12 / 35
ガールフレンド
しおりを挟む
「アリスッ! 待てって! アリスッー!!」
爽太は大きな声を出す。だが目の前を走るアリスは止まってくれない。むしろ速度を上げていく。
くそっ! なんで、逃げるんだよッ!
爽太はアリスにいらつきながらも、なぜ逃げるのかその理由を必死に考える。思い当たることと言えば――、
プリーズ! ビー・マイ・ガールフレンド!!
俺がアリスに、友達になってください、って言ったことくらいしかないよな……。
英語で、一生懸命伝えたつもりだった。
もしかして、俺の発音が悪すぎて、ガールフレンドが違う意味に聞こえちゃったのか? その……、なんか悪口とか。それでアリスがあんなに顔を真っ赤にして……、逃げている。
爽太の脳裏に嫌な思い出がよみがえる。
アリスにスカートめくりをしたあの日のこと。
怒られて、思いっ切り頬をぶたれたこと。
アリスを泣かしてしまったこと。
涙を流しながら、走り去ってしまったこと。
あのときのアリスが、今追いかけているアリスの背中に重なってしまう。
「ああっー!、くそっ!」
爽太は走りながら、片手で頭を荒々しく掻いた。走る速さが落ちていく。
アリスとの距離が開き始めた。
このままじゃ、追いつけない。
でも……、もうそれでいいか。
またアリスを傷つけたんだ。もう、許してもらえないだろうし……。
(いいから走りなさいッ! じゃないと……、一生後悔するよッ!)
絹江の言葉が突如、爽太の頭に蘇る。
爽太の両肩が跳ねる。
つっ!? 、なんで……、今そんなこと思い出すかな。
だいぶ離れてしまった、アリスの後ろ姿を再度見つめる。
このままアリスを逃がしたら、俺はきっと――、
後悔する。
「ああ~! くそっ!! 俺は何やってんだよッ!」
爽太は両足に力を込めた。走る速度が一気に増していく。ぐんぐんと縮まるアリスとの距離。
またアリスを傷つけてしまったのなら。
また謝ればいい。
また仲直りすればいい。
そして――、
「ガールフレンドになってほしい! って言えばいいだけだ!!」
迷いが吹っ切れた。
「アリスッ!!」
そう叫んだと同時に、爽太は左手をめいいっぱい伸ばし、アリスの右腕を掴んでいた。
「!? …………」
アリスは、爽太に顔を向けない。小さな両肩が大きく上下し、荒い息遣いが聞こえる。
「ア、アリス……、えっと、その……」
爽太が何を話せばいいか悩んでいると、アリスがゆっくりとこちらに向く。
頬を赤く染め、瞳が少し潤んでいる。
「うっ……!?」
爽太はアリスの顔を見て、声を詰まらせる。
怒っているんだと思った。
あっ、謝らないと……。
「そ、そうた……」
「つっ!? はっ、はい!?」
アリスに突然名前を呼ばれた。爽太が慌てて返事をすると、アリスはすごく顔を赤くしながら、右腕をそろりと上げる。爽太の左腕も持ち上がる。
「あっ――」
自分の左手が、アリスの右手首をしっかり掴んでいることに、今気づいた。
アリスの細い腕の感触に意識が集中する。柔らかな張りのある弾力と、滑らかな肌触り。それに、ほんのりと感じるアリスの体温が、爽太の左手に優しく伝わってくる。
「わわわっ!? ご、ごめん!!」
慌てて左手を開き、アリスの右腕を開放する。
アリスは右手首を、そっと自分の胸元にまで引き寄せた。恐る恐る、右手首をさする。顔や両耳を真っ赤に染めながら。
アリスの異様な様子に、爽太の胸が大きくざわつく。
怒っている様な、そうでもないような……。
「そ、そう……、た」
アリスの薄い唇が、また小さく開いた。
爽太に緊張が走る。
アリスが小さな声で、聞いてくる。
「You’re……、 kidding?」
「えっ?」
英語で何かを問われた爽太。でも、その言葉の意味は分からない。
なおもアリスは続けて、口元を動かす。
何かを言おうとしている。
白い喉元がしきりに動き、詰まらせている言葉を、押し出そうとしているのが分かった。
爽太も思わず喉を鳴らす。
そしてアリスの声が、耳に届いた。
「girl……、friend……??」
アリスの言葉を聞き終えた爽太は、確かめるように口をひらく。
「えっと……、ガール・フレンド?」
アリスは、爽太に慌てて頷き、
「You’re……、 kidding?」
と、真意を確かめるよう瞳で爽太を見つめる。
爽太は、そんなアリスに申し訳ない気持ちになる。
あははっ……やっぱ、俺は英語の発音がダメなんだな……。きっとアリスには違う意味で伝わっているんだろう。何かはわからないけど。
「そ、そうた?」
心配そうなアリスの声音に、爽太は苦笑する。
「あっ、いや、大丈夫」
だったら、また伝えたらいい。
何度でも。
ちゃんと伝わるまで。
だって俺は、アリスと――、
友達になりたいから。
「アリス!」
ビクッ!
爽太の声にびっくりするアリス。身構えるアリスに、爽太は笑顔で声を発する。
「プリーズ! ビー・マイ・ガールフレンド!」
「 What!?」
アリスが思わず甲高く裏返った声を辺りに響かせる。
くっ! やっぱちゃんと伝わってないか! なら! 何度でも繰り返すだけだ!
「プリーズ! ガールフレンド!」
「Whatttt!?」
「マイ、ガールフレンド!」
「Wha、Whatー!?」
「お願いだ、アリス! ガール! フレンドッ!」
「Wh!? Whattttt!?」
「ガールフレ~ンド!」
「そ、そうた!?」
「ガール! フ・レ・ン・ド!」
「Wait a minute……!」
「アリス! お願いだ! プリーズ! マイ・ガールッ! ふぐっ!? もがもがっ!?」
「そっ! そうたッ!!」
アリスがいきなり、両手で爽太の口をふさいだ。
アリスの柔らかな手のひらの感触が、爽太の唇にぎゅ~っと押し付けられる。ほんのりと温かく、それになんだが良い香りもする。爽太の心臓か大きな鼓動をたてるなか、アリスが「そ、そうた」と小声でささやく。
爽太の視線がアリスの顔に吸い寄せられる。そこには、顔を朱に染めた涙目のアリス。
小さな唇を小刻みに震わし、下唇を少し噛みながら、小さく、
頷いた。
えっ?
爽太の瞳が大きくなる。じっと見つめてくる爽太に、アリスは、ためらいがちに、でももう一度ゆっくりと、頷いて見せた。
こ、これって、もしかして……、ちゃんと伝わったのか?
そう思っていると、アリスの手のひらが、爽太の口からそっと離れた。
アリスは、顔を赤くし、爽太をチラチラと見ている。
爽太は、確かめたくて、口を開く。
「アリス……、その、ガール――」
「そ、そうたっ!」
慌てて爽太の言葉を止めるアリス。すごく恥ずかし気に、顔を伏せる。
爽太の頬が緩む。
そっか。うん、良かった。ちゃんと――、伝わってんだな!
「アリス!」
爽太の呼ぶ声に、アリスは両肩を大きく震わす。両頬と耳を朱に染めたアリスが、爽太に横目で視線を合す。
爽太は、思わず苦笑する。
「えっとさ、これからもよろしく。アリス」
爽太が満面の笑みで優しく笑う。
アリスは、目を見開き、おどおどした様子で、湯気が上りそうなほど、赤く顔を染め、コクコクと小さく慌てて頷いた。
爽太は喜びをかみしめながら、アリスに話かける。
「じゃあ、アリス。家まで送るよ。今さ、どこにいるかかわからないだろ?」
そう言って優しく微笑む爽太に、アリスは――、
コクコク、と、また小さく慌てて頷いた。
爽太は大きな声を出す。だが目の前を走るアリスは止まってくれない。むしろ速度を上げていく。
くそっ! なんで、逃げるんだよッ!
爽太はアリスにいらつきながらも、なぜ逃げるのかその理由を必死に考える。思い当たることと言えば――、
プリーズ! ビー・マイ・ガールフレンド!!
俺がアリスに、友達になってください、って言ったことくらいしかないよな……。
英語で、一生懸命伝えたつもりだった。
もしかして、俺の発音が悪すぎて、ガールフレンドが違う意味に聞こえちゃったのか? その……、なんか悪口とか。それでアリスがあんなに顔を真っ赤にして……、逃げている。
爽太の脳裏に嫌な思い出がよみがえる。
アリスにスカートめくりをしたあの日のこと。
怒られて、思いっ切り頬をぶたれたこと。
アリスを泣かしてしまったこと。
涙を流しながら、走り去ってしまったこと。
あのときのアリスが、今追いかけているアリスの背中に重なってしまう。
「ああっー!、くそっ!」
爽太は走りながら、片手で頭を荒々しく掻いた。走る速さが落ちていく。
アリスとの距離が開き始めた。
このままじゃ、追いつけない。
でも……、もうそれでいいか。
またアリスを傷つけたんだ。もう、許してもらえないだろうし……。
(いいから走りなさいッ! じゃないと……、一生後悔するよッ!)
絹江の言葉が突如、爽太の頭に蘇る。
爽太の両肩が跳ねる。
つっ!? 、なんで……、今そんなこと思い出すかな。
だいぶ離れてしまった、アリスの後ろ姿を再度見つめる。
このままアリスを逃がしたら、俺はきっと――、
後悔する。
「ああ~! くそっ!! 俺は何やってんだよッ!」
爽太は両足に力を込めた。走る速度が一気に増していく。ぐんぐんと縮まるアリスとの距離。
またアリスを傷つけてしまったのなら。
また謝ればいい。
また仲直りすればいい。
そして――、
「ガールフレンドになってほしい! って言えばいいだけだ!!」
迷いが吹っ切れた。
「アリスッ!!」
そう叫んだと同時に、爽太は左手をめいいっぱい伸ばし、アリスの右腕を掴んでいた。
「!? …………」
アリスは、爽太に顔を向けない。小さな両肩が大きく上下し、荒い息遣いが聞こえる。
「ア、アリス……、えっと、その……」
爽太が何を話せばいいか悩んでいると、アリスがゆっくりとこちらに向く。
頬を赤く染め、瞳が少し潤んでいる。
「うっ……!?」
爽太はアリスの顔を見て、声を詰まらせる。
怒っているんだと思った。
あっ、謝らないと……。
「そ、そうた……」
「つっ!? はっ、はい!?」
アリスに突然名前を呼ばれた。爽太が慌てて返事をすると、アリスはすごく顔を赤くしながら、右腕をそろりと上げる。爽太の左腕も持ち上がる。
「あっ――」
自分の左手が、アリスの右手首をしっかり掴んでいることに、今気づいた。
アリスの細い腕の感触に意識が集中する。柔らかな張りのある弾力と、滑らかな肌触り。それに、ほんのりと感じるアリスの体温が、爽太の左手に優しく伝わってくる。
「わわわっ!? ご、ごめん!!」
慌てて左手を開き、アリスの右腕を開放する。
アリスは右手首を、そっと自分の胸元にまで引き寄せた。恐る恐る、右手首をさする。顔や両耳を真っ赤に染めながら。
アリスの異様な様子に、爽太の胸が大きくざわつく。
怒っている様な、そうでもないような……。
「そ、そう……、た」
アリスの薄い唇が、また小さく開いた。
爽太に緊張が走る。
アリスが小さな声で、聞いてくる。
「You’re……、 kidding?」
「えっ?」
英語で何かを問われた爽太。でも、その言葉の意味は分からない。
なおもアリスは続けて、口元を動かす。
何かを言おうとしている。
白い喉元がしきりに動き、詰まらせている言葉を、押し出そうとしているのが分かった。
爽太も思わず喉を鳴らす。
そしてアリスの声が、耳に届いた。
「girl……、friend……??」
アリスの言葉を聞き終えた爽太は、確かめるように口をひらく。
「えっと……、ガール・フレンド?」
アリスは、爽太に慌てて頷き、
「You’re……、 kidding?」
と、真意を確かめるよう瞳で爽太を見つめる。
爽太は、そんなアリスに申し訳ない気持ちになる。
あははっ……やっぱ、俺は英語の発音がダメなんだな……。きっとアリスには違う意味で伝わっているんだろう。何かはわからないけど。
「そ、そうた?」
心配そうなアリスの声音に、爽太は苦笑する。
「あっ、いや、大丈夫」
だったら、また伝えたらいい。
何度でも。
ちゃんと伝わるまで。
だって俺は、アリスと――、
友達になりたいから。
「アリス!」
ビクッ!
爽太の声にびっくりするアリス。身構えるアリスに、爽太は笑顔で声を発する。
「プリーズ! ビー・マイ・ガールフレンド!」
「 What!?」
アリスが思わず甲高く裏返った声を辺りに響かせる。
くっ! やっぱちゃんと伝わってないか! なら! 何度でも繰り返すだけだ!
「プリーズ! ガールフレンド!」
「Whatttt!?」
「マイ、ガールフレンド!」
「Wha、Whatー!?」
「お願いだ、アリス! ガール! フレンドッ!」
「Wh!? Whattttt!?」
「ガールフレ~ンド!」
「そ、そうた!?」
「ガール! フ・レ・ン・ド!」
「Wait a minute……!」
「アリス! お願いだ! プリーズ! マイ・ガールッ! ふぐっ!? もがもがっ!?」
「そっ! そうたッ!!」
アリスがいきなり、両手で爽太の口をふさいだ。
アリスの柔らかな手のひらの感触が、爽太の唇にぎゅ~っと押し付けられる。ほんのりと温かく、それになんだが良い香りもする。爽太の心臓か大きな鼓動をたてるなか、アリスが「そ、そうた」と小声でささやく。
爽太の視線がアリスの顔に吸い寄せられる。そこには、顔を朱に染めた涙目のアリス。
小さな唇を小刻みに震わし、下唇を少し噛みながら、小さく、
頷いた。
えっ?
爽太の瞳が大きくなる。じっと見つめてくる爽太に、アリスは、ためらいがちに、でももう一度ゆっくりと、頷いて見せた。
こ、これって、もしかして……、ちゃんと伝わったのか?
そう思っていると、アリスの手のひらが、爽太の口からそっと離れた。
アリスは、顔を赤くし、爽太をチラチラと見ている。
爽太は、確かめたくて、口を開く。
「アリス……、その、ガール――」
「そ、そうたっ!」
慌てて爽太の言葉を止めるアリス。すごく恥ずかし気に、顔を伏せる。
爽太の頬が緩む。
そっか。うん、良かった。ちゃんと――、伝わってんだな!
「アリス!」
爽太の呼ぶ声に、アリスは両肩を大きく震わす。両頬と耳を朱に染めたアリスが、爽太に横目で視線を合す。
爽太は、思わず苦笑する。
「えっとさ、これからもよろしく。アリス」
爽太が満面の笑みで優しく笑う。
アリスは、目を見開き、おどおどした様子で、湯気が上りそうなほど、赤く顔を染め、コクコクと小さく慌てて頷いた。
爽太は喜びをかみしめながら、アリスに話かける。
「じゃあ、アリス。家まで送るよ。今さ、どこにいるかかわからないだろ?」
そう言って優しく微笑む爽太に、アリスは――、
コクコク、と、また小さく慌てて頷いた。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

男性向けフリー台本集
氷元一
恋愛
思いついたときに書いた男性向けのフリー台本です。ご自由にどうぞ。使用報告は自由ですが連絡くださると僕が喜びます。
※言い回しなどアレンジは可。
Twitter:https://twitter.com/mayoi_himoto
YouTube:https://www.youtube.com/c/%E8%BF%B7%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E6%B0%B7%E5%85%83%E4%B8%80/featured?view_as=subscriber
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる