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第一話 少女、見舞われる
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「あーあ......。」
死が目前に迫る中、少女は独り言つ。
「一度でいいから、死ぬ前にゆりえっちしたかったなぁ。」
やけに冷静な頭は、死を前にしてなお欲望を紡ぐ。
そんな自分に対し自嘲めいた笑いを残し、刹那の痛みとともに、少女は意識を手放した。
◇◆◇
私は、皇 ゆりあ。今年で18になるJKだ。
私は物心ついたときから自分が結構かわいい方だという自覚があり、そんなかわいい自分は、かわいい女の子といちゃいちゃすべきだという考えを持っていた。
きっかけは小学生の頃に読んだ少女漫画。本屋さんでとある表紙が目に留まった。それは、ピンク髪と水色髪の、ふわふわした衣装をまとったかわいい女の子たちが、大きな胸を押し付け合うように抱き合い、こちらを見つめているというものだ。
それまでどんなイケメンハーレムものにも興味がなかった私は、初めて胸が高鳴るのを感じた。
かわいい女の子×かわいい女の子......イイッ!
そして幸いにも私はかわいい女の子、そうだ、かわいい女の子と付き合って私もこの本のように......。
グフフっとかわいい女の子らしくも、ましてや小学生らしくもない笑いをたたえ、もらったおこづかいでその本を買いにるんるんでレジに向かう私は、まだこの先に立ちはだかる辛い現実など知る由もなかった。
◇◆◇
時が経ち。JKになって早3年。
おかしい。計画と違う。私は放課後の教室で1人むくれていた。
高校生になりいっちょ前に煩悩を覚えた私は、この年になれば彼女ができまくって、百合セックスまみれの薔薇色の日々を過ごすことが出来ると本気で思っていたのだ。百合なのか薔薇なのかは置いといて。
というのも、かわいい女の子はかわいい女の子が好き、これは世界共通の常識だと思っていたからだ。
だが、ある種そういった風潮は間違いではないにしても、恋愛的な関係に至ることはさほどないらしい。
誤算だった。
私は私の計画のために女子校に入り、なんとなく百合ハプニングが起こりやすいイメージのある吹奏楽部に入ったり、努力したのにこれだ。
いちゃいちゃは確かにある、だが百合えっちはない。
そんなある意味生殺し状態を日々を過ごし、私は焦っていた。
そこで、告白したのだ。クラス1かわいい女の子、一ノ瀬 千万に。
そもそも、私はかわいい女の子と女体が好きなだけであって、好きな人というものは出来たことがなかった。だが、告白しなければ彼女はできないだろう、という至極真っ当な考えのもと、どうせ告白するならばと彼女を選んだのだ。
正直に言うと彼女と私の関わりはほぼ全くといっていいほどなかったのだが、強いて言えば野外学習でキャンプに行った際、たまたま彼女と同じ班になったのだが、その際彼女が作ってくれた料理があまりにも美味しく、夢中で頬張る私と目が合ったとき、ニコリと聖母のように微笑んでくれた彼女の見て、激しい劣情を感じたくらいだ。彼女を食べたかった。
そんな薄い関係性、断られるに決まっているのは今思えば分かるのだが、焦りと性欲に突き動かされた私は彼女への告白を決行した。
彼女の下駄箱へラブレターをセッティングし、いざ放課後の教室へ呼び出し完了。少女漫画で幾億回見たシチュエーション。完璧のはず。
かくして放課後、彼女はやってきた。長い黒髪に白いすべすべの肌、着痩せしているが、実は隠れ巨乳であることを体育の時間、舐め回すように観察している私は知っている。
彼女が、来てくれた。
私はゴクリと生唾と飲み、ワンチャンを期待して迸る自身の汁を感じながら、彼女に告げた。
「千万ちゃん、好き。私と百合セッ....じゃなかった、付き合ってください...!」
「ゆりあちゃ...えぇっ...?う、うぅっ......」
なんと、彼女は泣き出してしまった。頭が冴えていくのを感じる。
そして、えぐえぐと泣く彼女を見て、焦りとともについ、逃げ出してしまったのだ。
断られるだろうとは思っていた。しかし、泣かれるだなんて思ってもみなかった。ショックだったが、それはそれとして彼女の泣き顔をオカズにオナニーはした。
そして、それが昨日の出来事だった。
私は昨日の失敗に思いを馳せながら、放課後の教室で一人思案していたのだ。もう、こうなったらかわいい子に手当たり次第告白しようか...。
そんな投げやりなことを考えてむくれていると、誰かが教室へ入ってくる気配がした。
一ノ瀬 千万だった。
「ゆりあちゃん...」
私の名を呼び、近づいてくるが、気まずくて目を逸らした。
どういう経緯であれ、泣かせてしまったのだから、どんな顔をして良いか分からなかった。
「昨日はごめんね...良かったらこれからお話したいの、私の家に来ない?」
私は信じられない勢いでバッッと顔を上げ、
「行く。」
とだけ行った。我ながら現金である。
◇◆◇
千万ちゃんちへ行くまでの間、沈黙が続いた。
何か言おうと思い彼女の方を見やると、心なしか顔が赤くなっているように感じた。
これはやはり、ワンチャンあるというやつでは...?
心の中でしたり顔をキメながら。昨日の夜爪を切っていたことに感謝した。昨日の自分、ありがとう。百合の神様、ありがとう...。
そんなことを考えるわたしの思考は、突然腕を引っ張られる痛みで掻き消された。
一瞬、状況が理解出来なかった。
どうやら、私たちは暴漢に捕まったらしい。
私たちはそれぞれ、二人の男たちに後ろ手に拘束され、動けなくなっていた。
「大人しく従ってれば、帰してやるよ。」
男の一人が、おもむろに腰のベルトに手をかける。膨らんだソレが、嫌でも目に入るよ。
嫌だ。
全身がぞわっと総毛立ち、足が強張る。
「やめてっっ!!!」
布を割くような声で、千万ちゃんが叫んだ。
「やっと私のものにっ私のゆりあちゃんになると思ったのにっっっ!!!!あんた達のせいでっ!!男なんて嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い.........!!!!」
「うるせぇっっ!!こいつを殺すぞ!!!!」
私の喉元にナイフが突き付けられる。千万ちゃんの言っていることは気になるが、命の危機に瀕し、頭が回らない。
錯乱した千万ちゃんはなおも叫び続ける。恐らく、このまま私たちは殺されるだろう。
「あーあ......。」
私は既に、諦めていた。思考を手放し、このまま恐怖も忘れ死に身を委ねようか、と考える傍ら、なおも諦めきれない夢を独り言つ。
「一度でいいから、死ぬ前にゆりえっちしたかったなぁ。」
◇◆◇
ふと、気がつくと暖かい場所にいることに気が付いた。
先ほどまでの悪夢のようなできごとが走馬灯のように頭を巡っている。
そうだ、私は殺されたはず。そして、千万ちゃんも。
何も出来なかった自分を悔やんでも、もはや遅い。
きっとここは天国なのだ。
横たわる体は柔らかい布団のようなものに包まれているのを感じるし、何やら、ミルクのような美味しそうな香りもする。
ああ、いい気持ちかも...
心地よい感覚に包まれながら、閉じていた目を開ける。
目の前には、巨大なおっぱいがあった。
死が目前に迫る中、少女は独り言つ。
「一度でいいから、死ぬ前にゆりえっちしたかったなぁ。」
やけに冷静な頭は、死を前にしてなお欲望を紡ぐ。
そんな自分に対し自嘲めいた笑いを残し、刹那の痛みとともに、少女は意識を手放した。
◇◆◇
私は、皇 ゆりあ。今年で18になるJKだ。
私は物心ついたときから自分が結構かわいい方だという自覚があり、そんなかわいい自分は、かわいい女の子といちゃいちゃすべきだという考えを持っていた。
きっかけは小学生の頃に読んだ少女漫画。本屋さんでとある表紙が目に留まった。それは、ピンク髪と水色髪の、ふわふわした衣装をまとったかわいい女の子たちが、大きな胸を押し付け合うように抱き合い、こちらを見つめているというものだ。
それまでどんなイケメンハーレムものにも興味がなかった私は、初めて胸が高鳴るのを感じた。
かわいい女の子×かわいい女の子......イイッ!
そして幸いにも私はかわいい女の子、そうだ、かわいい女の子と付き合って私もこの本のように......。
グフフっとかわいい女の子らしくも、ましてや小学生らしくもない笑いをたたえ、もらったおこづかいでその本を買いにるんるんでレジに向かう私は、まだこの先に立ちはだかる辛い現実など知る由もなかった。
◇◆◇
時が経ち。JKになって早3年。
おかしい。計画と違う。私は放課後の教室で1人むくれていた。
高校生になりいっちょ前に煩悩を覚えた私は、この年になれば彼女ができまくって、百合セックスまみれの薔薇色の日々を過ごすことが出来ると本気で思っていたのだ。百合なのか薔薇なのかは置いといて。
というのも、かわいい女の子はかわいい女の子が好き、これは世界共通の常識だと思っていたからだ。
だが、ある種そういった風潮は間違いではないにしても、恋愛的な関係に至ることはさほどないらしい。
誤算だった。
私は私の計画のために女子校に入り、なんとなく百合ハプニングが起こりやすいイメージのある吹奏楽部に入ったり、努力したのにこれだ。
いちゃいちゃは確かにある、だが百合えっちはない。
そんなある意味生殺し状態を日々を過ごし、私は焦っていた。
そこで、告白したのだ。クラス1かわいい女の子、一ノ瀬 千万に。
そもそも、私はかわいい女の子と女体が好きなだけであって、好きな人というものは出来たことがなかった。だが、告白しなければ彼女はできないだろう、という至極真っ当な考えのもと、どうせ告白するならばと彼女を選んだのだ。
正直に言うと彼女と私の関わりはほぼ全くといっていいほどなかったのだが、強いて言えば野外学習でキャンプに行った際、たまたま彼女と同じ班になったのだが、その際彼女が作ってくれた料理があまりにも美味しく、夢中で頬張る私と目が合ったとき、ニコリと聖母のように微笑んでくれた彼女の見て、激しい劣情を感じたくらいだ。彼女を食べたかった。
そんな薄い関係性、断られるに決まっているのは今思えば分かるのだが、焦りと性欲に突き動かされた私は彼女への告白を決行した。
彼女の下駄箱へラブレターをセッティングし、いざ放課後の教室へ呼び出し完了。少女漫画で幾億回見たシチュエーション。完璧のはず。
かくして放課後、彼女はやってきた。長い黒髪に白いすべすべの肌、着痩せしているが、実は隠れ巨乳であることを体育の時間、舐め回すように観察している私は知っている。
彼女が、来てくれた。
私はゴクリと生唾と飲み、ワンチャンを期待して迸る自身の汁を感じながら、彼女に告げた。
「千万ちゃん、好き。私と百合セッ....じゃなかった、付き合ってください...!」
「ゆりあちゃ...えぇっ...?う、うぅっ......」
なんと、彼女は泣き出してしまった。頭が冴えていくのを感じる。
そして、えぐえぐと泣く彼女を見て、焦りとともについ、逃げ出してしまったのだ。
断られるだろうとは思っていた。しかし、泣かれるだなんて思ってもみなかった。ショックだったが、それはそれとして彼女の泣き顔をオカズにオナニーはした。
そして、それが昨日の出来事だった。
私は昨日の失敗に思いを馳せながら、放課後の教室で一人思案していたのだ。もう、こうなったらかわいい子に手当たり次第告白しようか...。
そんな投げやりなことを考えてむくれていると、誰かが教室へ入ってくる気配がした。
一ノ瀬 千万だった。
「ゆりあちゃん...」
私の名を呼び、近づいてくるが、気まずくて目を逸らした。
どういう経緯であれ、泣かせてしまったのだから、どんな顔をして良いか分からなかった。
「昨日はごめんね...良かったらこれからお話したいの、私の家に来ない?」
私は信じられない勢いでバッッと顔を上げ、
「行く。」
とだけ行った。我ながら現金である。
◇◆◇
千万ちゃんちへ行くまでの間、沈黙が続いた。
何か言おうと思い彼女の方を見やると、心なしか顔が赤くなっているように感じた。
これはやはり、ワンチャンあるというやつでは...?
心の中でしたり顔をキメながら。昨日の夜爪を切っていたことに感謝した。昨日の自分、ありがとう。百合の神様、ありがとう...。
そんなことを考えるわたしの思考は、突然腕を引っ張られる痛みで掻き消された。
一瞬、状況が理解出来なかった。
どうやら、私たちは暴漢に捕まったらしい。
私たちはそれぞれ、二人の男たちに後ろ手に拘束され、動けなくなっていた。
「大人しく従ってれば、帰してやるよ。」
男の一人が、おもむろに腰のベルトに手をかける。膨らんだソレが、嫌でも目に入るよ。
嫌だ。
全身がぞわっと総毛立ち、足が強張る。
「やめてっっ!!!」
布を割くような声で、千万ちゃんが叫んだ。
「やっと私のものにっ私のゆりあちゃんになると思ったのにっっっ!!!!あんた達のせいでっ!!男なんて嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い.........!!!!」
「うるせぇっっ!!こいつを殺すぞ!!!!」
私の喉元にナイフが突き付けられる。千万ちゃんの言っていることは気になるが、命の危機に瀕し、頭が回らない。
錯乱した千万ちゃんはなおも叫び続ける。恐らく、このまま私たちは殺されるだろう。
「あーあ......。」
私は既に、諦めていた。思考を手放し、このまま恐怖も忘れ死に身を委ねようか、と考える傍ら、なおも諦めきれない夢を独り言つ。
「一度でいいから、死ぬ前にゆりえっちしたかったなぁ。」
◇◆◇
ふと、気がつくと暖かい場所にいることに気が付いた。
先ほどまでの悪夢のようなできごとが走馬灯のように頭を巡っている。
そうだ、私は殺されたはず。そして、千万ちゃんも。
何も出来なかった自分を悔やんでも、もはや遅い。
きっとここは天国なのだ。
横たわる体は柔らかい布団のようなものに包まれているのを感じるし、何やら、ミルクのような美味しそうな香りもする。
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