一年間ハッスルしないと死ぬ魔法をかけられたんだが、相手は心底嫌いな奴ぅぅ!!

丸井まー(旧:まー)

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25:いつも通りのようでいつも通りじゃない

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 いよいよ明日は年越しの日である。バタバタと忙しそうな他の軍人達を横目に見ながら、レックスは規定の時間になると帰り支度を始めた。

 年越しの日から一週間は店が閉まるので、一昨日から帰宅途中に買い溜め祭りをしている。ライアンを軍の建物の入り口で待ち、ライアンと合流してから、食料品をメインに買い出しに行く。2人で大荷物を抱えて、家へと帰った。

 さくっと家事を終わらせて、今日も美味しい昼食を食べると、少しだけ食休みをしてから、今日も今日とてセックスのお時間である。
 レックスは熱いシャワーを浴びると、全裸のまま、自分の部屋に向かった。

 いつも通り、ライアンとねっちょりとしたキスをして、程よく興奮してきた頃に、ライアンが唇を触れ合わせたまま囁いた。


「四つん這いになれ」

「命令すんな。チンカス」


 いつもなら、乳首とか弄る筈なのだが、今日はいきなりアナルらしい。レックスに覆いかぶさっていたライアンがどいたので、レックスは素直に四つん這いになった。

 ライアンのゴツくて熱い手が、レックスのちょっと肉付きがよくなった尻肉をむにんむにんと揉んで、ぐにぃっと尻肉を広げた。次の瞬間、ぬるぅっと熱くてぬるついたものが、アナルの表面に触れた。一瞬、それが何か分からなかったが、一拍後に、それがライアンの舌だと分かった。縦割れになって久しいアナルを、ぬるぬるとライアンが舐め回している。背筋がゾクゾクする快感が新鮮で、レックスは思わず腰をくねらせて喘いだ。

 半年以上、毎日セックスをしまくっているが、アナルを舐められたのは初めてだ。予想以上に気持ちよくて、興奮する。ライアンの熱い舌が、アナルの皺を伸ばすように、丁寧に丁寧に舐めてくる。奇妙な興奮と快感で、レックスは口角を上げて喘いだ。ライアンがどんなつもりかは知らないが、気持ちがいいし、興奮するので、細かいことは気にしない。
 ライアンの舌が、更なる快感への期待でひくひくしてしまうレックスのアナルの中にまで入ってきた。舌を上下左右に動かされて、アナルの中も外も舐め回される。堪らなく気持ちがいい。

 くちゅっとレックスのアナルにキスをして、ライアンの舌がレックスのアナルから離れた。レックスは、肩で息をしながら、なんとなく顔だけで後ろを振り返った。
 ライアンが、どことなく楽しそうに目を細めていた。

 ひくひくして早く欲しがるレックスのアナルに濡れたライアンの指が触れた。一気に二本突っ込まれても気持ちがいいだけだ。迷うことなく前立腺を弄られる。前立腺を指で挟んでくにくにしながら、ライアンがパァンッ、パァンッとレックスの尻を叩き始めた。悔しいことに、ライアンに尻を叩かれると、微妙ーに興奮して感じるようになっている。不本意ではあるが、気持ちいいから仕方がない。


「あ゛ぁっ! お゛っ! お゛ぅっ! ん゛っ! は、あ゛ぁっ!」

「ケツ叩かれてよがってんじゃねぇぞ」

「う、るせぇっ! あ゛ぁっ! くっそいいっ!!」

「おらっ!」

「あ゛ぁっ!?」


 前立腺を強めにぐりぃっと押されて、同時に、少し強めにパァンと尻をぶっ叩かれた。奇妙な興奮と快感が身体の中で弾けとんで、レックスは触れてもいないペニスから精液を飛ばした。

 快感の余韻でビクビクと身体を震わせるレックスのアナルから、ずるぅっとライアンの指が抜け出ていった。ころんと身体をひっくり返されて、膝裏を掴んだライアンに、ぐっと身体を曲げられる。膝が胸につきそうな程曲げられると、ちょっと苦しいが、微妙に興奮する。

 ライアンを見上げれば、ライアンの瞳は、今まで見たことがない程の熱を孕んでいた。不思議と背筋がゾクゾクして、レックスは思わず口角を上げた。
 早く欲しくてひくひくしてしまうアナルに、熱くて硬いものが触れる。ゆっくりとアナルを抉じ開けるようにして入ってくるライアンのペニスは、気のせいでもなく、いつもより硬い。レックスは興奮して、ぶるっと身体を震わせた。

 ライアンに両腕を伸ばせば、ライアンが上体を伏せて、噛みつくような勢いで、レックスの唇に吸いついてきた。舌を伸ばせば、ライアンがぬるぬると舌を絡めてくる。レックスは、ライアンの首に腕を絡めて、ライアンの腰に足を絡めた。

 ぬるぬると舌を絡め合いながら、ライアンが動き始めた。ペニスの先っぽギリギリまで引き抜き、勢いよく腸壁を擦り、前立腺をぐりっと強く刺激して、トンッとレックス好みの強さで腹の奥深く、結腸を突き上げてくる。堪らなく気持ちがいい。密着しているライアンの汗ばんだ肌の感触すら気持ちがいい。いつも通りのようで、なんだかいつも通りじゃない。

 レックスは、ライアンに激しく揺さぶられながら、全身でライアンにしがみつき、無我夢中でライアンと舌を絡め合った。上も下も繋がって、汗で濡れた肌が密着して、互いの境界線が分からなくなりそうな気がしてくる。ライアンとのセックスなんて、数えるのも馬鹿らしくなるくらいしてきた。それなのに、今は初めてかもしれないくらい、酷く昂ぶって、身体の中を快感が暴れ回っている。

 ライアンが、ぎゅっと苦しいくらい強くレックスの身体を抱きしめた。何故だか、ドキッと心臓が大きく跳ねた。そのまま、ガンガン激しく小刻みに気持ちよ過ぎる結腸を突かれまくって、レックスは声も出せずにイッた。

 唇を離したライアンが、レックスの耳元で低く喘いだ。足を絡めている腰がビクビクと震えている。ぶわっと自分の魔力が戻ってくる。レックスは低く喘ぎながら、なんとなく、ライアンの頭を抱きしめた。何でか知らないが、なんかこう、胸がぎゅーっとする感じがする。何だこれ。

 腹の中のライアンのペニスは、射精した筈なのにまだ萎えていない。レックスは荒い息を吐きながら、ライアンの頭を掴んで引き寄せ、熱い息を吐くライアンの下唇にやんわりと噛みついた。ライアンの瞳をじっと見つめれば、ライアンがいつになく熱を孕んだ瞳で見つめ返してくる。不思議と背筋がゾクゾクして、きゅっと勝手にアナルが締まる。
 レックスは唇を触れ合わせたまま、囁いた。


「もっとよこせよ」


 ライアンがクックッと低く笑った。
 ライアンがレックスを抱きしめたまま、身体を起こし、座位の体勢になった。自重で更に深くライアンのペニスがアナルの中に入り込んでくる。敏感な結腸にぐりっとライアンの硬いペニスの先っぽが当たる。堪らず、溜め息のような喘ぎ声を上げたレックスの乳首を、ライアンが咥え、レックス好みの強さでちゅくちゅくと乳首を吸い始めた。同時に、下からペニスで腹の奥深くを突き上げられる。


「お゛っ! あ゛っ! あ゛っ! くっそいいっ! あ゛ぁっ! もっとだ! あ゛ーーっ! ちくびっ、噛めっ! ん゛ぅっ! いいっ!!」


 ライアンが腰を動かしながら、レックスの乳首を伸ばすようにちゅーっと強く吸い、レックス好みの強さで乳首を噛んだ。ゾクゾクッとする快感が堪らなくいい。レックスもライアンの動きに合わせて腰をくねらせながら、堪らない快感に吠えるように喘いだ。

 もっと、もっと、ライアンの熱と強烈な快感が欲しい。レックスは、だらしなく涎を垂らしながら喘ぎ、無我夢中でライアンの唇に何度も何度も吸いついて、舌をめちゃくちゃに絡めた。
 レックスの尻を掴むライアンの手の強ささえ、興奮材料にしかならない。ギシギシとベッドが軋む音が響く程、激しく互いに腰を動かしながら、レックスは脳みそが蕩けてしまいそうな快感と興奮に溺れきった。

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