小さい奴隷は恋をしない

帝国フォンシュタールは隣国のフルガとの間に停戦協定を結んだ。フルガ国の王家による一方的な侵攻は民の怒りを買い、ついには反乱を起こした民衆の手によって指揮官の首は取られた。
王家に仕えていたヘルティマは共犯の罪で奴隷になった。そんな彼を買ったのは帝国フォンシュタールのウォルハイド・グランツ侯爵だ。ウォルハイドの下、使用人として働くようになるが、彼の優しさと凛とした強い意志に惹かれ奴隷という立場ながら主人に想いを寄せてしまう

しかし、そんな中ウォルハイドが連れてきたフェンデルという愛妾の世話を任され想いに蓋を閉めようとしたヘルティマ。
けれど、どこまでも優しいウォルハイドにどうしようもない恋心を抑えきれないでしまうのだ。

すれ違いの恋、そして過去のしがらみ。ヘルティマはその壁を越えられるのだろうか。

拗らせ溺愛侯爵×小さな奴隷使用人


9/4書き直しさせて頂きました。
お待たせしてしまい大変申し訳ございません(~_~;)
ムーンライトノベルでも連載中です。
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