アメリカで猫と暮らす 大騒ぎだけどHappy life!

真白タミイ

文字の大きさ
上 下
39 / 50
旅行など お役立ち編?

アメリカの予防接種の内容と値段

しおりを挟む

 毎年する猫の予防接種(Vaccine ワクチン )の種類はアメリカの場合

○Rabies   狂犬病 

○Distemper  ジステンバー

○Leukemia  白血病

の3種類で我が家は2匹なので3本✕2で6本打ってもらう。

合計は222ドルなり~!現在のレート111円で計算すると24600円!
 高い!

 「もう一匹子猫欲しいなあ」とか「犬も可愛よねえ、飼いたいなあ」と夢見がちだが獣医やペットホテルのお支払の時に我にかえるのだった。

 
犬も大好きで、できたらアラスカンマラミューが欲しいと思っている。夫が子供の頃飼っていた犬種で、子供の頃の夫と一緒に雪の中で写っている写真がある。オハイオにぴったりだ。雪の中転がって遊んだらどれほど楽しいかと思う。 しかーしワンコはもっとお金がかかる。

以前も書いたけれど旅行に行く場合、我家の猫はペット用のホテル(と言ってもケージだけど)に預けるのだが、前回は一泊20ドル✕2匹で40ドル (4440円)
1日で!素泊まりで!(ご飯はお好みのものを持っていくため)

 前回日本に行った時は2週間以上の日程で40ドル✕18日 720ドルだった。日本円で79920円! にゃんこおお。ワンコの場合散歩なども入るために金額もグーンと上がる。
で、ここに預けるためにワクチンの証明書がいる。その前に譲り受けた時の契約書にも書いてある。ワンコのワクチン接種の種類は分からないが、量もきっと多いに違いない。

 アメリカ国内旅行だとペットを連れて行く場合も多い。ペットと一緒に泊まれるホテルがとても多い。旅行用の使い捨て猫トイレも売っている。LAから引っ越すときに何度も泊まって、どこも快適だった。ペットホテルよりも安いし、なによりそばにいて安心だ。

ただしこちらも犬の場合大型犬はダメだったり体重何ポンドまでと決められていたりする。これは飛行機の場合も同じで猫と小さい犬種は一緒の座席に乗れる航空会社があるけれど大型犬はダメなのだ。座席の値段は取るのに座席に下に置けるケージの大きさだけだった。

ちなみにアメリカはニンゲンの病院もお高い。私は大病してかなり病院のお世話になったが、軍にいる間の特別な保険だったので全て無料だった。でも、もし保険がなかったら何千万円にもなっているはずだ。これはオーバーではなくて、そのために家を失う人や反対に治療できずに亡くなる人も多い。

日本のように国の健康保険はなくて個人で民間の保険に入る。これがまた高くて入れない人もとても多い。救急車も有料で裕福ではない地域で呼ばれると帰ってしまうこともある。ひどい話だ。日本の保険制度は最高だと思う。

動物の場合も民間の保険があるけれど、これもまた入るのが高い。これはLAの話だが、犬の保険に入ろうとした人が犬種で断られた場合もあった。大型犬は腰が悪くなる可能性が高くて入れないか、保険代が高いのだという。当時聞いたのはハスキー系が特に高額になる可能性が高いという。マラミュー……ハスキーよりさらに大きい。

 経済的なことやきちんと飼う事を考えるとやはり犬は早いかなと思う。特に大型犬は子犬でも猫達より大きいはずだし、ふざけていても怪我をするかもしれないし。
そうは言いつつ夫も息子も私も犬も大好きなのだあ。

「小さい犬ならどうかなあ、コーギーとかかわいいよねえ、せめてシェルター見に行く?」

「毎日散歩に行ける?子犬はトイレトレーニングもあるよ」

 夫は猫の時と同じであらゆる場面を想定して(職業病か?)結局「まだ早いと思うよ」と言う。猫を飼う時も一番厳しいことを言っていたのに見た瞬間ふにゃふにゃになり
「2匹良いですか?うわ~ん」と涙目で訴えた夫だ。きっと犬を見に行ったら腰が抜けて
「2頭いいですか?うわ~ん」となるような気がする。ペットを飼うのは家族が増えること。やはり、よく考えてから見に行こうと思う。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

(完結)貴方から解放してくださいー私はもう疲れました(全4話)

青空一夏
恋愛
私はローワン伯爵家の一人娘クララ。私には大好きな男性がいるの。それはイーサン・ドミニク。侯爵家の子息である彼と私は相思相愛だと信じていた。 だって、私のお誕生日には私の瞳色のジャボ(今のネクタイのようなもの)をして参加してくれて、別れ際にキスまでしてくれたから。 けれど、翌日「僕の手紙を君の親友ダーシィに渡してくれないか?」と、唐突に言われた。意味がわからない。愛されていると信じていたからだ。 「なぜですか?」 「うん、実のところ私が本当に愛しているのはダーシィなんだ」 イーサン様は私の心をかき乱す。なぜ、私はこれほどにふりまわすの? これは大好きな男性に心をかき乱された女性が悩んで・・・・・・結果、幸せになったお話しです。(元さやではない) 因果応報的ざまぁ。主人公がなにかを仕掛けるわけではありません。中世ヨーロッパ風世界で、現代的表現や機器がでてくるかもしれない異世界のお話しです。ご都合主義です。タグ修正、追加の可能性あり。

セレナの居場所 ~下賜された側妃~

緑谷めい
恋愛
 後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。

お飾りの侯爵夫人

悠木矢彩
恋愛
今宵もあの方は帰ってきてくださらない… フリーアイコン あままつ様のを使用させて頂いています。

断る――――前にもそう言ったはずだ

鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。 (わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)  そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。  ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。  そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

【完結】愛も信頼も壊れて消えた

miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」 王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。 無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。 だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。 婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。 私は彼の事が好きだった。 優しい人だと思っていた。 だけど───。 彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。 ※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

処理中です...