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14:恋の季節2
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年末年始の休みも近づいてきた、とあるの日。
ディルムッドはフィルとイーグルと一緒に弁当を食べていた。昨日まではテスト期間で、ざっと2週間前から半泣きで勉強漬けだったのだが、昨日でテストが無事に終わり、今日はのんびりしたものである。早いものは今日の授業中にテストの結果が返ってきたが、そこまで悪くはない成績だったので一安心している。
ディルムッドはフィルとイーグルにテスト期間前から言おうと思っていたことを口に出した。
「俺さ俺さ!好きな子できちゃった!」
「へぇー」
「ふーん。ちょっと久しぶりだな。誰よ」
「1年生のミッシェルちゃん!」
「誰?イーグル知ってる?」
「知らん。1年生の女の子と何処で知り合ったんだよ」
「図書室でさー。運命の出会いをしちゃったのよー。俺が落とした栞をさ、拾ってくれたんだよねー」
「うん」
「それで?」
「それだけだけど?」
「「…………」」
「眼鏡をかけてて大人しそうな感じの子でー。背がちっちゃくてマジでちょー可愛いんだよ!親切で優しいし!もぉーマジでいい子だよね!」
「……前回は落とした消しゴムを拾ってくれた子だったね」
「その前は廊下で転んで壁に顔面ぶつけて鼻血出した時にハンカチを貸してくれた1コ上の先輩だったな」
「更にその前は教科書忘れた時に一緒に見せてくれた隣の席の子」
「更に更にその前は調理実習で包丁の使い方を褒めてくれた子だったな」
「2人ともよく覚えるねー」
「「ちょろすぎるわ!」」
「えー?どこがー?」
「ディルさぁー、もうちょっと相手のことを知ってから好きになりなよ」
「そうそう」
「恋は突然落ちるものなんだぜ!」
「それにしたってディルはちょろすぎ」
「そのうち変な女に騙されるぞ」
「大丈夫だってー。そんで、テスト期間やっと終わったし、放課後にミッシェルちゃんをデートに誘いに行くからさー。先に帰っててよ」
「相変わらず猪突猛進だなぁ」
「ディール。いいか?よーく聞け?」
「何よ、イーグル」
「お前のことだから、どうせ会ったのは図書室で栞を拾ってくれた時だけだろ?いきなりデートに誘うんじゃねぇよ。せめて休み時間とか放課後に普通に話すようになってからデートに誘え」
「えー。たらたらしてたら他の野郎にとられちゃうじゃん。ミッシェルちゃんマジで可愛いし。それに師匠にはほど遠いけど、俺も最近はかなり逞しくなっちゃってるからね!今回はいける!」
「あのなー。ほぼ初対面の背が高い上級生の男にいきなりデートに誘われたってビビるだけだろー?その子の性格にもよるけどよぉ。背が低いんなら、背が高い男ってだけで萎縮しちまうって」
「まぁ、よく知らない先輩からのデートの誘いって時点で、かなり断りにくいだろうし。相手の子が気の毒だよね」
「そうそう」
「断られること前提で話さないでくーだーさーいー」
「そもそもだ。お前はそろそろ段階を踏むって事を覚えろよ」
「段階?どういうことよ、イーグル」
「偶然会った時に挨拶をすることから始めて顔見知りになり。休み時間や放課後に少しずつ話をしてじわじわ仲良くなり。普通にお互い楽しく話せるようになって、それからデートに誘えってことだよ」
「えー。でも俺、早くデートしたーい。デートの時の方がゆっくり話せるしぃ」
「ほぼ初対面の年上の男と2人っきりで出かけるとか、1年生の女の子にはキツいんじゃない?いやマジで」
「え、そうなの?フィル」
「少なくとも俺は初対面の女の子とは誘われてもデートはしないな。どんな子なのかも分からないのに2人だけで出かけるって、かなり嫌。話が合うかとか、楽しめるかどうかも分からないじゃん」
「あ、なるほど……言われてみれば……」
「お前がまずしなきゃいけないのはだな。図書室とか、その子と遭遇できそうな所を彷徨って、遭遇できたら優しいお兄さん的な雰囲気を出しつつ、挨拶をする。以上だ」
「マジか。デートできるまでにどんだけ時間かかんの?それ」
「恋愛だって筋トレと一緒だ。地道にコツコツ努力を続けるのが1番なんだよ」
「えぇーーーー」
「ま、全面的にイーグルが言ってることが正しいかな。本気でミッシェルちゃんとやらとデートしたいなら、イーグルが今言ったことを実践してみたら?少なくとも、今日の放課後にデートに誘いにいくよりも、誘いを受けてくれる可能性は高まるよ」
「マジっすか」
「マジだ」
「よぉーっし!じゃあ、俺放課後に図書室行ってくる!」
「そうしろー」
「今日は2人で帰ってねー!」
「「はぁーい」」
ディルムッドはご機嫌に弁当を平らげ、放課後のミッシェルとの素敵な遭遇に思いを馳せた。
ーーーーーーー
放課後。
イーグルはフィルと一緒に教室から出た。ディルムッドは先に図書室へ行くと飛び出していった。
3人とも家の方向が微妙に違うが、途中までは同じなので、いつも途中までは一緒に帰っている。
フィルと返ってきたテスト結果の話をしながら校舎を出ると、突然フィルが話題を変えてきた。
「よかったわけ?」
「何が?」
「ちょいアホな筋トレ君に有効なアドバイスなんてしちゃって」
「だってあいつ、惚れっぽい上に猪突猛進過ぎて、いっつも女の子達に引かれてんじゃん。あとちょいアホだし」
「それでうまくいったら、どうすんの?」
「フラれたってべそかくディルを慰めずにすむな」
「イーグルさー。ディルに言わないの?」
「何を?」
「好きって」
「言わねぇよ。ガキの頃からの友達に今更言うか」
「そういう意味じゃなくて。恋人とか、なりたくないの?」
「……言わねぇ。あいつ、女にしか興味ねぇし。第一、俺もあいつも一応跡取りじゃん。仮に恋人になったとしても先がねぇ」
「2人とも弟いるじゃん」
「双子の将来の可能性を狭めたくねぇの。俺」
「……まぁ、イーグルがそれでいいならいいけどさ。どうせディルは全然気づかないだろうし。鈍ちんだから」
「だよな」
「でもさぁー。ディルってマジで最近筋トレ効果が目に見えて分かるようになってきたじゃん。女の子達の間で少し噂になってるよね。ちょっとかっこよくなったかも?って」
「本人、全然気づいてないけどな」
「マジでディルに恋人できるかもしれないよ?」
「それでいいんだよ。つーか、その為にあいつ頑張ってんだし」
「……イーグルがそれでいいなら、いいけどさ」
「おう」
話していると、いつも分かれる地点に着いたので、フィルと手を振って分かれて、イーグルは1人で家へと歩きだした。
イーグルは目付きが悪い三白眼で、生意気そうだとよく言われる。中学校に入学してすぐの頃には、特に何もしていないのに、先輩達から生意気だと校舎裏に呼び出されたくらいだ。元々眉毛が薄いのも目付きの悪さに拍車をかけている。髪はいつも近所の安い床屋で丸刈りにしている。お洒落な床屋は値段が高い。イーグルの家の八百屋はそれなりに繁盛しているが、3人も食べ盛りの男の子がいるし、弟達は双子なので学校関係などで少し大きめな出費が重なることになり、家計のやりくりが少し大変な時もある。節約できるところは節約しておきたくて、近所のお爺ちゃんが1人でやっている格安の床屋に通っている。正直お洒落な髪型に興味がないわけではないが、イーグルはここ数年ずっと丸刈りである。
ディルムッドのことを好きになったのがいつかなんて覚えていない。気づいたら好きになっていた。ディルムッドに好きだと言うつもりはまるでない。ディルムッドは女にしか興味がないし、お互い跡取りだ。イーグルだって、いつかは女と結婚して子供をつくらなきゃいけない。仮にディルムッドと恋人になれたとしても、その先はない。弟達は本当に好きな相手と結婚してほしいから、自分が好き勝手なことをする気もない。
ディルムッドは惚れっぽいし、割と猪突猛進なちょいアホだが、本当に優しくて、気遣いもできる。一緒にいて気が楽だし、すごく楽しい。この先もずっとディルムッドと友達でいられたら、それで満足である。……それで満足しなきゃいけない。
イーグルは溜め息を吐いて、シクシクと痛む胸の痛みに気づかないフリをした。
ディルムッドはフィルとイーグルと一緒に弁当を食べていた。昨日まではテスト期間で、ざっと2週間前から半泣きで勉強漬けだったのだが、昨日でテストが無事に終わり、今日はのんびりしたものである。早いものは今日の授業中にテストの結果が返ってきたが、そこまで悪くはない成績だったので一安心している。
ディルムッドはフィルとイーグルにテスト期間前から言おうと思っていたことを口に出した。
「俺さ俺さ!好きな子できちゃった!」
「へぇー」
「ふーん。ちょっと久しぶりだな。誰よ」
「1年生のミッシェルちゃん!」
「誰?イーグル知ってる?」
「知らん。1年生の女の子と何処で知り合ったんだよ」
「図書室でさー。運命の出会いをしちゃったのよー。俺が落とした栞をさ、拾ってくれたんだよねー」
「うん」
「それで?」
「それだけだけど?」
「「…………」」
「眼鏡をかけてて大人しそうな感じの子でー。背がちっちゃくてマジでちょー可愛いんだよ!親切で優しいし!もぉーマジでいい子だよね!」
「……前回は落とした消しゴムを拾ってくれた子だったね」
「その前は廊下で転んで壁に顔面ぶつけて鼻血出した時にハンカチを貸してくれた1コ上の先輩だったな」
「更にその前は教科書忘れた時に一緒に見せてくれた隣の席の子」
「更に更にその前は調理実習で包丁の使い方を褒めてくれた子だったな」
「2人ともよく覚えるねー」
「「ちょろすぎるわ!」」
「えー?どこがー?」
「ディルさぁー、もうちょっと相手のことを知ってから好きになりなよ」
「そうそう」
「恋は突然落ちるものなんだぜ!」
「それにしたってディルはちょろすぎ」
「そのうち変な女に騙されるぞ」
「大丈夫だってー。そんで、テスト期間やっと終わったし、放課後にミッシェルちゃんをデートに誘いに行くからさー。先に帰っててよ」
「相変わらず猪突猛進だなぁ」
「ディール。いいか?よーく聞け?」
「何よ、イーグル」
「お前のことだから、どうせ会ったのは図書室で栞を拾ってくれた時だけだろ?いきなりデートに誘うんじゃねぇよ。せめて休み時間とか放課後に普通に話すようになってからデートに誘え」
「えー。たらたらしてたら他の野郎にとられちゃうじゃん。ミッシェルちゃんマジで可愛いし。それに師匠にはほど遠いけど、俺も最近はかなり逞しくなっちゃってるからね!今回はいける!」
「あのなー。ほぼ初対面の背が高い上級生の男にいきなりデートに誘われたってビビるだけだろー?その子の性格にもよるけどよぉ。背が低いんなら、背が高い男ってだけで萎縮しちまうって」
「まぁ、よく知らない先輩からのデートの誘いって時点で、かなり断りにくいだろうし。相手の子が気の毒だよね」
「そうそう」
「断られること前提で話さないでくーだーさーいー」
「そもそもだ。お前はそろそろ段階を踏むって事を覚えろよ」
「段階?どういうことよ、イーグル」
「偶然会った時に挨拶をすることから始めて顔見知りになり。休み時間や放課後に少しずつ話をしてじわじわ仲良くなり。普通にお互い楽しく話せるようになって、それからデートに誘えってことだよ」
「えー。でも俺、早くデートしたーい。デートの時の方がゆっくり話せるしぃ」
「ほぼ初対面の年上の男と2人っきりで出かけるとか、1年生の女の子にはキツいんじゃない?いやマジで」
「え、そうなの?フィル」
「少なくとも俺は初対面の女の子とは誘われてもデートはしないな。どんな子なのかも分からないのに2人だけで出かけるって、かなり嫌。話が合うかとか、楽しめるかどうかも分からないじゃん」
「あ、なるほど……言われてみれば……」
「お前がまずしなきゃいけないのはだな。図書室とか、その子と遭遇できそうな所を彷徨って、遭遇できたら優しいお兄さん的な雰囲気を出しつつ、挨拶をする。以上だ」
「マジか。デートできるまでにどんだけ時間かかんの?それ」
「恋愛だって筋トレと一緒だ。地道にコツコツ努力を続けるのが1番なんだよ」
「えぇーーーー」
「ま、全面的にイーグルが言ってることが正しいかな。本気でミッシェルちゃんとやらとデートしたいなら、イーグルが今言ったことを実践してみたら?少なくとも、今日の放課後にデートに誘いにいくよりも、誘いを受けてくれる可能性は高まるよ」
「マジっすか」
「マジだ」
「よぉーっし!じゃあ、俺放課後に図書室行ってくる!」
「そうしろー」
「今日は2人で帰ってねー!」
「「はぁーい」」
ディルムッドはご機嫌に弁当を平らげ、放課後のミッシェルとの素敵な遭遇に思いを馳せた。
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放課後。
イーグルはフィルと一緒に教室から出た。ディルムッドは先に図書室へ行くと飛び出していった。
3人とも家の方向が微妙に違うが、途中までは同じなので、いつも途中までは一緒に帰っている。
フィルと返ってきたテスト結果の話をしながら校舎を出ると、突然フィルが話題を変えてきた。
「よかったわけ?」
「何が?」
「ちょいアホな筋トレ君に有効なアドバイスなんてしちゃって」
「だってあいつ、惚れっぽい上に猪突猛進過ぎて、いっつも女の子達に引かれてんじゃん。あとちょいアホだし」
「それでうまくいったら、どうすんの?」
「フラれたってべそかくディルを慰めずにすむな」
「イーグルさー。ディルに言わないの?」
「何を?」
「好きって」
「言わねぇよ。ガキの頃からの友達に今更言うか」
「そういう意味じゃなくて。恋人とか、なりたくないの?」
「……言わねぇ。あいつ、女にしか興味ねぇし。第一、俺もあいつも一応跡取りじゃん。仮に恋人になったとしても先がねぇ」
「2人とも弟いるじゃん」
「双子の将来の可能性を狭めたくねぇの。俺」
「……まぁ、イーグルがそれでいいならいいけどさ。どうせディルは全然気づかないだろうし。鈍ちんだから」
「だよな」
「でもさぁー。ディルってマジで最近筋トレ効果が目に見えて分かるようになってきたじゃん。女の子達の間で少し噂になってるよね。ちょっとかっこよくなったかも?って」
「本人、全然気づいてないけどな」
「マジでディルに恋人できるかもしれないよ?」
「それでいいんだよ。つーか、その為にあいつ頑張ってんだし」
「……イーグルがそれでいいなら、いいけどさ」
「おう」
話していると、いつも分かれる地点に着いたので、フィルと手を振って分かれて、イーグルは1人で家へと歩きだした。
イーグルは目付きが悪い三白眼で、生意気そうだとよく言われる。中学校に入学してすぐの頃には、特に何もしていないのに、先輩達から生意気だと校舎裏に呼び出されたくらいだ。元々眉毛が薄いのも目付きの悪さに拍車をかけている。髪はいつも近所の安い床屋で丸刈りにしている。お洒落な床屋は値段が高い。イーグルの家の八百屋はそれなりに繁盛しているが、3人も食べ盛りの男の子がいるし、弟達は双子なので学校関係などで少し大きめな出費が重なることになり、家計のやりくりが少し大変な時もある。節約できるところは節約しておきたくて、近所のお爺ちゃんが1人でやっている格安の床屋に通っている。正直お洒落な髪型に興味がないわけではないが、イーグルはここ数年ずっと丸刈りである。
ディルムッドのことを好きになったのがいつかなんて覚えていない。気づいたら好きになっていた。ディルムッドに好きだと言うつもりはまるでない。ディルムッドは女にしか興味がないし、お互い跡取りだ。イーグルだって、いつかは女と結婚して子供をつくらなきゃいけない。仮にディルムッドと恋人になれたとしても、その先はない。弟達は本当に好きな相手と結婚してほしいから、自分が好き勝手なことをする気もない。
ディルムッドは惚れっぽいし、割と猪突猛進なちょいアホだが、本当に優しくて、気遣いもできる。一緒にいて気が楽だし、すごく楽しい。この先もずっとディルムッドと友達でいられたら、それで満足である。……それで満足しなきゃいけない。
イーグルは溜め息を吐いて、シクシクと痛む胸の痛みに気づかないフリをした。
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