5 / 13
5Chance 『長岡VSスメル』
しおりを挟む
昼、ブラジル、アマゾンにて…
スメルは、服の中から出した虫達を愛でている。
「ペッテイング…アイツも俺と同じなんか?」
「同じというのは特別なヒニン族に取り憑かれている、という事かい?」
「あぁ。虫を操る能力とか…」
「それはないよ。宿主に能力を与えるヒニン族は、女王と四天王だけ。それに、僕らヒニン族はお互いを感知できる。今…と言うより、キミと旅をしてから今まで、ヒニン族には一度も出会わなかった。」
「じゃあ、あの虫…」
「うん。おそらく、奴自身の力…」
その時、長岡の元へ1匹の蛾が飛んできた。
「その蛾、何でオメェの元に飛んできたか分かるか?」
「は?」
「昆虫とか動物にはな、フェロモンっていう、匂いみてぇなもんがあるんダ。その蛾は今、オメェの足下にいるメスの蛾の性フェロモンに惹かれて飛んできたんでぃ。」
「何言ってんねんお前。」
「俺は鼻が良くてな。特にフェロモンの匂いには超絶敏感なんでぃ。コレがどういう事か、分かるダろ。」
「いや、マジで分からん。」
「オメェ頭悪りぃな。話しててイライラしてきたわ。」
ペッテイングはスメルの話を察した。
「つまり、キミは大介のフェロモンを頼りに僕らを追跡してた、という事だろ。」
「あ、そういう事か…………え、きも…」
スメルはいきなり声を荒げ出した。
「ちげぇーし!誰が好きでオメェの匂いなんか追うかボケェ!後ろにいるあの女の匂いダよ!」
スメルは川の向こう岸にいるイザベラを指差した。
「いや、十分キモいわ。ワンチャン捕まるで。」
「あーオメェ、マジうぜぇ。早く殺してぇ。」
「殺れるもんなら殺ってみろや。ま、ゼロチャンやろうけどな。」
「何言っちゃってくれちゃってんの?オメェ、もう死んでんダよ。」
「は…?」
長岡は自身の腕や脚に痒みを感じ始めた。
「んなぁんや痒いな…」
長岡の腕や脚には虫刺されの跡がたくさんついていた。
「家帰ったらムヒ塗らな。」
「ムヒで済めば良いがな。」
「何や何や!ムヒの事バカにしてんのか!ムヒ凄いねんぞ!すぐ治んねんぞ!痒いの止まんねんぞ!キン○マに塗ったら痛いけど。」
「オメェら日本人は、蚊に対する認識があまいんじゃねぇか?」
「何がやねん…」
「ジガ熱、黄熱、デング熱、マラリア、脳炎…蚊を媒介とする病気は山程ある。」
「まさか…⁈」
「やっと気づいたかバカが。そうダよ!オメェの身体には既に、生命の危機を脅かす病原体や寄生虫が侵入している!」
長岡は焦りを隠せずにいる。
「数分後に発熱や関節痛・筋肉痛などの症状が現れ、数時間後にはめまいや息切れ、酷けりゃ呼吸困難。そして、日没までには意識を失い、明日を迎える事なくオメェは死ぬ。」
長岡だけでなくペッテイングも同様に焦りを感じている。
「(なんて事だ…これじゃ奴を倒したとしても…)」
「今すぐちゃんとした医者に診てもらえば、ひよっとしたら助かるかもしんねぇなぁ。ま、無理ダろうがな!」
次の瞬間、スメルは森の中へ走り出した。
「あっ、待てや!!!」
長岡もスメルの後を追って走りだした。
「兄ちゃん!!!」
「お前らはそこで待っとけ!」
長岡達は森の中へと入っていった。
森の中にて…
長岡はスメルを追いかけている。
「おいおい。俺を追ってどうするつもりダよ?例え俺を殺せても、テメェが助かる訳じゃねぇんダぞ?」
「やからって放っとく訳ないやろが!ワンチャン玉取ったんねん!」
その時、地面から大量の蟻が現れ、長岡に襲いかかった。
「テメェが追ってくるなら話は別ダ!今ココで死ねし!」
次の瞬間、長岡は能力を発動した。
「『高痴漢技術』!!!」
長岡は見えない腕で木の枝を掴み、宙に浮いて蟻の猛攻をかわした。
「(浮いてやがる…信じられねぇが、コイツまじで超能力者らしいな。近づくのは危険…)」
長岡は『高痴漢技術』を使い、木から木へ飛び移って、スメルの元へ移動してくる。
「(…まぁいいや。このまま、逃げながら奴を攻撃する。)」
その時、木の上からサルの群れが現れた。
「病気が発症する前に死ねたら幸運ダぜ、オメェ!」
次の瞬間、サル達は長岡に襲いかかった。
「虫だけちゃうんか!!!」
「んな事言ってねぇし。」
長岡は地面に降りて、『高痴漢技術』でサル達を倒していく。
「特異体質でな。ワシは体臭を変化できんダよ。どんな匂い…例え、昆虫のフェロモンでもな。」
スメルはその特異体質で自身の体臭を変化させ、多種のフェロモンを作り出し、虫や動物を操っていたのだ。
「色んな匂い嗅いできたからなぁ。今じゃ鼻まで良くなり過ぎちまった。」
次の瞬間、蟻や蜂,ヘビやワニなどの動物達が長岡に襲いかかった。
「ダ~ッハッハッハッハ~!!!呆気ねぇなぁ!ゴールデンクラッカー!」
その時、ペッテイングが姿を現した。
「んなッ…何だお前…?」
「…余程、自分に自信があるようだね。」
「はぁ?」
「敵に自分の力を教えたり、優勢時に畳み掛けて来なかったり…この前来た殺し屋の方が、よっぽど強者だった。」
「…オメェ、あんまし俺を怒らせると…」
「よく喋る奴だ。安心しなよ。キミは強い。それ故の自信…だけど、敵をなめるのは良く無い。」
次の瞬間、長岡は見えない腕を2本創造し、自分を中心に腕を高速回転させた。
長岡に群がっていた動物達は回転させた腕に直撃、もしくはその風圧により、辺りへ吹き飛んだ。
「僕の相棒を、なめない方がいい。」
スメルは驚いている。
「(あの数を…一瞬で…⁈)」
長岡は息を荒げている。
「ハァ…ハァ…ゔッ…!!!」
長岡は地面に膝をついた。
「へっ!ムカデや蜘蛛の毒が効いてんダよ!やっぱり俺の勝ちダぜ!ダ~ッハッハッハッ…」
するとその時、スメルの側頭部に手の平サイズの石が直撃し、地面に倒れた。
長岡は見えない腕を伸ばし、スメルの死角から石を投げつけたのだ。
長岡はスメルに向かって走り出した。
「『高痴漢技術』!!!」
長岡は見えない腕でスメルを殴り飛ばした。
しかし、スメルは服の中に無数の芋虫を潜めており、それらがクッションとなってダメージを和らげた。
「チッ…」
長岡は舌打ちした。
ペッテイングはスメルを見ている。
「(さすがは世界一の殺し屋…万が一は仕込んでるか…)」
次の瞬間、長岡の顔めがけて蜘蛛の糸が飛んできた。
「わっ…!」
長岡は目を閉じてしまった。
スメルはその隙に逃げ出した。
「くそッ…!」
長岡はスメルを追おうとした。
しかし次の瞬間、長岡のいた地面に大きな穴が空いた。
「はぁ⁈」
スメルはモグラを操り、落とし穴を掘っていたのだ。
「(認めてやるぜ、ゴールデンクラッカー。もう油断はしねぇ。全力でぶっ殺してやらぁ!)」
さらにその穴の中には大量のグンタイアリが呼び寄せられていた。
グンタイアリに突っ込む直前に見えない腕で自身を殴り飛ばし、スメルの元まで飛んだ。
「ダッ⁈」
スメルは驚嘆したが、すぐに冷静さを取り戻して、猿達を操り木の上から石を投下させた。
「ぐがッ…!!!」
その石は長岡の後頭部に直撃した。
「大介!!!」
ペッテイングが長岡を心配して声を上げた。
しかし、長岡は怯まずスメルに殴りかかった。
「な、なに…⁈」
スメルは驚嘆している。
「ウルァァァァアッ!!!」
長岡はスメルの顔面を殴った。
「フゥンダァァ~!!!?!?!」
スメルは地面に倒れた。
「お前もゼロチャン味わえやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」
長岡はスメルの睾丸を踏み潰した。
「ヌギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァア!!!?!?!??!!!」
長岡はスメルを去勢した。
「ハァ…ハァ……やっ…た…ぞ………」
長岡は高熱を出し意識を失った。
「大介!おい!しっかりしろ大介!大介ッ!!!」
スメルは、服の中から出した虫達を愛でている。
「ペッテイング…アイツも俺と同じなんか?」
「同じというのは特別なヒニン族に取り憑かれている、という事かい?」
「あぁ。虫を操る能力とか…」
「それはないよ。宿主に能力を与えるヒニン族は、女王と四天王だけ。それに、僕らヒニン族はお互いを感知できる。今…と言うより、キミと旅をしてから今まで、ヒニン族には一度も出会わなかった。」
「じゃあ、あの虫…」
「うん。おそらく、奴自身の力…」
その時、長岡の元へ1匹の蛾が飛んできた。
「その蛾、何でオメェの元に飛んできたか分かるか?」
「は?」
「昆虫とか動物にはな、フェロモンっていう、匂いみてぇなもんがあるんダ。その蛾は今、オメェの足下にいるメスの蛾の性フェロモンに惹かれて飛んできたんでぃ。」
「何言ってんねんお前。」
「俺は鼻が良くてな。特にフェロモンの匂いには超絶敏感なんでぃ。コレがどういう事か、分かるダろ。」
「いや、マジで分からん。」
「オメェ頭悪りぃな。話しててイライラしてきたわ。」
ペッテイングはスメルの話を察した。
「つまり、キミは大介のフェロモンを頼りに僕らを追跡してた、という事だろ。」
「あ、そういう事か…………え、きも…」
スメルはいきなり声を荒げ出した。
「ちげぇーし!誰が好きでオメェの匂いなんか追うかボケェ!後ろにいるあの女の匂いダよ!」
スメルは川の向こう岸にいるイザベラを指差した。
「いや、十分キモいわ。ワンチャン捕まるで。」
「あーオメェ、マジうぜぇ。早く殺してぇ。」
「殺れるもんなら殺ってみろや。ま、ゼロチャンやろうけどな。」
「何言っちゃってくれちゃってんの?オメェ、もう死んでんダよ。」
「は…?」
長岡は自身の腕や脚に痒みを感じ始めた。
「んなぁんや痒いな…」
長岡の腕や脚には虫刺されの跡がたくさんついていた。
「家帰ったらムヒ塗らな。」
「ムヒで済めば良いがな。」
「何や何や!ムヒの事バカにしてんのか!ムヒ凄いねんぞ!すぐ治んねんぞ!痒いの止まんねんぞ!キン○マに塗ったら痛いけど。」
「オメェら日本人は、蚊に対する認識があまいんじゃねぇか?」
「何がやねん…」
「ジガ熱、黄熱、デング熱、マラリア、脳炎…蚊を媒介とする病気は山程ある。」
「まさか…⁈」
「やっと気づいたかバカが。そうダよ!オメェの身体には既に、生命の危機を脅かす病原体や寄生虫が侵入している!」
長岡は焦りを隠せずにいる。
「数分後に発熱や関節痛・筋肉痛などの症状が現れ、数時間後にはめまいや息切れ、酷けりゃ呼吸困難。そして、日没までには意識を失い、明日を迎える事なくオメェは死ぬ。」
長岡だけでなくペッテイングも同様に焦りを感じている。
「(なんて事だ…これじゃ奴を倒したとしても…)」
「今すぐちゃんとした医者に診てもらえば、ひよっとしたら助かるかもしんねぇなぁ。ま、無理ダろうがな!」
次の瞬間、スメルは森の中へ走り出した。
「あっ、待てや!!!」
長岡もスメルの後を追って走りだした。
「兄ちゃん!!!」
「お前らはそこで待っとけ!」
長岡達は森の中へと入っていった。
森の中にて…
長岡はスメルを追いかけている。
「おいおい。俺を追ってどうするつもりダよ?例え俺を殺せても、テメェが助かる訳じゃねぇんダぞ?」
「やからって放っとく訳ないやろが!ワンチャン玉取ったんねん!」
その時、地面から大量の蟻が現れ、長岡に襲いかかった。
「テメェが追ってくるなら話は別ダ!今ココで死ねし!」
次の瞬間、長岡は能力を発動した。
「『高痴漢技術』!!!」
長岡は見えない腕で木の枝を掴み、宙に浮いて蟻の猛攻をかわした。
「(浮いてやがる…信じられねぇが、コイツまじで超能力者らしいな。近づくのは危険…)」
長岡は『高痴漢技術』を使い、木から木へ飛び移って、スメルの元へ移動してくる。
「(…まぁいいや。このまま、逃げながら奴を攻撃する。)」
その時、木の上からサルの群れが現れた。
「病気が発症する前に死ねたら幸運ダぜ、オメェ!」
次の瞬間、サル達は長岡に襲いかかった。
「虫だけちゃうんか!!!」
「んな事言ってねぇし。」
長岡は地面に降りて、『高痴漢技術』でサル達を倒していく。
「特異体質でな。ワシは体臭を変化できんダよ。どんな匂い…例え、昆虫のフェロモンでもな。」
スメルはその特異体質で自身の体臭を変化させ、多種のフェロモンを作り出し、虫や動物を操っていたのだ。
「色んな匂い嗅いできたからなぁ。今じゃ鼻まで良くなり過ぎちまった。」
次の瞬間、蟻や蜂,ヘビやワニなどの動物達が長岡に襲いかかった。
「ダ~ッハッハッハッハ~!!!呆気ねぇなぁ!ゴールデンクラッカー!」
その時、ペッテイングが姿を現した。
「んなッ…何だお前…?」
「…余程、自分に自信があるようだね。」
「はぁ?」
「敵に自分の力を教えたり、優勢時に畳み掛けて来なかったり…この前来た殺し屋の方が、よっぽど強者だった。」
「…オメェ、あんまし俺を怒らせると…」
「よく喋る奴だ。安心しなよ。キミは強い。それ故の自信…だけど、敵をなめるのは良く無い。」
次の瞬間、長岡は見えない腕を2本創造し、自分を中心に腕を高速回転させた。
長岡に群がっていた動物達は回転させた腕に直撃、もしくはその風圧により、辺りへ吹き飛んだ。
「僕の相棒を、なめない方がいい。」
スメルは驚いている。
「(あの数を…一瞬で…⁈)」
長岡は息を荒げている。
「ハァ…ハァ…ゔッ…!!!」
長岡は地面に膝をついた。
「へっ!ムカデや蜘蛛の毒が効いてんダよ!やっぱり俺の勝ちダぜ!ダ~ッハッハッハッ…」
するとその時、スメルの側頭部に手の平サイズの石が直撃し、地面に倒れた。
長岡は見えない腕を伸ばし、スメルの死角から石を投げつけたのだ。
長岡はスメルに向かって走り出した。
「『高痴漢技術』!!!」
長岡は見えない腕でスメルを殴り飛ばした。
しかし、スメルは服の中に無数の芋虫を潜めており、それらがクッションとなってダメージを和らげた。
「チッ…」
長岡は舌打ちした。
ペッテイングはスメルを見ている。
「(さすがは世界一の殺し屋…万が一は仕込んでるか…)」
次の瞬間、長岡の顔めがけて蜘蛛の糸が飛んできた。
「わっ…!」
長岡は目を閉じてしまった。
スメルはその隙に逃げ出した。
「くそッ…!」
長岡はスメルを追おうとした。
しかし次の瞬間、長岡のいた地面に大きな穴が空いた。
「はぁ⁈」
スメルはモグラを操り、落とし穴を掘っていたのだ。
「(認めてやるぜ、ゴールデンクラッカー。もう油断はしねぇ。全力でぶっ殺してやらぁ!)」
さらにその穴の中には大量のグンタイアリが呼び寄せられていた。
グンタイアリに突っ込む直前に見えない腕で自身を殴り飛ばし、スメルの元まで飛んだ。
「ダッ⁈」
スメルは驚嘆したが、すぐに冷静さを取り戻して、猿達を操り木の上から石を投下させた。
「ぐがッ…!!!」
その石は長岡の後頭部に直撃した。
「大介!!!」
ペッテイングが長岡を心配して声を上げた。
しかし、長岡は怯まずスメルに殴りかかった。
「な、なに…⁈」
スメルは驚嘆している。
「ウルァァァァアッ!!!」
長岡はスメルの顔面を殴った。
「フゥンダァァ~!!!?!?!」
スメルは地面に倒れた。
「お前もゼロチャン味わえやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」
長岡はスメルの睾丸を踏み潰した。
「ヌギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァア!!!?!?!??!!!」
長岡はスメルを去勢した。
「ハァ…ハァ……やっ…た…ぞ………」
長岡は高熱を出し意識を失った。
「大介!おい!しっかりしろ大介!大介ッ!!!」
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
ふたつぶの涙
こま
ファンタジー
「わたしは、ユッポ。かくしてくれて、ありがとう!」
僕が出会ったのは、失踪した父を探す少女に見える、人形。意思を持って動くモノなんて、本職の人形師でも作れないのに。家具を作る職を離れたとはいえ師の作品。僕は興味のまま、人形の父親探しを手伝うことにした。
ユッポが故障し、修理すると、人間的な感覚を得ていくようだ。ユッポはどうなるのか、父を見つけることはできるのか。人が苦手な家具職人の青年と、天真爛漫な人形の少女。でこぼこなふたり旅は前途多難!

魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。

愛する貴方の心から消えた私は…
矢野りと
恋愛
愛する夫が事故に巻き込まれ隣国で行方不明となったのは一年以上前のこと。
周りが諦めの言葉を口にしても、私は決して諦めなかった。
…彼は絶対に生きている。
そう信じて待ち続けていると、願いが天に通じたのか奇跡的に彼は戻って来た。
だが彼は妻である私のことを忘れてしまっていた。
「すまない、君を愛せない」
そう言った彼の目からは私に対する愛情はなくなっていて…。
*設定はゆるいです。

【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
婚約破棄からの断罪カウンター
F.conoe
ファンタジー
冤罪押しつけられたから、それなら、と実現してあげた悪役令嬢。
理論ではなく力押しのカウンター攻撃
効果は抜群か…?
(すでに違う婚約破棄ものも投稿していますが、はじめてなんとか書き上げた婚約破棄ものです)

【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる