一年間ハッスルしないと死ぬ魔法をかけられたんだが、相手は心底嫌いな奴ぅぅ!!

丸井まー(旧:まー)

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15:全自動ディルドアナニー

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 レックスが中々にシコれそうなエロ本をニヤニヤしながら読んでいると、全裸のライアンが部屋に入ってきた。ライアンの手にもエロ本がある。チラッと見れば、女教師ものだった。クソッタレなライアンと被ったことに心底イラッとするが、レックスは大人なので、腹いせにエロ本を破り捨てるのはぐっと我慢した。

 ライアンが俯せのレックスの尻のあたりを跨いだ。レックスは、のんびりとエロ本の続きを読み始めた。女教師が男子学生からエロいことをされまくってあんあん喘いじゃってるのが、なんとも楽しい。レックスがニヤニヤしながらエロ本を読んでいると、尻の谷間に、冷たくぬるついた硬い指が触れた。アナルを解すように、やんわりとアナルの表面を揉まれてから、ゆっくりとアナルの中に太くてゴツい指が入ってくる。じんわりと気持ちがいい。

 レックスはエロ本を読みながら、ぬこぬことアナルに出入りしているライアンの指の感触に小さく喘いだ。エロ本を読んでいると、ライアンに抱かれるということをそこまで意識しなくていい分、ちょっと気持ちが楽になる。そもそも、レックスは、好きな相手とセックスがしたい派だ。一夜限りの遊びでも、先にお喋りをして、気が合うなと思った相手としかセックスをしていない。そのまま恋人になることもあった。

 エロ本に集中しながら、前立腺を弄られる快感に喘いでいると、ライアンの指がずるぅっとアナルから抜け出た。毎日毎日休みなくセックスをしまくっているので、アナルを解すのに、それ程時間がかからなくなっている。非常に不本意である。ガバガバのアナルになりそうで正直怖いのだが、『暁の魔女』が作った薬は使いたくない。もし使ったら、折角慣れてきたアナルを一から開発する羽目になりそうな気がする。

 腹の中にもたっぷりとぬるぬるした水を入れられている。くぽくぽとアナルが勝手にひくつき、アナルからとろとろと余計なぬるぬるした水が溢れ出る感覚がする。指で弄られて熱くなったアナルに、熱くて硬いものが触れた。ゆっくりとアナルの中に入ってくるライアンのペニスの感触が、酷く気持ちがいい。

 エロ本はそろそろ抜きどころに入る。レックスは、腸壁を擦り、前立腺をゴリッと刺激して、トンッ、トンッと、結腸を刺激してくるライアンのペニスの動きに、大きく喘いだ。エロ本が最高にエロくて、ついでに、ライアンのペニスもとい全自動ディルドが気持ちよ過ぎて、身体の中を暴れ回る快感と興奮が、今にも弾け飛びそうだ。
 レックスは腰を揺すって、シーツに勃起したペニスを擦りつけながら、間延びした声を上げ、全身をビクビク震わせながら、射精した。

 レックスが射精した直後に、ぶわっと自分の魔力が戻ってくる感覚がした。ライアンも射精したようだ。『暁の魔女』が作った精力増強剤を飲んだ時を除けば、いつもよりも早い。エロ本を読みながらの全自動ディルドアナニー、かなりアリである。

 半分萎えているライアンのペニスが、ぬこぬことアナルの中に出入りしている。じわじわと硬くなった後、ライアンにスパーンッと尻を叩かれた。


「おい。次はお前が動け」

「チッ。いちいちケツを叩くんじゃねぇよ。クソッタレスパンキング野郎」


 ずるぅっとレックスのアナルからライアンのペニスが抜け出た。レックスは、のろのろと起き上がり、ころんとすぐ横に仰向けに寝転がったライアンの股間のあたりに跨った。
 最高にエロかったエロ本は、ほぼ読み終えている。レックスは少しだけ考えてから、ライアンに向かってエロ本を投げた。腹立つことに、投げたエロ本はライアンが片手でキャッチした。


「おい。そっちのエロ本貸せ。もう読み終わった」

「チッ。しょうがねぇ。汚すなよ」

「そんなヘマするか。チンカス野郎」


 ライアンがつまらなそうな顔でエロ本を投げてきたので、レックスは片手でエロ本をキャッチして、先に片手でライアンの無駄に長くて太い竿を握り、自分のひくつくアナルに、ライアンのペニスの先っぽを押しつけた。

 ゆっくりと腰を下ろして、ライアンのペニスをアナルで飲み込んでいく。根元近くまでライアンよペニスを飲み込むと、レックスは荒い息を吐きながら、膝を立てて、エロ本を広げて読み始めつつ、身体ごと上下に動き始めた。

 割とイラッとするが、ライアンが買ったエロ本は、かなりシコれるエロさ加減だった。レックスは夢中でエロ本を読みながら、器用に動き、ライアンの硬いペニスで、自分の結腸を、トンッ、トンッと刺激し始めた。エロ本がめちゃくちゃエロくて興奮するし、トンッと結腸を突く度に、脳みそが痺れるような強烈な快感に襲われる。


「お゛っ、お゛っ、あ゛ーーっ、くっそ、たまんねぇっ」

「喋るな。オナホ」

「てめぇも喋るな。全自動ディルド」


 レックスは、わざときゅっとアナルに力を込めて、ライアンのペニスを締めつけた。ライアンが低く唸って、下からペニスで結腸を突き上げてきた。レックスは、ライアンの動きに合わせて身体を動かしながら、じっと両手で持っているエロ本を読んだ。


「お゛っ、あ゛っ、あ゛っ、あっはっは! いいっ! いぐっ! いぐっ! あ゛っ、あ゛っ、あ゛ーーっ!!」


 ぶらんぶらん揺れていたレックスの触れてもいないペニスから、びゅるるるっと精液が飛び出た。目の裏がチカチカする程の快感に浸っていると、また、ぶわっと自分の魔力が戻ってくる感覚がした。全自動ディルドアナニー、中々に楽しい。

 レックスはエロ本の続きを読みながら、半分萎えているライアンのペニスをアナルで扱き始めた。ライアンのペニスは、割とすぐに硬く大きくなった。エロ本の内容が本当にエロくて最高に興奮するし、全自動ディルドが堪らなく気持ちがいい。

 レックスは、魔力が完全に戻るまで、全自動ディルドアナニーを楽しんだ。

 全自動ディルドアナニーが終わり、暫し、休んだ後。レックスは、全裸のまま夕食を作りに行ったライアンをベッドの上から見送り、満足気な溜め息を吐いた。
 いつものライアンとのセックスはクソつまらないが、今日の全自動ディルドアナニーは結構楽しかった。割とアリである。今日はエロ本を数冊しか買っていないので、近日中に、更に追加でエロ本を買い足さねば。ライアンも、いつもよりも勃起するのも射精するのも早かったので、身体への負担が若干少ない。もっと早くに思いつけばよかった。

 レックスはご機嫌に鼻歌を歌いながら、腰に手を当てて、中出しされまくった直腸に浄化魔法をかけた。のろのろと起き上がり、風呂場へと向かう。浴槽にお湯を溜め始め、脱衣場の棚に置いてある疲労回復に効く入浴剤を手に取り、お湯がいい感じに溜まったら、入浴剤を入れた。

 身体を洗ってから、落ち着く匂いがする入浴剤入りのお湯にゆったりと浸かる。疲れた身体がじんわりと温まって、とても心地よい。レックスは、身体がしっかり温まると、浴槽から出て、脱衣場で身体を拭いた。すっかりお馴染になっている湿布を腰に貼り、炎症を抑える軟膏をアナルに塗ると、少し身体が楽になる。

 レックスは、全裸のまま、居間へと向かった。居間に行けば、ふんわりと食欲をそそるいい匂いがしていた。今日は魚の香草焼きがメインだった。全裸のライアンが、テーブルに料理を盛った皿を並べたので、レックスはいそいそと椅子に座り、食前の祈りを口にして、早速食べ始めた。どれも疲れた身体に染み渡る美味さである。ライアンのことは心底嫌いだが、ライアンが作る料理は好きだ。素直に美味いと思う。作ったのが誰であれ、美味いものに罪は無い。

 レックスは、満腹になるまでガツガツと夕食を食べると、欠伸を連発しながら、シーツが汚れていないライアンの部屋に向かった。ライアンのベッドに上がって、布団に潜り込むと、レックスは、すやぁっと寝落ちた。


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