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第六章 シエーラの戦闘
1.団欒
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アレク様は「クラリッサ」と呼んで私の手を引く。
私はお母様のお傍を去りがたく、引かれた手はそのままに、ぐずぐずとその場にとどまる。
せっかく、5か月ぶりにお会いできたのに…。
お母様は「クレメンティナ」と戸惑ったように私を見て、私に近づいて優しく抱擁する。
お兄様方も声のかけようがないというように私とお母様を眺めて立ち止まっている。
私はアレク様の方を向いて「わたくしも、明日、お母様方とご一緒にシエーラへ帰れますか?」と尋ねると、アレク様は困ったような顔で苦笑し、「…それはちと難しいかな」と言った。
お母様は私を離して、アレク様の方へ押しやった。
「我儘を申してはいけませんよ。
あなたはもう、自分のことだけを考えていてはいけないのよ」
それはそうかもしれないけど…でも、次はいつお会いできるのかと思うと…
うつむいて涙ぐむ私をアレク様は黙って見ていたが、やがて大きくため息をついた。
「判った、今夜はそなたを諦めよう。
母上と過ごすがよい」
「いえ、でもそれは…」
お母様やお兄様方が焦ったように口を開くが、アレク様は鷹揚に笑った。
「今日のクラリッサの素晴らしい歌の褒美だ。
そして、当日まで何も知らせず騙し討ちにしたようなあの舞台に堂々と立って、余の求婚に応えてくれたことへの感謝も」
そう言ってアレク様は私に一歩近づき、慌てて離れるお母様を目で追ってから、私に優しく笑いかけた。
そして身を屈めて私のこめかみのあたりにキスして「…また明日」と囁き、身体を起こす。
「あ、ありがとうございます」
私が急いで言うと、「明日は許さぬよ」とくすっと笑って頬を撫でた。
アレク様が去っていくと、部屋の空気が弛緩した。
「…ああ…これって現実なのかな」
にぃ兄様が疲れたように言って、ソファにどさっと腰かけた。
「夢かも知れないな」
いつも現実的なレオ兄様も呟いて、にぃ兄様の隣に座った。
「でも、セノフォンテとクレメンティナにまたこうして会えたのは、現実なんだ。
幾度も夢に見てきたけど、これは間違いない、本物のセノフォンテだ。
本当に良かった、二人が無事で…」
にぃ兄様の肩を抱いて、レオ兄様は涙声で言う。
「クレメンティナ、あなたは大公妃様におなりになるのだから、あまり一時の感情に流されてはいけませんよ。
陛下が寛容な方でいらっしゃるからといって、甘えていてはダメよ」
お母様が厳しい口調で言い、私は久しぶりのお母様の叱声に、なんだか安堵しながら「はい、お母様」と膝を追って礼する。
「母上、今日くらいは…」
とにぃ兄様が言いかけるのに、レオ兄様は「そうおっしゃりながら、母上もクレメンティナを離そうとはなさらなかった」と宥めるように言う。
にぃ兄様は、あっと言って「…そうですね」と呟く。
「しかし、クレメンティナが大公妃かぁ…驚いたな。
身代わりのご愛妾候補が、ずいぶんな出世じゃないか」
少し心配そうにレオ兄様が言う。
「先程の陛下のご様子を拝見していたら、巷間の噂とはずいぶん印象が違うと思ったが…」
「さようですね。
私も実際に拝謁して、陛下の人となりをお近くで拝見するだに、非常に聡明で穏やかで慈愛に満ちた方だと思いました。
何故、国中にあんな暴君と言ったような噂が流布されているのでしょうか…」
にぃにぃ様も訝しげに呟く。
「母上はあまり驚いておられなかったな。
何かご存知なのですか?」
レオ兄様が訊くと、お母様は「いいえ」と首を横に振る。
「でもキアッフレードから、昔の宮廷内のことは聞いていたから。
幼い陛下がご自分の御身を守るためには、そうするのが一番だったのではないかしらと思うわ」
そう言って、私の髪を撫でた。
「こんなに綺麗な金髪だったのね…
生まれたころはこんなふうに輝いていたけど、だんだんくすんできたのでそういう髪質なのかと思っていたわ。
肌も艶めいて、本当に綺麗よ。
キアッフレードはもしかして、いつか都へ連れて行こうと思っていたのかしら。
言葉に南部訛りが全然ないのを聴いて、子供たちに中央の人たちの発音を教えていたのを思い出したの」
「そう…私もクレメンティナも、父上からしっかりと首都の言葉のイントネーションを教わりました。
あの歌もそうだけれど…父上はヴァラリオーティ家のことを伝承したかったのかな」
にぃ兄様が呟き、お母様は「セノフォンテ」と呼んで、にぃ兄様が立ち上がってこちらへ来ると、腕を伸ばして私とにぃ兄様を抱きしめた。
「私の可愛い子供たち…
この手に帰ってきて、本当に良かった。
お父様が助けてくださったのね」
お母様はそう言って「セノフォンテが自分はヴァラリオーティではなくステファネッリだと言ってくれて、本当に嬉しかったわ」と涙をこぼした。
「あ、そういえば。
そのネックレス、どうなさったの?
わたくし、山賊に奪われたと…」
唐突に思い出してお母様の胸元に目を遣ると、お母様は私たちの身体を離して、目尻を指で拭いながらネックレスに触れた。
「エルヴィーノ様が部下に命じて、あの辺一体を探させて、それからあなたを襲った山賊を特定して、すべての宝石を取り戻して、首都の、このネックレスを作成した宝石店に持ち込んで直してくださったの。
宝石店の年老いた店主は、これを覚えていたそうで、すぐに復元してくれたらしいわ」
そうなんだ…
私は改めて、エルヴィーノ様の優しさに感謝した。
それから私とお母様は一緒に寝室に行き、明け方までいろいろ話した。
レオ兄様のお嫁様のことは、お母様なりに可愛がって、頼りにしているようだ。
仲良くやってって欲しい…切にそう願うわ。
お館様と奥方様のことも聞いた。
奥方様は自責の念で精神を病んでしまわれたそうだ。
ヴァネッサは明日、お母様やお兄様方と一緒にシエーラに帰る旅団に加わると言う。
私もシエーラに帰りたい。
望郷の念は募るばかりだった。
私はお母様のお傍を去りがたく、引かれた手はそのままに、ぐずぐずとその場にとどまる。
せっかく、5か月ぶりにお会いできたのに…。
お母様は「クレメンティナ」と戸惑ったように私を見て、私に近づいて優しく抱擁する。
お兄様方も声のかけようがないというように私とお母様を眺めて立ち止まっている。
私はアレク様の方を向いて「わたくしも、明日、お母様方とご一緒にシエーラへ帰れますか?」と尋ねると、アレク様は困ったような顔で苦笑し、「…それはちと難しいかな」と言った。
お母様は私を離して、アレク様の方へ押しやった。
「我儘を申してはいけませんよ。
あなたはもう、自分のことだけを考えていてはいけないのよ」
それはそうかもしれないけど…でも、次はいつお会いできるのかと思うと…
うつむいて涙ぐむ私をアレク様は黙って見ていたが、やがて大きくため息をついた。
「判った、今夜はそなたを諦めよう。
母上と過ごすがよい」
「いえ、でもそれは…」
お母様やお兄様方が焦ったように口を開くが、アレク様は鷹揚に笑った。
「今日のクラリッサの素晴らしい歌の褒美だ。
そして、当日まで何も知らせず騙し討ちにしたようなあの舞台に堂々と立って、余の求婚に応えてくれたことへの感謝も」
そう言ってアレク様は私に一歩近づき、慌てて離れるお母様を目で追ってから、私に優しく笑いかけた。
そして身を屈めて私のこめかみのあたりにキスして「…また明日」と囁き、身体を起こす。
「あ、ありがとうございます」
私が急いで言うと、「明日は許さぬよ」とくすっと笑って頬を撫でた。
アレク様が去っていくと、部屋の空気が弛緩した。
「…ああ…これって現実なのかな」
にぃ兄様が疲れたように言って、ソファにどさっと腰かけた。
「夢かも知れないな」
いつも現実的なレオ兄様も呟いて、にぃ兄様の隣に座った。
「でも、セノフォンテとクレメンティナにまたこうして会えたのは、現実なんだ。
幾度も夢に見てきたけど、これは間違いない、本物のセノフォンテだ。
本当に良かった、二人が無事で…」
にぃ兄様の肩を抱いて、レオ兄様は涙声で言う。
「クレメンティナ、あなたは大公妃様におなりになるのだから、あまり一時の感情に流されてはいけませんよ。
陛下が寛容な方でいらっしゃるからといって、甘えていてはダメよ」
お母様が厳しい口調で言い、私は久しぶりのお母様の叱声に、なんだか安堵しながら「はい、お母様」と膝を追って礼する。
「母上、今日くらいは…」
とにぃ兄様が言いかけるのに、レオ兄様は「そうおっしゃりながら、母上もクレメンティナを離そうとはなさらなかった」と宥めるように言う。
にぃ兄様は、あっと言って「…そうですね」と呟く。
「しかし、クレメンティナが大公妃かぁ…驚いたな。
身代わりのご愛妾候補が、ずいぶんな出世じゃないか」
少し心配そうにレオ兄様が言う。
「先程の陛下のご様子を拝見していたら、巷間の噂とはずいぶん印象が違うと思ったが…」
「さようですね。
私も実際に拝謁して、陛下の人となりをお近くで拝見するだに、非常に聡明で穏やかで慈愛に満ちた方だと思いました。
何故、国中にあんな暴君と言ったような噂が流布されているのでしょうか…」
にぃにぃ様も訝しげに呟く。
「母上はあまり驚いておられなかったな。
何かご存知なのですか?」
レオ兄様が訊くと、お母様は「いいえ」と首を横に振る。
「でもキアッフレードから、昔の宮廷内のことは聞いていたから。
幼い陛下がご自分の御身を守るためには、そうするのが一番だったのではないかしらと思うわ」
そう言って、私の髪を撫でた。
「こんなに綺麗な金髪だったのね…
生まれたころはこんなふうに輝いていたけど、だんだんくすんできたのでそういう髪質なのかと思っていたわ。
肌も艶めいて、本当に綺麗よ。
キアッフレードはもしかして、いつか都へ連れて行こうと思っていたのかしら。
言葉に南部訛りが全然ないのを聴いて、子供たちに中央の人たちの発音を教えていたのを思い出したの」
「そう…私もクレメンティナも、父上からしっかりと首都の言葉のイントネーションを教わりました。
あの歌もそうだけれど…父上はヴァラリオーティ家のことを伝承したかったのかな」
にぃ兄様が呟き、お母様は「セノフォンテ」と呼んで、にぃ兄様が立ち上がってこちらへ来ると、腕を伸ばして私とにぃ兄様を抱きしめた。
「私の可愛い子供たち…
この手に帰ってきて、本当に良かった。
お父様が助けてくださったのね」
お母様はそう言って「セノフォンテが自分はヴァラリオーティではなくステファネッリだと言ってくれて、本当に嬉しかったわ」と涙をこぼした。
「あ、そういえば。
そのネックレス、どうなさったの?
わたくし、山賊に奪われたと…」
唐突に思い出してお母様の胸元に目を遣ると、お母様は私たちの身体を離して、目尻を指で拭いながらネックレスに触れた。
「エルヴィーノ様が部下に命じて、あの辺一体を探させて、それからあなたを襲った山賊を特定して、すべての宝石を取り戻して、首都の、このネックレスを作成した宝石店に持ち込んで直してくださったの。
宝石店の年老いた店主は、これを覚えていたそうで、すぐに復元してくれたらしいわ」
そうなんだ…
私は改めて、エルヴィーノ様の優しさに感謝した。
それから私とお母様は一緒に寝室に行き、明け方までいろいろ話した。
レオ兄様のお嫁様のことは、お母様なりに可愛がって、頼りにしているようだ。
仲良くやってって欲しい…切にそう願うわ。
お館様と奥方様のことも聞いた。
奥方様は自責の念で精神を病んでしまわれたそうだ。
ヴァネッサは明日、お母様やお兄様方と一緒にシエーラに帰る旅団に加わると言う。
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