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第九章 漠然とした不安
第四十三話 隠し事
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沙希は洗面所のドアの前に立ち、ノックをする。
「風夜、大丈夫?」
中から風夜の声が返ってこない。
蛇口から水を流している音が聞こえるから、洗面所に風夜が居ることに間違いない。
「風夜、聞いてる……?」
一向に返事のない風夜が心配になり、沙希はドアを開けようとする。
ノブを回すと内側から鍵が掛かっていることに気づき、中に入ることができない。
「風夜? もしかして、具合悪いの……」
再度ドアを叩いてみるが、ノックも返って来ない。
(まさか……中で倒れてないよね)
嫌な想像が過り、沙希は背筋が凍り付く。
鍵の掛かった洗面所で風夜の様子がどうなのかはわからない。
(……誰か呼んで来ないと)
そう考え、沙希は居間に戻ろうとした時、洗面所のドアがガチャリと音を立てた。
ゆっくりと開いたドアから、風夜が顔を出した。
「風夜!」
「……何?」
風夜は安堵を浮かべる沙希を怪訝そうに見つめる。
「何、じゃないよ。返事がないから、中で倒れているかと思って心配したんだから!」
人をこんなに心配させておいて、平然としている風夜に若干苛立ちを覚えたが、それはすぐに薄れた。
「それより、大丈夫? 何か……具合悪そうに見えたけど」
「顔を洗ってただけだ。別に何ともない」
風夜はそう言うが、顔色が良くないことに沙希は見逃さなかった。
「嘘つかないで。体調悪そうだし、何か病気かもしれないじゃない」
「お前、大袈裟すぎ……。そもそも聖獣に病気とかねぇから。それより、居間に戻ろうぜ」
何か言おうとする沙希を遮るように、風夜は居間に繋がる廊下へと歩き出した。
「…………」
風夜の背に、沙希は疑惑の眼差しを向ける。それと同時に悲しくも感じた。
――何かあったなら、頼ってほしい。
――困ったことがあるなら、力になってあげたい。
その思いは伝わらず、むしろ風夜は差し伸べる手を拒絶しているようで、沙希は遠くへ歩く彼を見ていることしかできなかった。
✿ ✿ ✿
作戦会議が終わると、凛丸は端に置いていた二つの小さな葛籠を手に、沙希と風夜の前に差し出した。
二人は疑問な面持ちで葛籠の蓋を開けると、中には夜のような漆黒の色に包まれた戦闘着が入っていた。
よく見ると、いつか祐介と陽向が刹那との闘争で着用していた衣服だった。
「うーん……着方これで合っているかな……」
沙希は戦闘着のサイズが合うか確認するため個室で試着していた。
着慣れない服ということもあり、落ち着かない様子だ。
「やっぱり、堅苦しいな……」
全身の肌を隠しているせいか、多少窮屈に感じてしまう。
だが、敵との対抗で体を保護する必要があるため慣れるしかない。
黒のタンクトップから防刃のジャケット、そしてトラウザーの順に着用する。
ようやく着替え終わっても沙希は着方を誤ってないか姿見鏡から目が離せずにいた。
「これで大丈夫かな」
念のために姿見鏡の前で一周して、黒で基調された自分の格好を確認すると、個室の外から声を掛けられる。
「沙希ちゃん、着替え終わった?」
「あ、うん! 今、着替え終わったよ!」
廊下にいる和葉の問い掛けに、沙希は黒のグローブを手に嵌めてから急いで答える。
「和葉ちゃん、着方これで合っているかな……?」
部屋に入って来た和葉に点検を求める沙希。
「うん、大丈夫。バッチリだよ!」
「よかった……」
沙希がホッと息を吐くと、和葉に続いて凛丸と祐介が顔を出した。
「着替え終わったようですね。沙希さん、サイズの方は大丈夫ですか?」
「大丈夫です。ピッタリです!」
問い掛ける凛丸に、沙希は体をくるりと一回転させる。
「かっこいいですよ。後は風夜ですね。まだ、着替え終わってないようですけど……」
凛丸は隣にある風夜の個室に視線を向けると、祐介が訝しげに口を開いた。
「陽向が少し前に、風夜の様子を見に行ったんだが……」
戦闘着を着るのに、決して手間のかかる服装ではない。
もう着替え終わってもいい頃なのだが、妙に時間が掛かっていた。
「陽向の奴……一体何やって――」
バタンッ!!
祐介は戻って来ない陽向を不審に感じていると、風夜の個室の襖が壊れんばかりに勢いよく開いた。
突然、上衣の戦闘着をはだけさせた格好の風夜が逃げるように、沙希の個室に飛び込んで来た。
「わあああっ!」
捲れているタンクトップから風夜の逞しい腹筋が視界に飛び込み、沙希は顔を真っ赤にして、反射的に両手で顔を覆った。
「んもーぅ! フウちゃんったら、ウブなんだから!」
風夜に続き、戦闘着を着た陽向がふざけた口調で襖の端からヒョコッと顔を覗かせた。
「アンタたち、何やってんの……」
この状況にツッコミを入れたのは和葉だった。
「んー? フウちゃんがボタンかけ間違えたみたいだから、手伝っただけだよ」
ニシシッと悪戯な笑みを浮かべる陽向に、風夜は怒気を含んだ声を発する。
「邪魔した、の間違えだろ。いきなり脱がしやがって……」
「いいじゃん、男同士なんだし! フウちゃんの見事な腹筋を拝ませてよ」
風夜の怒気を流すかのように、陽向は屈託のない笑みを浮かべながら言う。
「……ったく」
風夜は「こいつ何考えてんだ……」と言いたげな顔で溜め息を吐き、はだけたタンクトップを整え、ジャケットのボタンをとめ始めた。
そんな二人のやり取りを呆然と聞いていた沙希は、驚いて速まっていた心臓が緩やかになり、顔に帯びていた熱が引いていく。
(え?)
沙希は顔を覆っていた両手を離すと、風夜の胸元に視線がいく。
(あ、あれ……?)
しばらく釘付けになっていると、風夜がボタンを上まで止めてしまい、『それ』がジャケットの布で隠れてしまった。
「風夜。サイズの方はいかがですか?」
戦闘着を着替え終わった風夜に問い掛ける凛丸。
「ああ、問題ない。もう着替えてきていいか?」
「えぇー!? もう着替えちゃうの!? 折角おれとペアルックなんだから一緒に写真撮ろうよ」
陽向はカメラモードにしたスマホで戦闘着を着用した風夜に向ける。
「やめろ、撮るな。てか、沙希も着てんだからペアルックじゃねぇだろ」
「ヤァダー! 一緒に撮ろうよ! 記念に一枚くらい!」
「疲れたから早く寝たいんだよ」
おどけた声で懇願する陽向を適当にあしらうと、風夜は個室に戻ろうとする。
「着替え、手伝ってあげようか?」
背を向ける風夜に、陽向はニヤリと笑みを浮かべる。
先ほどのことを懲りていないようで、風夜は首だけ振り返ると陽向を睨みつける。
「入って来たら殺すからな」
威圧的に言い放つと、風夜は沙希の個室から出て行き、隣にある自分の個室へ戻ってしまった。
「…………」
沙希は二人の会話をよそに、さっき見た風夜の胸元が頭から離れられなかった。
風夜の鎖骨の下辺りに三日月の刺青があるが、沙希が気になっているのはそこではなかった。
以前見た黒一色で塗り潰された三日月の刺青が増えて、それらが乱雑に重なって蛇のようにうねらせた形をしていたのだ。
「……?」
刺青の形が変わるのは流石にありえなく、沙希は自分の見間違えかと思ってしまう。
そう結論づけようとすると、沙希はふと思い出した。
『風夜、大丈夫? 作戦……ちゃんと聞いてた?』
『ああ……聞いてた。悪ぃ……汗かいたから、顔洗ってくる』
沙希は居間を出て行く風夜を目で追っていた時、一瞬だけ風夜が手で左胸を押さえているのが見えたのだ。
『んー? フウちゃんがボタンかけ間違えたみたいだから、手伝っただけだよ』
『邪魔した、の間違えだろ。いきなり脱がしやがって……』
思い返してみると、あれは見られたくないものを隠している動作に沙希は感じた。
(まさか……ね)
「風夜、大丈夫?」
中から風夜の声が返ってこない。
蛇口から水を流している音が聞こえるから、洗面所に風夜が居ることに間違いない。
「風夜、聞いてる……?」
一向に返事のない風夜が心配になり、沙希はドアを開けようとする。
ノブを回すと内側から鍵が掛かっていることに気づき、中に入ることができない。
「風夜? もしかして、具合悪いの……」
再度ドアを叩いてみるが、ノックも返って来ない。
(まさか……中で倒れてないよね)
嫌な想像が過り、沙希は背筋が凍り付く。
鍵の掛かった洗面所で風夜の様子がどうなのかはわからない。
(……誰か呼んで来ないと)
そう考え、沙希は居間に戻ろうとした時、洗面所のドアがガチャリと音を立てた。
ゆっくりと開いたドアから、風夜が顔を出した。
「風夜!」
「……何?」
風夜は安堵を浮かべる沙希を怪訝そうに見つめる。
「何、じゃないよ。返事がないから、中で倒れているかと思って心配したんだから!」
人をこんなに心配させておいて、平然としている風夜に若干苛立ちを覚えたが、それはすぐに薄れた。
「それより、大丈夫? 何か……具合悪そうに見えたけど」
「顔を洗ってただけだ。別に何ともない」
風夜はそう言うが、顔色が良くないことに沙希は見逃さなかった。
「嘘つかないで。体調悪そうだし、何か病気かもしれないじゃない」
「お前、大袈裟すぎ……。そもそも聖獣に病気とかねぇから。それより、居間に戻ろうぜ」
何か言おうとする沙希を遮るように、風夜は居間に繋がる廊下へと歩き出した。
「…………」
風夜の背に、沙希は疑惑の眼差しを向ける。それと同時に悲しくも感じた。
――何かあったなら、頼ってほしい。
――困ったことがあるなら、力になってあげたい。
その思いは伝わらず、むしろ風夜は差し伸べる手を拒絶しているようで、沙希は遠くへ歩く彼を見ていることしかできなかった。
✿ ✿ ✿
作戦会議が終わると、凛丸は端に置いていた二つの小さな葛籠を手に、沙希と風夜の前に差し出した。
二人は疑問な面持ちで葛籠の蓋を開けると、中には夜のような漆黒の色に包まれた戦闘着が入っていた。
よく見ると、いつか祐介と陽向が刹那との闘争で着用していた衣服だった。
「うーん……着方これで合っているかな……」
沙希は戦闘着のサイズが合うか確認するため個室で試着していた。
着慣れない服ということもあり、落ち着かない様子だ。
「やっぱり、堅苦しいな……」
全身の肌を隠しているせいか、多少窮屈に感じてしまう。
だが、敵との対抗で体を保護する必要があるため慣れるしかない。
黒のタンクトップから防刃のジャケット、そしてトラウザーの順に着用する。
ようやく着替え終わっても沙希は着方を誤ってないか姿見鏡から目が離せずにいた。
「これで大丈夫かな」
念のために姿見鏡の前で一周して、黒で基調された自分の格好を確認すると、個室の外から声を掛けられる。
「沙希ちゃん、着替え終わった?」
「あ、うん! 今、着替え終わったよ!」
廊下にいる和葉の問い掛けに、沙希は黒のグローブを手に嵌めてから急いで答える。
「和葉ちゃん、着方これで合っているかな……?」
部屋に入って来た和葉に点検を求める沙希。
「うん、大丈夫。バッチリだよ!」
「よかった……」
沙希がホッと息を吐くと、和葉に続いて凛丸と祐介が顔を出した。
「着替え終わったようですね。沙希さん、サイズの方は大丈夫ですか?」
「大丈夫です。ピッタリです!」
問い掛ける凛丸に、沙希は体をくるりと一回転させる。
「かっこいいですよ。後は風夜ですね。まだ、着替え終わってないようですけど……」
凛丸は隣にある風夜の個室に視線を向けると、祐介が訝しげに口を開いた。
「陽向が少し前に、風夜の様子を見に行ったんだが……」
戦闘着を着るのに、決して手間のかかる服装ではない。
もう着替え終わってもいい頃なのだが、妙に時間が掛かっていた。
「陽向の奴……一体何やって――」
バタンッ!!
祐介は戻って来ない陽向を不審に感じていると、風夜の個室の襖が壊れんばかりに勢いよく開いた。
突然、上衣の戦闘着をはだけさせた格好の風夜が逃げるように、沙希の個室に飛び込んで来た。
「わあああっ!」
捲れているタンクトップから風夜の逞しい腹筋が視界に飛び込み、沙希は顔を真っ赤にして、反射的に両手で顔を覆った。
「んもーぅ! フウちゃんったら、ウブなんだから!」
風夜に続き、戦闘着を着た陽向がふざけた口調で襖の端からヒョコッと顔を覗かせた。
「アンタたち、何やってんの……」
この状況にツッコミを入れたのは和葉だった。
「んー? フウちゃんがボタンかけ間違えたみたいだから、手伝っただけだよ」
ニシシッと悪戯な笑みを浮かべる陽向に、風夜は怒気を含んだ声を発する。
「邪魔した、の間違えだろ。いきなり脱がしやがって……」
「いいじゃん、男同士なんだし! フウちゃんの見事な腹筋を拝ませてよ」
風夜の怒気を流すかのように、陽向は屈託のない笑みを浮かべながら言う。
「……ったく」
風夜は「こいつ何考えてんだ……」と言いたげな顔で溜め息を吐き、はだけたタンクトップを整え、ジャケットのボタンをとめ始めた。
そんな二人のやり取りを呆然と聞いていた沙希は、驚いて速まっていた心臓が緩やかになり、顔に帯びていた熱が引いていく。
(え?)
沙希は顔を覆っていた両手を離すと、風夜の胸元に視線がいく。
(あ、あれ……?)
しばらく釘付けになっていると、風夜がボタンを上まで止めてしまい、『それ』がジャケットの布で隠れてしまった。
「風夜。サイズの方はいかがですか?」
戦闘着を着替え終わった風夜に問い掛ける凛丸。
「ああ、問題ない。もう着替えてきていいか?」
「えぇー!? もう着替えちゃうの!? 折角おれとペアルックなんだから一緒に写真撮ろうよ」
陽向はカメラモードにしたスマホで戦闘着を着用した風夜に向ける。
「やめろ、撮るな。てか、沙希も着てんだからペアルックじゃねぇだろ」
「ヤァダー! 一緒に撮ろうよ! 記念に一枚くらい!」
「疲れたから早く寝たいんだよ」
おどけた声で懇願する陽向を適当にあしらうと、風夜は個室に戻ろうとする。
「着替え、手伝ってあげようか?」
背を向ける風夜に、陽向はニヤリと笑みを浮かべる。
先ほどのことを懲りていないようで、風夜は首だけ振り返ると陽向を睨みつける。
「入って来たら殺すからな」
威圧的に言い放つと、風夜は沙希の個室から出て行き、隣にある自分の個室へ戻ってしまった。
「…………」
沙希は二人の会話をよそに、さっき見た風夜の胸元が頭から離れられなかった。
風夜の鎖骨の下辺りに三日月の刺青があるが、沙希が気になっているのはそこではなかった。
以前見た黒一色で塗り潰された三日月の刺青が増えて、それらが乱雑に重なって蛇のようにうねらせた形をしていたのだ。
「……?」
刺青の形が変わるのは流石にありえなく、沙希は自分の見間違えかと思ってしまう。
そう結論づけようとすると、沙希はふと思い出した。
『風夜、大丈夫? 作戦……ちゃんと聞いてた?』
『ああ……聞いてた。悪ぃ……汗かいたから、顔洗ってくる』
沙希は居間を出て行く風夜を目で追っていた時、一瞬だけ風夜が手で左胸を押さえているのが見えたのだ。
『んー? フウちゃんがボタンかけ間違えたみたいだから、手伝っただけだよ』
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