忌巫女の国士録

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行き着いたのは、人身御供によって繁栄する異世界の国、──水波盛だった。

命を救われた矢先、水神に捧げる生贄にされそうになるところを、命からがら逃げ出す。

命を狙われ、右も左も分からない世界で、厳しい旅が始まる。
帰る術を探すうちに、出生の秘密を知ることになるが────。

乱世に巻き込まれながらも強く生き抜く少女の国士録。
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