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妖精の仲間はちみつ屋さん5
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怖い会話を聞いてしまったので
俺は
店員の言う通り
気がつかれないように
そっと店を出ていくことにした
不思議な世界とおさらばしよう、、、さらばマティアス
そっと音が鳴らないように扉を開けて
あと一歩、、、
「太郎!おなかすいたぁ~」
いきなり目の前に もう一匹の妖精が突っ込んできた
「うわぁぁ!」思わず叫んでしまった俺
「うゎあって?なに、僕が見えるの?」
好奇心丸出しで目の前を飛び廻られる
愛嬌のあるソバカス顏の妖精だ
「コラコラ、ジルクお客さんをびっくりさせない、彼は、、」
「あ!マティアス王子じゃないか!久しぶりー、なに?君も伴侶を探しに来たの?
もう見つけたのぉ?」
「ジルク!久しぶりですね、いや、まだ見つかっていません、中々、私の事が見える人が見つからないのです」
「んー、僕が来た時代は見える人がちょこちょこいたけど
今は難しいんだよね、彼、見えるみたいだけど、ピンと来ないの?」
「コラ!ジルク!伴侶選びは大切なんだ、外野があれこれ言ってはいけないよ、
マティアスの花が枯れたらどうするんだ」店員さんが注意して、話をずらしてくれた。
「あ、、そ、、そうだね、太郎が壊れかかった時、すごく寂しくて、僕の花も枯れかけたっけ」
そう言うとジルクとい妖精は店員の肩にとまると 体を頭に擦りつけて甘えた
花も?何のことだ、、
ジルクはすぐに飛び上がって王子の前でホバーリング状態になり
えらそうに 腕を組んで言い放つ
「マティアス王子!伴侶の心は壊さないようにしろよ!
ただそばにいるよりも、話して笑ってもらえる方が絶対に楽しいんだ、
ここに来るやつみんなに言ってるんだけど、大抵壊しちゃうんだよな~
まったく困ったもんだよ、壊れてから、元に戻す方法がないか、聞きに来るやつ多すぎるよ」
なんか偉そうに腕組んで胸張って喋ってる。
自分も一度壊しかけたとか言ってるのに上から目線?
呆れた顔をしてジルクを見てたら
店員さんは苦笑いしてる。
でも、
軽く話してるけど
内容が怖すぎる。
あれ?「会話の流れから、店員さんはジルクさんの、、」
「ああ、太郎は俺の伴侶だよ!もう100年以上、僕の可愛い奥さんなんだ、」
はい?100年??
店員さんが、にっこり笑って
「ジルク、彼は一般人なんだ、あまり関わらせない方がいい、元の生活に戻れなくなったら、悲劇だよ」
「えー!つまんない、マティアスの伴侶じゃなくても、次来たやつの伴侶かもしれないのに」
「ジルク!!伴侶は自力で探すものだ!見つけれなければ諦めて戻るのがルールーだ」
「わっ!怒らないで、太郎は真面目なんだから、、、そこが好きなんだけど」
ほっぺたに飛びついて、すりすりして甘え始めた。
しょうがないなぁ~、とため息をついている店員さん
俺は
店員の言う通り
気がつかれないように
そっと店を出ていくことにした
不思議な世界とおさらばしよう、、、さらばマティアス
そっと音が鳴らないように扉を開けて
あと一歩、、、
「太郎!おなかすいたぁ~」
いきなり目の前に もう一匹の妖精が突っ込んできた
「うわぁぁ!」思わず叫んでしまった俺
「うゎあって?なに、僕が見えるの?」
好奇心丸出しで目の前を飛び廻られる
愛嬌のあるソバカス顏の妖精だ
「コラコラ、ジルクお客さんをびっくりさせない、彼は、、」
「あ!マティアス王子じゃないか!久しぶりー、なに?君も伴侶を探しに来たの?
もう見つけたのぉ?」
「ジルク!久しぶりですね、いや、まだ見つかっていません、中々、私の事が見える人が見つからないのです」
「んー、僕が来た時代は見える人がちょこちょこいたけど
今は難しいんだよね、彼、見えるみたいだけど、ピンと来ないの?」
「コラ!ジルク!伴侶選びは大切なんだ、外野があれこれ言ってはいけないよ、
マティアスの花が枯れたらどうするんだ」店員さんが注意して、話をずらしてくれた。
「あ、、そ、、そうだね、太郎が壊れかかった時、すごく寂しくて、僕の花も枯れかけたっけ」
そう言うとジルクとい妖精は店員の肩にとまると 体を頭に擦りつけて甘えた
花も?何のことだ、、
ジルクはすぐに飛び上がって王子の前でホバーリング状態になり
えらそうに 腕を組んで言い放つ
「マティアス王子!伴侶の心は壊さないようにしろよ!
ただそばにいるよりも、話して笑ってもらえる方が絶対に楽しいんだ、
ここに来るやつみんなに言ってるんだけど、大抵壊しちゃうんだよな~
まったく困ったもんだよ、壊れてから、元に戻す方法がないか、聞きに来るやつ多すぎるよ」
なんか偉そうに腕組んで胸張って喋ってる。
自分も一度壊しかけたとか言ってるのに上から目線?
呆れた顔をしてジルクを見てたら
店員さんは苦笑いしてる。
でも、
軽く話してるけど
内容が怖すぎる。
あれ?「会話の流れから、店員さんはジルクさんの、、」
「ああ、太郎は俺の伴侶だよ!もう100年以上、僕の可愛い奥さんなんだ、」
はい?100年??
店員さんが、にっこり笑って
「ジルク、彼は一般人なんだ、あまり関わらせない方がいい、元の生活に戻れなくなったら、悲劇だよ」
「えー!つまんない、マティアスの伴侶じゃなくても、次来たやつの伴侶かもしれないのに」
「ジルク!!伴侶は自力で探すものだ!見つけれなければ諦めて戻るのがルールーだ」
「わっ!怒らないで、太郎は真面目なんだから、、、そこが好きなんだけど」
ほっぺたに飛びついて、すりすりして甘え始めた。
しょうがないなぁ~、とため息をついている店員さん
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