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第2章 Dear Voice
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笑い声が絶え間ない、過去の夢を見ていた。
ピアノが好きでたまらなかった幼い頃の夢。
親に褒められるのが嬉しくて、うまくなりたいと何時間も練習していた。
楽しかったはずのピアノが、いつしか親や兄姉の顔色を窺うだけの窮屈なものになってしまっていた学生の頃へと移り、早瀬と出会い、早瀬と共通する〝音楽〟が好きで好きでたまらなくなった頃へと移ろう。
過度に期待する親と、それに応えることが出来ない……技術的な限界を感じてしまっていた中、彼の言葉は嬉しかったんだ。
――俺、お前が弾くピアノの音が好きで、俺も弾いてみたいんだ、クラシック。
迷いながらのピアノでも、好きだと言ってくれるひとがいた。たったひとりでもそのひとのためにピアノを続けていきたいと、そう思った。
思えば初めて第三者から認められた瞬間だった。
打てば響く……そんな似た音楽センスを持っていたあたし達は、常に互いを尊重し合い、自分にないものを補っていた……とあたしは思っていた。
音を通してあたしは彼とひとつとなり、誰よりも近くに居た気分になっていたし、家族に対する劣等感を認めて励ましてくれたのも彼で。
……だから、彼の手のひらを返したような仕打ちが、悲しくて仕方が無かった。
――有名人の娘だからお前のバージンに価値があった。それがなくなれば、お前に価値はねぇ。性処理でもいいって言うなら、抱いてやるけど?
彼があたしと一緒に居たのは、あたしという人間を見ていてくれたわけではなく、有名な音楽家の娘であり処女であったからという理由だったことに。
あたしは、数多居る女の中でも、ヤリやすい女だったんだね。
なにひとつ疑うことなく、彼に心を開いていた。
……それが処女を奪うための作戦だと知らずに。
思い返せば、あたしは自分のことを彼に話したけれど、彼のことは一切聞いていない。父親は既に亡くなっているということくらいで。
最初から、線は引かれていたんだ。
ねぇ――。
あなたが昔語っていた音楽への愛情も、嘘だったの?
嘘だったのなら、なぜあなたは今、音楽家をしているの?
――柚、ひとつの曲を作らねぇ? お前となら、すげぇの出来ると思うんだ。俺、お前に近づけるよう、頑張るから。
なぜ、数多ある音楽会社の中でエリュシオンを選んで来たの?
なぜ、処女ではない無価値なあたしを巻き込んで、ひとつの曲を作ろうとしているの?
なぜ。
なぜ。
過去と繋がるものを聞けずに拒むことしか出来ないあたしは、過去の苦痛がぶり返すのを極端に怖れながら、合意のセックスをしている。
……彼に、鼓動を揺らしたくない。
あたしは女で、彼を男だと意識したくない。
同僚として上司として、素晴らしい音楽家としては尊敬する。
あなたが紡ぐ音は素晴らしいと、それだけは認めるから。
――お前の家族の名前を利用しろ。
ねぇ、利用したいのはあなたなの?
だからプロジェクトに入れたがるの?
あなたに必要なのは、あたしの能力ではなくて肩書き?
あたしを煽てて、またあたしを騙そうとしてる?
「……っ」
――柚、怖くなくなるまで抱きしめていてあげる。
亜貴、怖いよ。
もうあんな思いをしたくないよ。
――有名人の娘だからお前のバージンに価値があった。それがなくなれば、お前に価値はねぇ。性処理でもいいって言うなら、抱いてやるけど?
戻されるの。
彼にとって特別だと思い込んだ、惨めな女の姿に――。
戻って来てよ、亜貴。
早く元気になって帰国して。
また「大丈夫」だってあたしにささやいて。
「亜貴……」
あたしにささやいていいのは、亜貴だけなんだから――。
「……戻って来て……」
あたしは泣きながら目を覚ました。
早瀬の腕の中、九年前より逞しくなった彼の胸に、顔をつけるようにして眠っていたことに驚き、ぱっと離れる。
早瀬はぐっすりと寝ているようだ。
長い睫。
精悍な頬。
シャープな顎。
半開きの形いい唇。
これ以上美しい男を見たことがない。
どんな芸能人も霞んでしまうほど。
恋人にはなりえない男と、また一夜を過ごしてしまった。
後悔と罪悪感だけが胸に積もって息苦しい。
よりによって早瀬とこんなことをしているなんて。
セフレ以下の関係を続けるあたしは、なんて自虐的だろう。
現実が悲しくて、苦しくて。
……早瀬に抱かれた時は特に、忘れたい悪夢を見て飛び起きる。
美貌も名誉もある男に抱かれて、あたしは恵まれていると世の女は言うのだろう。
どんな理由であっても、抱かれて名前を呼んでくれたら、それだけですべてのわだかまりを水に流して、彼を愛し愛されたいと願うのだろう。
――有名人の娘だからお前のバージンに価値があった。それがなくなれば、お前に価値はねぇ。性処理でもいいって言うなら、抱いてやるけど?
ねぇ……どれ程の女を抱いて虜にしてきたの?
今の本命はどんな女?
――俺が抜きたい時に性処理としてお前を抱く。
どこまでも無防備に、眠っていても彫刻のように美しい顔を見せる早瀬の首を、両手で縊り殺したくなる。
「……嫌い」
あたしがなにかすると思っていないんだろうか。
あたしはそうすることも出来ないほど無力で、どうとでも出来るちっぽけな女だと思っているんだろうか。
「大っ嫌い」
早瀬が、泣きたくなるほど嫌い。
あたしを傷つけておいて、あんなに素晴らしい音を作れるのが悔しくて。
音楽は人間の本質だと思えば、綺麗な彼の心に綺麗な姿で居られないのが悲しくて。
どうして男と女はセックスをするの。
唇を重ねたのは、処女を奪われたあの時だけ。
処女でなくなれば、ただの性処理の道具には親愛の情すらわかないのだろう――そんな冷酷さが身に染みているのに、今尚同じ苦痛を味わっている。
仕事とセックスと、割り切れないあたしは、いまだ過去に囚われて。
早瀬から卒業したいのに、卒業できない。
「早瀬のいない世界に行きたい……」
あたしは呟き、ベッドから下りると、暖房が入った室内でハンガーにかけていた……まだ湿ったままの衣服を身につけた。
乾くまで、乾かすまで、彼と一緒に居たくなかったから、風邪をひいてもいいからと、その上にコートを羽織って、逃げるようにして部屋を出た。
ホテルを出ると車のクラクションの音が聞こえて、またいつもの騒然とした日常が始まったことを知った。
朝陽が穢れたあたしを照らし出して、あまりの眩しさに涙を流す。
身体についた早瀬の痕跡を、すべてなかったように浄化して貰いたいと思いながら。
「――くそ……っ」
……あたしのすべての呟きを早瀬が聞いていたことにも、……彼が両手で顔を覆う際、その目から一筋の悔し涙が頬に伝い落ちたのも、気づかずに。
*+†+*――*+†+*
ホテル最寄りのJR品川駅から、京浜急行線で三つ目青物横丁駅で下りて、次の鮫洲駅も徒歩圏内にある、南品川の一角に、あたしは住んでいる。
なんとか僅かな所持金で家に帰れてほっとする。
つり革に掴まり電車に揺られながら、長閑な光が差し込む窓から、所狭しとぎゅうぎゅうに並んで建てられた家を、ぼんやりと眺める。
東京は夏の台風災害の対策として、暴風雨に吹き飛ばないしっかりとした屋根の家が建ち並ぶが、これが冬に雪が降る北国であるのなら、雪が落ちる対策をなされた屋根の家が、距離をあけて建ち並んでいるのだと――小さい頃家族でスキーに行った時、そう父さんが教えてくれたことを思い出した。
南品川に住んで四年――。
たくさんの高層マンションが出来てしまい、日当たりは悪くなってしまったけれど、それでもこのご時世、安い家賃を変えないままでいてくれる、おばあちゃま大家さんに感謝している。
大家さんは、インテリアデザイナーをしていた亜貴のお客様のひとりで、亜貴が改築した四年前、大家さんにあたしを紹介してくれたのだ。
大家さんは亡くなった旦那さんからあたしの住む建物を受け継いだものの、皹が入って陰鬱そうな外観だったために、入居者もいないのに維持費だの税金だのだけがかかって、年金生活を圧迫し、手放すことを考えていたそうだ。
それを大家さんが横断歩道中に、買い物袋から落とした野菜を亜貴が拾った縁で、相談された亜貴がリフォームデザインや工事を、ツテで格安で請け負ったところ、入居者が増えて生活を支えられる収入になったそうで、大家さんは亜貴に感謝して、いつも亜貴の従妹であるあたしにも、気遣ってくれている。
家に帰り、お気に入りの柚の匂いがするお風呂に浸かって、ようやくあたしらしい匂いにリフレッシュ出来たと喜んでいた最中、訪問者を告げるチャイムの音がして出ると、大家のおばあちゃまだった。
「柚ちゃん、元気かい? 不都合なことないかい?」
大家さんは、月に一度銀行に行く日に、全部の部屋を回り声をかける。
腰が曲がった小さな身体。しわしわな顔で愛嬌ある笑いを作り、女性なのに男気溢れるパワフルなおばあさんだ。
今、七時ちょっとすぎ。
仕事で残業が多いから、あたしだけこうして、確実に家にいる朝早い時間帯に、訪ねて来てくれる。
「はい、不都合はなにもありませんよ。大家さんもお元気ですか?」
「ああ、元気さ」
「それはよかった。あ、中にどうぞ? 朝食、簡単なものなら作りますよ?」
「いやいや、もーにんぐをとるところは決めていてな。柚ちゃんは仕事に行く準備で忙しいのにすまないな。簡単に玄関先で失礼するよ。亜貴さんはどうだい。これが聞きたくてさ」
あたしはバスローブ姿だったが、身を屈めて大家さんを見上げる。
「肝移植した後の拒絶反応も落ち着いて、驚異的な回復ぶりをみせていると、亜貴についている亜貴のお母さんから電話がきました。この分なら、年内に帰国できそうですって!」
「おおそうか、そうか!」
亜貴のお母さんは、あたしの父の姉にあたる。
音楽が出来ないために父を含めてあたしの家族は馬鹿にしていたけれど、それでも毎年、亜貴を連れて正月に遊びに来てくれて、あたしの母よりは音楽抜きであたしを可愛がってくれたから、親愛の情が強い。
亜貴はおばさんをあまり好きではなかったようで、だからひとり暮らしをしたようだけれど、亜貴が倒れた時に連絡したら、泣きながら病室に駆け込んできた。
それを見て、この親子が羨ましく思ったものだ。
あたしなど、誰も病院に来てもくれないだろうから。
「そうか、そうか。なにかあったら、ワシに言うのじゃぞ?」
「わかりました。いつもご心配ありがとうございます」
「なんのなんの。亜貴さんは、じいさんの形見であるここの建物に、ひとがすめるようにしてくれた。そのおかげでワシは、おまんまをたらふく食えてるのじゃ。ほんにありがたい、なんまんだぶなんまんだぶ……」
「大家さん、縁起悪いから!」
すると大家さんははっとしたようにして、あたしと一緒に笑った。
「そうじゃ、柚ちゃん。住んでくれていてありがとう。はい、これは後で皆にあげる、いつものお煎餅を先に。で、これは柚ちゃんだけの特別なプレゼントさ。今日いい気分で過ごせるように」
大家さんは有名な煎餅屋の包みがかけられた箱と、大きな花束を取り出して、あたしの両腕の中に入れた。
「いつも、同じのですまんの」
花束には赤い多弁の花がたくさんあった。
「うわあ、いつもいつも本当にありがとうございます。お煎餅も好きだし、それにこのお花、大好きなんです」
「そうか、そうか。それはよかった」
その花は、紙のように薄い花びらの八重咲きの多弁の品種で、深く上品で瑞々しい赤色している。
ラナンキュラスという多弁の花の種類の中、ラックスと呼ばれる……光沢のある花弁を持つシリーズのひとつで、太陽の光が当たるとより輝きを増す……と、最初に貰った花束に説明書が書いてあったのだけれど。
視覚も嗅覚も、癒やされる。
「しかし大家さん、よくこんな珍しいお花を見つけましたね。凄くお高いでしょう」
赤い花と言えば、赤薔薇しか思いつかないあたし。
「え? ん、ん……」
「大家さん?」
「い、いやいや。ワシはな、せんすがあるんじゃ、がははははは」
腰を伸ばすようにして豪快に笑うから、つられてあたしも笑った。
どんなに家族やエリュシオンから孤立してひとりでも、あたしの住むところには、心温かなひとが愛をくれる。
こんな時間に花屋が開いているわけはないし、前日からあたしに渡そうと用意してくれた、その心だけでも本当に嬉しくて。
こういう優しいひとが居てくれるから、あたしは頑張れる。
ひとりじゃないと思える。
大家さんに別れ告げた後、お花を花瓶に入れ、テーブルの上で頬杖をついて、赤い優雅な花を眺めた。
「……なりたい。この花が似合うような、大人に」
私怨や私情とは無関係に。
艶やかに、華やかに……自分にしか出せない個性的な色で咲き誇れたら――。
そしてこの色は、天使がつけていた首輪の色。
……いつもこの花が来る度思うんだ。
天使はいつも、形を変えながら、あたしのそばで応援してくれていると。
日常で向けられる、ささやかな心を見逃すような女にはなりたくない。
前を向いて頑張ろう――。
「――柚、ファイト!! くじけるなっ!!」
あたしは自分にエールを送り、会社に行く支度をしに立ち上がった。
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