陰陽道物語 ~羽ばたく蝶の行先~ 第一巻

海空 蒼

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第三章 連続通り魔事件

第十話 鎌鼬

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 細い路地裏には街灯がないため暗く、ほとんど何も見えない。
 不気味な静寂せいじゃくが沙希の心をかき乱す。

(何……この臭い?)

 目が暗闇に慣れ始めた頃、風に紛れて鉄錆てつさびの臭いが沙希の鼻に伝う。
 そして、沙希が感じた異様な気配もだんだんと近づいて行く。
 二歩、三歩と足を進める。

 そして――。

「っ……!」

 衝撃な光景が沙希の目に飛び込んだ。
 目の前には、壁に寄り掛かって項垂うなだれる莉央の姿があった。

 腹部が血で衣服が真っ赤に染まっていた。
 そして、傍らには莉央を襲ったと思われる人物の姿があった。

 暗くてはっきりとは見えないが、身長からしたら十代後半くらいの男だということがわかった。
 彼は何故なぜか、莉央の右肩に顔をうずめている。

(な……!)

 目を凝らすと、沙希は絶句した。
 彼は莉央の右肩に歯を立て、むさぼるように吸いついていたのだ。

 ジュルルゥゥ……と生々しい咀嚼音そしゃくおんが静寂な空間に響いている。
 通り魔がやる行動とは思えない異常な光景に、一気に血の気が引くように感じた。
 暗闇でほとんど見えなくても沙希は悟った。

 ――彼は、明らかに人間ではない。

(嘘……でしょ)

 暑くもないのにジワッと沙希の肌に汗玉が浮かび、一気にのどの水分が渇くと唾を嚥下えんげする。
 動揺のあまり足が無意識に後退し、ざり、と靴底が擦れる。

「……?」

 その音に彼は莉央の右肩から口を離すと、硬直している沙希に向く。

「っ!」

 口元を血で赤く染まらせた男が立ち上がり、沙希の存在に気づくと一歩ずつ近づいて来る。

(こ、殺される……!)

 これから彼が何をするのか予測した沙希は、腰に備えていた角材を引き抜いた。

「っ……⁉︎」

 沙希は角材を思い切り一振りすると、男は驚いて後方に下がる。
 この抵抗が男の怒りをあおってしまったのでは思い、沙希は再度攻撃に構えようとした時だった。

「悲鳴が聞こえたのはこの辺ですか⁉︎」

 背後から声が聞こえ、沙希は反射的に振り返った。

(よかった! 近くに人が……)

 近くに人がいたことに安堵あんどしていると、不意に沙希の体に衝撃が走る。

「いっ……!」

 男は勢いで沙希を押し退け、その場から走り去ったのだ。

「沙希!」

 尻餅つきながら逃げた男を呆然と見送っていると、聞き覚えのある声に名前を呼ばれ、沙希はハッと我に返る。

「風夜……」

 振り返ると、そこには風夜がいた。
 沙希の隣に立ち止まると、風夜はすぐに状況を把握し、倒れた莉央に駆け寄る。
 そして、莉央の頭を動かさないように口元に手を当て、脈を確認する。

「息はあるな……」

 それを聞いて、莉央が無事だとわかり、沙希は安堵で涙が出そうになる。

(よかった……)


  ✿ ✿ ✿


 その後、莉央は付近の病院に搬送された。
 病院から連絡を受けた莉央の両親と兄も急いで駆けつけ、莉央のいる処置室に立ち合った。

 診断の結果は、通り魔に負わされた腹部の傷の出血は深くなく、軽症で済んだそうだ。
 しかし、頭を打っていたため脳震盪のうしんとうを起こし、莉央の意識は戻っていなかった。

「莉央……」

 沙希が名前を呼び掛けても莉央は答えることなく、眠ったままだった。

「おじさん、おばさん……ごめんなさい。私が家まで送っていればこんなことには……」

「違うよ、沙希ちゃん。莉央は子供じゃないから大丈夫だと過信して、一人で行かせた俺が悪いんだ……! ごめんな、莉央……兄ちゃんが一緒に行っていれば……」

 申し訳なく泣きそうになる沙希と負い目を感じる莉央の兄に、莉央の母親はパンパンと軽く手を鳴らした。

「二人とも悪いのは犯人だけで、誰のせいでもないのよ。それに……莉央は絶対に二人のせいだと思っていないわ」

 莉央の母親も大切な一人娘がこんな目にって辛いはずなのに、悲しみを忘れさせようとあえて茶化して言ったのは、彼女なりの気遣いなのだろう。

「そうだぞ。幸い軽症で済んだだけで奇跡なんだからな。沙希ちゃん、莉央が起きたらまた一緒に遊んでくれるかな」

 莉央の両親に背中を押され、沙希はぐっと涙をこらえ、笑みを浮かべた。

「……はい!」


  ✿ ✿ ✿


 それから眠っている莉央にいつも通り他愛のない話を語り掛けていると、病室の扉が開き、看護師が顔を覗かせた。

「すみません。面会時間終了になりますので、ご退室願えますか?」

「あ、すみません。わかりました。おじさん、おばさん、一樹いつきくん。私、行きますね」

「俺がアパートまで送るよ」

 椅子から立ち上がる莉央の兄に、沙希は首を横に振る。

「一緒に来た友達がいるから大丈夫だよ」

「そう……じゃあ、気をつけて」

 沙希は椅子から立ち上がり、眠っている莉央に「また来るね」と言ってから病室を後にした。


  ✿ ✿ ✿


 沙希が受付に向かうと、待ち合いスペースの長椅子に腰掛ける風夜を見つけた。

「風夜、待たせちゃってごめんね。帰ろっか……」

 落ち込んでいる沙希を見て、風夜は莉央の意識が戻っていないことを察したのか、何も聞かずに椅子から立ち上がる。
 そして、二人は病院を出たのだった。
 そのまま帰路についてからもどちらかが口を開くことはなく、自分たちが住居するアパートの道のりを眺めて歩いている。

「ねぇ、風夜……」

 だが、アパートまでこの空気でいるのは居心地悪く、沙希は沈黙ちんもくに終止符を打った。

「風夜、聞いたよ。風夜が警察に通報してくれたって……ありがとう」

 お礼を述べる沙希に、風夜は呆れるように息を吐く。

「大事に至らず済んでよかったけど……もう一人で突っ走るのはやめろよ。下手したら死んでいたぞ」

「……ごめん」

 風夜の言う通りだと、沙希は自分の無謀むぼうな行動に痛感する。

「なぁ、沙希……」

 不意に風夜の声が真剣を帯びる。

「ダチを襲った犯人……そいつ人間だったか?」

「……!」

 風夜の問い掛けに、沙希は莉央を襲った男が頭を過った。
 暗がりだったが、沙希は彼の正体に確信していた。

 ――それに、あの気配……。

「ッグギャアァ――ッ‼︎」

 沙希が莉央を襲った男について口にしようとした時、声のような叫びが聞こえ、一瞬で鳴り止んだ。

「っ⁉︎ な、何? 今の?」

「向こうから聞こえたぞ……」

 事件性を感じた二人は、路地の方へ向かった。

(何……この感じ……)

 路地に入ると、どこか既視感きしかんを覚える気配が沙希の周囲にまとわりついた。
 気配を感じているのは風夜も同じだった。

「何か変な感じするな……」

「う、うん……」

 この妙な気配に引っ掛かりながらも、二人は叫び声がした方へ駆け走った。
 路地を抜け、さらに先へ走ると住宅街から離れた暗い林に辿り着いた。
 横一面に立ち入り禁止を示す標識ロープが張られており、入り口と思われる場所には錆びついた札が掛けられていた。

「あ……おい、沙希」

 沙希は林の方へ歩みを進めた。
 この行動が何から来たのかわからなかったが、頭で考えるより体が動いたのだ。
 ロープを超え、林の中に足を踏み入れると生き物の腐ったような異臭が二人の鼻を刺した。

「うっ……」

「……何だよ、この臭い?」

 この臭いの元を探そうと二人が辺りを見回した時だった。

「あー……汚ねぇな」

「――⁉︎」

 突如とつじょ聞こえた声に二人は前方に視線を向けると、そこには見知らぬ人影が一つあった。
 目を凝らそうして見ていた時、雲で隠れていた月が顔を出した。
 徐々に影で覆われていた人物の顔が月明かりに照らされ、はっきりと見えるようになった。

 暗闇で目立たないパンク風の服装に身をまとい、外はねで短い灰色の髪に群青ぐんじょうの瞳。
 見た目からして、十代後半の青年だ。

「っ……!」

 沙希は彼の顔や服を見ると、至る所に血で汚れていることに気がついた。
 そして、臭いの正体と思われるものが、彼の足元に転がっていた。

「……っ! こいつ……鬼神を喰ってるぞ……」

「え……」

 驚く風夜の言葉に、沙希は彼の足元に視線を向ける。
 暗くて識別できなかったが、よく見ると動物の死骸だと思っていたそれは異形な形相をしていたのだ。

「うぇ……まじぃ。食えたもんじゃねぇな……」

 彼は苦々しげな表情で立ち上がるのと同時に、鬼神だったものが一瞬で灰になって崩れ落ちた。
 忌々いまいましそうに灰を踏み締めると、懐から棒付きのあめを取り出した。

「口直し……って」

 飴を口に含んだところで、ようやく二人の存在に気づいたのか彼はこちらを向いた。

「おい、何勝手に見てんだよ……」

「っ……!」

 殺意き出して目を鋭くさせる彼に、沙希は見覚えのある物が視界に入り、ハッと息を呑んだ。
 路地裏で見た男が頭に過ぎる。
 突き飛ばされて一瞬しか見られなかったが、右目には黒い眼帯を掛けていた。

(こいつ……)

 目の前にいる彼も、右目に特徴のある同じ眼帯を掛けていたのだ。
 そして、彼が莉央を襲った犯人だと認識した瞬間、沙希の手に冷たいものが握られた。

 神器だ。
 恐怖より怒りが勝り、沙希は無意識に神器を出現させたのだ。

「ん? へぇ……」

 神器を握る沙希を見て、彼は驚いた顔を見せたが、すぐに面白げに笑みを浮かべた。

「人間の割にはオーラが違うと思った。てことは……隣の男は式神か」

 彼は天敵とも呼べる陰陽師に怯える様子はなく、二人から感じた雰囲気に得心しただけだった。

「で、陰陽師がオレに何の用だよ?」

 何食わぬ顔で言う彼。

「あなた……踏み切り近くの路地裏で女の子襲ったでしょ」

 沙希の問い掛けに、彼は怪訝けげんな顔を浮かべた。

「踏み切り近くの路地裏……? あー……そういや、髪の短い女がいたな」

 彼の回答に、沙希は確信した。

「最近この町で起きている連続通り魔はお前だな」

 風夜が言う。

「へぇー、オレってば、そんなに有名になってんのか。あ! オレ、刹那せつなっていうんだ! 有名になったからには覚えてもらわないとな」

 刹那と名乗った青年は、追い詰められているこの状況で余裕の表情を浮かべていた。

「あぁー……何? これって敵認定されてる感じか?」

 緩慢かんまんに言いながら、手にしている大鎌を構える。
 特徴のある大鎌に、刹那から感じる雰囲気に沙希の中であることが浮かんだ。

「もしかして、鎌鼬かまいたち……?」

「ご名答……」

 思わず言葉を零した沙希に、風夜は感情の籠ってない声で言う。

「沙希。こいつ、かなり強ぇぞ……ここは撤退てったいした方がいい」

 風夜は沙希を守るように前に立ち塞ぐ。

(でも……こいつは莉央を……)

 刹那への恐怖よりも親友に怪我を負わせた怒りの感情が芽生え、制止の言葉を消し去られる。

「野放しにしたら、また被害が増えるよ……」

 刹那の今までの言動や行動からして、連続通り魔事件の犯人だということが一目瞭然だ。
 なら沙希の答えは決まっている。

蟒蛇うわばみの時のように戦えるかわからないけど……やるしかない!)

 銀の刃に霊力を憑依ひょういさせ、雷の性質に変化させる。
 刃にほとばしる青白い雷光に照らされた沙希の表情は威厳に満ちていた。

「風夜。風夜の言うように、倒すことはできなくても、捕まえることに集中しよう」

「まぁ……それくらいなら」

 風夜は意思を両手に送り、手甲鉤てっこうかぎを装着させる。

「ふーん……殺る気か?」

 妖怪にとって恐れられる神器を余裕よゆう綽々しゃくしゃくとした様子で、刹那は大鎌を肩に掛ける。
 そして、のどをごくりと鳴らし、くわえていた飴の棒をぷっと吐き捨てた。

「捕獲開始といきますか……」

 風夜は低い体勢で先陣を切り、刹那に向かって電光石火のごとく突進する。
 刹那の間合いに詰めると、手甲鉤をクロス状に振り下ろした。

「おーっと!」

 刹那は余裕を崩さず、肩に掛けていた大鎌を離すと素早く盾にする。
 そして、お互いに刃を打ちつけ、金属音を響き渡らせる。
 刹那は彼から距離を広げると、後ろを振り返った。

いかずちまい!」

 風夜に気を取られていた刹那の背後を狙っていた沙希は、刀を振るバランスに合わせるように全身をひねらせる。
 刃の一振り一振りから青白い雷の衝撃波が放たれ、刹那に襲い掛かる。

ぬるい攻撃だな。見た感じ、テメェは半人前の陰陽師のようだな。そんな半端な力でオレに勝てるって思い上がってんじゃねぇぞ!」

 刹那は蛇行だこうしながら前進し、雷の衝撃波を避ける。
 最後の衝撃波からは跳躍ちょうやくして避け、身を反転させた途端、大鎌を地に向かって振り下ろす。

「う……っ!」

 空を切る鋭い音と共に、強風が沙希の体を押し込む。
 風圧でかかとが擦れ、沙希は飛ばされまいと何とか踏み止まることができた。

「っ……!」

 風圧で伏せた目を開くと、鋭い鎌の先端が沙希に襲い掛かる。
 その時、沙希の目の前に広い背中が立ちはだかり、カキーン! と刃を打ちつく音が林中に響き渡る。

「でかい武器振り回して、はしゃいでんじゃねぇよ」

 そう言いながら、風夜は手甲鉤を力任せで大鎌に押し込むと、その拍子に刹那の体は軽く後退した。
 その隙に風夜は片足軸回転で、刹那の腹に目掛けて長い足を直撃させた。

「うぐっ!」

 刹那の体は思い切り蹴り飛ばされ、勢いよく木に打ちつけられた。
 その衝撃波で辺りに粉塵ふんじんが巻き起こる。

「すごい勢いよく跳んだね……」

 風夜の強烈きょうれつな回し蹴りに、沙希は唖然あぜんとしてしまう。

「油断するな、沙希」

「う、うん……」

 二人は向かいのいる刹那に警戒態勢を取る。
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