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第213話 クレストファーとディオルバルク 前編
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イールスは魔法研究院でポーション作りや準備を進め、時々王立学院に通う日々を過ごしている。出征の日の3日前の朝、応接室に向かう
「セーレン様、本日もお美しい姿を拝見できて嬉しく思います」
イールスが丁寧に挨拶をしている
「騎士団本部に行きますよ、クレストファーも待っています」
セーレンが微笑みながらイールスを見ている
「クレストファー様も到着されたのですか?」
「公爵様も最後の調整をしたいと言ってますわ」
セーレンが笑顔で言うと、セーレンと馬車に乗り騎士団本部に向かう
騎士の案内で部屋に向かうと、公爵とクレストファーが待っている
「公爵様、本日は御尊顔を拝見できて本当に光栄に思います。クレストファー様、凛々しいお姿を拝見できて本当に光栄に思います。色々ご迷惑をお掛けして大変申し訳ないと思っております」
イールスが丁寧に挨拶をしている
「挨拶はそのぐらいで良いだろ! 座れ」
公爵が笑顔で言うと、イールスがソファーに座る
「イールス、国王陛下が暴走して将軍にされたが、そろそろ貴族達は押さえる… クレストファーと共に最終確認をするように」
公爵が笑顔で言う
「イールス様、ウィールから報告は聞いているが、侯爵家を通して荷馬車の合流の準備は出来ている。 騎士も総勢200人準備は終わっている…リゼッタの方も終わっている」
クレストファーが笑顔で騎士団の準備状況を説明している
「クレストファー様、御迷惑ばかり申し訳無いと思っております。 こちらもほぼ準備終わっております」
イールスが笑顔で準備状況を説明している
「夜に是非屋敷で食事に来てくれ」
クレストファーが笑顔で言う
「畏まりました。 伺うようにいたします」
イールスが頭を下げている
「妹が本当に楽しみにしている。 妹はイールスに恋心も有るが…尊敬と憧れを抱いている」
クレストファーが笑顔で言うと、部屋を出ていく。公爵はイールスとクレストファーの会話を聞きながら微笑んでいる
「イールス、次の件だが、ディオルバルク隊をイールス隊に合流させる」
公爵が笑顔で言う
「御配慮本当に嬉しく思います」
イールスが笑顔で頭を下げている
「国家の恥だが、ディオルバルクの罪は冤罪と判明しているが…王立学院襲撃の罪を償う為に兵役としている…ディオルバルクもイールスの隊に入る事は喜んでいる」
公爵が説明をしている
ディオルバルクが騎士に連れられて部屋に入ってくる
「公爵様、今回の冤罪証明本当に感謝申し上げます。 イールス様、この度の出征、全力でイールス様を守ると誓います」
ディオルバルクが頭を下げて言う
「ディオルバルク、イールスのお陰だ! 全力でイールスを守れ! それが国家を救う事になるぞ」
公爵が笑顔でディオルバルクを見ている
「公爵様、国家を救う事になりません」
イールスが抗議をしている
「イールスの監視も仕事だぞ! もしもの時はイールスの片腕となり、軍を再編頼んだぞ! 常識が通用しないから覚悟はしておけ」
「公爵様、全力で恩を返す様にします」
ディオルバルクが頭を下げている。イールスは公爵に抗議をしている
騎士団本部を出て、ディオルバルクを連れて屋敷に戻ると、ディオルバルクが馬車の外を見て青ざめている
(ここは…レズムード伯爵家!! イールス何故こんな屋敷に)
「ディオルバルク様、オリフィーネちゃんは、この屋敷で侍女見習いとして生活しています」
イールスが笑顔でディオルバルクを見ている
「は? レズムード伯爵家で!! そんな厚待遇!! 何故? 伯爵家で侍女等こちらからお願いしても中々受けてくれないぞ!!」
ディオルバルクが驚いたように叫ぶと、侍女がオリフィーネを呼びに向かい、しばらくするとオリフィーネが出てくる
「え! 御父様!!!」
オリフィーネがディオルバルクを見て叫び、走り出して、ディオルバルクに抱き付く
「オリフィーネ!!」
ディオルバルクが抱き締めて涙を流し始める
シスラーザとリシリアが出てくる
「イールスお兄ちゃん、この人は?」
シスラーザがイールスの元に来てディオルバルクを見て言う
「シスラーザ様、こちらはオリフィーネちゃんの御父様のディオルバルク様です」
イールスが笑顔でシスラーザを見て言う
「フィーネちゃんの御父さん? 牢獄から出れたのですか?」
シスラーザがイールスの顔を見上げて言う
「今回一緒に出征する事になってます。その前に1度オリフィーネちゃんに会わせたくて連れて来ました」
イールスが微笑みながら丁寧に説明している
ディオルバルクがオリフィーネと話し終わる
「イールス様、こんな厚待遇で養われているとは…本当に感謝しか有りません。まさか、レズムード伯爵家の御子息様とは知らず、大変な御無礼をお許し下さい」
ディオルバルクが片膝をついた状態で頭を下げている
「下賤な身の未熟者の半人前ですから、家柄の事は秘密にして、いただきたく思っております」
イールスが頭を下げていると、ディオルバルクが困惑したようにしている
「ディオルバルク、イールスの性格です。 過小評価していますが、何が有ってもイールスを守りなさい!! それと秘密を守るように…国家機密に指定されてますから……」
セーレンがディオルバルクを睨み説明している
「イールス様、命が続く限り永遠の忠誠を誓う事をこの剣に誓います。秘密は死しても口外しないと誓います」
ディオルバルクが頭を下げて言う
「剣…あ! これを返しておきます」
イールスが慌てて魔法の鞄から魔剣を出している
「魔剣はイールス様が使い下さい」
ディオルバルクが頭を下げたまま言う
「魔剣は持っていますので、返します」
イールスが笑顔で魔剣を差し出している
「魔剣を…」
ディオルバルクが少し驚いたようにイールスを見上げている
「ディオルバルク、イールスの剣の腕は知ってますね、イールスですから魔剣も持ってます。 その魔剣を使う事は無いですよ…」
セーレンが慌てて説明していると、ディオルバルクが魔剣を受け取り、涙目になっている
「この剣に誓い、ゴブリンを殲滅とイールス様に近付く者を排除します」
ディオルバルクが頭を下げて言うと、セーレンがディオルバルクを見ながら考えている
(ディオルバルク、後で剣に誓った事を後悔しなさい…イールスの常識の無さを知れば、今の誓いを立てた事を後悔するでしょう…苦労して苦労して胃に穴が空けば、その時、事の重大さに気が付くでしょう…オリフィーネちゃんの事も心配は無いでしょう…いえ! イールスに預けた事だけは心配しなさい! リシリアの様にならない様に…)
「ディオルバルクさん、出征の間色々と相談をすると思います。 色々宛にさせて貰います」
イールスが笑顔でディオルバルクを見ている
「何なりと申し付け下さい。全力で支えます」
ディオルバルクが頭を下げたまま言う
(オリフィーネの事は安心出来るなら何も恐れる事は無い…イールス様の為に全力を尽くしてイールス様の敵は全て排除するぞ)
「セーレン様、本日もお美しい姿を拝見できて嬉しく思います」
イールスが丁寧に挨拶をしている
「騎士団本部に行きますよ、クレストファーも待っています」
セーレンが微笑みながらイールスを見ている
「クレストファー様も到着されたのですか?」
「公爵様も最後の調整をしたいと言ってますわ」
セーレンが笑顔で言うと、セーレンと馬車に乗り騎士団本部に向かう
騎士の案内で部屋に向かうと、公爵とクレストファーが待っている
「公爵様、本日は御尊顔を拝見できて本当に光栄に思います。クレストファー様、凛々しいお姿を拝見できて本当に光栄に思います。色々ご迷惑をお掛けして大変申し訳ないと思っております」
イールスが丁寧に挨拶をしている
「挨拶はそのぐらいで良いだろ! 座れ」
公爵が笑顔で言うと、イールスがソファーに座る
「イールス、国王陛下が暴走して将軍にされたが、そろそろ貴族達は押さえる… クレストファーと共に最終確認をするように」
公爵が笑顔で言う
「イールス様、ウィールから報告は聞いているが、侯爵家を通して荷馬車の合流の準備は出来ている。 騎士も総勢200人準備は終わっている…リゼッタの方も終わっている」
クレストファーが笑顔で騎士団の準備状況を説明している
「クレストファー様、御迷惑ばかり申し訳無いと思っております。 こちらもほぼ準備終わっております」
イールスが笑顔で準備状況を説明している
「夜に是非屋敷で食事に来てくれ」
クレストファーが笑顔で言う
「畏まりました。 伺うようにいたします」
イールスが頭を下げている
「妹が本当に楽しみにしている。 妹はイールスに恋心も有るが…尊敬と憧れを抱いている」
クレストファーが笑顔で言うと、部屋を出ていく。公爵はイールスとクレストファーの会話を聞きながら微笑んでいる
「イールス、次の件だが、ディオルバルク隊をイールス隊に合流させる」
公爵が笑顔で言う
「御配慮本当に嬉しく思います」
イールスが笑顔で頭を下げている
「国家の恥だが、ディオルバルクの罪は冤罪と判明しているが…王立学院襲撃の罪を償う為に兵役としている…ディオルバルクもイールスの隊に入る事は喜んでいる」
公爵が説明をしている
ディオルバルクが騎士に連れられて部屋に入ってくる
「公爵様、今回の冤罪証明本当に感謝申し上げます。 イールス様、この度の出征、全力でイールス様を守ると誓います」
ディオルバルクが頭を下げて言う
「ディオルバルク、イールスのお陰だ! 全力でイールスを守れ! それが国家を救う事になるぞ」
公爵が笑顔でディオルバルクを見ている
「公爵様、国家を救う事になりません」
イールスが抗議をしている
「イールスの監視も仕事だぞ! もしもの時はイールスの片腕となり、軍を再編頼んだぞ! 常識が通用しないから覚悟はしておけ」
「公爵様、全力で恩を返す様にします」
ディオルバルクが頭を下げている。イールスは公爵に抗議をしている
騎士団本部を出て、ディオルバルクを連れて屋敷に戻ると、ディオルバルクが馬車の外を見て青ざめている
(ここは…レズムード伯爵家!! イールス何故こんな屋敷に)
「ディオルバルク様、オリフィーネちゃんは、この屋敷で侍女見習いとして生活しています」
イールスが笑顔でディオルバルクを見ている
「は? レズムード伯爵家で!! そんな厚待遇!! 何故? 伯爵家で侍女等こちらからお願いしても中々受けてくれないぞ!!」
ディオルバルクが驚いたように叫ぶと、侍女がオリフィーネを呼びに向かい、しばらくするとオリフィーネが出てくる
「え! 御父様!!!」
オリフィーネがディオルバルクを見て叫び、走り出して、ディオルバルクに抱き付く
「オリフィーネ!!」
ディオルバルクが抱き締めて涙を流し始める
シスラーザとリシリアが出てくる
「イールスお兄ちゃん、この人は?」
シスラーザがイールスの元に来てディオルバルクを見て言う
「シスラーザ様、こちらはオリフィーネちゃんの御父様のディオルバルク様です」
イールスが笑顔でシスラーザを見て言う
「フィーネちゃんの御父さん? 牢獄から出れたのですか?」
シスラーザがイールスの顔を見上げて言う
「今回一緒に出征する事になってます。その前に1度オリフィーネちゃんに会わせたくて連れて来ました」
イールスが微笑みながら丁寧に説明している
ディオルバルクがオリフィーネと話し終わる
「イールス様、こんな厚待遇で養われているとは…本当に感謝しか有りません。まさか、レズムード伯爵家の御子息様とは知らず、大変な御無礼をお許し下さい」
ディオルバルクが片膝をついた状態で頭を下げている
「下賤な身の未熟者の半人前ですから、家柄の事は秘密にして、いただきたく思っております」
イールスが頭を下げていると、ディオルバルクが困惑したようにしている
「ディオルバルク、イールスの性格です。 過小評価していますが、何が有ってもイールスを守りなさい!! それと秘密を守るように…国家機密に指定されてますから……」
セーレンがディオルバルクを睨み説明している
「イールス様、命が続く限り永遠の忠誠を誓う事をこの剣に誓います。秘密は死しても口外しないと誓います」
ディオルバルクが頭を下げて言う
「剣…あ! これを返しておきます」
イールスが慌てて魔法の鞄から魔剣を出している
「魔剣はイールス様が使い下さい」
ディオルバルクが頭を下げたまま言う
「魔剣は持っていますので、返します」
イールスが笑顔で魔剣を差し出している
「魔剣を…」
ディオルバルクが少し驚いたようにイールスを見上げている
「ディオルバルク、イールスの剣の腕は知ってますね、イールスですから魔剣も持ってます。 その魔剣を使う事は無いですよ…」
セーレンが慌てて説明していると、ディオルバルクが魔剣を受け取り、涙目になっている
「この剣に誓い、ゴブリンを殲滅とイールス様に近付く者を排除します」
ディオルバルクが頭を下げて言うと、セーレンがディオルバルクを見ながら考えている
(ディオルバルク、後で剣に誓った事を後悔しなさい…イールスの常識の無さを知れば、今の誓いを立てた事を後悔するでしょう…苦労して苦労して胃に穴が空けば、その時、事の重大さに気が付くでしょう…オリフィーネちゃんの事も心配は無いでしょう…いえ! イールスに預けた事だけは心配しなさい! リシリアの様にならない様に…)
「ディオルバルクさん、出征の間色々と相談をすると思います。 色々宛にさせて貰います」
イールスが笑顔でディオルバルクを見ている
「何なりと申し付け下さい。全力で支えます」
ディオルバルクが頭を下げたまま言う
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