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第七話 少女、再びギルドへ
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――――――抱きしめた腕の中で、ソフィさんが囁く。
「ゆりあちゃん、気持ちよかった...次はあたしにさせて?」
いつの間にか体制が入れ替わっており、今度は私が彼女に組み敷かれる形になる。
首筋にちゅ、とキスを一つ落とすと、デコルテ、胸、おなか、おへそ...とたくさんのキスを降らせてくる。柔らかい唇の感触がくすぐったさから徐々に快感に変わり、私は情けなく腰を跳ねさせてしまう。
「ふふっかわいい......❤ここはどうなってるかな?」
脚を左右に割り開かれ、だらしなくはくはくするおまんこをソフィさんに見られる。さっきリアさんにもイかされたけど、こんなにまじまじと見られるのは初めてだから恥ずかしい...。
すると、ソフィさんはおまんこに向けて息をふぅっと吹きかけてきて、私の腰はまたびくびくと跳ねる。
「今、他の人のこと考えてたでしょー?...おしおきしなきゃね?」
桜色の唇が、ちゅぅぅ...っと一番敏感なところを吸い上げる。
「はぁぁぁっっっ..................❤❤❤」
気持ちいいところを的確に刺激され、頭が真っ白になった。
「ゆりあちゃん......すっごくぬれぬれでおいひいッッ............もっとちょうだい?❤❤」
「はぁっ❤❤そこでしゃべんないでッッ...あっっ❤❤」
ビクゥッッと大きく腰を跳ねさせ、私は呆気なくイッてしまった。ああ、また女の子にイかされちゃった.........❤❤
「ふふっ上手にイけて偉いね❤お汁がどんどん溢れてくるよ?んんっんっおいひい...❤お掃除するね❤」
イった後のおまんこをぺろぺろと優しく舐められ続ける。敏感になりすぎたクリトリスがくすぐったく、逃げる様に腰を浮かせるが、彼女が逃がすもんかといわんばかりに腰を抱いて顔をうずめるから、私はまた興奮し、快楽に身を委ねる。
「今日はもっともっと気持ちよくなってもらうまで終わらないよ?」
いたずらっぽく笑う彼女にまたすぐイかされ、今後は私が、とまた攻守交替し、こうして私たちはお互いが10回ほど果てるまで、舐め合いっこを続け―――夜が明けた。
◇◆◇
「じゃーゆりあちゃん♪準備出来たらまたギルドに行こっか♪」
顔中を私の愛液まみれにさせたソフィさんが、またも唐突にそんなことを言い出した。
「ギルドって...さっきまでずっとあんなことしてたのによく言えますね......。さすがに眠いし休みたいですよ......。」
同じく彼女の汁でぐしょぐしょのままの私がそう返す。そう、私たちはさっきまでずっとイかせあいっこをしていたせいで一睡もしていない。おまけに疲れ果ててまだお風呂にも入ってないし、なんなら裸のまま抱き合った姿勢でこの会話をしている。ピロートークってもっと情緒のあるものじゃないの...?
「まーさすがに疲れたか......ならお風呂に入って、お茶したら一時間後にここを出よっか♪」
「譲歩した感出して全然してないんですけど??話聞いてました??」
「おしゃべりしてたらどんどん準備の時間なくなっちゃうよ~?早く起きよ起きよっお風呂沸かしてくるね~♪」
そういって私の腕の中からするりと抜け出し、さっさと行ってしまった。どこまでもマイペースな彼女に若干あきれつつ、私はこれまでの出来事を反芻する。
暴漢に襲われて、ソフィさんに助けられて、自分が異世界にいることを知って、ソフィさんとえっちして、ギルドへ行って、リアさんとえっちして、ギルドから指令を受けて、ソフィさんとえっちして......あれ、えっちしかしてないな?
思考を整理しつつ、私はある重要なことを思い出した――――――そうだ、千万ちゃん。
あの時、一緒に襲われた友人。なんとなく、ただのカンでしたないけれど、彼女も同じくこの世界に辿り着いている気がする。見つけなければ、彼女を。
もしかしたら、一日経ったことで時間差でこの街に辿り着いている可能性もある。ギルドへ行ったら何か情報がないか聞いてみるのもいいかもしれない。
思案していると、ソフィさんが「お風呂湧いたよー♪」と私を呼びに来た。一緒に入るつもりらしい。私は異世界にもお風呂があることに感謝しつつ、向かった。
そこから更に2回ほどイかせあいっこに発展し、お風呂だけで予定の一時間を優に過ぎたのは言うまでもない。
◇◆◇
「も~...ゆりあちゃん準備おそ~い!時間過ぎてるんだよ~?」
「それは!ソフィさんがお風呂で触ってくるからじゃないですか!ただでさえ準備に一時間なんて短すぎるのに...!」
「でも、あたしはもう準備できてるよ~?それに、ゆりあちゃんもノリノリだったくせにぃ♪」
「うっ......!もうっ!おしゃべりしてるともっと遅れちゃうので少し放っておいてください!!」
ゆりあちゃんがつめたぁ~い、などと愉快そうに言う彼女を放置し、私は髪を整え始める。いやぁ、異世界に現代技術をはるかに凌ぐ威力の魔導式ドライヤーがあって本当に良かった。
「それじゃあ、昨日受け取った"衣装"、ここに置いとくよ~?」
「わかりました!ありがとうソフィさん~!」
爆速で髪をセットした私は"衣装"――昨日受け取った"剣士"用の衣装を取りに向かった。昨日、ギルドでソフィさんに言われるがまま、剣士のジョブを取得したため、初期装備として衣装一式と武器を支給されたのだった。異世界で学校の制服を着ていると、浮いてしまうから助かった。
などと考えながら手に取った衣装を広げ、私はあまりの衝撃に硬直した。
え、えっち過ぎるんですけど~~~~~~~?????????
まず、手に取ったのは白の胸元ががっつり空いたレオタードで、太ももの付け根とお股の部分を縁どる様に金の刺繍が施されている。これに加え、赤色の大きなマントと、腕の半分ほどを覆う長さの手袋が付属しているが......布が、少ない。少なすぎる。私はここに来て何度味わったか分からない衝撃で、いよいよ頭痛がしてきた。が、しょうがない。これがここのルールなのだ。受け入れるしかない。うん、そうに決まっている。今思えば、昨日ギルドにたくさんいたお姉さんたち、皆こんな格好だったなもんな...。私はこれ以上何も考えない様にして、用意されたそれを身にまとった。
着替えてソフィさんの元に行くと、彼女が目を輝かせる。
「すっごく似合ってるねぇ♪うんうん、やっぱり剣士にしてよかったねぇ♪」
この人、まさかそれ目的で...?と一瞬疑ったが、重ねる様に彼女が言う。
「なんだか良からぬ疑いをかけられている気がするけど、剣士のジョブがゆりあちゃんにぴったりだと思ったのは本当だから♪それも含めて、またギルドで教えてあげる!ほら、準備出来たなら早くいこっ♪」
そうして、そこをそんなに重厚にされると逆に恥ずかしいんですけど...というくらいしっかりと防御力の高そうなつくりに仕上げられた鉄製のブーツを履いて。ギルドへと向かった。
◇◆◇
ギルドへ到着すると、今日もリアさんが受付の仕事をしていた。
「ギルドへようこそ、お二方。本日も来てくださったのですね。」
「ええ♪今日はステータスのことで確認したいのと、依頼を探しにね♪」
「承知いたしました。ただいま準備いたしますので、しばしお掛けになってお待ちください。」
相変わらずてきぱきと仕事を進めている。そういえば、昨日感じた疑問をソフィさんに聞いてみる。
「リアさんって、見た目からして私と同じ人間に見えるんですけど、何の種族なんですか?...てか、この世界に人間っています?そもそも人間っていう概念あります?」
「ああ、リアね。あの子はサキュバスだよ♪ちなみに人間はこの世界にもいるよ♪この街にはいないしここのギルドに来ているのもあまり見たことないけどね。」
さ、サキュバス...!?いかにもえっち系の種族だった...!確かに昨日のあの変わり様を見れば納得かもしれない。てか、サキュバスにも驚かれる私の性欲って...!?
私が色んな意味で驚愕していると、「ちなみにここで働いているのは初心な冒険者希望の子を味見するためらしいよ♪」とダメ押ししてくる。そんな、そんな人より強い私の性欲って...?
そんな話をしている間に準備が出来たらしい。リアさんが私たちを呼んだ。
「ステータスについては、上層部からこれを預かっていたのです。どうぞお持ちください。」
私たちの目の前に、小さな端末型の機械が置かれる。ちょうど、元の世界で言う"スマホ"を可愛らしくした様な見た目だ。横のソフィさんが、驚愕の声を上げる。
「ええっこれ高いのにっ~!貰っちゃっていいの?」
「先の指令をお受けいただく代わりに、こちらを無償で支給するとのお達しです。ご遠慮なくお持ちください。」
「なるほど~。だってさ、ゆりあちゃん、良かったね!これ買うと高いし、買わないといちいちギルドに来なきゃいけなくてめんどうくさいんだから~......と、まずはこれが何か、説明しなきゃだね。」
ソフィさんはそう言うと、端末を起動した。そして手早く何かを入力したと思ったら、それを私のおでこにかざす。突然の行為に少し驚くと、端末から「生体認証が完了しました」と無機質な声がした。
「これで、登録おしまい♪ゆりあちゃんのステータスが見れるようになったよっ」
覗き込むと、そこには私の名前と数字の羅列が記載されていた。
皇 ゆりあ
体力 107
攻撃力 52
守備力 34
魔力 0
これが、私のステータス......?本当にRPGみたいな世界だな...
「説明するね♪まず、体力は敵からのダメージを受けると減る数値のことで、"受力"が高いと伸びやすい数値だね。次に攻撃力はそのまま、高いほど敵に与えるダメージが多くなるわ♪物理での攻撃はもちろん、魔法攻撃にも反映されるの♪ゆりあちゃんは"攻力"が高いから、この値が伸びやすいよ。次に、守備力は高いほど敵からダメージを受けにくくなって、"受力"が高いほど伸びやすい。最後に、魔力だけど...まぁ、剣士のジョブだとあまり伸びない数値だからなぁ~......でも、ゆりあちゃんは例外だから、いつか伸びるかもねっ♪魔法を使うのに必要な数値だと思ってくれればいいよ♪」
一通り説明し終えた後、更に付け加える。
「それと、ゆりあちゃんに"剣士"のジョブを進めた理由は今説明した通り、"攻力"が高いからだよっ♪剣士は攻撃向きのジョブだからね、他のジョブだと、同じく攻力の高い人向きな"魔法使い"や、受力が高い人に向いてて回復魔法が使える"僧侶"なんかがあるよっそのうち一緒に戦ったりもするかもね~♪」
なるほど、なるほど...大体イメージは掴めたかな。私はソフィさんにうなづいて見せ、次の説明を求める。
「分かってもらえたみたいだねっ♪それで、ステータスだどうやって伸びるかというと、察しはついてると思うけど、百合えっちすることでどんどん伸びるんだぁ♪だから、昨日みたいにどんどんきもちいいことすると、いいよ♪」
後半、彼女が声を潜めそんな風に囁くせいで、昨日の情事を思い出して顔がかぁっと熱くなる。...と、あれ?て、ことは.........
「その通り♪昨日のえっちでステータスが増えた状態が、今表示されてる値ってワケ♪」
やっぱりそうなのか。と、いうか、この人私の思考読み取り過ぎて怖いんですけど......と、いう考えも読まれそうで怖いので、私は更なる疑問を投げかける。
「え、てことは、私のステータス、一晩でどれくらい上がったんですか?」
「ん、冒険者成り立てだと魔力意外全部のステータスが1からだから、それぞれ1引いた数値が昨日の上がり幅だね♪」
「えっ!?めちゃめちゃ上がってません???」
私がこの世界とRPGをごちゃまぜにし過ぎなのかもしれないけれど、普通こういうのって、そんな一気に上がらないんじゃ?
そう考えていると、ソフィさんがにっこり笑って答える。
「うん、異常値だね♪ふつう1とか多くても5くらいだよ~。まぁ、ゆりあちゃんクラスの性欲と、あたしの師範代の実力あっての結果だね♪まぁ、あたしが相手じゃなかったとしてもゆりあちゃんの素質を考えると、これに近い上昇値は出せてたかな?」
ほほ笑みながら答える彼女と、その横でうんうんとうなずくリアさん。何故だか彼女も誇らしげにしているのは置いといて......。え、私、かなり凄いじゃん。ギルドの指令も余裕じゃない...?なんて、調子に乗りかけた私に、ソフィさんが告げた。
「...あ、ちなみに、以前ギルドの指令に参加した冒険者たちの平均ステータスは、今のゆりあちゃんの数値の100倍くらいあるから♪それ以上まで上げないとね♪」
――――――――――――やっぱり、無理かもしれない。私は天を仰いだ。
「ゆりあちゃん、気持ちよかった...次はあたしにさせて?」
いつの間にか体制が入れ替わっており、今度は私が彼女に組み敷かれる形になる。
首筋にちゅ、とキスを一つ落とすと、デコルテ、胸、おなか、おへそ...とたくさんのキスを降らせてくる。柔らかい唇の感触がくすぐったさから徐々に快感に変わり、私は情けなく腰を跳ねさせてしまう。
「ふふっかわいい......❤ここはどうなってるかな?」
脚を左右に割り開かれ、だらしなくはくはくするおまんこをソフィさんに見られる。さっきリアさんにもイかされたけど、こんなにまじまじと見られるのは初めてだから恥ずかしい...。
すると、ソフィさんはおまんこに向けて息をふぅっと吹きかけてきて、私の腰はまたびくびくと跳ねる。
「今、他の人のこと考えてたでしょー?...おしおきしなきゃね?」
桜色の唇が、ちゅぅぅ...っと一番敏感なところを吸い上げる。
「はぁぁぁっっっ..................❤❤❤」
気持ちいいところを的確に刺激され、頭が真っ白になった。
「ゆりあちゃん......すっごくぬれぬれでおいひいッッ............もっとちょうだい?❤❤」
「はぁっ❤❤そこでしゃべんないでッッ...あっっ❤❤」
ビクゥッッと大きく腰を跳ねさせ、私は呆気なくイッてしまった。ああ、また女の子にイかされちゃった.........❤❤
「ふふっ上手にイけて偉いね❤お汁がどんどん溢れてくるよ?んんっんっおいひい...❤お掃除するね❤」
イった後のおまんこをぺろぺろと優しく舐められ続ける。敏感になりすぎたクリトリスがくすぐったく、逃げる様に腰を浮かせるが、彼女が逃がすもんかといわんばかりに腰を抱いて顔をうずめるから、私はまた興奮し、快楽に身を委ねる。
「今日はもっともっと気持ちよくなってもらうまで終わらないよ?」
いたずらっぽく笑う彼女にまたすぐイかされ、今後は私が、とまた攻守交替し、こうして私たちはお互いが10回ほど果てるまで、舐め合いっこを続け―――夜が明けた。
◇◆◇
「じゃーゆりあちゃん♪準備出来たらまたギルドに行こっか♪」
顔中を私の愛液まみれにさせたソフィさんが、またも唐突にそんなことを言い出した。
「ギルドって...さっきまでずっとあんなことしてたのによく言えますね......。さすがに眠いし休みたいですよ......。」
同じく彼女の汁でぐしょぐしょのままの私がそう返す。そう、私たちはさっきまでずっとイかせあいっこをしていたせいで一睡もしていない。おまけに疲れ果ててまだお風呂にも入ってないし、なんなら裸のまま抱き合った姿勢でこの会話をしている。ピロートークってもっと情緒のあるものじゃないの...?
「まーさすがに疲れたか......ならお風呂に入って、お茶したら一時間後にここを出よっか♪」
「譲歩した感出して全然してないんですけど??話聞いてました??」
「おしゃべりしてたらどんどん準備の時間なくなっちゃうよ~?早く起きよ起きよっお風呂沸かしてくるね~♪」
そういって私の腕の中からするりと抜け出し、さっさと行ってしまった。どこまでもマイペースな彼女に若干あきれつつ、私はこれまでの出来事を反芻する。
暴漢に襲われて、ソフィさんに助けられて、自分が異世界にいることを知って、ソフィさんとえっちして、ギルドへ行って、リアさんとえっちして、ギルドから指令を受けて、ソフィさんとえっちして......あれ、えっちしかしてないな?
思考を整理しつつ、私はある重要なことを思い出した――――――そうだ、千万ちゃん。
あの時、一緒に襲われた友人。なんとなく、ただのカンでしたないけれど、彼女も同じくこの世界に辿り着いている気がする。見つけなければ、彼女を。
もしかしたら、一日経ったことで時間差でこの街に辿り着いている可能性もある。ギルドへ行ったら何か情報がないか聞いてみるのもいいかもしれない。
思案していると、ソフィさんが「お風呂湧いたよー♪」と私を呼びに来た。一緒に入るつもりらしい。私は異世界にもお風呂があることに感謝しつつ、向かった。
そこから更に2回ほどイかせあいっこに発展し、お風呂だけで予定の一時間を優に過ぎたのは言うまでもない。
◇◆◇
「も~...ゆりあちゃん準備おそ~い!時間過ぎてるんだよ~?」
「それは!ソフィさんがお風呂で触ってくるからじゃないですか!ただでさえ準備に一時間なんて短すぎるのに...!」
「でも、あたしはもう準備できてるよ~?それに、ゆりあちゃんもノリノリだったくせにぃ♪」
「うっ......!もうっ!おしゃべりしてるともっと遅れちゃうので少し放っておいてください!!」
ゆりあちゃんがつめたぁ~い、などと愉快そうに言う彼女を放置し、私は髪を整え始める。いやぁ、異世界に現代技術をはるかに凌ぐ威力の魔導式ドライヤーがあって本当に良かった。
「それじゃあ、昨日受け取った"衣装"、ここに置いとくよ~?」
「わかりました!ありがとうソフィさん~!」
爆速で髪をセットした私は"衣装"――昨日受け取った"剣士"用の衣装を取りに向かった。昨日、ギルドでソフィさんに言われるがまま、剣士のジョブを取得したため、初期装備として衣装一式と武器を支給されたのだった。異世界で学校の制服を着ていると、浮いてしまうから助かった。
などと考えながら手に取った衣装を広げ、私はあまりの衝撃に硬直した。
え、えっち過ぎるんですけど~~~~~~~?????????
まず、手に取ったのは白の胸元ががっつり空いたレオタードで、太ももの付け根とお股の部分を縁どる様に金の刺繍が施されている。これに加え、赤色の大きなマントと、腕の半分ほどを覆う長さの手袋が付属しているが......布が、少ない。少なすぎる。私はここに来て何度味わったか分からない衝撃で、いよいよ頭痛がしてきた。が、しょうがない。これがここのルールなのだ。受け入れるしかない。うん、そうに決まっている。今思えば、昨日ギルドにたくさんいたお姉さんたち、皆こんな格好だったなもんな...。私はこれ以上何も考えない様にして、用意されたそれを身にまとった。
着替えてソフィさんの元に行くと、彼女が目を輝かせる。
「すっごく似合ってるねぇ♪うんうん、やっぱり剣士にしてよかったねぇ♪」
この人、まさかそれ目的で...?と一瞬疑ったが、重ねる様に彼女が言う。
「なんだか良からぬ疑いをかけられている気がするけど、剣士のジョブがゆりあちゃんにぴったりだと思ったのは本当だから♪それも含めて、またギルドで教えてあげる!ほら、準備出来たなら早くいこっ♪」
そうして、そこをそんなに重厚にされると逆に恥ずかしいんですけど...というくらいしっかりと防御力の高そうなつくりに仕上げられた鉄製のブーツを履いて。ギルドへと向かった。
◇◆◇
ギルドへ到着すると、今日もリアさんが受付の仕事をしていた。
「ギルドへようこそ、お二方。本日も来てくださったのですね。」
「ええ♪今日はステータスのことで確認したいのと、依頼を探しにね♪」
「承知いたしました。ただいま準備いたしますので、しばしお掛けになってお待ちください。」
相変わらずてきぱきと仕事を進めている。そういえば、昨日感じた疑問をソフィさんに聞いてみる。
「リアさんって、見た目からして私と同じ人間に見えるんですけど、何の種族なんですか?...てか、この世界に人間っています?そもそも人間っていう概念あります?」
「ああ、リアね。あの子はサキュバスだよ♪ちなみに人間はこの世界にもいるよ♪この街にはいないしここのギルドに来ているのもあまり見たことないけどね。」
さ、サキュバス...!?いかにもえっち系の種族だった...!確かに昨日のあの変わり様を見れば納得かもしれない。てか、サキュバスにも驚かれる私の性欲って...!?
私が色んな意味で驚愕していると、「ちなみにここで働いているのは初心な冒険者希望の子を味見するためらしいよ♪」とダメ押ししてくる。そんな、そんな人より強い私の性欲って...?
そんな話をしている間に準備が出来たらしい。リアさんが私たちを呼んだ。
「ステータスについては、上層部からこれを預かっていたのです。どうぞお持ちください。」
私たちの目の前に、小さな端末型の機械が置かれる。ちょうど、元の世界で言う"スマホ"を可愛らしくした様な見た目だ。横のソフィさんが、驚愕の声を上げる。
「ええっこれ高いのにっ~!貰っちゃっていいの?」
「先の指令をお受けいただく代わりに、こちらを無償で支給するとのお達しです。ご遠慮なくお持ちください。」
「なるほど~。だってさ、ゆりあちゃん、良かったね!これ買うと高いし、買わないといちいちギルドに来なきゃいけなくてめんどうくさいんだから~......と、まずはこれが何か、説明しなきゃだね。」
ソフィさんはそう言うと、端末を起動した。そして手早く何かを入力したと思ったら、それを私のおでこにかざす。突然の行為に少し驚くと、端末から「生体認証が完了しました」と無機質な声がした。
「これで、登録おしまい♪ゆりあちゃんのステータスが見れるようになったよっ」
覗き込むと、そこには私の名前と数字の羅列が記載されていた。
皇 ゆりあ
体力 107
攻撃力 52
守備力 34
魔力 0
これが、私のステータス......?本当にRPGみたいな世界だな...
「説明するね♪まず、体力は敵からのダメージを受けると減る数値のことで、"受力"が高いと伸びやすい数値だね。次に攻撃力はそのまま、高いほど敵に与えるダメージが多くなるわ♪物理での攻撃はもちろん、魔法攻撃にも反映されるの♪ゆりあちゃんは"攻力"が高いから、この値が伸びやすいよ。次に、守備力は高いほど敵からダメージを受けにくくなって、"受力"が高いほど伸びやすい。最後に、魔力だけど...まぁ、剣士のジョブだとあまり伸びない数値だからなぁ~......でも、ゆりあちゃんは例外だから、いつか伸びるかもねっ♪魔法を使うのに必要な数値だと思ってくれればいいよ♪」
一通り説明し終えた後、更に付け加える。
「それと、ゆりあちゃんに"剣士"のジョブを進めた理由は今説明した通り、"攻力"が高いからだよっ♪剣士は攻撃向きのジョブだからね、他のジョブだと、同じく攻力の高い人向きな"魔法使い"や、受力が高い人に向いてて回復魔法が使える"僧侶"なんかがあるよっそのうち一緒に戦ったりもするかもね~♪」
なるほど、なるほど...大体イメージは掴めたかな。私はソフィさんにうなづいて見せ、次の説明を求める。
「分かってもらえたみたいだねっ♪それで、ステータスだどうやって伸びるかというと、察しはついてると思うけど、百合えっちすることでどんどん伸びるんだぁ♪だから、昨日みたいにどんどんきもちいいことすると、いいよ♪」
後半、彼女が声を潜めそんな風に囁くせいで、昨日の情事を思い出して顔がかぁっと熱くなる。...と、あれ?て、ことは.........
「その通り♪昨日のえっちでステータスが増えた状態が、今表示されてる値ってワケ♪」
やっぱりそうなのか。と、いうか、この人私の思考読み取り過ぎて怖いんですけど......と、いう考えも読まれそうで怖いので、私は更なる疑問を投げかける。
「え、てことは、私のステータス、一晩でどれくらい上がったんですか?」
「ん、冒険者成り立てだと魔力意外全部のステータスが1からだから、それぞれ1引いた数値が昨日の上がり幅だね♪」
「えっ!?めちゃめちゃ上がってません???」
私がこの世界とRPGをごちゃまぜにし過ぎなのかもしれないけれど、普通こういうのって、そんな一気に上がらないんじゃ?
そう考えていると、ソフィさんがにっこり笑って答える。
「うん、異常値だね♪ふつう1とか多くても5くらいだよ~。まぁ、ゆりあちゃんクラスの性欲と、あたしの師範代の実力あっての結果だね♪まぁ、あたしが相手じゃなかったとしてもゆりあちゃんの素質を考えると、これに近い上昇値は出せてたかな?」
ほほ笑みながら答える彼女と、その横でうんうんとうなずくリアさん。何故だか彼女も誇らしげにしているのは置いといて......。え、私、かなり凄いじゃん。ギルドの指令も余裕じゃない...?なんて、調子に乗りかけた私に、ソフィさんが告げた。
「...あ、ちなみに、以前ギルドの指令に参加した冒険者たちの平均ステータスは、今のゆりあちゃんの数値の100倍くらいあるから♪それ以上まで上げないとね♪」
――――――――――――やっぱり、無理かもしれない。私は天を仰いだ。
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