環境破壊でオメガが保護される

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世界の空気は環境破壊が進み排気ガスでひどく汚れていて裸眼だと目が染みてまともに開けていることもできないほどだ


それでも
自国はナノマシーンがキラキラと光りながら空を飛んで浄化していてまだましで
それだけ頑張って浄化しているのだけど
困ったことに
海外から偏西風で飛んでくる空気の汚染が酷く
浄化が追いつかない

お金持ちの人は
空気の浄化設備がしっかりしている
ドームの中で暮らしている

空気の浄化設備のしっかりした
ドームになるほど家賃が高くなるし
一般人はダストを持ち込む存在として
チェックが厳しくて高級ドームに足を入れることも難しいらしい


僕の家はドームの外の賃貸マンションだ
マンションの入り口には浄化設備も付いている

父は中小企業のサラリーマンなので
それだけならなんとか普通のドームに入れたのだろうけど
妹が病弱で医療費がかかりすぎて
安い家賃のドーム外のこのマンションに住んでいる
それでも
ドーム外の家としては高級の部類の
気密性はしっかりとしていて
アパートのエントランスには簡易の浄化室があり
「ブオオオオ!」と風がでてその後バキュームされる
危険と言われてる
粉塵を払う装置がかなりの確率で有害物質を払ってくれる

それでも
完全には払えないので、
マンションの共通通路では洗浄機が唸り、埃を吸収している
さらに
我が家の中も玄関では高級な埃取り用の装置が置かれ
高性能な空気清浄機はいつも、部屋のあちこちに置かれてフル稼働している


体の弱い妹が少しでも吸い込めば
喘息の発作を起こして
大変なことになってしまう

妹の部屋は
気密性をさらに高くして
清浄機も親父の給料を考えるとかなり高いものを使っていて、
室内でいつも
フル稼働してるらしい。らしいというのは

学校に行くために
外に出る俺から
ダストを拾うと、発作が起きるので

会う時は身体中の洗浄が必要だ、、、
全裸になって風呂で体を丁寧に洗って洗浄するのだが、、
しっかりやらないと
発作を起こすので、同じ家に住んでるのに
扉一つ隔てて
モニター越しで会話するだけで
なかなか
会えないでいる


、、、、、、、、


さて
この世界だが、

男女だけではなく幾つかの性がある。
男女、
それ以外に
α β Ω の性があるのだ

αは力が強く、頭も良いらしい。
その多くが支配者や特権階級者となることが多くて、

ナノシステムやドームなど、このひどい空気を防ぐ技術は、
αの彼らが中心となって開発した。

そのおかげで
他国から季節風で流れてくる汚染された空気をナノマシーンがかなり取り払っている。


Ωは力が弱く、それに比例して地位も低い。彼らは男女共に発情期を持ち、
その期間内にαと性行為を行うと子を孕む。
Ωとαから生まれてくる子供はそのほとんどがαとして生まれてくるそうだ

Ω達は、
体が弱く、
少し前までは発情期がありヒートを起こすその体質から
劣っているものとして
 過去にひどく迫害されていたそうで数を減らしたそうだ
まともに教育も与えられないために
起きた教育不足なのに
知能が低いなど差別の対象となっていたらしい

生活に困窮して
多くのΩがドームには入れず、

環境汚染が進む中、

体の弱いΩが幼少期に衰弱して死んでしまい、

Ωがほとんどいなくなってしまった。

α、50人に対してΩは1人。
あれほど虐げていたオメガが居なくなったら
α達が獣のようにオメガを求め始めたそうだ。

公害で衰弱したΩに何人ものαが群がり、
関係を迫り、
その地位の低さからΩ達も拒絶もする事が出来ないひどい待遇だったらしい
少ないΩが自殺したり衰弱死するなどが頻発してさらに数を減らしていった。

そんな中、

運命の番を見つけたΩは、
出産数も多く、優秀なαを
出産する確率が高いという
研究結果が
発表された

海外では
その発表を認めず、Ωを馬鹿にして、産む道具として共同の所有物としたところもあるらしい
結果はΩの早死にと出産低下、
αの激減となった


僕の国は当初からΩを手厚く保護し、
番を見つけるシステムを確立することができたそうだ

公害のせいで絶滅に瀕していたオメガは大切に保護されて、

運命の番といわれるαに、
出会うためのお見合いシステムで出会いも作られた

そして
それは正解で
優秀なαは運命の番から何人も生まれている


そのおかげで
僕たちの国は
他国よりも

優秀なαがたくさんいるらしい

おかげで

ナノシステムが空を舞い
海も浄化システムで青い海がいまだに保たれている
海外では
ピンクとか赤とか七色の海の地域もあるらしいけど
その侵入はαの人たちが作った
ナノシステムが防いでいるらしい

もっとも
βの僕の家には関係ないことだ


βは一般人である。世界のほとんどの人間はβで
僕も父もβだ


















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