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第十二話 不安 *
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長いと思っていた夏休みはあっという間に終わり、新学期が始まる。
結羽は久しぶりな校舎に足を運び、慣れた足取りで自分の教室に向かう。
階段を上り、程無くして教室に辿り着くと、結羽は扉を横に滑らせる。
目の前には顔触れのクラスメイトがいて、一学期の終わりとは変わらない景色があった。
結羽は何人か目が合ったクラスメイトに「おはよう」と挨拶をしながら自分の席についた。
「…………」
ホームルームが始まるまで、結羽は最近インストールしたミステリーノベルゲームのアプリをタップする。
途中からだったストーリーをロードさせ、プレイを開始する。
「お、綾樹!」
聞き覚えのある名前が聞こえ、結羽は思わず隣を向いた。
「はよ~、夏休み明けとか超ダリィ~」
そこには気怠さと陽気が入り混じった表情を浮かべる綾樹がいた。
綾樹は自分の席に鞄を置くと、すぐにいつも騒いでいるグループのところに行く。
「夏休み何してたー?」や「ずっとバイトだったわ~」と楽しげな会話が耳に入る。
綾樹が教室に入ってきた途端、いつもなら気にしない居心地悪さを感じ、結羽はプレイしていたゲームを中断させる。
結羽の胸中にざわざわとした不安が駆け巡る。
この不安が何から来るものなのか、結羽はわかっていた。
――いい加減……断ち切らないと。
◇ ◇ ◇
始業式を終え、放課後になる。
「あ……」
帰ろうと肩に鞄を掛けて教室を出た時、制服のポケットに入れていたスマホから通知音がなる。
画面を開いてみると、綾樹からのLINEだ。
トーク画面を見ると、「空き教室に来て」と簡素な呼び出しのメッセージが送られてきた。
(今日で終わらせる……)
結羽は「わかった」と返事を送り、夏休み中に考えていたことを胸に指定場所へ向かおうとする。
「天野さん!」
名前を呼ばれて、結羽は振り返る。
そこにはこちらに向かって手を振って走る花梨がいた。
「天野さん、今帰り? もし、この後用事ないなら一緒にパンケーキ食べに行かない?」
「え、篠崎くんはいいの?」
「冬真は男友達と一緒にカラオケに行くんだってさ。うちらは、たまには友達と帰りたい時があるから」
「そうなんだ」
「ねぇ、どうかな? 最近できたところなんだけど、評判めっちゃいいらしくて!」
唐突な誘いに結羽は一瞬迷ったが、正直のところ綾樹との関係を断ち切る心の準備ができていないため、花梨の誘いに乗ろうとする。
「じゃあ、行こうかな……」
結羽がそう口にした瞬間、スマホから通知音が鳴る。
「ちょっと、ごめんね」
花梨に断りを入れてから結羽はスマホの画面を見ると、綾樹からのLINEの通知だった。
トーク画面には、「まだか?」と表示された。
結羽は「森西さんと出掛ける約束できたから行けなくなった」と送信すると、「森西と俺の約束どっちが大事?」と脅しに等しい返信が返ってきた。
「……っ」
その文章を見て、結羽は顔を青ざめる。
「天野さん? どうかした?」
画面を見たまま固まる結羽に、花梨は訝しげになる。
「あ、ごめんね……約束あるの忘れてた」
「そうなんだ……ねぇ、さっきから元気ない感じがしたけど、何かあった?」
「ちょっと、天気痛があってね……」
結羽は人当たりの笑みを浮かべると、花梨は怪訝になる。
「……嘘。ねぇ、夏休みに入る前に冬真から聞いたんだけど、天野さんが元気ないって……もしかして、八代が関係している?」
「……っ!」
元凶である名前に、結羽は脅威で目を見開く。
その反応に、花梨は「やっぱり……」と確信した様子で教室の方へ視線を向ける。
「あいつ、まだ教室に残ってる?」
「いないよ……もう帰ったみたい」
結羽がそう言った時だった。
「天野」
名前を呼ばれて結羽はハッと振り向くと、綾樹がこちらに近づいて来るのが見えた。
「や、しろ……」
「遅ぇぞ。約束忘れたのか?」
綾樹の右手に握られたスマホが結羽の視界に入る。
「ご、ごめん……今行く」
「ちょっと待って!」
綾樹の元へ行こうとする結羽の手を花梨は掴む。
「天野さん。さっき言ってた約束って、八代と?」
「そうだよ……」
「約束って何?」
「それは……」
きっかけになった経緯を言うわけにはいかず、結羽は顔を俯かせて口籠る。
その様子を見て、花梨は綾樹の方に視線を向ける。
「八代。アンタ、天野さんに何したの?」
「は? 何もしてねぇよ。それに俺、天野と一緒に帰る約束してるんだけど」
「そう言って、また天野さんをいじめるんでしょ? だってこんなに怯えて――」
「仲直りしたんだよ、俺たち。なぁ、天野?」
そう言って花梨の言葉を遮った綾樹は、戸惑う結羽に視線を投げ掛ける。
「……天野さん、ホント?」
綾樹の言葉に、花梨は疑惑な目を結羽に向ける。
「そうだよ……夏休みに入る前、仲直りしたんだ」
結羽は無理矢理笑みを作って、今も掴んでいる花梨の手をやんわり払い除ける。
「ほら、天野もそう言ってるし、もういいだろ。行くぞ、天野」
「森西さん、もう行くね……誘ってくれてありがとう」
踵を返す綾樹の背中を見て、結羽は咄嗟に追い掛ける。
背後から感じる視線に気づかないフリをして、結羽は綾樹と共に廊下を歩いて行く。
「……天野さん」
ぽつんと取り残された花梨は、その場で立ち尽くすことしかできなかった。
◇ ◇ ◇
空き教室に到着する。
綾樹に促されるように、結羽は先に空き教室へ入る。
結羽の背後から扉が閉まるのと同時に鍵の掛かる音が聞こえる。
その音に結羽は振り返ると、綾樹が無表情でこちらを見ていた。
「なぁ、さっきの何? 説明して」
綾樹は怒気を孕んだ声音で結羽に問い掛ける。
「パンケーキ食べに行こうって誘われただけだよ……」
「他には?」
「それだけだよ……」
「ふーん……」
訝しげにこちらを見る綾樹の視線に、結羽は身体が竦んでしまう。
でも、綾樹との関係を断ち切るのは今しかないと思い、結羽は意を決して声を発する。
「ねぇ……こんなこと、いつまで続けるの……?」
「何が言いたいわけ?」
「私もう嫌だよ……それに、もし誰かにバレたら――」
結羽が言い掛けた時、綾樹の唇に塞がれる。
「ん……! んんっ……!」
綾樹の舌が唇に割って入ってくる。
結羽は押し返そうとするが、男の綾樹が圧倒的に強く、そのまま壁に身体を押さえつけられる。
「や、しろ……や、めっ……」
「……黙ってろ」
綾樹は低く落ちた声で呟くと、再び結羽の唇を塞ぐ。
深い口付けが続く中、綾樹の片手が結羽の胸を揉みしだく。
「はっ……んっ……」
「お前……ホント胸弱いよな」
「ち、がっ……」
結羽の否定の言葉を聞かず、綾樹の手が胸から離れ、お腹からその先へと下りていく。
「ちょ、やめ……んっ!」
その手はやがてスカートの中に侵入し、結羽の秘所を撫でる。
綾樹はショーツを捲り、結羽の蜜口に指を侵入させた。
指で中を掻き回すと、蜜口から太腿にかけて愛蜜が垂れる。
「もう濡れてきた……なぁ、乱暴にされて感じてんの?」
「んっ……あっ、い、や……っ!」
結羽は否定をしようとするが、綾樹から与えられる刺激に身体がぶるっと震える。
「そろそろいいな……」
十分に解れたと感じた綾樹は、蜜口から指を引き抜く。
「なぁ、もう挿れ……――っ!」
そう言い掛けた時、綾樹は絶句した。
「うぅ……ぐずっ……」
顔を上げれば、涙を流す結羽が視界に映る。
「もう……許して……」
「……っ」
しゃくり声を上げ、手の甲で涙を拭う結羽を見て、綾樹は掴んでいた結羽の肩をそっと離す。
「もういい、帰るぞ……」
綾樹はそう言って手を差し出すが、結羽は全身の筋肉が強張って動けないでいた。
――八代の考えていることがわからない……。
――どうしてここまで私を苦しめるの……?
結羽はただ怖くて仕方なかった。
結羽は久しぶりな校舎に足を運び、慣れた足取りで自分の教室に向かう。
階段を上り、程無くして教室に辿り着くと、結羽は扉を横に滑らせる。
目の前には顔触れのクラスメイトがいて、一学期の終わりとは変わらない景色があった。
結羽は何人か目が合ったクラスメイトに「おはよう」と挨拶をしながら自分の席についた。
「…………」
ホームルームが始まるまで、結羽は最近インストールしたミステリーノベルゲームのアプリをタップする。
途中からだったストーリーをロードさせ、プレイを開始する。
「お、綾樹!」
聞き覚えのある名前が聞こえ、結羽は思わず隣を向いた。
「はよ~、夏休み明けとか超ダリィ~」
そこには気怠さと陽気が入り混じった表情を浮かべる綾樹がいた。
綾樹は自分の席に鞄を置くと、すぐにいつも騒いでいるグループのところに行く。
「夏休み何してたー?」や「ずっとバイトだったわ~」と楽しげな会話が耳に入る。
綾樹が教室に入ってきた途端、いつもなら気にしない居心地悪さを感じ、結羽はプレイしていたゲームを中断させる。
結羽の胸中にざわざわとした不安が駆け巡る。
この不安が何から来るものなのか、結羽はわかっていた。
――いい加減……断ち切らないと。
◇ ◇ ◇
始業式を終え、放課後になる。
「あ……」
帰ろうと肩に鞄を掛けて教室を出た時、制服のポケットに入れていたスマホから通知音がなる。
画面を開いてみると、綾樹からのLINEだ。
トーク画面を見ると、「空き教室に来て」と簡素な呼び出しのメッセージが送られてきた。
(今日で終わらせる……)
結羽は「わかった」と返事を送り、夏休み中に考えていたことを胸に指定場所へ向かおうとする。
「天野さん!」
名前を呼ばれて、結羽は振り返る。
そこにはこちらに向かって手を振って走る花梨がいた。
「天野さん、今帰り? もし、この後用事ないなら一緒にパンケーキ食べに行かない?」
「え、篠崎くんはいいの?」
「冬真は男友達と一緒にカラオケに行くんだってさ。うちらは、たまには友達と帰りたい時があるから」
「そうなんだ」
「ねぇ、どうかな? 最近できたところなんだけど、評判めっちゃいいらしくて!」
唐突な誘いに結羽は一瞬迷ったが、正直のところ綾樹との関係を断ち切る心の準備ができていないため、花梨の誘いに乗ろうとする。
「じゃあ、行こうかな……」
結羽がそう口にした瞬間、スマホから通知音が鳴る。
「ちょっと、ごめんね」
花梨に断りを入れてから結羽はスマホの画面を見ると、綾樹からのLINEの通知だった。
トーク画面には、「まだか?」と表示された。
結羽は「森西さんと出掛ける約束できたから行けなくなった」と送信すると、「森西と俺の約束どっちが大事?」と脅しに等しい返信が返ってきた。
「……っ」
その文章を見て、結羽は顔を青ざめる。
「天野さん? どうかした?」
画面を見たまま固まる結羽に、花梨は訝しげになる。
「あ、ごめんね……約束あるの忘れてた」
「そうなんだ……ねぇ、さっきから元気ない感じがしたけど、何かあった?」
「ちょっと、天気痛があってね……」
結羽は人当たりの笑みを浮かべると、花梨は怪訝になる。
「……嘘。ねぇ、夏休みに入る前に冬真から聞いたんだけど、天野さんが元気ないって……もしかして、八代が関係している?」
「……っ!」
元凶である名前に、結羽は脅威で目を見開く。
その反応に、花梨は「やっぱり……」と確信した様子で教室の方へ視線を向ける。
「あいつ、まだ教室に残ってる?」
「いないよ……もう帰ったみたい」
結羽がそう言った時だった。
「天野」
名前を呼ばれて結羽はハッと振り向くと、綾樹がこちらに近づいて来るのが見えた。
「や、しろ……」
「遅ぇぞ。約束忘れたのか?」
綾樹の右手に握られたスマホが結羽の視界に入る。
「ご、ごめん……今行く」
「ちょっと待って!」
綾樹の元へ行こうとする結羽の手を花梨は掴む。
「天野さん。さっき言ってた約束って、八代と?」
「そうだよ……」
「約束って何?」
「それは……」
きっかけになった経緯を言うわけにはいかず、結羽は顔を俯かせて口籠る。
その様子を見て、花梨は綾樹の方に視線を向ける。
「八代。アンタ、天野さんに何したの?」
「は? 何もしてねぇよ。それに俺、天野と一緒に帰る約束してるんだけど」
「そう言って、また天野さんをいじめるんでしょ? だってこんなに怯えて――」
「仲直りしたんだよ、俺たち。なぁ、天野?」
そう言って花梨の言葉を遮った綾樹は、戸惑う結羽に視線を投げ掛ける。
「……天野さん、ホント?」
綾樹の言葉に、花梨は疑惑な目を結羽に向ける。
「そうだよ……夏休みに入る前、仲直りしたんだ」
結羽は無理矢理笑みを作って、今も掴んでいる花梨の手をやんわり払い除ける。
「ほら、天野もそう言ってるし、もういいだろ。行くぞ、天野」
「森西さん、もう行くね……誘ってくれてありがとう」
踵を返す綾樹の背中を見て、結羽は咄嗟に追い掛ける。
背後から感じる視線に気づかないフリをして、結羽は綾樹と共に廊下を歩いて行く。
「……天野さん」
ぽつんと取り残された花梨は、その場で立ち尽くすことしかできなかった。
◇ ◇ ◇
空き教室に到着する。
綾樹に促されるように、結羽は先に空き教室へ入る。
結羽の背後から扉が閉まるのと同時に鍵の掛かる音が聞こえる。
その音に結羽は振り返ると、綾樹が無表情でこちらを見ていた。
「なぁ、さっきの何? 説明して」
綾樹は怒気を孕んだ声音で結羽に問い掛ける。
「パンケーキ食べに行こうって誘われただけだよ……」
「他には?」
「それだけだよ……」
「ふーん……」
訝しげにこちらを見る綾樹の視線に、結羽は身体が竦んでしまう。
でも、綾樹との関係を断ち切るのは今しかないと思い、結羽は意を決して声を発する。
「ねぇ……こんなこと、いつまで続けるの……?」
「何が言いたいわけ?」
「私もう嫌だよ……それに、もし誰かにバレたら――」
結羽が言い掛けた時、綾樹の唇に塞がれる。
「ん……! んんっ……!」
綾樹の舌が唇に割って入ってくる。
結羽は押し返そうとするが、男の綾樹が圧倒的に強く、そのまま壁に身体を押さえつけられる。
「や、しろ……や、めっ……」
「……黙ってろ」
綾樹は低く落ちた声で呟くと、再び結羽の唇を塞ぐ。
深い口付けが続く中、綾樹の片手が結羽の胸を揉みしだく。
「はっ……んっ……」
「お前……ホント胸弱いよな」
「ち、がっ……」
結羽の否定の言葉を聞かず、綾樹の手が胸から離れ、お腹からその先へと下りていく。
「ちょ、やめ……んっ!」
その手はやがてスカートの中に侵入し、結羽の秘所を撫でる。
綾樹はショーツを捲り、結羽の蜜口に指を侵入させた。
指で中を掻き回すと、蜜口から太腿にかけて愛蜜が垂れる。
「もう濡れてきた……なぁ、乱暴にされて感じてんの?」
「んっ……あっ、い、や……っ!」
結羽は否定をしようとするが、綾樹から与えられる刺激に身体がぶるっと震える。
「そろそろいいな……」
十分に解れたと感じた綾樹は、蜜口から指を引き抜く。
「なぁ、もう挿れ……――っ!」
そう言い掛けた時、綾樹は絶句した。
「うぅ……ぐずっ……」
顔を上げれば、涙を流す結羽が視界に映る。
「もう……許して……」
「……っ」
しゃくり声を上げ、手の甲で涙を拭う結羽を見て、綾樹は掴んでいた結羽の肩をそっと離す。
「もういい、帰るぞ……」
綾樹はそう言って手を差し出すが、結羽は全身の筋肉が強張って動けないでいた。
――八代の考えていることがわからない……。
――どうしてここまで私を苦しめるの……?
結羽はただ怖くて仕方なかった。
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