アメリカで猫と暮らす 大騒ぎだけどHappy life!

真白タミイ

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大猫時代

8キロと9キロに!

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オハイオに落ち着き数年経った。猫たちは大きく育ち8キロと9キロになっていた。

小さかったから「コタロー」なのに8キロ。オオタローと呼んだ方がいいかもしれない。

そしてチャチャは9キロになった。英語のスラングを考えると「ビッグチャチャ」とは呼ばない方がいいだろう。なんせ「大きなあそこさん」になってしまう。しかも女性器の名称だ。時と場所によっては大変な目にあうに違いない。

猫好きなアメリカ人と話す機会も多い。そして日本と違う!と驚くことも多い。

今日はそんな話の一つを書こうと思う。


   ☆


猫が欲しいと思っていた頃、あるアメリカ人に「こういう猫が欲しいの」とアメリカンショートヘアーの写真を見せたら「あらストレイキャット?」と聞かれた。のら猫のことだ。


アメリカンショートヘアーという種類の猫は17世紀にメイフラワー号でアメリカに上陸したネコの子孫とされる。そして始めはドメスティックショートヘヤーと呼ばれた。 ドメスティックキャットはイエネコだ。アメリカによくいた猫らしい。 そしてその人は
Calico catキャリコキャットが良いわよ!」という。「へえ~どんな種類?」と聞いて写真を見たら、三毛猫だった。
Calico catはアメリカで人気がある。
 
それからアメリカの猫は皆尻尾が長い。 尻尾の短い猫はJapanese bobtailジャパニーズボブテールという名前があり、とても珍しがられる。
 
所変われば猫の人気もこれ程違うというのは面白いなと思った。 
 
我が家の猫たちは日本猫に見えるけれどサイズがものすごくアメリカンだ。あまりにも大きい。オーバーではなく、どう見ても山猫サイズなのだ。

家の猫たちを見慣れてしまっている夫は外で猫を見て

「ワオ~~!見て!!すっごく小さい猫がいる!!珍しい種類かな?」と仰天して叫んだ。
 
……夫よ、それが普通のサイズの猫なのだよ。恥ずかしいから、すごく大きい声でそんなこと言わないで。
 
いつも家の猫を抱っこしている息子は友達の家の猫を抱っこして

「ものすごく軽かったんだよお!!あんな小さくて育つのかな?大丈夫かな?」と心配した。

 ……息子よ、それが普通の体重の猫なのだよ。うちの猫が太りすぎなのだ。

ここからはこの大猫たちとの大騒ぎな毎日を綴っていきたいと思う。





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