銅貨六枚(6000ベル)とか、砂糖がどれだけ貴重か物語ってるね。
あと、この町に大浴場があった!ここに永住したいと考えるほど衝撃だった。ありがとうアスピタ!!
久々の湯船を堪能して、宿に一泊素泊まりする事にする。
あ、二人部屋をニ部屋借りて、私(+シル)とセリくん、ヴァルフゴールとアンタレスと言う分かれ方だ。
大部屋はあったけど、流石に私もそこまで馬鹿じゃないから選ばなかったよ。
そこまで世間知らずじゃなくて安心したと心から安堵されたよ。
乙女として屈辱!
「セリくん、お話ししてあげよっか」
「うん、お話しして!」
「どんなお話にしようかな…」
王道のシンデレラとか白雪姫?男の子だから、もっと冒険の話とかの方がいいから…
あ、あれにしよう。
「____ある所に、好奇心旺盛で元気で明るい10歳の男の子がいました。
男の子は今日、旅の相棒を連れて旅に出る大事な日に寝坊をしてしまいました……」
やっぱり皆んな好きだよね。
十人中九人のキッズは絶対好き。間違いない。
うとうとと瞼を閉じるのに抗う姿を見て、頭を撫でる。
ニコリと微笑めば、安心した様にふにゃりと笑う。
「まだ、ねたくないのに…」
「おやすみセリくん。
いい夢を」
額にキスを落とせば、夢の国に旅立った。
毛布を深くかけてあげて、サラリと髪を撫でてから窓辺へと移動した。
空に月が二つ浮かんでるのを見れば、やっぱり異世界なんだなーって毎回思う。
窓の淵に腰を下ろし、月明かりを頼りに『薬の全て』を読み進める。
今の所薬を作れるって言う実感はないけど知識は身についてる。
ゆっくり覚えていこう。
この知識でまず、化粧水作りからスタートだ!!!
_____野望はまだまだ先の話。
迷子の少年を無事お家まで帰す事をお願えされたけど、すぐじゃなくて良いよね!と思って連れ回す算段を企てる魔法使いマユラ、16歳です!
現在ヒペリオン帝国、又の名を太陽帝国の辺境の町、アスピタ(盾と言う意味らしい)に着いた私たち一向。
ちょっと凄い覚醒遺伝子持ち大剣士のヴァルフゴール、
全国指名手配される暗殺者のアンタレス、
ラブリーキュートな第一皇子セリニオス、
相棒シル、
チートな人外魔法使い兼冒険者の私!
いやぁ、凄い。ある意味凄いぞこの一行。
目の端に見えた物に視線を向ける。
何アレ!
「あ、あの食べ物何!?買ってくる!」
「ぼ、僕も!」
「待て世間知らず共」
「買い物は後。ギルドで素材を換金してからにしよう?」
首根っこ掴まれる。私猫じゃないんだけど。
ぶらんと持ち上げられて、気分は子猫だ。ん?そんな可愛いもんじゃないか。
「分かったぁ」
「本当は中までついて行ってあげたいけど、僕は指名手配的な理由で入れないから、ちびっ子の面倒見とくよー」
「ちびっ子って言うな」
「チビ助?」
「チビ助じゃない!」
ギャイギャイ騒ぎ始める。
アンタレスは煽らないと気が済まないのかな??
「じゃあ行くぞー」
「ヴァルフゴールは入れるんだ」
「これでも一応元冒険者だ」
「ランクは?」
「あー……Cだったか?」
「じゃあ凄い方だ」
Cって、ベテランの中では下のイメージがある。一人前?みたいな。
年齢として例えるなら成人?まだまだひよっ子って呼ばれるやつ。
私も早くSランクとか行きたい。
「お前が規格外なだけだからな。常人がCまだ行けたら万々歳だ。
何でお前がまだC止まりなんだ」
「ヴァルフゴールは常人じゃないよ。ヴァルフゴールは強くなる。絶対」
あのステータスで常人とかそれこそありえないよ。
確かに今はデバブとか、血の覚醒がまだなのもあって弱いけど、十分強くなる。
「お前のその自信は何処からくる」
「見る目はあります」
「へーへー、信じてやるよ」
手っ取り早く換金を済ませて、ギルドを出る。
私を見てから見出そうとした冒険者は、私の後についてきたヴァルフゴールを見て辞めた。
見るからに体格に恵まれて、大柄で強そうで、大剣もブンブン振り回す人間なのに、自己評価が低いよね。
「その大剣、新調とかする?」
「まだ使えるから、大丈夫だ」
「でもボロボロだよ?」
そう、この大剣見た目がかなりボロボロなのだ。刃こぼれしていたのは見かねて直した。よくあれで今まで戦ったよ。
てかもう切れ味悪すぎて鈍器として使用してたよね君?
「大事な従者2号にそんな物持たせられません」
「じゃあ、俺と契約した後に新しいのくれ」
「今じゃなくて良いの?」
「ああ」
お願いされたなら仕方ないよね。
渋々頷いて、一応壊れない様に付与をかけておいた。
あー、こんなガラクタに付与なんて勿体無い!
魔剣とか作れるかな?作ろうかな!?
(シル、魔剣ってつくれる?)
『核となるAランク以上の純度の高い魔石を用意して下さい』
(無い!)
『話はそこからです』
(冷たい!)
『今作るのは危険という事ですよ』
(どうして?)
『普通の魔石で作ろうとして主の魔力に耐えかねて魔石が大爆発を起こす未来が見えました』
(物騒!)
やっぱり辞めておこう!
こういうのはプロに任せるべきだね。
うんうんと頷きながら、また変なこと考えてたなって顔で見られるのを華麗にスルーを決め込む。
「お待たせー」
「ん、どのくらいで売れたの?」
「それが凄いよー」
こそっと耳打ちする。
お金の話って外でしない方がいいからね。誰が聞いてるか分からないもん。
ご近所さんとかすぐ言いふらすから怖いよね。
「何と大金貨五枚と金貨九枚。口座に入れたから今あるのは金貨五枚だけだね。後ランクがCまで上がった!」
「結構行ったね。Cランク?おめでとう。まだCなんだ」
何でヴァルフゴールとおんなじこと言うの?
私自体Sランクとかあっても良いと思ってるけど、そこまでこの二人に強い魔法とか色々は見せてないんだけど?
「色々足りないだろうから、取り敢えずはい、お小遣い」
「えー、僕一応お金持ちなんだけど…」
「経費ですー。ヴァルフゴールも受け取ったんだから要らないとは言わせない」
「生憎俺はお前と違ってほぼ無一文なんでな」
「威張る事じゃないよ」
旅ってほら、色々大変じゃん?
まず、人数分の食料の調達。水は魔法で出すからいらないよ。甘味とかもいるよねー。
服は数日分用意する。同じ服で何日も過ごすとか正気の沙汰じゃない。下着は毎日変えて一日置きでいいから体を洗ってくれ頼む。
後娯楽用?荷馬車の中暇すぎるし、セリくんの遊べるものあった方がいいと思う。
荷馬車を引く馬にはちゃんといい鞍と手綱を購入した。後君たちの美味しいご飯も買ったから頑張って歩いてね。
後は私の目についたものを買っていく浪費と、セリくんのわたあめが食べたい欲望を叶えて終わった。
箱詰めにされた普通の白いわたあめが銅貨六枚(6000ベル)とか、砂糖がどれだけ貴重か物語ってるね。
あと、この町に大浴場があった!ここに永住したいと考えるほど衝撃だった。ありがとうアスピタ!!
久々の湯船を堪能して、宿に一泊素泊まりする事にする。
あ、二人部屋をニ部屋借りて、私(+シル)とセリくん、ヴァルフゴールとアンタレスと言う分かれ方だ。
大部屋はあったけど、流石に私もそこまで馬鹿じゃないから選ばなかったよ。
そこまで世間知らずじゃなくて安心したと心から安堵されたよ。
乙女として屈辱!
「セリくん、お話ししてあげよっか」
「うん、お話しして!」
「どんなお話にしようかな…」
王道のシンデレラとか白雪姫?男の子だから、もっと冒険の話とかの方がいいから…
あ、あれにしよう。
「____ある所に、好奇心旺盛で元気で明るい10歳の男の子がいました。
男の子は今日、旅の相棒を連れて旅に出る大事な日に寝坊をしてしまいました……」
やっぱり皆んな好きだよね。
十人中九人のキッズは絶対好き。間違いない。
うとうとと瞼を閉じるのに抗う姿を見て、頭を撫でる。
ニコリと微笑めば、安心した様にふにゃりと笑う。
「まだ、ねたくないのに…」
「おやすみセリくん。
いい夢を」
額にキスを落とせば、夢の国に旅立った。
毛布を深くかけてあげて、サラリと髪を撫でてから窓辺へと移動した。
空に月が二つ浮かんでるのを見れば、やっぱり異世界なんだなーって毎回思う。
窓の淵に腰を下ろし、月明かりを頼りに『薬の全て』を読み進める。
今の所薬を作れるって言う実感はないけど知識は身についてる。
ゆっくり覚えていこう。
この知識でまず、化粧水作りからスタートだ!!!
_____野望はまだまだ先の話。
0
お気に入りに追加
922
あなたにおすすめの小説
【完結】転生少女は異世界でお店を始めたい
梅丸
ファンタジー
せっかく40代目前にして夢だった喫茶店オープンに漕ぎ着けたと言うのに事故に遭い呆気なく命を落としてしまった私。女神様が管理する異世界に転生させてもらい夢を実現するために奮闘するのだが、この世界には無いものが多すぎる! 創造魔法と言う女神様から授かった恩寵と前世の料理レシピを駆使して色々作りながら頑張る私だった。
稀代の大賢者は0歳児から暗躍する〜公爵家のご令息は運命に抵抗する〜
撫羽
ファンタジー
ある邸で秘密の会議が開かれていた。
そこに出席している3歳児、王弟殿下の一人息子。実は前世を覚えていた。しかもやり直しの生だった!?
どうしてちびっ子が秘密の会議に出席するような事になっているのか? 何があったのか?
それは生後半年の頃に遡る。
『ばぶぁッ!』と元気な声で目覚めた赤ん坊。
おかしいぞ。確かに俺は刺されて死んだ筈だ。
なのに、目が覚めたら見覚えのある部屋だった。両親が心配そうに見ている。
しかも若い。え? どうなってんだ?
体を起こすと、嫌でも目に入る自分のポヨンとした赤ちゃん体型。マジかよ!?
神がいるなら、0歳児スタートはやめてほしかった。
何故だか分からないけど、人生をやり直す事になった。実は将来、大賢者に選ばれ魔族討伐に出る筈だ。だが、それは避けないといけない。
何故ならそこで、俺は殺されたからだ。
ならば、大賢者に選ばれなければいいじゃん!と、小さな使い魔と一緒に奮闘する。
でも、それなら魔族の問題はどうするんだ?
それも解決してやろうではないか!
小さな胸を張って、根拠もないのに自信満々だ。
今回は初めての0歳児スタートです。
小さな賢者が自分の家族と、大好きな婚約者を守る為に奮闘します。
今度こそ、殺されずに生き残れるのか!?
とは言うものの、全然ハードな内容ではありません。
今回も癒しをお届けできればと思います。
おばさん、異世界転生して無双する(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆オラオラオラオラ
Crosis
ファンタジー
新たな世界で新たな人生を_(:3 」∠)_
【残酷な描写タグ等は一応保険の為です】
後悔ばかりの人生だった高柳美里(40歳)は、ある日突然唯一の趣味と言って良いVRMMOのゲームデータを引き継いだ状態で異世界へと転移する。
目の前には心血とお金と時間を捧げて作り育てたCPUキャラクター達。
そして若返った自分の身体。
美男美女、様々な種族の|子供達《CPUキャラクター》とアイテムに天空城。
これでワクワクしない方が嘘である。
そして転移した世界が異世界であると気付いた高柳美里は今度こそ後悔しない人生を謳歌すると決意するのであった。
転生したらチートすぎて逆に怖い
至宝里清
ファンタジー
前世は苦労性のお姉ちゃん
愛されることを望んでいた…
神様のミスで刺されて転生!
運命の番と出会って…?
貰った能力は努力次第でスーパーチート!
番と幸せになるために無双します!
溺愛する家族もだいすき!
恋愛です!
無事1章完結しました!
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
前世持ち公爵令嬢のワクワク領地改革! 私、イイ事思いついちゃったぁ~!
Akila
ファンタジー
旧題:前世持ち貧乏公爵令嬢のワクワク領地改革!私、イイ事思いついちゃったぁ〜!
【第2章スタート】【第1章完結約30万字】
王都から馬車で約10日かかる、東北の超田舎街「ロンテーヌ公爵領」。
主人公の公爵令嬢ジェシカ(14歳)は両親の死をきっかけに『異なる世界の記憶』が頭に流れ込む。
それは、54歳主婦の記憶だった。
その前世?の記憶を頼りに、自分の生活をより便利にするため、みんなを巻き込んであーでもないこーでもないと思いつきを次々と形にしていく。はずが。。。
異なる世界の記憶=前世の知識はどこまで通じるのか?知識チート?なのか、はたまたただの雑学なのか。
領地改革とちょっとラブと、友情と、涙と。。。『脱☆貧乏』をスローガンに奮闘する貧乏公爵令嬢のお話です。
1章「ロンテーヌ兄妹」 妹のジェシカが前世あるある知識チートをして領地経営に奮闘します!
2章「魔法使いとストッカー」 ジェシカは貴族学校へ。癖のある?仲間と学校生活を満喫します。乞うご期待。←イマココ
恐らく長編作になるかと思いますが、最後までよろしくお願いします。
<<おいおい、何番煎じだよ!ってごもっとも。しかし、暖かく見守って下さると嬉しいです。>>
クラス転生あるあるで1人追放になって他の勇者は旅立ったけど私達はのんびりしますがのんびり出来なそうです
みさにゃんにゃん
ファンタジー
よくラノベの定番異世界転移のクラス転移で王様がある男子…黒川君を国外追放した。
理由はあるある展開で「雑魚スキルだから出てけ」ということで黒川君はドナドナされて残ったメンバーは勇者として直ぐに魔物討伐の旅に出されたが私達はのんびりしようと思います。
他のキャラのサイド話が間に入りますので悪しからず
更新は11時〜12時か20時〜21時のどちらかです。
止まってる場合は貯めてた話が追いついた時です
異世界に来たようですが何も分かりません ~【買い物履歴】スキルでぼちぼち生活しています~
ぱつきんすきー
ファンタジー
突然「神」により異世界転移させられたワタシ
以前の記憶と知識をなくし、右も左も分からないワタシ
唯一の武器【買い物履歴】スキルを利用して異世界でぼちぼち生活
かつてオッサンだった少女による、異世界生活のおはなし
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる