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9:シャーロッテ視点①※
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わたしはシャーロッテ。庶民だから家名はない。
母さんは大衆食堂で働いてて、わたしも働ける年になったら働かされるようになった。働きたくなんてないのに!
酒ぐせの悪い男が胸や尻を触ってきてほんとムカつく。
住んでる部屋は一部屋しかなくて、この部屋には大げさな大きなベッドが一つ。使ったことない台所には古いソファが置いてある。部屋の中はそれだけでいっぱい。
母さんには昔からたまにしか来ない男がいて、わたしはその男との結果だと教わっている。
昔は男がくると、わたしは古いソファで寝るしかなくて、寒くてきゅうくつですごくイヤだった。母さんがずっといじめられてベッドで泣き続けているのもつらかった。だから父さんだなんて絶対に認めない。
ある程度大きくなったら、男がベッドで母さんとなにをしてたかも分かるようになったけどね。
つまり、二人で愉しむときわたしが邪魔だっただけか。
母さんはそこそこ美人だとは思うけど、男はかなりの美形だなとは思った。
お忍びで食堂に入ってきた男が母さんに一目ぼれしたぽくて熱心に口説かれたと、母さんは自慢げに言ってた。
確かに男はちょっと世間知らずというか、どっかの家のボンボンに見える。
やがて二人は男女の仲になり、すぐわたしが出来た、というどこにでもある話。
不思議だけど、母さんとも男ともわたしは似てない。髪の色も目の色も。
ずっとなんでだろ、って思ってたけど、食堂にやってきた、新顔の男によってほんとのことを知ることになる。
「あんたにそっくりな髪と目のやつを知ってるんだよ」
わたしの尻を撫でながらその男は言った。いやらしく動く手をべしっと殴ってどうゆうことか質問する。
「それどうゆうことよ」
「だから言葉の通りの意味だって。とある伯爵家で雇われてた下男でねえ。森の小屋に住んでたよ」
「住んでた?いまはいないってこと?」
「お?お前見た目よりは頭がいいな。いやどうだろな。俺がそいつと疎遠になったから分かんね」
「ふーん」
男は怒り狂った母さんに追っ払われた。なんでそんなにむきになってるのよ。
これはなにかある。
そう思って森に入り込んだ。同じ髪と目の男を見てみたかったから。
普通に常識があって、もうちょっとちゃんと考えてたら、森に入ろうなんて思わなかった。
飢えた動物がいるし、それよりも怖い人間が森には住んでるんだから。
痛くていやな思いをしてそれを学んだ。
それはそのうち気持ち良くて、なくてはならないものになっちゃったけどね。わたしと同じ髪と目の男のせいで。
そのときは知らなかったけど、森は盗賊たちの縄張りだった。
気が付いたときには、盗賊たちに取り囲まれてた。
森の小屋に連れて行かれると、その男がベッドに座ってた。
どうやら盗賊たちは、わたしの髪と目にびっくりして連れてきたんだと思う。
頭領って呼ばれた男はわたしを見て目を見開いてた。
なぜ連れてこられたのか一目で分かったよ。この男――
「ほー?俺にそっくりじゃあないか。どの女だ?こんなのこさえたのは」
そんなに心当たりがあるのか。
男はわたしの腕をつかむなり、ベッドに押し倒した。
赤い目がギラついて、スカートをまくりあげてくる。抵抗する間もなくあっという間に下着を剥がされてしまう。
「下着なんて付けるな。面倒くさいだろうが」
わたしを連れてきた男たちが、小屋からいなくなった理由が今分かって戦慄する。
「や……っ!やめてよ!わたしたち血が繋がってるんでしょう!?」
男が太ももをまさぐってきて、熱いけどまだ渇いてる中に、自分で舐めた涎まみれのごつごつした指を強引に差し込んできた。そのまま掻き回されてしまう。声が、声が…っ!変な声が止まらなくなる。
「……だから、何だってんだ?若い女がいるのに、男がヤルことなんて一つだろ?とんだ無知だなあ。本当に俺の娘かあ?」
「だっ、だからぁ!」
男がわたしの反応を見てニヤリとする。指は話してる間もずっと蠢いてる。
勝手にわたしの身体が痙攣して止まらない。目の前が真っ白になって腰が浮く。全身がガクガクと止まらなくなって頂点に達した。
「ヤル時に血なんか関係ないだろが。子なんて産まなきゃいい。ただそれだけだ」
男が本当に本心で、そう言ってるのが分かった。
男臭い匂いのするベッドで、欲望を膣に吐き出された。
何度も何度も。
「へえ。お前処女だったのか。すぐにイイって善がりまくれるように仕込んでやるよ」
男はわたしをその言葉通りに仕込んだ。所かまわず欲情してはわたしの腰を、尻を掴んで怒張を突き込んできては白濁した精を吐き出す。膣出しのタブーなんて最初だけだった。上回る快感がそんなものを打ち消していく。
わたしもそのうちベッドの中だけじゃ飽き足らなくなって、町の裏通りや、男が襲った馬車の中で所かまわずヤルようになった。人の命が消えたあとはどうしても気持ちが昂ってしまうんだもの。
もう禁忌だなんて思わない。男の言う通りだと思ったし。気持ちイイのにやめるわけない。
一緒に暮らすようになって分かったことだけど、男は賢かった。
それなりに情があって、手下たちをよくまとめてた。
下手なことをやった奴には冷酷だったけど。それも統率に必要だったんだろう。
結局わたしの口の中、前と後ろの穴もすっかり全部、この男に奪われてしまった。
『娘を躾けるのは父親の務めってもんだろ?初物を頂くのもな。俺が子種を植え付けたんだからなあ』
わたしの初物を全部奪ったあとは、長い時間をかけて後ろの穴にまであらゆる快楽を男は仕込んだ。もちろん雄への奉仕方法も覚えさせられる。
そのうち気に入った部下を連れてきて、わたしとヤラせた。男の部下にとってわたしの身体はご褒美だった。
男の盗賊団はこの国最大と呼ばれるようになっていた。
何日かに一度は母さんの家に帰った。けど、銀の髪に濃紺の瞳を持つ父さんが来ているときは、母さんはわたしのことはほったらかしだった。むしろ邪魔だと思われているのがよく分かったので、そのときは森の小屋に戻る。
母さんのところに通ってきてる男はわたしにとってなんなのだろう?
母さんは大衆食堂で働いてて、わたしも働ける年になったら働かされるようになった。働きたくなんてないのに!
酒ぐせの悪い男が胸や尻を触ってきてほんとムカつく。
住んでる部屋は一部屋しかなくて、この部屋には大げさな大きなベッドが一つ。使ったことない台所には古いソファが置いてある。部屋の中はそれだけでいっぱい。
母さんには昔からたまにしか来ない男がいて、わたしはその男との結果だと教わっている。
昔は男がくると、わたしは古いソファで寝るしかなくて、寒くてきゅうくつですごくイヤだった。母さんがずっといじめられてベッドで泣き続けているのもつらかった。だから父さんだなんて絶対に認めない。
ある程度大きくなったら、男がベッドで母さんとなにをしてたかも分かるようになったけどね。
つまり、二人で愉しむときわたしが邪魔だっただけか。
母さんはそこそこ美人だとは思うけど、男はかなりの美形だなとは思った。
お忍びで食堂に入ってきた男が母さんに一目ぼれしたぽくて熱心に口説かれたと、母さんは自慢げに言ってた。
確かに男はちょっと世間知らずというか、どっかの家のボンボンに見える。
やがて二人は男女の仲になり、すぐわたしが出来た、というどこにでもある話。
不思議だけど、母さんとも男ともわたしは似てない。髪の色も目の色も。
ずっとなんでだろ、って思ってたけど、食堂にやってきた、新顔の男によってほんとのことを知ることになる。
「あんたにそっくりな髪と目のやつを知ってるんだよ」
わたしの尻を撫でながらその男は言った。いやらしく動く手をべしっと殴ってどうゆうことか質問する。
「それどうゆうことよ」
「だから言葉の通りの意味だって。とある伯爵家で雇われてた下男でねえ。森の小屋に住んでたよ」
「住んでた?いまはいないってこと?」
「お?お前見た目よりは頭がいいな。いやどうだろな。俺がそいつと疎遠になったから分かんね」
「ふーん」
男は怒り狂った母さんに追っ払われた。なんでそんなにむきになってるのよ。
これはなにかある。
そう思って森に入り込んだ。同じ髪と目の男を見てみたかったから。
普通に常識があって、もうちょっとちゃんと考えてたら、森に入ろうなんて思わなかった。
飢えた動物がいるし、それよりも怖い人間が森には住んでるんだから。
痛くていやな思いをしてそれを学んだ。
それはそのうち気持ち良くて、なくてはならないものになっちゃったけどね。わたしと同じ髪と目の男のせいで。
そのときは知らなかったけど、森は盗賊たちの縄張りだった。
気が付いたときには、盗賊たちに取り囲まれてた。
森の小屋に連れて行かれると、その男がベッドに座ってた。
どうやら盗賊たちは、わたしの髪と目にびっくりして連れてきたんだと思う。
頭領って呼ばれた男はわたしを見て目を見開いてた。
なぜ連れてこられたのか一目で分かったよ。この男――
「ほー?俺にそっくりじゃあないか。どの女だ?こんなのこさえたのは」
そんなに心当たりがあるのか。
男はわたしの腕をつかむなり、ベッドに押し倒した。
赤い目がギラついて、スカートをまくりあげてくる。抵抗する間もなくあっという間に下着を剥がされてしまう。
「下着なんて付けるな。面倒くさいだろうが」
わたしを連れてきた男たちが、小屋からいなくなった理由が今分かって戦慄する。
「や……っ!やめてよ!わたしたち血が繋がってるんでしょう!?」
男が太ももをまさぐってきて、熱いけどまだ渇いてる中に、自分で舐めた涎まみれのごつごつした指を強引に差し込んできた。そのまま掻き回されてしまう。声が、声が…っ!変な声が止まらなくなる。
「……だから、何だってんだ?若い女がいるのに、男がヤルことなんて一つだろ?とんだ無知だなあ。本当に俺の娘かあ?」
「だっ、だからぁ!」
男がわたしの反応を見てニヤリとする。指は話してる間もずっと蠢いてる。
勝手にわたしの身体が痙攣して止まらない。目の前が真っ白になって腰が浮く。全身がガクガクと止まらなくなって頂点に達した。
「ヤル時に血なんか関係ないだろが。子なんて産まなきゃいい。ただそれだけだ」
男が本当に本心で、そう言ってるのが分かった。
男臭い匂いのするベッドで、欲望を膣に吐き出された。
何度も何度も。
「へえ。お前処女だったのか。すぐにイイって善がりまくれるように仕込んでやるよ」
男はわたしをその言葉通りに仕込んだ。所かまわず欲情してはわたしの腰を、尻を掴んで怒張を突き込んできては白濁した精を吐き出す。膣出しのタブーなんて最初だけだった。上回る快感がそんなものを打ち消していく。
わたしもそのうちベッドの中だけじゃ飽き足らなくなって、町の裏通りや、男が襲った馬車の中で所かまわずヤルようになった。人の命が消えたあとはどうしても気持ちが昂ってしまうんだもの。
もう禁忌だなんて思わない。男の言う通りだと思ったし。気持ちイイのにやめるわけない。
一緒に暮らすようになって分かったことだけど、男は賢かった。
それなりに情があって、手下たちをよくまとめてた。
下手なことをやった奴には冷酷だったけど。それも統率に必要だったんだろう。
結局わたしの口の中、前と後ろの穴もすっかり全部、この男に奪われてしまった。
『娘を躾けるのは父親の務めってもんだろ?初物を頂くのもな。俺が子種を植え付けたんだからなあ』
わたしの初物を全部奪ったあとは、長い時間をかけて後ろの穴にまであらゆる快楽を男は仕込んだ。もちろん雄への奉仕方法も覚えさせられる。
そのうち気に入った部下を連れてきて、わたしとヤラせた。男の部下にとってわたしの身体はご褒美だった。
男の盗賊団はこの国最大と呼ばれるようになっていた。
何日かに一度は母さんの家に帰った。けど、銀の髪に濃紺の瞳を持つ父さんが来ているときは、母さんはわたしのことはほったらかしだった。むしろ邪魔だと思われているのがよく分かったので、そのときは森の小屋に戻る。
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