婚約破棄します!

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婚約破棄後2

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謹慎も解けたので
パパんの許可をもらって

ママんとおじいタマに会いに行ったよ
ママんは静養のために実家に戻ってることになってるけど
実は軟禁状態です

ママんとおじいタマの処分はまだ決まってない

僕の卑怯なところはママンとおじいタマの悪事の証拠は渡せなかっんです
パパんにごめんなさいしました
悪い子です


「お母様、お爺様、お久しぶりです」
ぺこりと頭を下げると

「ああ、アレク、なんでこんな事に可哀想に、
痩せたのではなくて?
あの下賎な女め、平民のくせに
素直なあなたを騙すなんて」
下賎ってメアリーちゃんの事ですか?

めっちゃ怒られると思ってたら
可哀想にと慰められてますけど?

お爺様が
「アレク、祖父として可愛いお前をこの国の国王にしてやりたがったが、だが
安心しろ、まだ盛り返してみせる!」

ええ?!
諦めてないの?

仕方ない

「母上、お爺様
お爺様、本来ならば
お家の取り潰しはこの家にも及ぶ予定でした

証拠も掴まれています

むしろ
あれだけの証拠を掴まれているのに
お爺様の家は『疑わしい』だけで済んでいると思ったのですか」

「それは、王家も私達の家を潰すのが怖いから、ね?そうよねお父様」
ママんがおじいたまに聞いている
おじいタマ、頷いてる

ほとぼりが冷めたら
裏でまた暗躍するつもりだったの?


「お母様、卒業の前日に父上と交渉しました
『私は王太子にならないから、母上とお爺様を助けて欲しい』と」
驚いた顔のママん
「何を言ってるの?」
「あの婚約破棄は
事前に父上に許可をもらってからの行動です」

おじいタマが怖い顔になってる
手が怒りに震えてるのかブルブルしてる
「お願いします!お爺様、私のために危ないことをしないでください、お爺様には長生きして欲しいです!

本来提出しなくてはいけない資料をおじいさまに見せたら

お爺様が突然、力が抜けたみたいに近くのカウチに座り込んで
僕を見上げてきた

しっかりと目を合わせるよ
ここは逃げちゃだめだ 頑張らなくちゃ!あしが震えてないよ ママンとおじいタマを助けなきゃ!!
死なせたくないの 大好きなの!お願い!
「それがアレクの望みか?」
嬉しい!わかってくれたんだ
向き合って話して良かった
嬉しくて、ふにゃって笑ってしまった
お爺様が頭を撫ぜてくれた

次はお母様だよね

「お母様、父上はお母様の事を嫌ってるわけではありません
一度2人きりでゆっくりお話してください」
そう、パパんは実はママんの事を嫌ってはいない
確かにわがままだけど
子供の頃
パパんの事が大好きオーラ出しまくってた
ママんは可愛かったらしい
旧勢力の家でなければ
もう少し優しくしてあげたかったと言ってる

ママンも王妃に選ばれなかったもんだから
こじれちゃったけど

僕のことをとっても愛してくれたのは
本当はパパんの事がとっても大好きだったからだよね



お爺様は
僕との話し合いの後
あっさり隠居を決めまてくれた

後継は親戚から若手の中立派の人を婿養子にしました
合理主義な人で古い体質とかこだわらないそうで
それでいてやり手だそうです

おじいタマが悪い顔して
「癖のあるやつだからな、いい意味でかき回してくれるだろう」
怖いです
もう

サスおじいです

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