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第22珍 『王』
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2046年4月2日、満足公会堂前にて…
ヒニン族の王に精神を支配されたボルドビが、幸太郎達に向けて、巨大な黒い腕を振り下ろした。
「(速ッ…!)」
幸太郎は思った。この速度、レインと珍三郎には避けられない、と。
「『マグロ極意』!!!」
説明しよう!
『マグロ極意』とは、幸太郎の特殊能力の一つである。幸太郎は本来、攻め大好き。しかし、時にはSっ気の女の子の相手をしなくてはならない…かも。この特殊能力を使うことにより、幸太郎はベッドの上で最高の受け役にやる事ができるのだ。
さらに、モカとの特訓で強化された今、この特殊能力は幸太郎の最大の防御技となった。
幸太郎は二人を守るべく、その黒く巨大な腕を受け止めようとした。
「うぐッ…!!!」
幸太郎は全身全霊でその拳を受け止めた。
しかし、その腕の勢いは止まることなく、幸太郎は押されている。
「(やばい…!)」
次の瞬間、ボルドビの頭部に一発の弾丸が命中した。
近くのビルの屋上にて…
バレットがライフルを構えていた。どうやら、ボルドビを撃ったのは彼女のようだ。
「よく分からないけど、コレでいいのよね?」
その時、バレットの持っていた通信機からモカの声が聞こえてきた。
〈あぁ。引き続き、サポートを頼む。〉
満足公会堂前にて…
黒く巨大な腕が消え、ボルドビは地面に倒れた。
「後は俺たちに任せろ。」
モカと市村がやってきた。
「お前らは逃げろ。」
「え、でも…」
「お前は強くなった。」
「だから…」
「だからだ。」
モカは珍三郎とレインを指差した。
「守ってやれ。」
「…わかったよ…」
幸太郎は地面に倒れたボルドビを見た。
「でもそいつ、もう死んでんじゃねーの?」
「…いや、まだだ。」
その時、ボルドビは起き上がった。
「行け。」
幸太郎達はその場から避難した。
すると、ボルドビは再び、黒く巨大な腕を身体からいくつも伸ばした。
「様子は変だが、当初の作戦に変わりない。奴を殺す。」
「バレットちゃんが遠距離、俺が中距離、お前が近距離か。」
「間違って俺に当てるなよ。」
「ニョヒヒ!ニョヒヒ!フリか?」
モカは無視して、ボルドビに刀で切りかかった。
ボルドビは黒い腕でモカを返り討とうとしたが、モカはそれを難なく回避し、ボルドビにダメージを与えていく。
「(腕の本数は多いが、視認できる分、対処が楽だ。『高痴漢技術』の下位互換だな。)」
モカは刀で、市村は舌で、バレットは銃で、着実にボルドビにダメージを与えていく。
しかし、ボルドビは倒れない。
「(コイツも不死身か…それなら…)」
モカはボルドビのケツに刀を突き刺した。
ボルドビは呻き声をあげると同時に倒れた。
「理解できん弱点だ。」
モカはボルドビの首を切断しようとした。
「(死ぬ…のか……)」
ボルドビの回想…
俺の人生はクソの中から始まった。スラム街の肥溜め、俺はそこに居た。親は勿論、自分の名前すら知らない。ただ一つ、覚えている。クソの中から見える、あの高層ビル。
俺は、あそこにいる人間になりたかった。何が何でも。他人を利用し、蹴落としてでも。このくそから抜け出す為には。
現在…
「(死にたくねぇ…!俺はまだ死にたくねぇ!全てを手に入れるんだ!この世の全てを!俺が世界の王に…!)」
〈貴様には無理だ。〉
ボルドビの頭の中で誰かが語りかけてきた。
〈死ね。〉
次の瞬間、ボルドビの身体が大爆発を起こした。
モカはその爆発に巻き込まれた。
「ぐにゃ!!!」
少し離れていた市村も、その壮絶な爆風により、吹き飛ばされた。
「爆発…⁈」
近くのビルの屋上に居たバレットは、突然の事により、驚きを隠せずにいる。
その時、土煙の中から、一人の若い男が市村に向かって歩いてきた。
「体の主導権を奪うのに手間取った。我を創ったのは貴様か?」
「な、なんやお前…⁈」
次の瞬間、市村の頭部が異様な形に膨らみ始めた。
「ヌガッ…!ハガガガガッッッ…」
市村は地面に倒れ、もがき苦しみ始めた。
「もう一度聞く。我を創ったのは貴様か?」
その時、近くに隠れていたガズム・ナチオニナーがやって来た。そして、片膝を地面につけ、頭を下げた。
「私でございます。」
男はガズムの方を向いた。
「…名は?」
「ガズム・ナチオニナーと申します。」
「…貴様からヒニン族の気配がする。」
「私の中には、ヒニン族四天王の一人、コンドムが宿っております故。」
「そうか。まぁいい。よくぞ我を創りだした。」
その時、爆発に気づいた幸太郎達がその場へやって来た。
「市村さん…!」
幸太郎達は市村の元へ駆け寄った。
「何だコレは…⁈」
市村の顔はボコボコに腫れあがっており、肌が紫色に変色している。
「おい!ガズム・ナチオニナー!市村に何をした!その男は誰だ!」
「聞いて驚けい!このお方こそ、女王パキナが産み損ねた最後のヒニン族!そう!ヒニン族の王!ベニス!」
その時レインは辺りを見渡してボルドビがいないことに気がついた。
「ボルドビは一体…?」
「奴は死んだ。全ては私の計画通り。」
「計画だと…」
「全ては26年前、あのオグニとかいう子供を司法解剖した時から…」
ガズムの回想…
彼の体は素晴らしかった。細胞が若返っていたのだ。気になった私は他の死体も調べた。すると、桑田という男と岩本という女の細胞も若返っていたのだ。いや、これは若返ったというよりむしろ、別の生命体に進化した、と言った方が適切だ。
私は知りたかった。一体、どうしたらこの様な芸当ができるのか。
そして私は、この事件に深く関わっている『ちんちん満足の会』に入り、ヒニン族や四天王の事を知った。そして、ボルドビの財力と報復心に目をつけ、利用した。
現在…
「そして全てを知った。この世界の成り立ちを…ヒニン族の使命を…創造主の存在を…!」
ガズム・ナチオニナーは歓喜の声で話を続けている。
「私は満足だぁ。後はこの世界の終わりを見るだけ。それで私は満たされる。」
幸太郎は珍三郎に話しかけた。
「アイツ、何言ってんの?中二病?」
「さぁ…」
ガズムは幸太郎達の反応にうんざりしている。
「無脳共が。」
パトカーや救急車、消防車などが大量にやって来た。
「王よ!この無脳な人間共に…」
次の瞬間、ベニスは手刀でガズムの頭部を真っ二つにした。
「我に命令するな。」
警官達が幸太郎の元へやって来た。
「おい!そこで何をしている!」
「早くココから離れなさ…」
すると次の瞬間、近寄って来た警官達の頭が、市村の時のように膨れ上がった。
「(コイツ…やばい…)」
幸太郎は自身の特殊能力『ち○こセンサー』により、身の危険を感じた。
「(次は俺らが…!)」
幸太郎はレインと珍三郎の手を引いて、その場から走り去った。
それと同時に、何者かがベニスの背中を斬りつけた。
「…貴様、生きていたのか。」
それはモカだった。読心術で、爆発に身構えていた。その為、一命は取り留めたのだ。
「最強だからな。」
しかし、モカは右腕・右足が無くなっており、裂けた腹部からは大量の血が流れ出ていた。
ベニスは何も言わずモカの顔を見ている。
「何故、俺の頭部が肥大化しないか不思議か。」
「なに…」
「さっきのガズム・ナチオニナーの話で、ようやく全て分かった。ヒニン族は元々霊体なんだ。そして女王パキナの特別、それは大気中に存在するヒニン族を実体化させる能力。そしてお前の特別は、大気中に存在するヒニン族を操作する能力だ。お前のその頭部肥大化攻撃、それは霊体化しているヒニン族を直接人間の脳に流し込む事。そして、流し込まれた人間の細胞は活性化し、肥大化する。」
モカは続けた。
「ヒニン族は一対象にしか取り付けない。重複は不可。つまりだ。お前のその攻撃は、既にヒニン族に取り憑かれている者には効果がない。だから、ガズム・ナチオニナーは直接攻撃で殺したんだろ。」
ベニスは決して焦りはせず、落ち着いた様子のままだ。
「お前、何者だ。何故それを知っている。」
「心が読めるからな。」
モカは市村の血を飲んでいた。そうする事で、自ら霊体化したヒニン族を取り込み、ベニスの頭部肥大化攻撃を防いだのだ。
「すごいな。貴様のような人間もいるとは。肝に銘じておこう。」
ベニスの背中の傷は完治していた。
「礼を言うぞ。人間。」
ベニスはモカに近づいた。
「…創生主の暇つぶしに付き合うのか。」
「それが、我の使命だ。」
ベニスは腕を振り上げた。
「…(バレット…後は任せた…)」
モカにはもう、それを回避するだけの力は無い。
「(ライネ、か…)大変だな。お前も…」
ヒニン族の王に精神を支配されたボルドビが、幸太郎達に向けて、巨大な黒い腕を振り下ろした。
「(速ッ…!)」
幸太郎は思った。この速度、レインと珍三郎には避けられない、と。
「『マグロ極意』!!!」
説明しよう!
『マグロ極意』とは、幸太郎の特殊能力の一つである。幸太郎は本来、攻め大好き。しかし、時にはSっ気の女の子の相手をしなくてはならない…かも。この特殊能力を使うことにより、幸太郎はベッドの上で最高の受け役にやる事ができるのだ。
さらに、モカとの特訓で強化された今、この特殊能力は幸太郎の最大の防御技となった。
幸太郎は二人を守るべく、その黒く巨大な腕を受け止めようとした。
「うぐッ…!!!」
幸太郎は全身全霊でその拳を受け止めた。
しかし、その腕の勢いは止まることなく、幸太郎は押されている。
「(やばい…!)」
次の瞬間、ボルドビの頭部に一発の弾丸が命中した。
近くのビルの屋上にて…
バレットがライフルを構えていた。どうやら、ボルドビを撃ったのは彼女のようだ。
「よく分からないけど、コレでいいのよね?」
その時、バレットの持っていた通信機からモカの声が聞こえてきた。
〈あぁ。引き続き、サポートを頼む。〉
満足公会堂前にて…
黒く巨大な腕が消え、ボルドビは地面に倒れた。
「後は俺たちに任せろ。」
モカと市村がやってきた。
「お前らは逃げろ。」
「え、でも…」
「お前は強くなった。」
「だから…」
「だからだ。」
モカは珍三郎とレインを指差した。
「守ってやれ。」
「…わかったよ…」
幸太郎は地面に倒れたボルドビを見た。
「でもそいつ、もう死んでんじゃねーの?」
「…いや、まだだ。」
その時、ボルドビは起き上がった。
「行け。」
幸太郎達はその場から避難した。
すると、ボルドビは再び、黒く巨大な腕を身体からいくつも伸ばした。
「様子は変だが、当初の作戦に変わりない。奴を殺す。」
「バレットちゃんが遠距離、俺が中距離、お前が近距離か。」
「間違って俺に当てるなよ。」
「ニョヒヒ!ニョヒヒ!フリか?」
モカは無視して、ボルドビに刀で切りかかった。
ボルドビは黒い腕でモカを返り討とうとしたが、モカはそれを難なく回避し、ボルドビにダメージを与えていく。
「(腕の本数は多いが、視認できる分、対処が楽だ。『高痴漢技術』の下位互換だな。)」
モカは刀で、市村は舌で、バレットは銃で、着実にボルドビにダメージを与えていく。
しかし、ボルドビは倒れない。
「(コイツも不死身か…それなら…)」
モカはボルドビのケツに刀を突き刺した。
ボルドビは呻き声をあげると同時に倒れた。
「理解できん弱点だ。」
モカはボルドビの首を切断しようとした。
「(死ぬ…のか……)」
ボルドビの回想…
俺の人生はクソの中から始まった。スラム街の肥溜め、俺はそこに居た。親は勿論、自分の名前すら知らない。ただ一つ、覚えている。クソの中から見える、あの高層ビル。
俺は、あそこにいる人間になりたかった。何が何でも。他人を利用し、蹴落としてでも。このくそから抜け出す為には。
現在…
「(死にたくねぇ…!俺はまだ死にたくねぇ!全てを手に入れるんだ!この世の全てを!俺が世界の王に…!)」
〈貴様には無理だ。〉
ボルドビの頭の中で誰かが語りかけてきた。
〈死ね。〉
次の瞬間、ボルドビの身体が大爆発を起こした。
モカはその爆発に巻き込まれた。
「ぐにゃ!!!」
少し離れていた市村も、その壮絶な爆風により、吹き飛ばされた。
「爆発…⁈」
近くのビルの屋上に居たバレットは、突然の事により、驚きを隠せずにいる。
その時、土煙の中から、一人の若い男が市村に向かって歩いてきた。
「体の主導権を奪うのに手間取った。我を創ったのは貴様か?」
「な、なんやお前…⁈」
次の瞬間、市村の頭部が異様な形に膨らみ始めた。
「ヌガッ…!ハガガガガッッッ…」
市村は地面に倒れ、もがき苦しみ始めた。
「もう一度聞く。我を創ったのは貴様か?」
その時、近くに隠れていたガズム・ナチオニナーがやって来た。そして、片膝を地面につけ、頭を下げた。
「私でございます。」
男はガズムの方を向いた。
「…名は?」
「ガズム・ナチオニナーと申します。」
「…貴様からヒニン族の気配がする。」
「私の中には、ヒニン族四天王の一人、コンドムが宿っております故。」
「そうか。まぁいい。よくぞ我を創りだした。」
その時、爆発に気づいた幸太郎達がその場へやって来た。
「市村さん…!」
幸太郎達は市村の元へ駆け寄った。
「何だコレは…⁈」
市村の顔はボコボコに腫れあがっており、肌が紫色に変色している。
「おい!ガズム・ナチオニナー!市村に何をした!その男は誰だ!」
「聞いて驚けい!このお方こそ、女王パキナが産み損ねた最後のヒニン族!そう!ヒニン族の王!ベニス!」
その時レインは辺りを見渡してボルドビがいないことに気がついた。
「ボルドビは一体…?」
「奴は死んだ。全ては私の計画通り。」
「計画だと…」
「全ては26年前、あのオグニとかいう子供を司法解剖した時から…」
ガズムの回想…
彼の体は素晴らしかった。細胞が若返っていたのだ。気になった私は他の死体も調べた。すると、桑田という男と岩本という女の細胞も若返っていたのだ。いや、これは若返ったというよりむしろ、別の生命体に進化した、と言った方が適切だ。
私は知りたかった。一体、どうしたらこの様な芸当ができるのか。
そして私は、この事件に深く関わっている『ちんちん満足の会』に入り、ヒニン族や四天王の事を知った。そして、ボルドビの財力と報復心に目をつけ、利用した。
現在…
「そして全てを知った。この世界の成り立ちを…ヒニン族の使命を…創造主の存在を…!」
ガズム・ナチオニナーは歓喜の声で話を続けている。
「私は満足だぁ。後はこの世界の終わりを見るだけ。それで私は満たされる。」
幸太郎は珍三郎に話しかけた。
「アイツ、何言ってんの?中二病?」
「さぁ…」
ガズムは幸太郎達の反応にうんざりしている。
「無脳共が。」
パトカーや救急車、消防車などが大量にやって来た。
「王よ!この無脳な人間共に…」
次の瞬間、ベニスは手刀でガズムの頭部を真っ二つにした。
「我に命令するな。」
警官達が幸太郎の元へやって来た。
「おい!そこで何をしている!」
「早くココから離れなさ…」
すると次の瞬間、近寄って来た警官達の頭が、市村の時のように膨れ上がった。
「(コイツ…やばい…)」
幸太郎は自身の特殊能力『ち○こセンサー』により、身の危険を感じた。
「(次は俺らが…!)」
幸太郎はレインと珍三郎の手を引いて、その場から走り去った。
それと同時に、何者かがベニスの背中を斬りつけた。
「…貴様、生きていたのか。」
それはモカだった。読心術で、爆発に身構えていた。その為、一命は取り留めたのだ。
「最強だからな。」
しかし、モカは右腕・右足が無くなっており、裂けた腹部からは大量の血が流れ出ていた。
ベニスは何も言わずモカの顔を見ている。
「何故、俺の頭部が肥大化しないか不思議か。」
「なに…」
「さっきのガズム・ナチオニナーの話で、ようやく全て分かった。ヒニン族は元々霊体なんだ。そして女王パキナの特別、それは大気中に存在するヒニン族を実体化させる能力。そしてお前の特別は、大気中に存在するヒニン族を操作する能力だ。お前のその頭部肥大化攻撃、それは霊体化しているヒニン族を直接人間の脳に流し込む事。そして、流し込まれた人間の細胞は活性化し、肥大化する。」
モカは続けた。
「ヒニン族は一対象にしか取り付けない。重複は不可。つまりだ。お前のその攻撃は、既にヒニン族に取り憑かれている者には効果がない。だから、ガズム・ナチオニナーは直接攻撃で殺したんだろ。」
ベニスは決して焦りはせず、落ち着いた様子のままだ。
「お前、何者だ。何故それを知っている。」
「心が読めるからな。」
モカは市村の血を飲んでいた。そうする事で、自ら霊体化したヒニン族を取り込み、ベニスの頭部肥大化攻撃を防いだのだ。
「すごいな。貴様のような人間もいるとは。肝に銘じておこう。」
ベニスの背中の傷は完治していた。
「礼を言うぞ。人間。」
ベニスはモカに近づいた。
「…創生主の暇つぶしに付き合うのか。」
「それが、我の使命だ。」
ベニスは腕を振り上げた。
「…(バレット…後は任せた…)」
モカにはもう、それを回避するだけの力は無い。
「(ライネ、か…)大変だな。お前も…」
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