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18:共に生きていく
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ビオンダは、ぜぇ、ぜぇ、と掠れた荒い息を吐きながら、ぐったりと仰向けに寝転がっていた。すぐ隣では、マルチェロも荒い息を吐いている。興奮するがままに、休憩なしで3回もセックスをした。ビオンダは何度も潮を吹いてイき、馬鹿みたいに喘ぎまくった。最高に気持ちがよくて、一生懸命腰を振るマルチェロが可愛くて、本当に堪らなかった。
ころんと寝返りをうってマルチェロの方を向けば、マルチェロも寝返りをうち、こちらを向いた。お互いに汗だくになっている。マルチェロの肩にうっすらとした歯型を見つけて、ビオンダは今更ながらに恥ずかしさがこみ上げてきた。ビオンダの肌に、いくつもマルチェロが痕をつけた。ビオンダもマルチェロの肌を何度も吸って、自分の痕を残した。自分でも驚く程、大胆になれた。多分、マルチェロの告白を聞いて、想いが重なって、嬉し過ぎて一時的に頭がイカれたんだと思う。
マルチェロがずりずりとビオンダに近づいてきて、鼻先をビオンダの鼻先に擦りつけ、唇に触れるだけのキスをした。腰を抱かれて、下腹部を密着させると、マルチェロが照れたように笑った。下腹部に熱くて硬いものが当たっている。どうやらマルチェロはまだまだ元気らしい。ちゅっ。ちゅっ、と小さく音を立てながら、何度も唇を吸われる。マルチェロのキスに応えながら、ビオンダは手を伸ばして、マルチェロのペニスをやんわりと握り、ぬるつくマルチェロの熱いペニスを優しく撫で回した。
熱い息を吐くマルチェロが、『あっ』と小さく声を上げた。
「やべぇ。避妊薬飲んでねぇ」
「別に構わん。……なぁ、もし、子供ができたら、アンタは嬉しいか?」
「……分かんねぇ。自分の子供なんて、考えたことない」
「俺も考えたことない。でも、多分、嬉しいと思う。アンタの子供だから。家族になれる」
「……家族」
「俺もアンタも、家族に恵まれてた訳じゃねぇ。俺も成人と同時に家を追い出されたしな。『精霊の悪戯』なんて薄気味悪いって。ガキの頃も、近所のガキ共だけじゃなくて、兄弟にも『男みてぇな顔してて可愛くない』って言われてた。家族のことは、正直好きじゃなかった。でも、アンタとなら家族になってみてぇ。もし、子供ができても、アンタとなら、ちゃんと愛してやれると思う。自信はそんなにねぇけど」
「……俺も、ちゃんとした家族になれるか、自信ねぇ。アンタが側に居てくれるなら、それで十分だし。正直、子供が欲しいか、今は分かんねぇ」
「別に急いで答えを出す必要はねぇ。俺もアンタも、唯、生きるのに必死だった。今、やっと余裕ができてきたばっかだ。子供は授かりものだし、確実に子供ができる訳じゃない。あーー。上手く言えねぇが、アンタと一緒に生きた証が欲しい気がする。なんとなく」
「生きた証か……なぁ。もし、俺が子供が欲しくなったら、アンタ産んでくれるか?」
「ん。任せておけ。ここは大きな街だ。『精霊の悪戯』の出産にも対応できる医者がいる可能性もない訳じゃねぇだろ」
「そうだな」
「なぁ、そろそろもう一回」
「……避妊薬、飲まないで中に出してもいいか? 今更だし」
「いいぞ」
「……もし、子供ができたら、アンタもアンタの子供もまとめて愛したい……気がする。多分。アンタのことはもう愛してる。子供に関しては、今まで考えたことがねぇから断言はできねぇけど、アンタとなら、何があってもなんとかなる気がするから……」
「流れに身を任せてみるか」
「あぁ。ビオンダ」
「なに」
「アンタのことが好きだ。どうしようもないくらい」
「俺もアンタが好きだよ。こんな俺を愛してくれて、ありがとう」
「ははっ。お互い様だ」
マルチェロが照れたように笑って、またビオンダの唇に触れるだけのキスをした。体勢を変えて、マルチェロに押し倒された状態で、マルチェロに熱心に肌を舐められ、手で撫で回されながら、ビオンダは幸せが胸の奥からぶわっと溢れ出てきて、マルチェロに気づかれないように、ぽろっと一つ涙を溢した。
------
ビオンダとマルチェロの穏やかな生活は、その後も続き、気づけば早くも20年が経とうとしている。子供は結局できなかった。一度、マルチェロが医者の所に行って、子供をつくれる身体なのか、検査をしてもらったことがある。結果は、質の悪い経口避妊薬も飲んでいた影響で、マルチェロは子供をつくることができない身体になっていた。愛し合いたいと話し合った3年後のことで、結果を知って、マルチェロは酷く落ち込んだ。そんなマルチェロを慰めながら、ビオンダは犬を飼うことを提案した。2人の子供ができないのなら、2人で愛せるものを家族にしたらいい。
マルチェロも賛成してくれたので、ビオンダ達は知り合いから産まれたばかりの子犬を譲り受けた。二人で一生懸命名前を考えて、リークと名付けた。リークは、元気いっぱいに育ってくれた。毎日、リークを連れて、マルチェロと一緒に、朝と夕方に散歩に行くのが日課になった。マルチェロが作る美味い食事を三食食べて、毎晩一緒に寝て、毎日一緒に散歩したお陰か、不健康に貧相に痩せていたビオンダは、今では健康的に中背中肉の体型になった。
リークは家族として、老衰で逝くまで、ビオンダ達の側にいてくれた。リークを見送った時は、2人で泣いた。リークは亡くなった今でも、ビオンダ達の愛おしい家族のままだ。庭に小さな墓をつくり、毎日、散歩中に見つけた花を摘んで、リークの墓に供えるのが習慣になった。
ビオンダは50手前になり、マルチェロも40代半ばになった。マルチェロは40を超えても美しく、歳を重ねる毎に魅力的になっており、未だにものすごくモテている。それでも、マルチェロは目移りすることなく、ビオンダを愛し続けてくれている。そんなマルチェロを、ビオンダもずっと愛している。
急ぎの仕事が終わり、アトリエにしている部屋から出ると、台所からいい匂いが漂ってきていた。台所に向かって、中を覗き込めば、マルチェロが機嫌よく鼻歌を歌いながら、手際よく揚げ物をしていた。マルチェロが作るものは何でも美味い。最近は、ビオンダは若干下っ腹が出てきた。毎日、朝と夕方にマルチェロと一緒に散歩をしているが、それでもマルチェロの料理が美味くて、つい食べ過ぎてしまうので、年々太りつつある。マルチェロは、ビオンダのぷにぷにになってきた腹を触るのが気に入ったらしく、隙あらば、何か食わせようとする。健康に害がない程度に、ビオンダをもう少し太らせたいらしい。マルチェロが喜ぶので別に構わないのだが、自分がどんどん冴えないおっさんになっていく気がする。元から冴えない風貌だったので、今更感はあるのだが。
ビオンダが背後からマルチェロにゆるく抱きつくと、マルチェロが嬉しそうに笑って、『あーん』と揚げたての海老をビオンダの口に入れてきた。サクッとした食感と、ふわっと鼻孔に抜ける海老の風味が素直に美味い。ビオンダはもぐもぐ咀嚼した後で、口を開いた。
「うめぇ」
「だろ? いい感じの大きさの海老を見つけてさ。飯の時にワインも出そうぜ。こないだ貰った上等なやつ。多分、かなり相性がいいぜ」
「最高。なぁ、もう一個。揚げたてが一番うめぇ」
「しょうがねぇな。あと一個だけだぞ。次のが揚がったら完成だ。飯にしよう」
「ん」
ビオンダは、マルチェロにもう一つ揚げたての海老を食べさせてもらって、もぐもぐと咀嚼しながら、機嫌よく目を細めた。貰いものの上等なワインも出してきて、その日の晩飯は中々に豪華だった。一緒に後片づけをして、一緒に風呂に入った後、2人で寝室に向かい、ベッドの上でワインを飲みながら、のんびり煙草を吸った。
マルチェロが、吸い殻を灰皿に入れるビオンダにくっついてきて、ビオンダの頬にキスをした。
「なぁ、ヤろうぜ」
「元気だな」
「アンタもまだ現役じゃねぇか」
「まぁな。あ、ケツに挿れるのは無しで。あれやると気持ちいいけど翌日に響く。明日は納品に行かなきゃならねぇ」
「残念。ケツに挿れるのは、また今度な」
マルチェロが上機嫌に笑いながら、むにむにと寝間着の上からビオンダの腹肉を揉んできた。同じものを食べているのに、ビオンダばかりが太る。釈然としないものを感じるが、マルチェロが、太ったビオンダも気に入っているから別に構わない。
ビオンダはマルチェロに自分からキスをして、誘うようにマルチェロの下唇をねっとりと舐めた。2人の熱い夜が始まった。ビオンダはマルチェロに喘がされながら、マルチェロへと愛おしさが溢れてきて、マルチェロの頭を抱きしめ、マルチェロの耳元で愛を囁いた。
(おしまい)
ころんと寝返りをうってマルチェロの方を向けば、マルチェロも寝返りをうち、こちらを向いた。お互いに汗だくになっている。マルチェロの肩にうっすらとした歯型を見つけて、ビオンダは今更ながらに恥ずかしさがこみ上げてきた。ビオンダの肌に、いくつもマルチェロが痕をつけた。ビオンダもマルチェロの肌を何度も吸って、自分の痕を残した。自分でも驚く程、大胆になれた。多分、マルチェロの告白を聞いて、想いが重なって、嬉し過ぎて一時的に頭がイカれたんだと思う。
マルチェロがずりずりとビオンダに近づいてきて、鼻先をビオンダの鼻先に擦りつけ、唇に触れるだけのキスをした。腰を抱かれて、下腹部を密着させると、マルチェロが照れたように笑った。下腹部に熱くて硬いものが当たっている。どうやらマルチェロはまだまだ元気らしい。ちゅっ。ちゅっ、と小さく音を立てながら、何度も唇を吸われる。マルチェロのキスに応えながら、ビオンダは手を伸ばして、マルチェロのペニスをやんわりと握り、ぬるつくマルチェロの熱いペニスを優しく撫で回した。
熱い息を吐くマルチェロが、『あっ』と小さく声を上げた。
「やべぇ。避妊薬飲んでねぇ」
「別に構わん。……なぁ、もし、子供ができたら、アンタは嬉しいか?」
「……分かんねぇ。自分の子供なんて、考えたことない」
「俺も考えたことない。でも、多分、嬉しいと思う。アンタの子供だから。家族になれる」
「……家族」
「俺もアンタも、家族に恵まれてた訳じゃねぇ。俺も成人と同時に家を追い出されたしな。『精霊の悪戯』なんて薄気味悪いって。ガキの頃も、近所のガキ共だけじゃなくて、兄弟にも『男みてぇな顔してて可愛くない』って言われてた。家族のことは、正直好きじゃなかった。でも、アンタとなら家族になってみてぇ。もし、子供ができても、アンタとなら、ちゃんと愛してやれると思う。自信はそんなにねぇけど」
「……俺も、ちゃんとした家族になれるか、自信ねぇ。アンタが側に居てくれるなら、それで十分だし。正直、子供が欲しいか、今は分かんねぇ」
「別に急いで答えを出す必要はねぇ。俺もアンタも、唯、生きるのに必死だった。今、やっと余裕ができてきたばっかだ。子供は授かりものだし、確実に子供ができる訳じゃない。あーー。上手く言えねぇが、アンタと一緒に生きた証が欲しい気がする。なんとなく」
「生きた証か……なぁ。もし、俺が子供が欲しくなったら、アンタ産んでくれるか?」
「ん。任せておけ。ここは大きな街だ。『精霊の悪戯』の出産にも対応できる医者がいる可能性もない訳じゃねぇだろ」
「そうだな」
「なぁ、そろそろもう一回」
「……避妊薬、飲まないで中に出してもいいか? 今更だし」
「いいぞ」
「……もし、子供ができたら、アンタもアンタの子供もまとめて愛したい……気がする。多分。アンタのことはもう愛してる。子供に関しては、今まで考えたことがねぇから断言はできねぇけど、アンタとなら、何があってもなんとかなる気がするから……」
「流れに身を任せてみるか」
「あぁ。ビオンダ」
「なに」
「アンタのことが好きだ。どうしようもないくらい」
「俺もアンタが好きだよ。こんな俺を愛してくれて、ありがとう」
「ははっ。お互い様だ」
マルチェロが照れたように笑って、またビオンダの唇に触れるだけのキスをした。体勢を変えて、マルチェロに押し倒された状態で、マルチェロに熱心に肌を舐められ、手で撫で回されながら、ビオンダは幸せが胸の奥からぶわっと溢れ出てきて、マルチェロに気づかれないように、ぽろっと一つ涙を溢した。
------
ビオンダとマルチェロの穏やかな生活は、その後も続き、気づけば早くも20年が経とうとしている。子供は結局できなかった。一度、マルチェロが医者の所に行って、子供をつくれる身体なのか、検査をしてもらったことがある。結果は、質の悪い経口避妊薬も飲んでいた影響で、マルチェロは子供をつくることができない身体になっていた。愛し合いたいと話し合った3年後のことで、結果を知って、マルチェロは酷く落ち込んだ。そんなマルチェロを慰めながら、ビオンダは犬を飼うことを提案した。2人の子供ができないのなら、2人で愛せるものを家族にしたらいい。
マルチェロも賛成してくれたので、ビオンダ達は知り合いから産まれたばかりの子犬を譲り受けた。二人で一生懸命名前を考えて、リークと名付けた。リークは、元気いっぱいに育ってくれた。毎日、リークを連れて、マルチェロと一緒に、朝と夕方に散歩に行くのが日課になった。マルチェロが作る美味い食事を三食食べて、毎晩一緒に寝て、毎日一緒に散歩したお陰か、不健康に貧相に痩せていたビオンダは、今では健康的に中背中肉の体型になった。
リークは家族として、老衰で逝くまで、ビオンダ達の側にいてくれた。リークを見送った時は、2人で泣いた。リークは亡くなった今でも、ビオンダ達の愛おしい家族のままだ。庭に小さな墓をつくり、毎日、散歩中に見つけた花を摘んで、リークの墓に供えるのが習慣になった。
ビオンダは50手前になり、マルチェロも40代半ばになった。マルチェロは40を超えても美しく、歳を重ねる毎に魅力的になっており、未だにものすごくモテている。それでも、マルチェロは目移りすることなく、ビオンダを愛し続けてくれている。そんなマルチェロを、ビオンダもずっと愛している。
急ぎの仕事が終わり、アトリエにしている部屋から出ると、台所からいい匂いが漂ってきていた。台所に向かって、中を覗き込めば、マルチェロが機嫌よく鼻歌を歌いながら、手際よく揚げ物をしていた。マルチェロが作るものは何でも美味い。最近は、ビオンダは若干下っ腹が出てきた。毎日、朝と夕方にマルチェロと一緒に散歩をしているが、それでもマルチェロの料理が美味くて、つい食べ過ぎてしまうので、年々太りつつある。マルチェロは、ビオンダのぷにぷにになってきた腹を触るのが気に入ったらしく、隙あらば、何か食わせようとする。健康に害がない程度に、ビオンダをもう少し太らせたいらしい。マルチェロが喜ぶので別に構わないのだが、自分がどんどん冴えないおっさんになっていく気がする。元から冴えない風貌だったので、今更感はあるのだが。
ビオンダが背後からマルチェロにゆるく抱きつくと、マルチェロが嬉しそうに笑って、『あーん』と揚げたての海老をビオンダの口に入れてきた。サクッとした食感と、ふわっと鼻孔に抜ける海老の風味が素直に美味い。ビオンダはもぐもぐ咀嚼した後で、口を開いた。
「うめぇ」
「だろ? いい感じの大きさの海老を見つけてさ。飯の時にワインも出そうぜ。こないだ貰った上等なやつ。多分、かなり相性がいいぜ」
「最高。なぁ、もう一個。揚げたてが一番うめぇ」
「しょうがねぇな。あと一個だけだぞ。次のが揚がったら完成だ。飯にしよう」
「ん」
ビオンダは、マルチェロにもう一つ揚げたての海老を食べさせてもらって、もぐもぐと咀嚼しながら、機嫌よく目を細めた。貰いものの上等なワインも出してきて、その日の晩飯は中々に豪華だった。一緒に後片づけをして、一緒に風呂に入った後、2人で寝室に向かい、ベッドの上でワインを飲みながら、のんびり煙草を吸った。
マルチェロが、吸い殻を灰皿に入れるビオンダにくっついてきて、ビオンダの頬にキスをした。
「なぁ、ヤろうぜ」
「元気だな」
「アンタもまだ現役じゃねぇか」
「まぁな。あ、ケツに挿れるのは無しで。あれやると気持ちいいけど翌日に響く。明日は納品に行かなきゃならねぇ」
「残念。ケツに挿れるのは、また今度な」
マルチェロが上機嫌に笑いながら、むにむにと寝間着の上からビオンダの腹肉を揉んできた。同じものを食べているのに、ビオンダばかりが太る。釈然としないものを感じるが、マルチェロが、太ったビオンダも気に入っているから別に構わない。
ビオンダはマルチェロに自分からキスをして、誘うようにマルチェロの下唇をねっとりと舐めた。2人の熱い夜が始まった。ビオンダはマルチェロに喘がされながら、マルチェロへと愛おしさが溢れてきて、マルチェロの頭を抱きしめ、マルチェロの耳元で愛を囁いた。
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