71 / 161
第六章 事件前夜
11.暴露
しおりを挟む
私はしばらくの間、言葉を失って茫然と身じろぎもせず座っていた。
ソロモンは黙ってそんな私を見ていた。
その彫の深い顔は少し憂いを含んで、案じるような、それでいて試すような、疑懼と好奇の綯い交ぜになった複雑な表情を浮かべていた。
「それで…最初の疑問に戻るけれど」
自分の思いをどう言葉にして良いか、まとまった思考ができず、私は思いついたことをルーマデュカ語でそのまま口にする。
「何でしょう?」
ソロモンは優しく言って手を伸ばし、私の髪を撫でて後れ毛をつまみそこにキスをする。
「ソロモンは…賭け事に熱中したのが原因で、リンディア帝国を、その、出ることになったのでしょう?
アンヌ=マリーのサロンは、皆、賭博場だって言ってるのに、そんなところに出入りして…
莫大なお金を使っていると聞いたけれど。
大丈夫なの?
お国のお父様はお怒りでしょうし…大使としてのお仕事にも支障が出るんじゃないの?」
ソロモンはうなずきながら聞いていたが、くすっと笑って漆黒に煌めく瞳で私を見つめる。
「心配してくれているのですか?
優しいのですね、愛しいリンスター」
頬にキスしようとするのを、私は首を背けて避ける。
「そういうの…やめて。
真面目に答えて」
苦笑したソロモンは肩を竦めた。
自国語に戻して話す。
『王太子妃殿下は非常に意思がお強い。
私のこの香りに包まれて、そういう反応ができるとは…
アンヌ=マリー嬢などはイチコロでしたけどねえ』
えっ、と振り向いた私にソロモンは少し居住まいを正して、しかし表情はあくまで優しく穏やかなまま口を開く。
『私は、父皇帝の命でこの国に入りました。
理由はリンスターがお聞きになったようなことではなく、まさにこのご禁制の品の輸出入についての調査を命じられたからです。
賭博好きの放蕩息子うんぬんは、私がアンヌ=マリー嬢のサロンに潜入しやすいように事前に作られた人物像なのですよ』
そう言って少し考えこむ。
『そうですね…先ほどは、王太子殿下もバルバストル公爵閣下に利用されておられる、などと申し上げましたが…
よく考えてみると、そういう風に見せかけるようにお振る舞いなのかな、と思わされることが何度もありました。
それに、私がアンヌ=マリー嬢を誘惑するように近づいても、特段何の反応も示さない。
むしろ最初の晩餐会の時に、リンスターを抱き寄せた時の方が刺すような視線を感じたな』
『このひと月あまりで、かなりの調査は進みました。
事前の噂があったとはいえ、ちょっと頻繁に王宮に出入りしすぎて、景気よく散財しすぎたかなとは思っておりますが…
何故なのかを、目の前のお方は全然判っておられないようだが』
『え?』
私?と思う間もなく、ぎゅっと抱き寄せられる。
『可愛い愛しいリンスター…
あなたにもう一度、会いたいがために私は、公務も放ったらかして王宮に入り浸り、宮殿の中を彷徨い歩いて探していたのですよあなたを。
本当にあなたは、まったく公の場に現れない』
それは別に私のせいじゃ…
私は苦しくて「痛い、離して」と身体をよじる。
『私は女神の幻を見たのではないかとさえ思いました…
でも今日、神のお導きでこうして会えた。
リンスター、愛している』
「いやっ!」
私をきつく抱きしめたまま強引に私の顔をあげさせて唇にキスしようとするソロモンが怖くて、私は思わず大声を上げる。
「だれか!」
「姫さまっ!」
失礼いたします!と扉を開け、クラウスが飛び込んできた。
衛兵が後ろに控えている。
ソロモンは「無礼だぞ!人払いしていたはずだ!」と怒鳴り私を離して立ち上がる。
「ここは王太子妃様のお部屋でございます!
それ以上の狼藉を働かれるおつもりなら、王太子殿下及び陛下に申し上げます!」
クラウスは負けないくらいの大声で言い放った。
ソロモンは自分の立場を思い出したようで、ぐっと詰まった。
身体の横で拳を握りしめ、そして、私の方へ向き直って頭を下げる。
「申し訳ありませんでした。
…また会っていただけますか」
私は荒い息をしながら顔を背けたまま、返事をしなかった。
ソロモンは消沈した様子でもう一度頭を下げると、部下の人と共に部屋を辞していった。
「大丈夫ですか、姫様」
クラウスが心配そうに私の傍へ来る。
「ありがとう…助かったわ。
少し休むわ、疲れた」
着替えてベッドへ横になり、私は先ほどの抱擁を思い出して、ドキドキ激しく打つ心臓の鼓動を持て余す。
情熱的な口説、滾るように熱く輝く黒曜の瞳…頬が熱くなってしまう。
ソロモンが身につけていた香水の香りのせいなのだろうか。
あのままキスされていたら…私は抗えなかったかもしれない。
ソロモンは黙ってそんな私を見ていた。
その彫の深い顔は少し憂いを含んで、案じるような、それでいて試すような、疑懼と好奇の綯い交ぜになった複雑な表情を浮かべていた。
「それで…最初の疑問に戻るけれど」
自分の思いをどう言葉にして良いか、まとまった思考ができず、私は思いついたことをルーマデュカ語でそのまま口にする。
「何でしょう?」
ソロモンは優しく言って手を伸ばし、私の髪を撫でて後れ毛をつまみそこにキスをする。
「ソロモンは…賭け事に熱中したのが原因で、リンディア帝国を、その、出ることになったのでしょう?
アンヌ=マリーのサロンは、皆、賭博場だって言ってるのに、そんなところに出入りして…
莫大なお金を使っていると聞いたけれど。
大丈夫なの?
お国のお父様はお怒りでしょうし…大使としてのお仕事にも支障が出るんじゃないの?」
ソロモンはうなずきながら聞いていたが、くすっと笑って漆黒に煌めく瞳で私を見つめる。
「心配してくれているのですか?
優しいのですね、愛しいリンスター」
頬にキスしようとするのを、私は首を背けて避ける。
「そういうの…やめて。
真面目に答えて」
苦笑したソロモンは肩を竦めた。
自国語に戻して話す。
『王太子妃殿下は非常に意思がお強い。
私のこの香りに包まれて、そういう反応ができるとは…
アンヌ=マリー嬢などはイチコロでしたけどねえ』
えっ、と振り向いた私にソロモンは少し居住まいを正して、しかし表情はあくまで優しく穏やかなまま口を開く。
『私は、父皇帝の命でこの国に入りました。
理由はリンスターがお聞きになったようなことではなく、まさにこのご禁制の品の輸出入についての調査を命じられたからです。
賭博好きの放蕩息子うんぬんは、私がアンヌ=マリー嬢のサロンに潜入しやすいように事前に作られた人物像なのですよ』
そう言って少し考えこむ。
『そうですね…先ほどは、王太子殿下もバルバストル公爵閣下に利用されておられる、などと申し上げましたが…
よく考えてみると、そういう風に見せかけるようにお振る舞いなのかな、と思わされることが何度もありました。
それに、私がアンヌ=マリー嬢を誘惑するように近づいても、特段何の反応も示さない。
むしろ最初の晩餐会の時に、リンスターを抱き寄せた時の方が刺すような視線を感じたな』
『このひと月あまりで、かなりの調査は進みました。
事前の噂があったとはいえ、ちょっと頻繁に王宮に出入りしすぎて、景気よく散財しすぎたかなとは思っておりますが…
何故なのかを、目の前のお方は全然判っておられないようだが』
『え?』
私?と思う間もなく、ぎゅっと抱き寄せられる。
『可愛い愛しいリンスター…
あなたにもう一度、会いたいがために私は、公務も放ったらかして王宮に入り浸り、宮殿の中を彷徨い歩いて探していたのですよあなたを。
本当にあなたは、まったく公の場に現れない』
それは別に私のせいじゃ…
私は苦しくて「痛い、離して」と身体をよじる。
『私は女神の幻を見たのではないかとさえ思いました…
でも今日、神のお導きでこうして会えた。
リンスター、愛している』
「いやっ!」
私をきつく抱きしめたまま強引に私の顔をあげさせて唇にキスしようとするソロモンが怖くて、私は思わず大声を上げる。
「だれか!」
「姫さまっ!」
失礼いたします!と扉を開け、クラウスが飛び込んできた。
衛兵が後ろに控えている。
ソロモンは「無礼だぞ!人払いしていたはずだ!」と怒鳴り私を離して立ち上がる。
「ここは王太子妃様のお部屋でございます!
それ以上の狼藉を働かれるおつもりなら、王太子殿下及び陛下に申し上げます!」
クラウスは負けないくらいの大声で言い放った。
ソロモンは自分の立場を思い出したようで、ぐっと詰まった。
身体の横で拳を握りしめ、そして、私の方へ向き直って頭を下げる。
「申し訳ありませんでした。
…また会っていただけますか」
私は荒い息をしながら顔を背けたまま、返事をしなかった。
ソロモンは消沈した様子でもう一度頭を下げると、部下の人と共に部屋を辞していった。
「大丈夫ですか、姫様」
クラウスが心配そうに私の傍へ来る。
「ありがとう…助かったわ。
少し休むわ、疲れた」
着替えてベッドへ横になり、私は先ほどの抱擁を思い出して、ドキドキ激しく打つ心臓の鼓動を持て余す。
情熱的な口説、滾るように熱く輝く黒曜の瞳…頬が熱くなってしまう。
ソロモンが身につけていた香水の香りのせいなのだろうか。
あのままキスされていたら…私は抗えなかったかもしれない。
1
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
「無能」と捨てられた少女は、神の愛し子だった――。 凍てつく北の地で始まる、聖獣たちと冷徹公爵による「世界一過保護な」逆転生活。
秦江湖
恋愛
魔法適性「鑑定」がすべてを決める、黄金の国ルミナリス。 名門ベルグラード公爵家の末娘アデリーンは、十五歳の鑑定式で、前代未聞の『鑑定不能(黒の沈黙)』を叩き出してしまう。
「我が家の恥さらしめ。二度とその顔を見せるな」
第一王子からは婚約破棄を突きつけられ、最愛の三人の兄たちからも冷酷な言葉とともに、極寒の地「ノースガル公国」へ追放を言い渡されたアデリーン。
着の身着のままで雪原に放り出された彼女が出会ったのは、一匹の衰弱した仔狼――それは、人間には決して懐かないはずの『伝説の聖獣』だった。
「鑑定不能」の正体は、魔力ゼロなどではなく、聖獣と心を通わせる唯一の力『調律師』の証。
行き倒れたアデリーンを救ったのは、誰もが恐れる氷の公爵ゼノスで……。
「こんなに尊い存在を捨てるとは、黄金の国の連中は正気か?」
「聖獣も、私も……お前を離すつもりはない」
氷の公爵に拾われ、聖獣たちに囲まれ、これまでの不遇が嘘のような「極上溺愛」を享受するアデリーン。
一方で、彼女を捨てた黄金の国は、聖獣の加護を失い崩壊の危機に直面していた。
慌ててアデリーンを連れ戻そうとする身勝手な王族たち。
しかし、彼らの前には「復讐」の準備を終えたアデリーンの兄たちが立ちはだかる。
「遅いよ。僕らのかわいい妹を泣かせた罪、一生かけて償ってもらうからね」
これは、すべてを失った少女が、真の居場所と愛を見つけるまでの物語。
白い結婚の末、離婚を選んだ公爵夫人は二度と戻らない』
鍛高譚
恋愛
白い結婚の末、「白い結婚」の末、私は冷遇され、夫は愛人を溺愛していた――ならば、もう要らないわ」
公爵令嬢 ジェニファー・ランカスター は、王弟 エドワード・クラレンス公爵 のもとへ政略結婚として嫁ぐ。
だが、その結婚生活は冷たく空虚なものだった。夫は愛人 ローザ・フィッツジェラルド に夢中になり、公爵夫人であるジェニファーは侮辱され、無視され続ける日々。
――それでも、貴族の娘は耐えなければならないの?
何の愛もなく、ただ飾り物として扱われる結婚に見切りをつけたジェニファーは 「離婚」 を決意する。
しかし、王弟であるエドワードとの離婚は容易ではない。実家のランカスター家は猛反対し、王宮の重臣たちも彼女の決断を 「公爵家の恥」 と揶揄する。
それでも、ジェニファーは負けない。弁護士と協力し、着々と準備を進めていく。
そんな折、彼女は北方の大国 ヴォルフ公国の大公、アレクサンダー・ヴォルフ と出会う。
温かく誠実な彼との交流を通じて、ジェニファーは 「本当に大切にされること」 を知る。
そして、彼女の決断は、王都の社交界に大きな波紋を呼ぶこととなる――。
「公爵夫人を手放したことを、いつか後悔しても遅いわ」
「私はもう、あなたたちの飾り人形じゃない」
離婚を巡る策略、愛人の凋落、元夫の後悔――。
そして、新たな地で手にした 「愛される結婚」。
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
【完結】断罪された悪役令嬢は、本気で生きることにした
きゅちゃん
ファンタジー
帝国随一の名門、ロゼンクロイツ家の令嬢ベルティア・フォン・ロゼンクロイツは、突如として公の場で婚約者であるクレイン王太子から一方的に婚約破棄を宣告される。その理由は、彼女が平民出身の少女エリーゼをいじめていたという濡れ衣。真実はエリーゼこそが王太子の心を奪うために画策した罠だったにも関わらず、ベルティアは悪役令嬢として断罪され、社交界からの追放と学院退学の処分を受ける。
全てを失ったベルティアだが、彼女は諦めない。これまで家の期待に応えるため「完璧な令嬢」として生きてきた彼女だが、今度は自分自身のために生きると決意する。軍事貴族の嫡男ヴァルター・フォン・クリムゾンをはじめとする協力者たちと共に、彼女は自らの名誉回復と真実の解明に挑む。
その過程で、ベルティアは王太子の裏の顔や、エリーゼの正体、そして帝国に忍び寄る陰謀に気づいていく。かつては社交界のスキルだけを磨いてきた彼女だが、今度は魔法や剣術など実戦的な力も身につけながら、自らの道を切り開いていく。
失われた名誉、隠された真実、そして予期せぬ恋。断罪された「悪役令嬢」が、自分の物語を自らの手で紡いでいく、爽快復讐ファンタジー。
【コミカライズ決定】愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
【コミカライズ決定の情報が解禁されました】
※レーベル名、漫画家様はのちほどお知らせいたします。
※配信後は引き下げとなりますので、ご注意くださいませ。
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。
結婚しても別居して私は楽しくくらしたいので、どうぞ好きな女性を作ってください
シンさん
ファンタジー
サナス伯爵の娘、ニーナは隣国のアルデーテ王国の王太子との婚約が決まる。
国に行ったはいいけど、王都から程遠い別邸に放置され、1度も会いに来る事はない。
溺愛する女性がいるとの噂も!
それって最高!好きでもない男の子供をつくらなくていいかもしれないし。
それに私は、最初から別居して楽しく暮らしたかったんだから!
そんな別居願望たっぷりの伯爵令嬢と王子の恋愛ストーリー
最後まで書きあがっていますので、随時更新します。
表紙はエブリスタでBeeさんに描いて頂きました!綺麗なイラストが沢山ございます。リンク貼らせていただきました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる