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第八話『広がる繋がる』
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「なぁ、今更なんだけど、なんで土曜にしかサークルに行かないんだ?」
昨日青也に聞かれ、「確かに」と疑問に思ったことを隆則の部屋にわざわざ尋ねに来た秀和は質問した。
「......ヒデちゃん、熱でもある?」
「はあ!?」
冗談抜きで心配そうな顔をした隆則に秀和は腹を立てた。
「俺が質問するのがそんなにおかしいかーー」
「うん。」
間髪いれずに隆則は返す。
「はああああ!?」
「はぁ...ヒデちゃんさ、今の今まで、一年間も聞くチャンスあったのに、俺自身に対しての質問、してきたことあった?無いよね?んで初めての質問がそれ?信じらんないんだけど!」
「...えっ?まっまさか~!流石にそこまでじゃ......」
秀和は考えを巡らせる。
何かしら質問したはずだ。誕生日は?いや隆則が自分で言いだしたな、「プレゼントくれ」って。好きな食べ物...は聞くわけないないよな、全部好きそうだし。あっ!課題の解き方!!...ってそれは隆則に対する質問とは違うじゃん。
............
「あれ?マジじゃん。」
「そうだよ!急に来てビックリしたわ!ってか逆になんでこの質問なわけ?めちゃんこ気になるんだけど!?」
「あー。実は青也に聞かれてさ、俺も『確かになんでだろ』って思ったんだよね。」
「ふーん。なるほどね、聞かれるまで疑問に思わなかったんだぁ。」
「な、なんだよ、そんなにネチっこい言い方しなくてもいいだろ?疑問に思ったことは本当だしさー。ってか、答えは?」
「これからはもっと俺にも興味持ってくれよな?答えはね、『ご褒美にしてるから』!」
「ご褒美?」
「そっ!週末にバドミントンをするために平日は勉強とか課題を頑張るって決めてんの。それだけ。結構達成感あっていいよ。」
「ふーん、でも週末にわざわざバドミントンしに来るヤツなんていんのか?寮生のお前は別として。」
「いるよ。一個上のミツハ...じゃなくて、だ、大地先輩。っていうか先輩は毎日活動してる。」
「毎日?すげえな。」
「だろ!?先輩は高校の時からめっちゃ強くて全国にも行ったことあるだぜ!?」
「全国...ってそんなに強いならなんでバド部に入んないんだ?あっちのがガチでやってんじゃん。」
「それはーー」
隆則は難しい顔をした。
「詳しい事は言えないけど、妹の面倒を見ないといけないらしくて。」
「そっか、色々あるんだな。」
「まあだけど、本人は全然気にしてなさそうだったし、昨日だって...キ...っ!」
「ん?どうしたっ!?」
隆則の顔が急に赤くなり、目を見開き口元に力を入れているような、そんな顔をして手の甲を額にあてた。こういう顔を見た事がなかったので秀和は少し驚いた。
「だっ、大丈夫。ちょっと寒気がしただけ。気にしないで。」
「さむ...?そ、そうか?」
色々思う事はあったが、「気にしないで」と言われたからには気にしない方がいいんだろうな。俺だって漫画のこと隠してるし。
「じゃ、じゃあ、聞きたいことも聞けたし、そろそろ俺部屋に帰るな。」
「オッケー、またいつでも来いよ!」
「おう。」
秀和は隆則の部屋をあとにした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
秀和が部屋から出て行くのを見届けた隆則は、スマホを手に取り、電話をかけた。
「もしもし、今大丈夫ですか?
ーーそうっす。
ーー…さっき俺に対して質問してきたんですよ!『なんで土曜にしかサークルに行かないのか』って!
ーーホントに!やっとっすよー!
ーーキッカケは松田に聞かれたからだと言ってました!
ーーえっ。いや、本当の事は言ってないっすよ?嘘ってワケでもないけど。だって、流石に本当のこと言ったら引かれそうだし...
ーーん?松田に直接ですか?急だなぁ。いや、俺はそれ聞けるほど仲良くないんで。ご遠慮させて欲しいっす。
ーーハハ、先輩相変わらず心配症っすよね。
ーーはーい、またなんか進展あったら連絡しまーす。...ってか気になってたんですけど、やっぱり松田の登場ってイレギュ」
ブツッ
「ちぇっ、切られちゃった。まあ、ヒデちゃんを想う気持ちは伝わるからなぁ。...やっぱり、報告というより母親と保育士の会話みたいだよな。ハハ」
隆則は呆れたように笑うのだった。
「てかヒデちゃんが自ら俺の部屋に来るのもレアだったじゃん!しまった!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気になっていたことを聞けた秀和は青也に伝えに向かっていた。と言っても、部屋は自室の隣なのでわざわざ向かっているって感覚はない。だが何故だろう、少し緊張感がある。
青也の部屋の前で立ち止まった秀和は、唾をひと飲みし、恐る恐るドアノブに手をかけた。ここの寮は寮生しかこの建物に入れない事から、部屋の中に居る時は鍵をかけない人が大半であった。居たら開く、居なかったら開かない、単純な事だ。
だけど、開いて欲しいとも、開かないで欲しいとも思うのは何故だろう。
ガチャ
思いの外軽く開いたドアに身体がビクッと反応する。するとすぐ目の前に青也が立っていた。同じタイミングでドアを開けたようだった。
「あれ?秀和先輩?どうしたんですか?」
「あ、いやあ、隆則になんで土曜にしかサークルに行かないのかって聞いたから、教えようと思って。」
「わざわざ聞いてくれたんですね!ありがとうございます!...でも今友達に呼ばれててーー」
「あっ、別に今じゃなくてもーー」
「もしよかったら、一緒に行きません?」
「......えっ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「なあ、ホントに俺も行っちゃっていいのか?」
ドアの前までやって来てやっぱり怖くなってきた秀和は青也に尋ねた。
「あ、全然大丈夫ですよ多分!むしろ先輩の方が大変な思いをするかも。」
「えっ。それってどういうーー」
「それじゃ、入りましょっか!」
ガチャ
「ジャジャーン!今日はお客さん連れてきたぞー!」
勢いよくドアを開けた先には、中性的な顔立ちをした少年が驚いた顔でこちらを見ていた。着ぐるみに着替える途中のようで、まだボタンが全開でパンイチ姿が丸見えだった。秀和は、色白だなぐらいにしか思っていなかったが、着ぐるみの彼は恥ずかしそうな顔をしたのち、急いでボタンをとめ、青也を怒った。
「おい!人連れてくるなら先に言えよ!」
「えーだって、さっきばったり会ったんだからしょうがないだろ?」
「あんたも!俺の着替え覗いたんだから手伝ってもらうから!」
「え、えぇ...(り、理不尽だ...)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「どうなることかと思ったけど、まさか撮影を手伝うことになるとは思わなかったよ。防音材も壁一面にあって凄かった。」
無事春人の撮影の手伝いを終えた二人は部屋へ向かっていた。秀和の言葉に青也は微笑む。
「でも、楽しかったでしょ?」
「ああ。...でも青也、動画に出ちゃってよかったのか?いつもは出ないんだろ?春人君もなんだか心配してたし。」
「多分大丈夫ですよ。春人は僕が春人より人気になることを怖がってるだけですって!」
「お前...結構自信家なんだな。」
「へへへ...」
「...僕が動画に出たのは、そろそろ、彼との決着をつけるべきだと思ったからなんですよ。」
青也は秀和が気づかない程の小さな声で囁いた。
昨日青也に聞かれ、「確かに」と疑問に思ったことを隆則の部屋にわざわざ尋ねに来た秀和は質問した。
「......ヒデちゃん、熱でもある?」
「はあ!?」
冗談抜きで心配そうな顔をした隆則に秀和は腹を立てた。
「俺が質問するのがそんなにおかしいかーー」
「うん。」
間髪いれずに隆則は返す。
「はああああ!?」
「はぁ...ヒデちゃんさ、今の今まで、一年間も聞くチャンスあったのに、俺自身に対しての質問、してきたことあった?無いよね?んで初めての質問がそれ?信じらんないんだけど!」
「...えっ?まっまさか~!流石にそこまでじゃ......」
秀和は考えを巡らせる。
何かしら質問したはずだ。誕生日は?いや隆則が自分で言いだしたな、「プレゼントくれ」って。好きな食べ物...は聞くわけないないよな、全部好きそうだし。あっ!課題の解き方!!...ってそれは隆則に対する質問とは違うじゃん。
............
「あれ?マジじゃん。」
「そうだよ!急に来てビックリしたわ!ってか逆になんでこの質問なわけ?めちゃんこ気になるんだけど!?」
「あー。実は青也に聞かれてさ、俺も『確かになんでだろ』って思ったんだよね。」
「ふーん。なるほどね、聞かれるまで疑問に思わなかったんだぁ。」
「な、なんだよ、そんなにネチっこい言い方しなくてもいいだろ?疑問に思ったことは本当だしさー。ってか、答えは?」
「これからはもっと俺にも興味持ってくれよな?答えはね、『ご褒美にしてるから』!」
「ご褒美?」
「そっ!週末にバドミントンをするために平日は勉強とか課題を頑張るって決めてんの。それだけ。結構達成感あっていいよ。」
「ふーん、でも週末にわざわざバドミントンしに来るヤツなんていんのか?寮生のお前は別として。」
「いるよ。一個上のミツハ...じゃなくて、だ、大地先輩。っていうか先輩は毎日活動してる。」
「毎日?すげえな。」
「だろ!?先輩は高校の時からめっちゃ強くて全国にも行ったことあるだぜ!?」
「全国...ってそんなに強いならなんでバド部に入んないんだ?あっちのがガチでやってんじゃん。」
「それはーー」
隆則は難しい顔をした。
「詳しい事は言えないけど、妹の面倒を見ないといけないらしくて。」
「そっか、色々あるんだな。」
「まあだけど、本人は全然気にしてなさそうだったし、昨日だって...キ...っ!」
「ん?どうしたっ!?」
隆則の顔が急に赤くなり、目を見開き口元に力を入れているような、そんな顔をして手の甲を額にあてた。こういう顔を見た事がなかったので秀和は少し驚いた。
「だっ、大丈夫。ちょっと寒気がしただけ。気にしないで。」
「さむ...?そ、そうか?」
色々思う事はあったが、「気にしないで」と言われたからには気にしない方がいいんだろうな。俺だって漫画のこと隠してるし。
「じゃ、じゃあ、聞きたいことも聞けたし、そろそろ俺部屋に帰るな。」
「オッケー、またいつでも来いよ!」
「おう。」
秀和は隆則の部屋をあとにした。
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秀和が部屋から出て行くのを見届けた隆則は、スマホを手に取り、電話をかけた。
「もしもし、今大丈夫ですか?
ーーそうっす。
ーー…さっき俺に対して質問してきたんですよ!『なんで土曜にしかサークルに行かないのか』って!
ーーホントに!やっとっすよー!
ーーキッカケは松田に聞かれたからだと言ってました!
ーーえっ。いや、本当の事は言ってないっすよ?嘘ってワケでもないけど。だって、流石に本当のこと言ったら引かれそうだし...
ーーん?松田に直接ですか?急だなぁ。いや、俺はそれ聞けるほど仲良くないんで。ご遠慮させて欲しいっす。
ーーハハ、先輩相変わらず心配症っすよね。
ーーはーい、またなんか進展あったら連絡しまーす。...ってか気になってたんですけど、やっぱり松田の登場ってイレギュ」
ブツッ
「ちぇっ、切られちゃった。まあ、ヒデちゃんを想う気持ちは伝わるからなぁ。...やっぱり、報告というより母親と保育士の会話みたいだよな。ハハ」
隆則は呆れたように笑うのだった。
「てかヒデちゃんが自ら俺の部屋に来るのもレアだったじゃん!しまった!」
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気になっていたことを聞けた秀和は青也に伝えに向かっていた。と言っても、部屋は自室の隣なのでわざわざ向かっているって感覚はない。だが何故だろう、少し緊張感がある。
青也の部屋の前で立ち止まった秀和は、唾をひと飲みし、恐る恐るドアノブに手をかけた。ここの寮は寮生しかこの建物に入れない事から、部屋の中に居る時は鍵をかけない人が大半であった。居たら開く、居なかったら開かない、単純な事だ。
だけど、開いて欲しいとも、開かないで欲しいとも思うのは何故だろう。
ガチャ
思いの外軽く開いたドアに身体がビクッと反応する。するとすぐ目の前に青也が立っていた。同じタイミングでドアを開けたようだった。
「あれ?秀和先輩?どうしたんですか?」
「あ、いやあ、隆則になんで土曜にしかサークルに行かないのかって聞いたから、教えようと思って。」
「わざわざ聞いてくれたんですね!ありがとうございます!...でも今友達に呼ばれててーー」
「あっ、別に今じゃなくてもーー」
「もしよかったら、一緒に行きません?」
「......えっ?」
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「なあ、ホントに俺も行っちゃっていいのか?」
ドアの前までやって来てやっぱり怖くなってきた秀和は青也に尋ねた。
「あ、全然大丈夫ですよ多分!むしろ先輩の方が大変な思いをするかも。」
「えっ。それってどういうーー」
「それじゃ、入りましょっか!」
ガチャ
「ジャジャーン!今日はお客さん連れてきたぞー!」
勢いよくドアを開けた先には、中性的な顔立ちをした少年が驚いた顔でこちらを見ていた。着ぐるみに着替える途中のようで、まだボタンが全開でパンイチ姿が丸見えだった。秀和は、色白だなぐらいにしか思っていなかったが、着ぐるみの彼は恥ずかしそうな顔をしたのち、急いでボタンをとめ、青也を怒った。
「おい!人連れてくるなら先に言えよ!」
「えーだって、さっきばったり会ったんだからしょうがないだろ?」
「あんたも!俺の着替え覗いたんだから手伝ってもらうから!」
「え、えぇ...(り、理不尽だ...)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「どうなることかと思ったけど、まさか撮影を手伝うことになるとは思わなかったよ。防音材も壁一面にあって凄かった。」
無事春人の撮影の手伝いを終えた二人は部屋へ向かっていた。秀和の言葉に青也は微笑む。
「でも、楽しかったでしょ?」
「ああ。...でも青也、動画に出ちゃってよかったのか?いつもは出ないんだろ?春人君もなんだか心配してたし。」
「多分大丈夫ですよ。春人は僕が春人より人気になることを怖がってるだけですって!」
「お前...結構自信家なんだな。」
「へへへ...」
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