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4:若いってすごい

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 ジェイコブがゆっくりと腰を下ろして、ノアのペニスをアナルで飲み込んでいくと、ノアが上擦った声を上げた。


「わ、わ、わ……」

「は、ぁ……ははっ。すごい、硬い」


 ノアの若くて熱くて硬いペニスが、ジェイコブの狭いアナルを押し拡げるようにして入ってくる。敏感な粘膜同士が擦れ合う感覚が堪らなくいい。根元近くまでアナルでノアのペニスを飲み込めば、ノアのペニスの先っぽあたりが、いい感じにジェイコブの前立腺に当たった。これはもしかすると、ひたすら前立腺を突いてもらえるかもしれない。
 ジェイコブは、期待と興奮と、身体の中に広がっていくじわっとした快感に、ぶるっと身体を震わせた。
 ノアの頬を両手で包んで目を合わせれば、ノアの宝石みたいな瞳が潤んで、熱を孕んでいた。


「ジェイ。ヤバい。も、出そう」

「ははっ。もうちょっと頑張って。我慢した方が気持ちいいよ」

「う、あ、ちょっ、まっ、うごかないでっ」

「はっ、あはっ、あぁっ、ほんと、かたいっ、んぅっ、いいっ」


 ジェイコブは身体ごと上下に動いて、ノアのペニスをアナルに抜き差しし始めた。こんなに硬いペニスを挿れるのは初めてだ。予想外に気持ちよくて堪らない。深くノアのペニスを飲み込めば、ゴリッと前立腺にペニスの硬い先っぽが当たる。
 ジェイコブはゆるく口角を上げて、必死な様子で射精を我慢しているノアの耳朶をねっとりと舐めた。


「うひぃ!?」

「あはっ。ピクッてなった。これも気持ちいい?」

「ちょ、ジェイ!」

「んーー?」

「も、も、ほんと、ヤバい……」

「まだ我慢」

「うぅっ……じぇいぃ……」

「あーー。ヤバいな。堪んない」

「あっ、ちょっ、はげしいっ」


 ジェイコブは奇妙な興奮に口角を上げ、ノアの耳朶を舐め回しながら、アナルでノアの硬いペニスを扱きまくった。気持ちよくて、酷く興奮して堪らない。ジェイコブの言いつけを守って、一生懸命射精を我慢しているノアが可愛くて堪らない。若干新たな扉を開いてしまった感はあるが、もう結婚しているのだから、構わないだろう。

 ジェイコブは喘ぎながら、ノアの耳元で囁いた。


「好きに動いてごらん。出していいから」

「は、あっ、ジェイ!」

「あぁっ! あはっ! あっあっあっ! すごいっ! いいっ! あっは!」


 ノアが下からガンガン激しくペニスで前立腺ばかりを突き上げてくる。目の裏がチカチカする程の快感が、楽しくて仕方がない。
 ジェイコブは喘ぎながら、ノアの唇に噛みつくような勢いで吸いついて、片手で自分の勃起したペニスを扱き始めた。きゅっと勝手にアナルが締まり、ノアのペニスの形が分かりそうな気さえする。激しく動くノアのペニスが、ジェイコブの中でピクピク震え始めた。そろそろ本気で射精しちゃうのだろう。
 ジェイコブがノアの唇から口を離し、じっとノアの緑色の瞳を見つめると、ノアが泣きそうに顔を歪めて、大きく喘いだ。


「あぁっ! でるっ! でるっ! あ、はぁっ!!」

「んぁっ、ふ、あ、あーー、僕もっ、あぁぁっ」


 一際強く前立腺をゴリッと突き上げられ、ノアの両手がジェイコブの腰を強く掴んで、自分の股間にジェイコブの尻を押しつけるようにした。中でピクピクと微かにノアのペニスが震えて射精しているのを感じながら、ジェイコブもめちゃくちゃに自分のペニスを扱き、ノアの身体に思いっきり精液をかけた。

 はぁー、はぁー、と2人分の荒い息遣いが部屋に響いている。
 ジェイコブがノアの唇に触れるだけのキスをすると、射精した筈のノアのペニスがピクピクッと微かに震え、再びじわじわと硬くなり始めた。
 なんだか背筋がゾクゾクする程興奮する。
 ノアが真っ赤な顔でジェイコブを見上げ、はぁ、と熱い息を吐いた。


「ジェイ」

「ん?」

「もっかい」

「うん。おいで。……あぁ。ちょっと待って」

「待てない」

「いい子だから、ちょっとだけ」

「う、うん」


 ジェイコブは素直なノアを褒めるように、ノアの頭をやんわりと撫で、ゆっくりと腰を上げて、ノアのもう復活しているペニスをアナルから引き抜いた。

 ころんと後ろに寝転がり、自分の膝裏を持って、両足を大きく広げ、少しだけ腰を浮かせる。手招きをするように、足先をちょいちょいと動かすと、ノアが興奮しきった顔で、自分のペニスを片手で掴み、ジェイコブの身体に覆い被さった。
 熱くて硬いものがアナルに触れたかと思えば、すぐにジェイコブのアナルを抉じ開けるようにして、ノアのペニスがジェイコブのアナルの中に入ってくる。ジェイコブはぶるっと身体を震わせて、熱い息を吐いた。

 ノアがすぐに腰を激しく振り始めた。技巧なんて何もないその動きが、妙に興奮を煽る。遠慮なく前立腺ばかりをガンガン強く突き上げられて、ジェイコブは仰け反るようにして大きく喘いだ。

 ノアがジェイコブの顔の両側に手をつき、必死な様子で激しく腰を振っている。ポタッと顔にノアの汗が落ちてきて、ジェイコブは喘ぎながら、舌なめずりをした。若いって本当にすごい。がむしゃらで、一生懸命で、驚く程激しい。
 ジェイコブは喘ぎながらノアの顔を見上げ、口角を上げた。どうにも楽しくて楽しくて、いけない。脳みそが痺れるような強烈な快感の連続が堪らなくいい。


「ちくびっ、ちくび吸って! あぁっ! いいっ! もっと!」

「んーーっ!」

「あっは! あぁぁぁぁぁっ! いいっ! いいっ! いくいくいくいくぅ!!」

「んぁぁっ! も、だめっ! でるぅ!」

「んぁぁぁぁっ!!」


 ちゅーっと強く乳首を吸ってくれたノアが、ジェイコブの乳首から口を離し、ガツンッと思いっきり強くジェイコブの前立腺を突き上げた。目の裏が真っ白になる程強烈な快感に、ジェイコブはビクンビクンッと身体を震わせながら、いつの間にか勃起していたペニスから精液を派手に飛ばした。こんなに早く連続で射精するのは、かなり久しぶりである。若干キツいが、それ以上に楽しくて仕方がない。
 ピクピクッと中で微かに震えているノアのペニスを意識してアナルで締めつけると、ノアが『はぅっ』と身体を震わせた。

 ジェイコブは快感の余韻に笑みを浮かべながら、汗まみれのノアの頬を両手で包んで引き寄せ、ノアの唇に何度も吸いついた。

 ノアがまだ興奮がおさまらないような顔で、甘えるようにジェイコブの鼻に自分の鼻を擦りつけてきた。


「ジェイ。もっと、したい」

「うん。いいよ。次は後ろから挿れてよ」

「うん」


 ノアがゆっくりとペニスをジェイコブのアナルから引き抜けば、こぽぉっと自分のアナルからノアの精液が溢れて垂れ落ちる感覚がした。きっと濃い精液をたっぷり出されたのだろう。その事に、背筋がゾクゾクする程興奮する。

 ジェイコブは起き上がって体勢を変え、四つん這いになった。ノアが挿れやすいように足を大きめに広げて、尻の高さを調節してやる。
 ノアの熱い両手がジェイコブの尻肉を掴み、ぐにぃっとアナル周りの尻肉を広げた。


「すごい、いやらしい」

「ふはっ!」

「ひくひくしてる」

「ふ、ふふっ。欲しくて堪らないからね」

「ジェイがこんなにいやらしいなんて知らなかった」

「ははっ! そりゃあ、生徒にそんな事教える筈がないだろう?」

「そうだけど……もう俺としかしちゃ駄目だよ」

「うん。じゃあ、僕を満足させてよ。ほら。おいで」

「うん。……は、あぁっ……すごい、きもちいい……」

「んぅ……ふ、ふはっ! あーー、若いって、すごい。硬くて、きもちいい」

「動いていい?」

「好きに動いていいよ。……あぁっ!?」

「あーー、ジェイ、ジェイ、すごい、きもちいい、ジェイ」

「あっあっあっあっ! あたるっ! いいっ! いいっ! もっと! あぁっ!!」


 先程とは違う角度で、ガンガン前立腺を突き上げられる。脳みそが痺れるような快感に大きく喘ぎながら、ジェイコブはぎゅっとシーツを強く握り、背をしならせた。

 ノアのペニスが小ぶりで逆によかった。こんなに前立腺ばかりを責められるなんて初めてだ。気持ちよくて気持ちよくて、本当に堪らない。

 ジェイコブはノアが力尽きるまで、ノアの若いペニスをじっくり味わって、心底楽しんだ。

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