7 / 12
第六話 魔法、使ってみたい
しおりを挟む
「俺も魔法使ってみたい」
俺は朝食を終えたあと、三人にそんな事を言った。
「無理やな」
「無理だろ」
「祖チンは無理よ」
最後俺がセックス誘って断られたみたいになってるじゃねぇか。
「なんでだ?やっぱ魔力みたいなのが俺にはないからか?」
「そんな感じよ。まぁ魔力に関しては補えるけど、あなたに魔法をコントロールする能力があるかどうか…」
リエル曰く、魔力に関しては魔法の使えるやつが液体に魔力を注ぎ込めば、俺も魔力を得ることができるらしい。ただし、その魔力を操れるかどうかは、自分の集中力によるらしいが…
俺達はコップに水を入れ、家の近くの公園にきた。
平日であまり人も来ない公園なのでここなら大丈夫だろう。
ランパードが大剣を地面において、あるものを取り出した。
「じゃぁフェミエル、リエル、はやと、この仮面をかぶれ。魔力を気配を感じる範囲を狭くする必要があるからな。それを被っていなかったら隣町ぐらいまで感じ取られていたと思うし」
そう言って俺たち三人に仮面を渡した。仮面は真ん中に赤い鼻みたいなのがついていて、全体的に白色の仮面だった。
それをリエルが被る。
…いやリムルテン◯ストじゃねぇかどうみても。
髪の色も青だからマジでリムルテン◯ストにしか見えん。てか名前もめっちゃ似てるし…
俺は聞いた。
「ちなみに撃てる魔法とかあんの?」
「『神之怒』とかなら」
リムルテン◯ストじゃねぇか。
てかそんなん撃てるならルクセンハーゲンボコボコにできんだろ。
そしてフェミエル、俺も仮面を被った。
気を取り直して俺が二人に言う。
「よし、リエル、フェミエル、魔力を注いでくれ」
「「わかった」」
そう言って二人は目を瞑り、リエルは手を、フェミエルは杖の先をコップに向けた。
そして、二人は呪文を唱え始めた。
リエルの手のひら、フェミエルの杖の先っぽが光だした。
そしてその光がコップの水に入っていき、コップの水がぷくぷくし出した。
しばらくして水の色がジャイアンの料理みたいな色になった。
これ本当に飲んでいいんだろうか?
「ほら祖チン、早く飲みなさい」
あーあわかりましたよ飲みますよ!
…ゴクゴク
「…っ!」
その瞬間、全身に痺れが走った。
頭から爪先まで、血ではない何かが行き渡っていく。
「な、なんだこの感覚…」
そしてしばらくすると、魔力は全身に浸透している感覚になり、今にも魔法が撃てそうな感じがした。
俺はリエルに聞いた。
「魔力溜まったみたいだけど、なんか俺にも撃てる魔法とかあるの?」
「召喚とかは少ない魔力でもできるけど、まだ魔力をあまりコントロールできないと思うからやめておいたほうがいいわ。そうね、ショットショックとかどう?」
「なんだそれ?銃かなんかが撃てるのか?」
「まぁそんな感じよ。フェミエル!的の準備をして、できれば詠唱ありの結構硬いやつ」
そう言うとフェミエルがコクッっと頷き、周りに人がいないことを確認し、杖を突き出し、詠唱っぽいものを唱え始めた。
「大地よ、我が命令に従い、我に力を注ぎ、我が肉体を守る盾となるだろう!」
なんて自分勝手な詠唱なんだろう。大地さんに感謝の気持ちを持てよ。
「その盾は何固く、強く、大きな盾となり、頑丈な矛を持ってしても貫き通せぬだろう!」
杖の先が光だし、杖の周りに雲のようなものが現れ始めた。
「歌えよ魔力、踊れよ大地、そして今、我が前に現れよ!」
そして、大きな声で言った。
「アースド、ウォールシールド!」
ゴゴゴゴゴ…
そんなジョジョみたいな効果音とともに、目の前に25mほどのでっか岩が現れた。
え?これやばくね?
すげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
まじか!マジか!こんなん俺もできるようになるのか⁉︎
そしてリエルが言った。
「いくわよ、見てて!」
そう言って手で銃の形を作り、人差し指と中指の先を岩の方に向けて叫んだ。
「ショットショック!」
シューーーーーーーバキッ
何が起こったかと思い岩の方を見ると、岩に大きな亀裂が入っていた。
「す、すげぇ…」
思わず声が出た。
この魔法、俺にも撃てるようになるのか!めっちゃロマンがあるじゃねぇか!
「ショットショックは長ったらしい詠唱がいらない初級魔術だから祖チンにもできると思う。ちなみに、初級魔術だけどかなり強い攻撃を与えられるわ」
「ほら、はやとも早くやってみて!指の先に魔力を集中させる感じで!」
「わ、わかった…」
目を瞑る。
全身に浸透した魔力を指先に押し流した。
魔力の入った水を飲んだ時の感覚がまたやってくる。
俺は今までにないぐらい集中し、魔力を一点に集中させた。
そして…
「ショットショック!」
シューーーーーバキッ!
「で、できた!」
岩の方を見るとさっきより亀裂が入っていた。
俺にもできるのか!こんなことが!やっぱ俺って天才なんだなってつくづく思う。
「やるじゃん祖チン。見返したよ」
「やったねはやと、これからも困った魔法について困ったことがあったら、私かフェミエルに聞いてね!」
「おう!頼んだよ!」
そう言ってフェミエルが魔法で的として出した岩を崩してた。
公園はすっかり元の状態に戻っており、来た時となんの変化もない。
「よし、じゃぁ帰るか!」
そう言って公園を出た。
「いやぁ祖チンもたまにはやるね」
「だろ?あまり俺を舐めるなよ!」
「ま、王族であるこのリエル様にはまだまだ届かないけどね!」
「別にお前に届かなくてもいいわ」
そんな楽しい会話をしているとき、あることに気づいた。
「ランパードは?」
「「確かに!」」
あいつモブと化してたもんな。マジで空気だったもん。
三人で急いで公園に向かうとそこには体育座りをしたランパードが端っこにうずくまっていた。
なんて惨めな姿なんだろう。本当に惨めだ。
慰めるためにフェミエルが言う。
「ラ、ランパードは剣術が得意だから、私たちの魔法よりもかっこいいわよ!そんなでっかい剣、私たちには扱えないしね!あ、そうだ!魔法つかいたいなら、まずは初級魔術からでも…」
ランパードは置いていた大剣を持って立ち上がり、こっちを向いて悲しげな声で言った。
「興味ないね…」
こんなクラ◯ド見たくなかった…
俺は朝食を終えたあと、三人にそんな事を言った。
「無理やな」
「無理だろ」
「祖チンは無理よ」
最後俺がセックス誘って断られたみたいになってるじゃねぇか。
「なんでだ?やっぱ魔力みたいなのが俺にはないからか?」
「そんな感じよ。まぁ魔力に関しては補えるけど、あなたに魔法をコントロールする能力があるかどうか…」
リエル曰く、魔力に関しては魔法の使えるやつが液体に魔力を注ぎ込めば、俺も魔力を得ることができるらしい。ただし、その魔力を操れるかどうかは、自分の集中力によるらしいが…
俺達はコップに水を入れ、家の近くの公園にきた。
平日であまり人も来ない公園なのでここなら大丈夫だろう。
ランパードが大剣を地面において、あるものを取り出した。
「じゃぁフェミエル、リエル、はやと、この仮面をかぶれ。魔力を気配を感じる範囲を狭くする必要があるからな。それを被っていなかったら隣町ぐらいまで感じ取られていたと思うし」
そう言って俺たち三人に仮面を渡した。仮面は真ん中に赤い鼻みたいなのがついていて、全体的に白色の仮面だった。
それをリエルが被る。
…いやリムルテン◯ストじゃねぇかどうみても。
髪の色も青だからマジでリムルテン◯ストにしか見えん。てか名前もめっちゃ似てるし…
俺は聞いた。
「ちなみに撃てる魔法とかあんの?」
「『神之怒』とかなら」
リムルテン◯ストじゃねぇか。
てかそんなん撃てるならルクセンハーゲンボコボコにできんだろ。
そしてフェミエル、俺も仮面を被った。
気を取り直して俺が二人に言う。
「よし、リエル、フェミエル、魔力を注いでくれ」
「「わかった」」
そう言って二人は目を瞑り、リエルは手を、フェミエルは杖の先をコップに向けた。
そして、二人は呪文を唱え始めた。
リエルの手のひら、フェミエルの杖の先っぽが光だした。
そしてその光がコップの水に入っていき、コップの水がぷくぷくし出した。
しばらくして水の色がジャイアンの料理みたいな色になった。
これ本当に飲んでいいんだろうか?
「ほら祖チン、早く飲みなさい」
あーあわかりましたよ飲みますよ!
…ゴクゴク
「…っ!」
その瞬間、全身に痺れが走った。
頭から爪先まで、血ではない何かが行き渡っていく。
「な、なんだこの感覚…」
そしてしばらくすると、魔力は全身に浸透している感覚になり、今にも魔法が撃てそうな感じがした。
俺はリエルに聞いた。
「魔力溜まったみたいだけど、なんか俺にも撃てる魔法とかあるの?」
「召喚とかは少ない魔力でもできるけど、まだ魔力をあまりコントロールできないと思うからやめておいたほうがいいわ。そうね、ショットショックとかどう?」
「なんだそれ?銃かなんかが撃てるのか?」
「まぁそんな感じよ。フェミエル!的の準備をして、できれば詠唱ありの結構硬いやつ」
そう言うとフェミエルがコクッっと頷き、周りに人がいないことを確認し、杖を突き出し、詠唱っぽいものを唱え始めた。
「大地よ、我が命令に従い、我に力を注ぎ、我が肉体を守る盾となるだろう!」
なんて自分勝手な詠唱なんだろう。大地さんに感謝の気持ちを持てよ。
「その盾は何固く、強く、大きな盾となり、頑丈な矛を持ってしても貫き通せぬだろう!」
杖の先が光だし、杖の周りに雲のようなものが現れ始めた。
「歌えよ魔力、踊れよ大地、そして今、我が前に現れよ!」
そして、大きな声で言った。
「アースド、ウォールシールド!」
ゴゴゴゴゴ…
そんなジョジョみたいな効果音とともに、目の前に25mほどのでっか岩が現れた。
え?これやばくね?
すげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
まじか!マジか!こんなん俺もできるようになるのか⁉︎
そしてリエルが言った。
「いくわよ、見てて!」
そう言って手で銃の形を作り、人差し指と中指の先を岩の方に向けて叫んだ。
「ショットショック!」
シューーーーーーーバキッ
何が起こったかと思い岩の方を見ると、岩に大きな亀裂が入っていた。
「す、すげぇ…」
思わず声が出た。
この魔法、俺にも撃てるようになるのか!めっちゃロマンがあるじゃねぇか!
「ショットショックは長ったらしい詠唱がいらない初級魔術だから祖チンにもできると思う。ちなみに、初級魔術だけどかなり強い攻撃を与えられるわ」
「ほら、はやとも早くやってみて!指の先に魔力を集中させる感じで!」
「わ、わかった…」
目を瞑る。
全身に浸透した魔力を指先に押し流した。
魔力の入った水を飲んだ時の感覚がまたやってくる。
俺は今までにないぐらい集中し、魔力を一点に集中させた。
そして…
「ショットショック!」
シューーーーーバキッ!
「で、できた!」
岩の方を見るとさっきより亀裂が入っていた。
俺にもできるのか!こんなことが!やっぱ俺って天才なんだなってつくづく思う。
「やるじゃん祖チン。見返したよ」
「やったねはやと、これからも困った魔法について困ったことがあったら、私かフェミエルに聞いてね!」
「おう!頼んだよ!」
そう言ってフェミエルが魔法で的として出した岩を崩してた。
公園はすっかり元の状態に戻っており、来た時となんの変化もない。
「よし、じゃぁ帰るか!」
そう言って公園を出た。
「いやぁ祖チンもたまにはやるね」
「だろ?あまり俺を舐めるなよ!」
「ま、王族であるこのリエル様にはまだまだ届かないけどね!」
「別にお前に届かなくてもいいわ」
そんな楽しい会話をしているとき、あることに気づいた。
「ランパードは?」
「「確かに!」」
あいつモブと化してたもんな。マジで空気だったもん。
三人で急いで公園に向かうとそこには体育座りをしたランパードが端っこにうずくまっていた。
なんて惨めな姿なんだろう。本当に惨めだ。
慰めるためにフェミエルが言う。
「ラ、ランパードは剣術が得意だから、私たちの魔法よりもかっこいいわよ!そんなでっかい剣、私たちには扱えないしね!あ、そうだ!魔法つかいたいなら、まずは初級魔術からでも…」
ランパードは置いていた大剣を持って立ち上がり、こっちを向いて悲しげな声で言った。
「興味ないね…」
こんなクラ◯ド見たくなかった…
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
神に同情された転生者物語
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた安田悠翔(やすだ はると)は、電車を待っていると後から背中を押されて電車に轢かれて死んでしまう。
すると、神様と名乗った青年にこれまでの人生を同情された異世界に転生してのんびりと過ごしてと言われる。
悠翔は、チート能力をもらって異世界を旅する。
妖精王オベロンの異世界生活
悠十
ファンタジー
ある日、サラリーマンの佐々木良太は車に轢かれそうになっていたお婆さんを庇って死んでしまった。
それは、良太が勤める会社が世界初の仮想空間による体感型ゲームを世界に発表し、良太がGMキャラの一人に、所謂『中の人』選ばれた、そんな希望に満ち溢れた、ある日の事だった。
お婆さんを助けた事に後悔はないが、未練があった良太の魂を拾い上げたのは、良太が助けたお婆さんだった。
彼女は、異世界の女神様だったのだ。
女神様は良太に提案する。
「私の管理する世界に転生しませんか?」
そして、良太は女神様の管理する世界に『妖精王オベロン』として転生する事になった。
そこから始まる、妖精王オベロンの異世界生活。
何者でもない僕は異世界で冒険者をはじめる
月風レイ
ファンタジー
あらゆることを人より器用にこなす事ができても、何の長所にもなくただ日々を過ごす自分。
周りの友人は世界を羽ばたくスターになるのにも関わらず、自分はただのサラリーマン。
そんな平凡で退屈な日々に、革命が起こる。
それは突如現れた一枚の手紙だった。
その手紙の内容には、『異世界に行きますか?』と書かれていた。
どうせ、誰かの悪ふざけだろうと思い、適当に異世界にでもいけたら良いもんだよと、考えたところ。
突如、異世界の大草原に召喚される。
元の世界にも戻れ、無限の魔力と絶対不死身な体を手に入れた冒険が今始まる。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件
月風レイ
ファンタジー
普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。
そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。
そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。
そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。
そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。
食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。
不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。
大修正中!今週中に修正終え更新していきます!
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる