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過去の恐怖1
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やっと通学できるまで回復したのにまた熱を出してしまった
バスケで、つい熱くなってαとしての能力を使いすぎたみたいだ
楽しかったのに、、、悔しいな
軽いノックの後に部屋に、主治医が入ってきた
小学生の時から担当の先生で、僕が西苑に通うために第二病院に移動するのに合わせて転勤してくれた美里先生だ、
事件の事やその後の僕の体の変化
何より僕がαに噛まれて、つがいにならなかった本当の訳を知ってる先生だ
「美里先生、、、ごめんなさい」謝ると
「隼人くんとしては珍しく はしゃぎ過ぎたみたいね」メっ!でしょと微笑まれた
僕も先生の仕草につられて、ふふと笑う
診察を終えて 「数値は少し揺らいだみたいだけど、基準値の範囲よ、 身体も生長して良い状態に向かってるみたいね 、後は精神状態だけど、最近はどう?」
首を振り「 昼間はとても良かったけど、寝るとまだ時々悪夢が、、」
「ストレス障害 、PTSDの回復には時間がかかるわ、 あまり悪夢が酷い時は睡眠導入剤をつかいましょ、 何かあったら必ず話してね」
そのあと先生に、学校のことを報告した
「隼人君の心には、通学して、たくさん友達を作るのが、1番見たいね」
診察とカウンセリングを終えて先生出て行く
あの事件でひどいトラウマが残った 、それでも
1年前は、こんな風に笑える日が戻ってくるなんて、思わなかった
あの事件を思い出すと、、、体が震えだす
まだダメだこわい!思い出したくない!!
ゾクリと体が震え恐怖が蘇る 怖い! ああ!揺り戻しが来たんだ!!
透!今の時間なら出てくれるかも、すがりつくように必死にスマホで電話をする
すぐに電話が繋がった
「隼人?どうしたんだ?、、、」心が震える
「透、寂しくてかけた、、、」
「、、そうか?また熱出したのか?」透の声が身体に広がる 甘い声 気持ちいい
「ん、大した事ないけど 、、寂しい」
「隼人、、怖いのか」透の声に、まるで音叉のように身体がリーン震える気持ちいい やさしい声が染みてくる。
「違う!寂しいんだ」優しい声が嬉しい
「今日の隼人は甘えっ子モードだな」αの能力使いすぎたのばれてしまったみたいだけど
責めることなく優しく話してくれる透
「ネコミミ写真 ありがとな、 男前の表情、にネコミミは萌るな」笑いながら話してくれた、透はどちらの僕でも喜んでくれる
「今度また着けるよ!目の前で見せるから!、、、学校は楽しかったんだ、、」
楽しかったんだよ!でも緊張して思ったよりも、α寄りの思考になってたんのが写真に出てたんだ、、
ごめんなさいと泣そうになったら
透はまた音叉を震わす、、、、
「わかってる、嬉しかった 、今度生で見せてくれるといっていたな、楽しみだな」
「透、好き 大好き」
「俺もだ、隼人好きだよ 無理せずに早く寝ろよ」共鳴が広がる
「うん学校に行って とっても楽しいことがいっぱいあったんだよ、、、」透!!!
「うん 分かってる 」
僕から電話を切ると部屋がシンとした
今まで震えてた音がない、、、
「ごめん透 やっぱり怖いよ、、辛いよ」毛布にくるまり必死に震えを抑える
病室は広く贅沢なワンルームマンションの部屋の様な作り
小さなキッチンも来客用の椅子とテーブルもある
ただ普通の部屋と違うのは扉の外は外でわなくて
病院の廊下でナースステーショがンすぐそばにある
部屋の匂いが消毒液と薬の匂い
もう大丈夫のはずなのに悪夢はまだ僕を悩ます
透!!
バスケで、つい熱くなってαとしての能力を使いすぎたみたいだ
楽しかったのに、、、悔しいな
軽いノックの後に部屋に、主治医が入ってきた
小学生の時から担当の先生で、僕が西苑に通うために第二病院に移動するのに合わせて転勤してくれた美里先生だ、
事件の事やその後の僕の体の変化
何より僕がαに噛まれて、つがいにならなかった本当の訳を知ってる先生だ
「美里先生、、、ごめんなさい」謝ると
「隼人くんとしては珍しく はしゃぎ過ぎたみたいね」メっ!でしょと微笑まれた
僕も先生の仕草につられて、ふふと笑う
診察を終えて 「数値は少し揺らいだみたいだけど、基準値の範囲よ、 身体も生長して良い状態に向かってるみたいね 、後は精神状態だけど、最近はどう?」
首を振り「 昼間はとても良かったけど、寝るとまだ時々悪夢が、、」
「ストレス障害 、PTSDの回復には時間がかかるわ、 あまり悪夢が酷い時は睡眠導入剤をつかいましょ、 何かあったら必ず話してね」
そのあと先生に、学校のことを報告した
「隼人君の心には、通学して、たくさん友達を作るのが、1番見たいね」
診察とカウンセリングを終えて先生出て行く
あの事件でひどいトラウマが残った 、それでも
1年前は、こんな風に笑える日が戻ってくるなんて、思わなかった
あの事件を思い出すと、、、体が震えだす
まだダメだこわい!思い出したくない!!
ゾクリと体が震え恐怖が蘇る 怖い! ああ!揺り戻しが来たんだ!!
透!今の時間なら出てくれるかも、すがりつくように必死にスマホで電話をする
すぐに電話が繋がった
「隼人?どうしたんだ?、、、」心が震える
「透、寂しくてかけた、、、」
「、、そうか?また熱出したのか?」透の声が身体に広がる 甘い声 気持ちいい
「ん、大した事ないけど 、、寂しい」
「隼人、、怖いのか」透の声に、まるで音叉のように身体がリーン震える気持ちいい やさしい声が染みてくる。
「違う!寂しいんだ」優しい声が嬉しい
「今日の隼人は甘えっ子モードだな」αの能力使いすぎたのばれてしまったみたいだけど
責めることなく優しく話してくれる透
「ネコミミ写真 ありがとな、 男前の表情、にネコミミは萌るな」笑いながら話してくれた、透はどちらの僕でも喜んでくれる
「今度また着けるよ!目の前で見せるから!、、、学校は楽しかったんだ、、」
楽しかったんだよ!でも緊張して思ったよりも、α寄りの思考になってたんのが写真に出てたんだ、、
ごめんなさいと泣そうになったら
透はまた音叉を震わす、、、、
「わかってる、嬉しかった 、今度生で見せてくれるといっていたな、楽しみだな」
「透、好き 大好き」
「俺もだ、隼人好きだよ 無理せずに早く寝ろよ」共鳴が広がる
「うん学校に行って とっても楽しいことがいっぱいあったんだよ、、、」透!!!
「うん 分かってる 」
僕から電話を切ると部屋がシンとした
今まで震えてた音がない、、、
「ごめん透 やっぱり怖いよ、、辛いよ」毛布にくるまり必死に震えを抑える
病室は広く贅沢なワンルームマンションの部屋の様な作り
小さなキッチンも来客用の椅子とテーブルもある
ただ普通の部屋と違うのは扉の外は外でわなくて
病院の廊下でナースステーショがンすぐそばにある
部屋の匂いが消毒液と薬の匂い
もう大丈夫のはずなのに悪夢はまだ僕を悩ます
透!!
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