僕はキメラ

77

文字の大きさ
上 下
3 / 77

友達ができた 弟が懐く

しおりを挟む
あれから透は毎日遊びに来るようになった

透は小学校に行っているので帰宅後すぐ遊びに来る

弟は僕と違って走り回って振り回してくれる兄貴ができたと思っているみたい、すごく懐いてる

妹がΩで透はαなのでもしかしたら妹を狙ってるのかなぁ?と思ったけど

そんな感じは全然ない

妹も兄のお友達というあっさりとした対応だ

最近は僕も体力がついてきて 少しなら走ったり出来るようになってきた

透が道場て格闘技習っているというので

どんなことしてるの?と見せてもらったら すごくカッコ良い!

親に頼み込んで僕も 体調のよい時だけ一緒に道場に習いに行きはじめたよ、弟はちゃっかりくっついて来て気がつくと僕が行かない日も毎日通ってる、体力あるな~



体を動かせるって楽しいね

体は相変わらず小さくて線が細いと言われるけど

食べる量も増えてきてる、嬉しいな~

この調子だと中学は行けるかな?通信で終わってるけどやっぱり学校に行きたいな





最近の僕の検査結果はΩ反応に近いらしいどっちなんだろう?ため息ついてたら



透にこっそり言われたよ

「隼人がΩだったら 俺の番になってくれないか?」

びっくり「わかんないよ そんなの どっちの匂いもわからないんだからさ 僕ってΩの匂いするの?」

透が 辛そうに「しない・・でも もう少ししたら・・」



透は今は友達として来きてくれる

学校の話をしてくれることもあるけど

興味があったんだけど

じいさまに妹のいる前では 外の話をするなと言われた

妹の性格だと外のことに興味をあまり持たないタイプだから刺激するなとか

番が出来たらそいつに教えてもらって連れて行ってもらえば良いのだからと

そうなのかな?

知らななければ良い事ってあるよな

知らなければ今まで通りだし

知りたくないし

変わりたくないし



僕の心臓がどきどきしてる
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

ある少年の体調不良について

雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。 BLもしくはブロマンス小説。 体調不良描写があります。

キサラギムツキ
BL
長い間アプローチし続け恋人同士になれたのはよかったが…………… 攻め視点から最後受け視点。 残酷な描写があります。気になる方はお気をつけください。

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

俺の好きな男は、幸せを運ぶ天使でした

たっこ
BL
【加筆修正済】  7話完結の短編です。  中学からの親友で、半年だけ恋人だった琢磨。  二度と合わないつもりで別れたのに、突然六年ぶりに会いに来た。 「優、迎えに来たぞ」  でも俺は、お前の手を取ることは出来ないんだ。絶対に。  

日本一のイケメン俳優に惚れられてしまったんですが

五右衛門
BL
 月井晴彦は過去のトラウマから自信を失い、人と距離を置きながら高校生活を送っていた。ある日、帰り道で少女が複数の男子からナンパされている場面に遭遇する。普段は関わりを避ける晴彦だが、僅かばかりの勇気を出して、手が震えながらも必死に少女を助けた。  しかし、その少女は実は美男子俳優の白銀玲央だった。彼は日本一有名な高校生俳優で、高い演技力と美しすぎる美貌も相まって多くの賞を受賞している天才である。玲央は何かお礼がしたいと言うも、晴彦は動揺してしまい逃げるように立ち去る。しかし数日後、体育館に集まった全校生徒の前で現れたのは、あの時の青年だった──

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

処理中です...