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第11品 『最終決戦』
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TL高校、2階、教室にて…
桑田とパキナがやって来た。
しかし、教室には誰もいなかった。
「おい、誰もおらんやんけ。」
「おかしいわ。確かに気配はココから…」
その時、入り口に1人の女子が現れた。
「桑田君…?」
「おまッ!!!おままままま、ままままままい、まいたん!!!」
桑田の名前を呼んだのは、桑田の告白を拒絶した西本舞香だった。
「(や、ヤバい…俺今、目合ってる…秒でイってまうわ…)こ、ここ、ここここつこつ…こ、こんなトコで…で…んななな、なんな何してんのぉ⁈」
「ずっと隠れてたの。みんなが変になっちゃって…」
「(他の奴らも洗脳されたんか…)そ、そそ、そや!いわわ…いわっわ…いわ、もみもみもみもみ岩崎先生どこ行ったか知らんんんッ⁈」
「…分からない…」
その時、凶器を持った生徒達が教室にやって来た。
「ヤバい!奴らや!」
「ね、ねぇ…一体何が起こってるの…みんなどうしちゃったの⁈」
「とにかく逃げるぞ!」
桑田は西本の手を引いた。
「あ…♡(まいたんの生肉…♡)ありがとう。」
桑田達は地下へと戻って行った。
学校地下にて…
桑田達は男子トイレに隠れた。
「とりあえず、まいたんはココに隠れてて。」
「うん…」
「俺が来るまで、絶対開けたらアカンで!」
「わ、わかった…」
その時、男子トイレに一人の男子生徒が入ってきた。
「…あ、あれ…拙者…どうしてこのような場所に…」
その男子生徒はなんと矢里本であった。
「ややっ!桑田氏ではないでござるか!」
「や、矢里本…!良かった…生きててんな…」
「一体、何が…」
その時、西本は声を荒げた。
「桑田君!騙されちゃダメ!その矢里本君は偽物よ!」
矢里本は怪訝そうな顔をした。
「偽物…?」
その時、桑田は思い出した。
「そ、そうか!矢里本はあの時、岩崎先生の中に…」
続け様に西本は話し続ける。
「例え生きていたとしても、本物なら洗脳されているはずだわ!」
「一体何を言ってるでござる?」
矢里本は困惑している。
「危ない危ない…危うく騙されるとこやっ…た……」
その時、桑田は気づいた。
「まいたん…何で洗脳の事、知ってんの…?」
「…」
「俺…言ってへんよな…?」
「…」
「お前…ヒニン族やな!!!」
その時、西本は笑みを浮かべた。
「ミスっちゃった♡」
次の瞬間、西本はポケットからナイフを取り出し、桑田に襲いかかった。
桑田は西本の腕を掴み、振り下ろされたナイフを止めた。
「やっと会えたわね、桑田圭人…」
「ま、まさかお前…」
「えぇ。アンタが今まで探してきた…ヒニン族の女王よ!!!」
矢里本は慌てふためいている。
「く、桑田氏!!!コレは一体どういう事でござるか⁈」
その時、西本は嘲笑った。
「矢里本の洗脳を解いて、仲間割れでもさせようと思ってたのに…残念だわ。」
「くッ…(四天王全員倒す前にラスボス出てくんのかよ…)パキナ!『口説』や!早くまいたんに『口説』を!」
しかし、返事はない。
「おい!聞いてんのか!早よしろや!」
次の瞬間、用具入れから洗脳人間達が現れた。
そして、洗脳人間達は桑田と矢里本に怪しげな薬を嗅がせ、眠らせた。
数分後、学校屋上にて…
縄で縛られた桑田と矢里本を、数十人の洗脳人間達が囲っていた。
その中で、岩崎先生が膝をつきながら西本に何かを報告していた。
「洗脳の設定変更が完了しました。女王様。コレで此奴らは、女王様の命令を最優先に行動します。」
「よくやったわ、ピィル。」
「ありがたきお言葉。」
「邪魔が入ると面倒だから、貴方は学校前を見張っといて。後は私がやる。」
「御意。」
岩崎はその場を去った。
「あう…あ……」
桑田は目を覚ました。
「(アレ…ここどこや…)ッ⁈」
桑田は何が起こったかを思い出し、状況を理解した。
「おはよう、桑田。」
「…何のつもりや。」
「何が?」
「俺のこと殺したいんやろ…何でさっさと殺さんかってん…」
その時、矢里本も目を覚ました。
「んあ…ココは…」
西本が合図をすると、ノコギリを持った洗脳人間が現れた。
「そんなの決まってんじゃない。」
次の瞬間、その洗脳人間は矢里本の首をノコギリで切り始めた。
「ギャァァェエエァァァァァァァアァァァァァァァアァァァァァァァァァァァァァアアア!!!?!?!??!!!」
矢里本の首からは大量の血が吹き出している。
「ただ死なれてもつまらないじゃないの♡」
ノコギリの刃はどんどん矢里本の首へとめり込んでいく。
その時、桑田は叫んだ。
「やめろ!!!やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおお!!!」
すると、ノコギリが止まった。
いや、女王が止めるように命令したのだ。
「いいわよ。その代わり…」
洗脳人間達が桑田を屋上の縁まで移動させ、縄を解いた。
「アンタがそっから飛び降りれば、そのデブ助けてあげる。」
桑田とパキナがやって来た。
しかし、教室には誰もいなかった。
「おい、誰もおらんやんけ。」
「おかしいわ。確かに気配はココから…」
その時、入り口に1人の女子が現れた。
「桑田君…?」
「おまッ!!!おままままま、ままままままい、まいたん!!!」
桑田の名前を呼んだのは、桑田の告白を拒絶した西本舞香だった。
「(や、ヤバい…俺今、目合ってる…秒でイってまうわ…)こ、ここ、ここここつこつ…こ、こんなトコで…で…んななな、なんな何してんのぉ⁈」
「ずっと隠れてたの。みんなが変になっちゃって…」
「(他の奴らも洗脳されたんか…)そ、そそ、そや!いわわ…いわっわ…いわ、もみもみもみもみ岩崎先生どこ行ったか知らんんんッ⁈」
「…分からない…」
その時、凶器を持った生徒達が教室にやって来た。
「ヤバい!奴らや!」
「ね、ねぇ…一体何が起こってるの…みんなどうしちゃったの⁈」
「とにかく逃げるぞ!」
桑田は西本の手を引いた。
「あ…♡(まいたんの生肉…♡)ありがとう。」
桑田達は地下へと戻って行った。
学校地下にて…
桑田達は男子トイレに隠れた。
「とりあえず、まいたんはココに隠れてて。」
「うん…」
「俺が来るまで、絶対開けたらアカンで!」
「わ、わかった…」
その時、男子トイレに一人の男子生徒が入ってきた。
「…あ、あれ…拙者…どうしてこのような場所に…」
その男子生徒はなんと矢里本であった。
「ややっ!桑田氏ではないでござるか!」
「や、矢里本…!良かった…生きててんな…」
「一体、何が…」
その時、西本は声を荒げた。
「桑田君!騙されちゃダメ!その矢里本君は偽物よ!」
矢里本は怪訝そうな顔をした。
「偽物…?」
その時、桑田は思い出した。
「そ、そうか!矢里本はあの時、岩崎先生の中に…」
続け様に西本は話し続ける。
「例え生きていたとしても、本物なら洗脳されているはずだわ!」
「一体何を言ってるでござる?」
矢里本は困惑している。
「危ない危ない…危うく騙されるとこやっ…た……」
その時、桑田は気づいた。
「まいたん…何で洗脳の事、知ってんの…?」
「…」
「俺…言ってへんよな…?」
「…」
「お前…ヒニン族やな!!!」
その時、西本は笑みを浮かべた。
「ミスっちゃった♡」
次の瞬間、西本はポケットからナイフを取り出し、桑田に襲いかかった。
桑田は西本の腕を掴み、振り下ろされたナイフを止めた。
「やっと会えたわね、桑田圭人…」
「ま、まさかお前…」
「えぇ。アンタが今まで探してきた…ヒニン族の女王よ!!!」
矢里本は慌てふためいている。
「く、桑田氏!!!コレは一体どういう事でござるか⁈」
その時、西本は嘲笑った。
「矢里本の洗脳を解いて、仲間割れでもさせようと思ってたのに…残念だわ。」
「くッ…(四天王全員倒す前にラスボス出てくんのかよ…)パキナ!『口説』や!早くまいたんに『口説』を!」
しかし、返事はない。
「おい!聞いてんのか!早よしろや!」
次の瞬間、用具入れから洗脳人間達が現れた。
そして、洗脳人間達は桑田と矢里本に怪しげな薬を嗅がせ、眠らせた。
数分後、学校屋上にて…
縄で縛られた桑田と矢里本を、数十人の洗脳人間達が囲っていた。
その中で、岩崎先生が膝をつきながら西本に何かを報告していた。
「洗脳の設定変更が完了しました。女王様。コレで此奴らは、女王様の命令を最優先に行動します。」
「よくやったわ、ピィル。」
「ありがたきお言葉。」
「邪魔が入ると面倒だから、貴方は学校前を見張っといて。後は私がやる。」
「御意。」
岩崎はその場を去った。
「あう…あ……」
桑田は目を覚ました。
「(アレ…ここどこや…)ッ⁈」
桑田は何が起こったかを思い出し、状況を理解した。
「おはよう、桑田。」
「…何のつもりや。」
「何が?」
「俺のこと殺したいんやろ…何でさっさと殺さんかってん…」
その時、矢里本も目を覚ました。
「んあ…ココは…」
西本が合図をすると、ノコギリを持った洗脳人間が現れた。
「そんなの決まってんじゃない。」
次の瞬間、その洗脳人間は矢里本の首をノコギリで切り始めた。
「ギャァァェエエァァァァァァァアァァァァァァァアァァァァァァァァァァァァァアアア!!!?!?!??!!!」
矢里本の首からは大量の血が吹き出している。
「ただ死なれてもつまらないじゃないの♡」
ノコギリの刃はどんどん矢里本の首へとめり込んでいく。
その時、桑田は叫んだ。
「やめろ!!!やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおお!!!」
すると、ノコギリが止まった。
いや、女王が止めるように命令したのだ。
「いいわよ。その代わり…」
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