1 / 1
紅蓮鬼灯
しおりを挟む⚫キャラクター紹介
・紅蓮(グレン)
かつての戦争で若くして大量の鬼を蹂躙した『鬼狩り』
特徴的な赤い刀身の刀を持っている。
今はなりを潜め、田舎町で隠居生活を送っている。
・零(レイ)
グレンの恋人。
特徴的な方言で喋る。
綺麗な白髪と燃えるような赤い瞳をしている。
既にこの世のものでは無い。
・鬼灯(ホオズキ)
かつての戦争を経験した大柄の鬼。
恋人と二人で山奥でひっそり暮らしている。
本来人間とは共存派で、穏やかな人物である。
『紅蓮鬼灯』
(ぐれんほおずき)
グレン♂:
レイ♀:
ホオズキ♂:
⚠台本として利用する際の規約⚠
https://writening.net/page?nJG7kt
作者ツイッター@autummoonshiroでも確認出来ます。
スマホの方はサイトの仕様上コピペ出来ませんが、スクリーンショット等からアドレスを取得することを推奨しています。
──────以下、本編──────
ホオズキ:ここは普段君たちが生活する世界とは異なる世界
ホオズキ:この世界には鬼と人間が共存をしていた
ホオズキ:しかし、鬼の絶対数が少ないこと、暴れると手が付けられないことから鬼は迫害され、戦争が起こった
ホオズキ:この両者の争いに終止符を打つ事になったのが、鬼狩りと呼ばれる男の存在であった
ホオズキ:鬼狩りは戦場において無敗を誇り、鬼の勢力を激減させた
ホオズキ:だが、そんな鬼狩りも戦争が終わる頃には既に戦場を去っていたという
ホオズキ:そうして時は流れ、鬼は姿を隠しながら生活するようになった
ホオズキ:そしてかつての鬼狩りもまた、刀を封印しとある田舎の長屋でひっそりと暮らしていた───
レイ:グレンは聞いたかえ?
グレン:何をだ?
レイ:角のない鬼の話や
グレン:角のない鬼だと?
レイ:北町に出たらしいえ
グレン:近くじゃないか
グレン:詳しく教えてくれ
レイ:ウチも聞きづてやけど・・・
レイ:北町にでっかい呉服屋あるやろ?
グレン:ああ、あそこか
レイ:あん店の前でな、女の子が倒れたんやって
グレン:女の子・・・?
レイ:その子に何があったんかはウチも知らんよ?
レイ:大事なんはそん後
レイ:その子を抱き上げて逃げた奴がおってな
レイ:そん時に慌てたんか、かぶりが落ちたんよ
レイ:そしたら、折れた角が見えたんやって
グレン:折れた角・・・
グレン:角が折れて生きてる鬼というのは知らんな
レイ:今回で知れたなぁ
レイ:良かったやないの
グレン:人を無知みたいに言わないでくれ
グレン:それで、なぜその話を俺に?
レイ:いいえ、話しといたがええかと思て
グレン:俺は・・・やらんからな
グレンは部屋の隅に乱雑に置かれた刀に目をやる
レイ:何をしろともゆうてませんえ
グレン:刀はもう抜かないと決めたんだ
レイ:だから、ゆうてません
グレン:・・・
レイ:でも、思う事が何も無いわけやないやろ?
グレン:当たり前だ
レイ:刀を抜かんでも、出来ることはあると思うんやけどなぁ?
グレン:少し家を空けるぞ
レイ:ふふふ
グレン:笑うな!
(一間置く)
レイ:(N)場所は変わり、町外れの小さな山小屋の中で、ホオズキは女性の体を抱き抱えてながら、座り込んでいた。
ホオズキ:カズラは死んでしまった・・・
ホオズキ:一体どうして・・・どうしてカズラが・・・
ホオズキ:何が彼女を殺した
ホオズキ:こんな事が・・・許せてたまるか!!
レイ:(N)それから2日が経った
グレン:何があったんだろうな
グレン:確かに少女が血を流して倒れ、それを抱き抱えて逃げた鬼がいた、という話が流れている
レイ:なんやろうなぁ
グレン:・・・知っているのか?
レイ:さあ?
グレン:そもそもお前から持ってきた話だろう
グレン:知っていることはちゃんと話せ
レイ:アンタも調べたんに・・・
グレン:無駄に調査に時間をかけたくない
レイ:(ため息)
レイ:辻斬りや
グレン:辻斬りだと!?
レイ:・・・南町と北町がいがみ合っとるんは分かっとるかえ?
グレン:当然だ
グレン:この街に住む者なら誰でも知っている
レイ:ほんなら、これは知っとる?
レイ:南町の若いのん中で、辻斬りが流行っとるっていうんは
グレン:いや、聞いたことがない
レイ:北町の大通りまで行って、隠した小太刀ですれ違いざまに脇を刺すんや
グレン:随分と派手な手口だ
レイ:派手すぎて見つからんのよ
レイ:定期市ん時のあの呉服屋は人で賑わっとるから
グレン:人混みに紛れて辻斬りか・・・
グレン:ろくでもない事を考える
レイ:鬼が怖いなんてゆうとった頃が懐かしいなぁ
グレン:どこぞの馬鹿が、憎しみに任せて鬼を斬り過ぎたんだ
レイ:どこの、馬鹿やろうなぁ
グレン:・・・・・・
レイ:思うことが少しでもあるんなら、一度呉服屋まで行きい
レイ:刀、忘れんようにな
グレン:・・・鬼は斬らんぞ
レイ:刀は人を守るためのもんや
レイ:アンタ自身も含めてな
グレン:定期市の日に起こると言ったな
レイ:ええ
グレン:丁度今日だ、すぐに行こう
レイ:(N)少しためらいながらも、刀を手に取り長屋を出た。
レイ:(N)そして呉服屋付近まで足を運んだ
レイ:(N)定期市に合わせ人が集まっていたが、それだけにしては異常な人集(だか)りとなっていた。
グレン:凄い人集(だか)りだ
グレン:何が起こっている・・・?
ホオズキ:お前が殺したのか!?
レイ:(N)人集りの中心から荒々しい声が響いた。
レイ:(N)ホオズキは男の首元を掴みあげ、掴まれた男は必死に首を振っていた。
ホオズキ:では、誰だ!
ホオズキ:誰が彼女を殺した!!!
グレン:・・・角を隠してもいない
ホオズキ:何故彼女が殺されたんだ!
グレン:一足遅かったか・・・
レイ:(N)慌てて近付いたグレンの視界には、4人の男が血を吐いて倒れているのが見えた
レイ:(N)ホオズキはグレンが近づくとほぼ同時に、掴んでいた男を殴り飛ばした
グレン:手をあげていなければ、まだ何とかしてやれたかもしれなかった・・・
ホオズキ:なんだお前は
グレン:む?
ホオズキ:その刀か
グレン:あー・・・
ホオズキ:その刀で彼女を刺したのか
グレン:そんな事はしてない
グレン:と言っても、落ち着いて聞いてくれはしないんだろう?
ホオズキ:フン・・・
ホオズキ:そんな事はない
ホオズキ:誰でも手にかけるわけではない
グレン:そいつらは?
ホオズキ:カズラが刺され、俺は助けを求めた
ホオズキ:だが、コイツらは無視をした
ホオズキ:彼女が鬼の子だったからだ!!
グレン:・・・そいつは、すまないことをした
グレン:同じ人間として謝ろう
グレン:だが、手を出してしまっては───
ホオズキ:先に手を出したのはどっちだ!!
グレン:それについても、分かっている
グレン:人間同士の争いに巻き込んでしまったこと、申し訳なく思っている
グレン:だが、どんな理由があっても手を出しては駄目だ
グレン:憎しみの連鎖は何も良い物を作らん
ホオズキ:人間同士の争いだと・・・
ホオズキ:そんなの知ったことか!!
グレン:くっ!!
レイ:(N)ホオズキは大きく腕を振りかぶる。
レイ:(N)グレンは反射的に間合いを取りながら、刀に手をかける。
ホオズキ:俺は丸腰だぞ!
ホオズキ:刀を抜くのか!!
ホオズキ:お前も手を出そうとしているだろう!!!
グレン:自己防衛ぐらいはするさ!!
レイ:(N)言うと同時にホオズキが襲いかかり、それを刀の鞘で受け止めた。
レイ:(N)その拍子に鞘から赤い光が漏れた。
ホオズキ:赤い刀身・・・
ホオズキ:貴様、鬼狩りか・・・!?
グレン:懐かしい名だ
グレン:鬼狩りなんぞもうやめた!
グレン:鬼も人も同じだ、殺して良(よ)い通りなどない
グレン:あの頃は、それが分かってなかったんだ
ホオズキ:鬼狩り・・・
ホオズキ:都合の良い事をベラベラと───
グレン:少し待て!
グレン:おい、そこの赤い着物の女!
レイ:(N)グレンは野次馬の一人に刀を向けた。
レイ:(N)刀を向けられたのは10歳程度の少女だった。
グレン:お前、南町の人間だな
グレン:左の袖に隠した小太刀を出せ
レイ:(N)少女は震えながら小太刀を差し出すと走り去った
グレン:こんな子供に、何をさせとるんだかな・・・
グレン:この小太刀がお前の仲間をやった物の正体だ
ホオズキ:そんな子供が・・・
ホオズキ:犯人だというのか・・・
グレン:遊びとして教えるんだ
グレン:こんな小さな内からな
ホオズキ:カズラは、どうして狙われたんだ!!
グレン:辻斬りだ
グレン:北町の人間なら誰でも良かった
グレン:この呉服屋は賑わっていて人が多い
グレン:特に定期市の日は肩がぶつかり合う程にな
グレン:そして密着したすれ違い様に、脇腹に小太刀を刺して逃げる、捕まったら負けだ
グレン:それを遊びとして教えてるんだ
ホオズキ:そんな・・・!
ホオズキ:そんな、ことで・・・!!
グレン:人間以上に、人間として振る舞えて居たのだろう、そのカズラという女性は
グレン:(黙ってホオズキに向き直る為の間)
グレン:すまない、収めてくれ
グレン:頼む(深く頭を下げる)
ホオズキ:・・・うああっ!!!
レイ:(N)その力の限りに、地面を殴りつけた
レイ:(N)地面がえぐれ、拳の跡が残るほどであった
グレン:ありがとう・・・
グレン:場所を変えよう
ホオズキ:・・・ああ
グレン:道を開けろ!!
グレン:鬼だなんだという奴はかかってこい!
グレン:俺が相手をしてやる!!
レイ:(N)野次馬たちは黙って道を開けた
レイ:(N)ホオズキの先導で暫く歩き、ある墓の前へ辿り着く
グレン:これがカズラという少女の?
ホオズキ:そうだ
グレン:人間が手を合わせても?
ホオズキ:ああ
グレンは深々と礼をして両手を合わせた
グレン:人間の下らない争いに巻き込んでしまってすまない
グレン:輪廻転生、新たな人生は幸福であることを願う
ホオズキ:・・・ありがとう
グレン:やりきれんだろう
ホオズキ:そりゃあな・・・
グレン:レイも手を合わせてもやってくれ
レイ:グレンに言われんでも、もうあわせとる
ホオズキ:レイ?
グレン:ああ・・・
グレン:紹介しよう、俺の恋人でな
グレン:名をレイという
ホオズキ:何を・・・言っている?
グレン:ここにいるのがレイだと
レイ:もうやめんさい
レイ:ウチのことは見えんのよ
レイ:アンタにしか
グレン:おかしな事を抜かすな
グレン:挨拶ぐらいしろと言うんだ
ホオズキ:一人で、何を話してるんだ
グレン:・・・・・・
ホオズキ:なぁ、鬼狩り
ホオズキ:そのレイという女性は、もしや雪の様な長い白髪(はくはつ)で、瞳が赤い女性ではないか?
グレン:!!
グレン:やはり、見えているではないか!!
グレン:おかしな話をしよって!
レイ:のぉ、グレン
レイ:その男の話、ちゃあんと聞きんさい
グレン:なに・・・
ホオズキ:見えてはいないんだ
ホオズキ:ただ、知り合いでな
ホオズキ:戦争の頃、世話を見たことがある
グレン:戦争の頃?
ホオズキ:ああ、鬼狩りが騒がれるより少し前の話だ
ホオズキ:戦場近くの村に大怪我をした女性が居てな
ホオズキ:奇麗な白髪だったのをよく覚えている
グレン:俺が戦争に駆り出された直後だ・・・
グレン:戦場が近くになってきて、家の村からも出兵することになったんだ
グレン:出兵があって村の警備が手薄になって、略奪が行われたと
ホオズキ:そうだ
ホオズキ:村中の物がなくなり、何人もの死体が横たわっていた
ホオズキ:だが、彼女は生きていた
ホオズキ:そこで俺は角を折り、煎じて飲ませた
グレン:角を!?
グレン:角を折ると鬼は死ぬのではないのか!
ホオズキ:根本から斬られると、な
ホオズキ:根本を残すようにすれば、折ることは出来るんだ
ホオズキ:そしてこの角には強い治癒力がある
グレン:レイは助かったのか!?
ホオズキ:ああ、勿論だ
ホオズキ:傷はすぐに塞がって一週間ほどで元気になった
グレン:村は鬼に襲われ、村人は全員惨殺されたと・・・
レイ:全滅したというとるのに、どうしてウチが生きとると思うたん?
グレン:ぐ、ああ、頭が・・・
ホオズキ:大丈夫か、鬼狩り
グレン:ああ・・・
レイ:実際、この時はまだ生きとったけど
グレン:俺は復讐のために鬼を殺したというのに・・・
ホオズキ:鬼狩り・・・
グレン:俺はレイが鬼に殺されたと聞いて
グレン:復讐を誓った
グレン:そして、鬼狩りとして最前線を戦い抜いた
グレン:だが、どうだ
グレン:どれだけ斬ろうと、レイは帰って来なかった
グレン:俺は悟ったんだ、復讐に意味はないと
ホオズキ:だが待て、レイは確かに返した
ホオズキ:私は戦わない者に手を上げるのが嫌だった
ホオズキ:元々、戦争派ではない、共存派なんだ
ホオズキ:彼女には戦う意思がなかった
ホオズキ:だから、傷を治し次第、別の村へ送り届けたのだ
グレン:何があったんだ・・・
レイ:貴方に預けたお守り、まだ持っとる?
グレン:当然だ
レイ:それを彼に
グレン:・・・分かった
グレン:これを
ホオズキ:なんだこれは・・・!
ホオズキ:見える、見えるぞ・・・!!
レイ:あの村は元々霊を扱う村なんよ
レイ:鬼狩りの刀やったり、霊を下ろすお守りやったり
レイ:さて、本題や
レイ:ウチはホオズキに助けられた
レイ:そんで、近くの村に運んでもろて、事なきを得た
レイ:ここまでがホオズキの知っとる話
レイ:ウチはこの直後、村の人間に殺された
グレン:なにっ!?
ホオズキ:何故だ!!
レイ:鬼に助けられたんが、バレたんよ
レイ:鬼と歩いてくるのを見たとか、鬼の匂いがするだとか・・・色々言われてな
レイ:ウチ・・・嘘つくんが嫌やってん
レイ:命に関わる角折ってまで助けてくれたんに、裏切るのが嫌やったの
レイ:そいで、こんなんなってもうた
グレン:・・・・・・
グレン:俺は、勘違いから大量の鬼を斬った
グレン:だが、それは・・・
グレン:俺は・・・鬼にお前が殺されたと・・・
グレン:こんな事が・・・
グレン:こんな事が許されてたまるか!!
ホオズキ:まさか・・・そんな事になっていたとは・・・
ホオズキ:もっと上手くやっていれば・・・
ホオズキ:私の名誉など、どうでも良かったのに!
レイ:どうでもいいことあらへん
レイ:大切な事や
グレン:後悔は?
レイ:そんなんしてると思う?
グレン:・・・分かった
グレン:俺は戦争で学んだ
グレン:人を恨むことは何も産まない
ホオズキ:なんと気高い事か・・・
ホオズキ:私の助けた人間がこんなにも・・・
ホオズキ:人間も鬼も変わらない
ホオズキ:同じ心を持って生きているのだ
ホオズキ:種族でいがみ合うのは、間違っている
ホオズキ:カズラを殺した者を許すことは出来ない
ホオズキ:だがそれはその個人の話、人間全てを恨む訳では無い
グレン:ありがとう
ホオズキ:さあ、今日はもう遅い
ホオズキ:鬼の小屋ではあるが、泊まっていくといい
グレン:鬼だなどと気にすることは無い
グレン:友として、上がらせてもらおう
レイ:(N)2人は山小屋の中へと入り、疲れていたのか早々と就寝した。
レイ:(N)そして、時間は丑三つ時を過ぎようという頃、複数の足音が山奥に響く。
グレン:(町人1 )おい、ここであってるか?
ホオズキ:(町人2)ああ、間違いねぇ
ホオズキ:(町人2)鬼が入ってくのを見たってよ
ホオズキ:(町人1)よし、やれ!
レイ:(N)その掛け声と共に、何人もの男たちが小屋に松明を投げつけた。
レイ:(N)火は直ぐに小屋に燃え広がった。
レイ:(N)暫く燃え続け、火が消えたのは翌朝雨が降ってからであった。
レイ:(N)燃え残った小屋には、何も残ってはいないように見えた。
レイ:(N)時は過ぎ、小屋の跡を真っ白な雪が包む。
レイ:(N)雪が溶け、夏を迎える頃、赤く紅蓮のような蕾を垂れる鬼灯が、そこに咲いていた。
───完───
0
お気に入りに追加
2
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
性癖の館
正妻キドリ
ファンタジー
高校生の姉『美桜』と、小学生の妹『沙羅』は性癖の館へと迷い込んだ。そこは、ありとあらゆる性癖を持った者達が集う、変態達の集会所であった。露出狂、SMの女王様と奴隷、ケモナー、ネクロフィリア、ヴォラレフィリア…。色々な変態達が襲ってくるこの館から、姉妹は無事脱出できるのか!?
【R18】絶望の枷〜壊される少女〜
サディスティックヘヴン
ファンタジー
★Caution★
この作品は暴力的な性行為が描写されています。胸糞悪い結末を許せる方向け。
“災厄”の魔女と呼ばれる千年を生きる少女が、変態王子に捕えられ弟子の少年の前で強姦、救われない結末に至るまでの話。三分割。最後の★がついている部分が本番行為です。
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる