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第1章
第24話 乳力
しおりを挟むー ワシントンD.C. ホワイトハウス アメリカ合衆国 大統領 補佐官 イアン・マイルズ ー
「ど、どうすればいいのだイアン! お前がCIAに任せればいいと言ったから任せてみれば! あの化物を敵に回してしまったではないか! あの動画では奴らはアメリカを敵だと! 次はこの合衆国に来ると言っているのだぞ! だいたいなぜエルサリオンがF-16R戦闘機を攻撃してきたのだ! 話が違うではないか! 」
「申し訳ございません大統領。まさかあれほどの力があるとは誤算でした」
私は机を叩き劣化の如く怒り狂う大統領へただ詫びることしかできないでいた。
誤算。そう、全てが誤算だった。
先日のインセクトイドの侵攻時にニホンを救ったグレイマスクの正体が、ワタル・セカイというニホン人であることがわかった。当初はまさか同じ人間だとは思いもしなかった。地下世界の住人とばかり思っていた我々には、このことは朗報以外の何物でもなかった。
そしてニホンのポリスから得た身辺調査結果から、彼は親しい者を決して見捨てない情に厚い人間であるということがわかった。それを証明するかのごとく、ニホン政府もミスターセカイの近親者の警護にかなりの人員を割いていた。そのことからCIAは人質を取り、それを引き渡した時にそのまま武力で脅せば必ず上手くいくと聞かされていた。
そう、どれほど強力な力を持っていたとしても、一般人を守りながら戦うのは無理だと。まずは親しい友人を人質にし、米国に連れてきた後に祖母も連れてくる予定だった。
しかし最初からその計画はつまづいた。
ミサワベースとヨコスカベースを破壊したミスターセカイと、そのパートナーの美しきガンナーの女性の力は我々の想像を遥かに上回っていた。
私はベースの監視カメラ映像を見て、その圧倒的過ぎる武力に戦慄するほかなかった。まさか300機のイーグルによるレールガンでの攻撃が、一切通用しないなどと誰が想像できるものか。
インセクトイドを圧倒した攻撃力は認識していた。しかしあれほどの防御力を持つなど、数千発のレールガンの攻撃を受けて無傷など本当に彼は私たちと同じ地球人なのかも怪しい。エルサリオンから逃亡した最新型の戦闘型アンドロイドなのではないかと疑ってしまう。
失敗した。
我々のミスターセカイを米国に連れてくる計画も、エルサリオンに引き渡す前にその能力の秘密を解析する計画も全て。それどころか最前線の基地を、たった半日で二ヶ所も壊滅させることのできる者を敵にしてしまった。
昨晩にSNSを通して拡散されていたM-tubeの動画を見て、国防総省長官もCIA長官も震え上がっていた。私も英訳されたあの動画を見て米国は滅ぶと、インセクトイドに対抗するため軍基地を半分でも破壊されれば、米国は次のインセクトイドの侵攻を防げず遠からず滅ぶと確信した。
米国民の怒りも相当なものだ。それまでは同盟国であるニホンを救ったグレイマスクと呼ばれていたミスターセカイとそのパートナーに対し、いずれ同盟国の米国も助けてくれるかもしれないという期待があった。ニホンを二度見捨てたことは我々政府がメディアと取引をして、やむを得なかったということにしてある。それを知らない国民は期待をしていたのだろう。
しかし現実は政府がグレイマスクの友人を拉致して人質にし、彼を怒らせて千名以上の死者と多くの装備を失った。さらにエルサリオンまでもが敵に回ると暗に示唆した。
暴動が起こるのも時間の問題だろう。それだけミスターセカイの力は圧倒的だった。彼をこれ以上挑発すれば米国が滅ぶということは、どんなに学の無い市民でも想像できる。インセクトイドに喰われるくらいならと、反政府運動が起こるのも時間の問題であろう。
我々は賭けに負けた。勝てば地下世界からの新たな技術と資源。そして、ミスターセカイの能力を研究することにより、世界を救えるほどの力を我が合衆国が手に入れるはずだった。しかしそれは叶わなかった。
だがそれはまだいい。
問題は我々にミスターセカイの確保を依頼したエルサリオンの戦闘機が、なぜ攻撃してきたのかだ。
これではまるでエルサリオンがミスターセカイの怒りを買うのを恐れ、トカゲの尻尾切りをしたようではないか。
ミスターセカイはいったい何者なのか……もしかしたら地下世界の最強の戦士が政変により地上に追放され、ニホン人になりすましているのか? その彼を刺激してしまい、地下世界にその矛先を向けないために我々を切ったのか?
「と、とにかく我々はミスターセカイの友人を誘拐などしていないと。酔った米国人女性兵士をホテルに連れ込んで暴行をしたから、逮捕拘束したのだとメディアを通して弁明せねば! そして水面下でミスターセカイと交渉を! 全て誤解だったと和解をせねば! 」
「大統領おやめください。友人を犯罪者に仕立て上げられたミスターセカイといったいなんの交渉をするというのですか? ヘタをすれば米国が攻撃されかねません。ここは祖国を守るためにお退きください。事ここに至っては、もう民生党は終わりです。ハンニバン博士の暴走ということにし、潔く大統領の職を退くことで党もなんとか生き残ることができます」
駄目だなこの男は……あまりの恐怖かわか思考が正常ではない。4年前に前政権の共民党を打倒するために口が達者なこの男を大統領に祭り上げたが、やはり国家危急の時期にこの無能で小心者の男を大統領にすべきではなかった。
3年前のインセクトイドの侵攻時に、8年前と違い軍備が揃っていたにも関わらず初動の遅れにより国民に多くの犠牲を出してしまった。その後も経済政策が失敗し支持率が落ち、野党に堕ちた共民党が息を吹き返した。私も党も懸命に支えてきたが、この男は党が用意した優秀なブレーンをことごとくクビにした。その結果がこれだ。
そしてそのタイミングで第三次侵攻が起こり、第一次侵攻時の比にならないほどの犠牲を出してしまった。もうこれでこの政権は終わりだと誰もが思った。
しかしニホンに突如と現れたグレイマスクの2人が、ニホンに上陸したインセクトイドを殲滅した。その者たちの正体を調べてみると、驚くことにニホン人だということがわかった。そしてエルサリオンから、ミスターセカイ確保の依頼がきた。確保の後は、報酬として新技術と宇宙鉱物資源を渡すと。
2期目の大統領選挙が近いことから、我々は起死回生の一手を放った。が、結果は散々だった。ニホンにある重要基地を二ヶ所破壊されただけではなく、最新型のパワードスーツであるイーグルも失った。それもニホンにいた全てのイーグルをだ。ヨコスカに寄港していた空母も戦闘機も、巡洋艦も潜水艦も全て失った。幸いオキナワベースは無事だったが、首都圏にあるヨコスカベースを港ごと破壊されたのは痛い。
いずれインセクトイドの侵攻により混乱したニホンを再占領し、保護するという計画が一気に後退した。いや、ミスターセカイがあの国にいる限り不可能になってしまった。
このままでは間違いなく選挙には大敗する。ならば関係者を全て処罰し大統領には退いてもらうしかない。そうすれば党の被害も最小限で抑えることができ、ミスターセカイも矛を収めるはずだ。その後に次の政権にて関係回復をさせ、またいつか政権を取る機会が訪れるまで雌伏の時を過ごすしかない。権力にしがみついて国が滅んでは元も子もない。
「なぜだ! なぜ私が辞任せねばならぬのだ! わたしの経歴に傷がつくではないか! 私は続けるぞ! なんとかミスターセカイと和解するのだ! CIA長官を呼べ! ミスターセカイは女好きだという調査報告があっただろう! 女だ! 女を使うように言え! 」
「大統領。ミスターセカイは近くなと警告しています。それに国民の暴動を放置したまま次の選挙に挑まれるおつもりですか? まともな選挙活動などできません。なにより党の議員からの反発も予想されます。ここで退くのが最善かと思います」
「ノーだ! 私は退かない! とにかくミスターセカイと接触を急げ! アジア系の米国人を使えば刺激せずに済む。まだチャンスはある! 命令だ! 」
「……承知しました」
私は大統領の説得を諦め、こうなっては大統領のスキャンダルを表に出し引き摺り下ろすしかないと、党へと相談をしに行くのだった。
しかしそれは徒労に終わった。
その日の夜に南極連絡所へ、エルサリオンから今後一切の支援を停止する旨の連絡が入ったからだ。
これはエルサリオンから入手していたアダマンタイト鉱石が、今後ニホンを通してからしか手に入らなくなったことを意味する。
アダマンタイト鉱石は、対インセクトイド戦に必須の鉱物だ。その加工のしやすさと圧倒的な耐久力がある金属は、大型レールガンとパワードスーツの生産には欠かせない。この鉱石の入手が厳しくなれば、我が国から他国への鉱石供給による影響力も無くなるだけでは済まない。
今後合衆国は、他国同様に地球上にある既存の素材を使った脆弱な装備の割合が増える。そうなれば大型レールガンの量産計画は頓挫し、パワードスーツの耐久力が落ち損耗率が上がる。結果として優秀なパワードスーツ乗りを育成することが難しくなる。
我々はエルサリオンに見捨てられたのだ。
翌日、軍事産業界とミスチャイルド財閥の総帥の怒りを買ったことで、大統領は辞任を決意した。このまま大統領の地位にしがみつけば命が危ないからだ。
いや、既にもう遅い。私も大統領も、今回の計画に関わった者全てが世界を牛耳るあの財閥から命を狙われるであろう。
失敗した。我々は手を出してはいけない人物に手を出してしまったのだ。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
ーー 千葉県 銚子市 犬吠埼 海辺の癒し宿『華恋館』 瀬海 航 ーー
「良い眺めだな~」
「海大きい……」
「やっぱカレンのおっぱい枕は最高だ。なんなんだろうなこのフィット感 」
俺は部屋にある露天風呂に浸かりながら後ろからカレンに抱きかかえられ、その胸に頭を挟まれながらしみじみと呟いた。
右を見ても左を見ても、カレンの乳首が俺にいつでも吸っていいよと言っているようだ。
これで左右にもう1人ずつ美女がいて、そのおっぱいで俺を包んでくれたらもういつ死んでもいいんだけどな。いや、カレンのおっぱいだけでも十分満足してるよ? でもむかし夢見たことってなかなか忘れられないよな。はぁ……ハーレム作りたかったな……
「ワタルが揉んで吸ってこの形に育てた……ワタル専用のお乳になった」
「そう言われれば身に覚えがあり過ぎるな……」
ほぼ毎晩揉んでるしな。この宿にきてからも、ずっとカレンとえっちして露天風呂入っての繰り返しだし。
「いい……ワタルに求められるのは嬉しい……あの時、貴族と戦った時もそうだった……ワタルは必要なことをした」
「別に人を殺したからじゃねえし……」
嘘だ。正直初日はキツかった。必要な事だとはわかっていた。アルガルータで足を引っ張るエルフの貴族軍と戦って、初めて人を殺した時もカレンの身体を求め続けた。あの時はカレンも同族を殺したことで参っていたから、お互い1週間くらいは部屋から出なかった。
でも2度目に貴族を殺した時は少し楽だった。そして今回、米兵を大量に殺した事も初めて人を殺した時より罪悪感は薄い……
でもその罪悪感もこの三日間、カレンの身体に溺れているうちにどうでもよくなった。カレンは俺の心の支えだ。カレンのおかげで俺は正気を保っていられる。
「そう……ならいい」
「まあ……ありがとな」
「んふっ……ワタルかわいい」
「うおっ! やめろ! 乳で圧殺しようとするな! イテテ……乳力かよ!このっ! 解除! 」
「んっ……あっ……」
俺はカレンが後ろから強く抱きしめてきたことにより、乳に頭を強く挟まれその圧力で頭が痛くなった。俺はそれを解除させるために両手で左右の乳首をつまんだ。するとカレンは一気に力が抜け、俺を圧殺していた乳は元の乳枕へと戻っていった。
危なかった……なんなんだこの圧力……万力ならぬ乳力とは恐るべしっ!
その後はまた圧殺されては堪らないとカレンから離れ、隣に移動してカレンを抱き寄せて改めて外の景色を眺めつつこの三日間のことを思い返した。
俺たちは三沢と横須賀米軍基地を襲撃してからこの千葉県へと身を隠し、翌日にこの犬吠埼に来てカレンと同じ名前のこの宿を見つけて宿泊を決めた。カレンは自分の名前と同じ読みのこの宿を凄く気に入り、太平洋を一望できる露天風呂付き客室にも喜んでいた。
それから三日間。俺たちはこの宿から一歩も出ずに食ってテレビやネットを見て、そして昼夜関係なくえっちしてをずっと繰り返していた。
当然というべきか、世間は俺が配信した動画で大騒ぎだ。連日お茶の間のニュースでは、どのチャンネルも俺の動画のことで持ちきりだ。動画のアカウントを辿れば俺の個人情報を知られるが、もうどうせ米国の上の人間には身バレしてるしな。動画投稿サービスを運営している米国企業のM-tubeに特定されても別に構わない。
米国政府が馬鹿じゃない限り、世間に俺の個人情報の流出をさせないだろう。というかもう次の日に、米国政府のアカウントらしきところから詫びのメッセージが届いたしな。シカトしたけど。なんかM-tubeに働きかけて、特別に動画にすぐに広告料が付くようにしますとかも言ってたけど。
あの素人編集のM-tubeに投稿した動画の再生数も億を超えたし、登録者数もやばいことになってるから結構稼げるのかな? 確か登録者数は5000万はいたと思う。三日で5000万登録とか凄いよな。まだ増え続けてるのは、これは次の動画を期待してんのかな? ちょっと未公開映像でも編集して投稿してみようかな。俺は期待されると応えたくなる性分なんだ。
しかし日本は日本で高等警察の動きは早かったな。俺が襲撃した翌日にはもう動いていた。小長谷が言うには政府が即動いたと言ってたな。ネットの評判を見るに今の政権はまともらしいし、米国の影響力を排除できたなら会ってもいいかもな。
この宿にも数人ほど政府関係者っぽいのが泊まってるし、外もたいそうな人数がうろついてる。恐らく外国人は全部俺の周りから排除しただろうし、婆ちゃんの警護もさらに人数増やしたとも言ってたな。まあひとまずは安心かな。
「今のところ合格点だな。一度会ってみるか」
「ニホン好き……ワタルの故郷でたこ焼きがある」
「そうか……なら俺たちが楽するために自衛隊を鍛えるかな」
「んふっ……ワタルは素直じゃない……本当はコナガヤを助けたい」
「……まあな、ダチだからな」
「トモダチ……」
「……またリーゼリットのような友達ができるさ」
リーゼリット……アガルタで俺が口説こうとアプローチを掛けていた子であり、カレンと仲が良かったエルフの美しき王女。その彼女を俺たちは救うことはできなかった。あの時、俺たちが魔王と戦っている間に聖域である原始の森に逃げたはずだが、恐らく俺とカレンを攻撃したあの三隻の宇宙船から出てきた魔物によってもう……
俺はカレンの大切な友人を守れなかった無力感を押し殺し、それでも前を向くしかないとカレンにまた友達ができるよと、そう伝えることしかできなかった。
「うん……楽しみ」
カレンはそんな俺の気持ちを察したのか、口もとを少し綻ばせて嬉しそうに俺に向かってそう言った。
俺はそんなカレンが愛おしくなり……そのままカレンとキスをし、カレンの身体をまた求めたのだった。
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