26 / 29
番外編
侍女マリィとちょっとした心配事 1
しおりを挟む
マリィは、ブラックフォード公爵家に仕える侍女である。
彼女が公爵家でのおつとめを始めたのは、公爵令嬢タリカがまだ可愛らしい幼女だった頃のこと。当時は公爵夫人も健在で、十代半ばだったマリィは、名門と名高い公爵家にお仕えできたことの誇りを胸に、一生懸命頑張ろうと胸に誓った。
……のだが。
公爵夫人が病によって帰らぬ人となってから、公爵家は少しずつ崩れていった。
公爵は仕事に没頭し、滅多に屋敷に戻らないようになった。
タリカは「母親を亡くしたかわいそうなお嬢様」ということで、皆に蝶よ花よと愛でられた。
そうして十年ほど経った頃には、タリカ・ブラックフォードという名のとてつもない悪女が爆誕していたのであった。
マリィがタリカ付きの侍女になったのは、五年ほど前のこと。そのときには既にお嬢様は「完成」していて、有能なマリィでも矯正は不可能だった。
お嬢様の不満を買えば、首を刎ねられる。
お嬢様の機嫌を損ねたら、鞭で叩かれる。
お嬢様に物申せば、家族にまで累が及ぶ。
だからマリィもぐっと堪え、日々のおつとめを果たしていた。
タリカの暴行により侍女仲間たちは疲弊していき、お嬢様付きの侍女もマリィ以外は長続きしなかった。
いつしか、お嬢様の我が儘におびえる年少者たちを守るのが、マリィの役目の一つになっていた。
そうこうしているうちにマリィは婚期を逃し、二十代半ばになってもブラックフォード家から逃げられない状況となっていた。
……いつか、心身共に疲弊して倒れるかもしれない。
でもそうしたら、後輩たちがお嬢様にいじめられてしまう。
いつまでこんな日が続くのだろう、と思っていたマリィだが、お嬢様が十八歳になった年、いろいろなことが起きた。
まず、我らがお嬢様がとうとう王太子殿下に愛想を尽かされ、婚約破棄を言い渡された。
お嬢様は激昂し、王太子殿下を呪い殺そうとした。
逆らえば命がないと分かったマリィは、良心の呵責と、己のふがいなさに締め付けられながら呪術の道具を買い集めた。
……だがその結果、呪術は失敗し、お嬢様は昏倒した。
そうして目覚めたときには、お嬢様はまるで別人のように豹変していたのだった。
「それじゃ、今日もよろしくね、キース」
「ああ。まずはこっちの原稿を……」
マリィが見つめている中、タリカが侯爵子息キースと言葉を交わしている。
タリカが目を覚まし、キース・ラトクリフの助手になって、早二ヶ月。
かつては犬猿の仲だった二人は今、ソファに向かい合って座り、真摯な表情で原稿を見つめていた。
あのお嬢様が小説好きになったのも驚きだが、「生意気な格下」と呼んでいたキースの秘密を知ってもなお隠し通し、協力するようになるなんて思ってもいなかった。
どうやら小説の内容で、何かタリカが意見を述べたようだ。
彼女が顔を上げて原稿を示しながら指摘をすると、キースは驚いたように目を丸くした。彼が「なるほど……あんた、いい目を持っているな」と感心したように言うと、タリカは嬉しそうに微笑んだ。キースもまた、彼女の微笑みを見てつられたように口元をほころばせる。
すん、とマリィは小さく鼻を鳴らし、ちょうど空になっていたポットに新しい茶を注ぐという名目で、部屋を辞した。
そして狭い廊下に出ると深呼吸し、ポットを持ったままその場にしゃがみ込む。
お嬢様が。
あのお嬢様が。
キース・ラトクリフと、笑顔を交わしているなんて!
目覚めてから、タリカは以前よりずっと人当たりがよくなり、使用人たちも改心したお嬢様のことを受け入れ、好きになっていた。
もちろんマリィも、きらきらと輝くような笑顔を見せ、マリィたちにも優しい言葉を掛けてくれるようになった今のお嬢様が大好きだ。
そして――マリィの本能がミンミンと訴えているのだが……どうも、お嬢様はキース・ラトクリフのことを憎からず思っているようなのだ。
同じ趣味を持つ者同士という共通点もあるのだろうが、それにしてもキース・ラトクリフと話しているときのタリカは本当に生き生きとしている。
そして気難しい少年だとばかり思っていたキース・ラトクリフもまた、コロコロと表情を変えてお嬢様とやりとりをしている。
これは……脈ありなのだろうか?
もしそうなら――二人がお互いに対して恋心を抱いているのならば、タリカの侍女として主君の恋を応援するべきであろう。
キースは、ラトクリフ侯爵家の次男だ。タリカと並べると少々身分は劣るが、彼にならお嬢様を託してもいいとマリィは考えている。
ブラックフォード公爵は娘の交際に関して渋い顔をするかもしれないが、お似合いの二人を引き離すなんて、恋愛大好きなマリィには考えられなかった。
……しかし、である。
目下、マリィには少々気になっている事項があった。
「……あら、マリィ様。どうかなさいましたか」
涼しげな声がして、マリィははっと顔を上げた。
廊下を挟んで反対側、簡易キッチンのドアを閉めてこちらにやってきたのは、すらっとした体躯を持つ若い女性――ラトクリフ侯爵家の侍女であるジゼル。
そう、彼女こそまさに、マリィが「気にしている」人なのだった。
彼女が公爵家でのおつとめを始めたのは、公爵令嬢タリカがまだ可愛らしい幼女だった頃のこと。当時は公爵夫人も健在で、十代半ばだったマリィは、名門と名高い公爵家にお仕えできたことの誇りを胸に、一生懸命頑張ろうと胸に誓った。
……のだが。
公爵夫人が病によって帰らぬ人となってから、公爵家は少しずつ崩れていった。
公爵は仕事に没頭し、滅多に屋敷に戻らないようになった。
タリカは「母親を亡くしたかわいそうなお嬢様」ということで、皆に蝶よ花よと愛でられた。
そうして十年ほど経った頃には、タリカ・ブラックフォードという名のとてつもない悪女が爆誕していたのであった。
マリィがタリカ付きの侍女になったのは、五年ほど前のこと。そのときには既にお嬢様は「完成」していて、有能なマリィでも矯正は不可能だった。
お嬢様の不満を買えば、首を刎ねられる。
お嬢様の機嫌を損ねたら、鞭で叩かれる。
お嬢様に物申せば、家族にまで累が及ぶ。
だからマリィもぐっと堪え、日々のおつとめを果たしていた。
タリカの暴行により侍女仲間たちは疲弊していき、お嬢様付きの侍女もマリィ以外は長続きしなかった。
いつしか、お嬢様の我が儘におびえる年少者たちを守るのが、マリィの役目の一つになっていた。
そうこうしているうちにマリィは婚期を逃し、二十代半ばになってもブラックフォード家から逃げられない状況となっていた。
……いつか、心身共に疲弊して倒れるかもしれない。
でもそうしたら、後輩たちがお嬢様にいじめられてしまう。
いつまでこんな日が続くのだろう、と思っていたマリィだが、お嬢様が十八歳になった年、いろいろなことが起きた。
まず、我らがお嬢様がとうとう王太子殿下に愛想を尽かされ、婚約破棄を言い渡された。
お嬢様は激昂し、王太子殿下を呪い殺そうとした。
逆らえば命がないと分かったマリィは、良心の呵責と、己のふがいなさに締め付けられながら呪術の道具を買い集めた。
……だがその結果、呪術は失敗し、お嬢様は昏倒した。
そうして目覚めたときには、お嬢様はまるで別人のように豹変していたのだった。
「それじゃ、今日もよろしくね、キース」
「ああ。まずはこっちの原稿を……」
マリィが見つめている中、タリカが侯爵子息キースと言葉を交わしている。
タリカが目を覚まし、キース・ラトクリフの助手になって、早二ヶ月。
かつては犬猿の仲だった二人は今、ソファに向かい合って座り、真摯な表情で原稿を見つめていた。
あのお嬢様が小説好きになったのも驚きだが、「生意気な格下」と呼んでいたキースの秘密を知ってもなお隠し通し、協力するようになるなんて思ってもいなかった。
どうやら小説の内容で、何かタリカが意見を述べたようだ。
彼女が顔を上げて原稿を示しながら指摘をすると、キースは驚いたように目を丸くした。彼が「なるほど……あんた、いい目を持っているな」と感心したように言うと、タリカは嬉しそうに微笑んだ。キースもまた、彼女の微笑みを見てつられたように口元をほころばせる。
すん、とマリィは小さく鼻を鳴らし、ちょうど空になっていたポットに新しい茶を注ぐという名目で、部屋を辞した。
そして狭い廊下に出ると深呼吸し、ポットを持ったままその場にしゃがみ込む。
お嬢様が。
あのお嬢様が。
キース・ラトクリフと、笑顔を交わしているなんて!
目覚めてから、タリカは以前よりずっと人当たりがよくなり、使用人たちも改心したお嬢様のことを受け入れ、好きになっていた。
もちろんマリィも、きらきらと輝くような笑顔を見せ、マリィたちにも優しい言葉を掛けてくれるようになった今のお嬢様が大好きだ。
そして――マリィの本能がミンミンと訴えているのだが……どうも、お嬢様はキース・ラトクリフのことを憎からず思っているようなのだ。
同じ趣味を持つ者同士という共通点もあるのだろうが、それにしてもキース・ラトクリフと話しているときのタリカは本当に生き生きとしている。
そして気難しい少年だとばかり思っていたキース・ラトクリフもまた、コロコロと表情を変えてお嬢様とやりとりをしている。
これは……脈ありなのだろうか?
もしそうなら――二人がお互いに対して恋心を抱いているのならば、タリカの侍女として主君の恋を応援するべきであろう。
キースは、ラトクリフ侯爵家の次男だ。タリカと並べると少々身分は劣るが、彼にならお嬢様を託してもいいとマリィは考えている。
ブラックフォード公爵は娘の交際に関して渋い顔をするかもしれないが、お似合いの二人を引き離すなんて、恋愛大好きなマリィには考えられなかった。
……しかし、である。
目下、マリィには少々気になっている事項があった。
「……あら、マリィ様。どうかなさいましたか」
涼しげな声がして、マリィははっと顔を上げた。
廊下を挟んで反対側、簡易キッチンのドアを閉めてこちらにやってきたのは、すらっとした体躯を持つ若い女性――ラトクリフ侯爵家の侍女であるジゼル。
そう、彼女こそまさに、マリィが「気にしている」人なのだった。
0
お気に入りに追加
1,643
あなたにおすすめの小説
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
居場所を奪われ続けた私はどこに行けばいいのでしょうか?
gacchi
恋愛
桃色の髪と赤い目を持って生まれたリゼットは、なぜか母親から嫌われている。
みっともない色だと叱られないように、五歳からは黒いカツラと目の色を隠す眼鏡をして、なるべく会わないようにして過ごしていた。
黒髪黒目は闇属性だと誤解され、そのせいで妹たちにも見下されていたが、母親に怒鳴られるよりはましだと思っていた。
十歳になった頃、三姉妹しかいない伯爵家を継ぐのは長女のリゼットだと父親から言われ、王都で勉強することになる。
家族から必要だと認められたいリゼットは領地を継ぐための仕事を覚え、伯爵令息のダミアンと婚約もしたのだが…。
奪われ続けても負けないリゼットを認めてくれる人が現れた一方で、奪うことしかしてこなかった者にはそれ相当の未来が待っていた。
旦那の真実の愛の相手がやってきた。今まで邪魔をしてしまっていた妻はお祝いにリボンもおつけします
暖夢 由
恋愛
「キュリール様、私カダール様と心から愛し合っておりますの。
いつ子を身ごもってもおかしくはありません。いえ、お腹には既に育っているかもしれません。
子を身ごもってからでは遅いのです。
あんな素晴らしい男性、キュリール様が手放せないのも頷けますが、カダール様のことを想うならどうか潔く身を引いてカダール様の幸せを願ってあげてください」
伯爵家にいきなりやってきた女(ナリッタ)はそういった。
女は小説を読むかのように旦那とのなれそめから今までの話を話した。
妻であるキュリールは彼女の存在を今日まで知らなかった。
だから恥じた。
「こんなにもあの人のことを愛してくださる方がいるのにそれを阻んでいたなんて私はなんて野暮なのかしら。
本当に恥ずかしい…
私は潔く身を引くことにしますわ………」
そう言って女がサインした書類を神殿にもっていくことにする。
「私もあなたたちの真実の愛の前には敵いそうもないもの。
私は急ぎ神殿にこの書類を持っていくわ。
手続きが終わり次第、あの人にあなたの元へ向かうように伝えるわ。
そうだわ、私からお祝いとしていくつか宝石をプレゼントさせて頂きたいの。リボンもお付けしていいかしら。可愛らしいあなたととてもよく合うと思うの」
こうして一つの夫婦の姿が形を変えていく。
---------------------------------------------
※架空のお話です。
※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。
※現実世界とは異なりますのでご理解ください。
【完結】お飾りの妻からの挑戦状
おのまとぺ
恋愛
公爵家から王家へと嫁いできたデイジー・シャトワーズ。待ちに待った旦那様との顔合わせ、王太子セオドア・ハミルトンが放った言葉に立ち会った使用人たちの顔は強張った。
「君はお飾りの妻だ。装飾品として慎ましく生きろ」
しかし、当のデイジーは不躾な挨拶を笑顔で受け止める。二人のドタバタ生活は心配する周囲を巻き込んで、やがて誰も予想しなかった展開へ……
◇表紙はノーコピーライトガール様より拝借しています
◇全18話で完結予定
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました
結城芙由奈
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】
私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。
2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます
*「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
※2023年8月 書籍化
旦那様、前世の記憶を取り戻したので離縁させて頂きます
結城芙由奈
恋愛
【前世の記憶が戻ったので、貴方はもう用済みです】
ある日突然私は前世の記憶を取り戻し、今自分が置かれている結婚生活がとても理不尽な事に気が付いた。こんな夫ならもういらない。前世の知識を活用すれば、この世界でもきっと女1人で生きていけるはず。そして私はクズ夫に離婚届を突きつけた―。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
旦那様、そんなに彼女が大切なら私は邸を出ていきます
おてんば松尾
恋愛
彼女は二十歳という若さで、領主の妻として領地と領民を守ってきた。二年後戦地から夫が戻ると、そこには見知らぬ女性の姿があった。連れ帰った親友の恋人とその子供の面倒を見続ける旦那様に、妻のソフィアはとうとう離婚届を突き付ける。
if 主人公の性格が変わります(元サヤ編になります)
※こちらの作品カクヨムにも掲載します
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。