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43:賑やか家族
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1日の仕事が終わり、デニスが家に帰ると、コニーの姿が家になかった。もう夕方だから、きっとアデラの家で夕食の支度を手伝っているのだろう。デニスは着ていた春物のコートを脱いでから、アデラの家に向かった。
アデラの家の玄関のドアを開ければ、『きゃーー』という楽しそうな声と共に、すっぽんぽんな三歳児が走ってきた。アデラの双子の息子の1人、ニルグである。こちらに走ってくるニルグの後ろから、もう1人の息子ハルクも走ってきた。腰にタオルを巻いただけのクリストフがバタバタと走ってくる。
「デニス! おかえり! 2人を捕まえて!」
「ただいまー。ニルグ。ハルク。『ただいま』のぎゅーして」
「「はぁい。ぎゅーー!!」」
デニスはしゃがんで、飛びついてきたすっぽんぽんの子供達をやんわりと抱きしめた。腰にタオルを巻いただけのクリストフがハルクを抱き上げたので、デニスもニルグを抱き上げた。2人ともまだ身体が濡れたままだ。
「また身体を拭く前に脱走したの?」
「そう。毎日、この攻防戦やってる気がする……」
「お疲れ様。ニルグ。ハルク。身体を拭いて、服を着ようね」
「やー」
「あちゅいから、やー」
「はいはーい。お母さんの美味しいご飯が食べたい人ー」
「「はぁい!」」
「よーし。それじゃあ、身体を拭いて、服を着るよ! 裸じゃご飯は食べられません!」
「えーー!」
「ぶーー!」
「はいそこ。ぶーぶー言わないの!」
「ははっ。ニルグ。ハルク。一緒に服を着ようね。美味しいご飯が待ってるよ」
デニスはニルグを抱っこしたまま、クリストフと一緒に脱衣所に行き、濡れたままのニルグの身体をしっかり拭いて、服を着せ、髪の毛を乾かしてやった。ニルグもハルクもクリストフ譲りのキレイな金髪で、瞳の色も金色だ。顔立ちは、どちらかと言えばアデラに似ている気がする。柔和な感じで、笑うとぷくぷくの頬に笑窪ができて、すごく可愛い。
アデラとクリストフが結婚して、もう5年になる。3年前に生まれた子供達は、元気いっぱいに育っている。やんちゃな子供達を抱っこして居間に行くと、アデラとコニーが美味しそうな匂いがする料理の皿を並べていた。抱っこしているハルクが、デニスを見上げて、大きく叫んだ。
「おなかしゅいたーー!!」
「ぼくもーー!!」
「はいはい。ご飯はできたわよ。ちゃんとお椅子に座ってね。デニス。おかえり」
「おかえり。デニス。今日は鶏肉と春野菜たっぷりのシチューだ」
「わぁ! いいね! 早く食べよう。ハルク。お椅子に座るよー」
「はぁい」
デニスは、ハルクを子供用の椅子に座らせた。アデラとクリストフの間に、子供達を座らせている。デニスは対面にコニーと並んで座った。家族が増えたので、アデラが出産してから、居間のテーブルを大きなものにした。食前の祈りを口にする前に、コニーがデニスの頬に『おかえり』のキスをしてくれた。コニーはこの5年で少し皺が増えたが、相変わらず格好よくて、大人の色気むんむんで、すごく可愛い。デニスはにへっと笑って、コニーの頬にキスをした。
食前の祈りを口にしてから、熱々のシチューを食べ始める。アデラとクリストフは、食欲旺盛でまだ落ち着きがない子供達を見ながら、慌ただしく食べている。双子がもう少し大きくなれば、ゆっくり皆で食事を楽しめるようになるのだろうが、今はまだすっごく賑やかだ。
デニスは、明日は休日である。デニスが休日の日は、お昼前くらいの時間から夕食の時間頃まで、双子を預かるようにしている。毎日、朝から晩まで双子に振り回されているアデラとクリストフに休憩をとらせる為だ。デニスが仕事で不在の間は、体力自慢のコニーも子育てをがっつり手伝っているが、そこまで体力がない魔女と魔法使いは、やはり疲れるようである。
デニスは美味しいシチューを食べながら、隣のコニーを見た。
「コニー。明日はどうする?」
「木登りでもするか?」
「木登り……ちょっと早くないですか?」
「この2人ならできそうな気がするが……んー。森の中にピクニックに行くか。お昼ご飯を森の中で食べよう」
「いいですね。パンに焼いた燻製肉と野菜を挟もうかなぁ。チーズも一緒に。そうだなぁ……月下花が生えてるあたりに行くのはどうです? 小川はまだ季節的に早いし」
「あぁ。そうしよう」
「やー。いつもごめんねー。2人とも」
「本当に助かるわぁ。ごめんなさいだけど、お昼寝させてもらうわね」
「家族だし、協力して当り前だよー」
「そうだな。やんちゃ坊主が2人もいるからな」
早々と自分達の分を食べ終えた双子が遊びたそうにそわそわし始めたので、デニスも急いで夕食を食べきった。コニーも食べ終えて、アデラと一緒に食器を重ね始めている。
子育て中心の生活は慌ただしくて、中々に大変だが、それでも、皆で協力しているし、嬉しいことや楽しいこともいっぱいある毎日だ。アデラとコニーが後片付けをしてくれている間に、少しだけ子供達に絵本を読み聞かせてやってから、眠そうにし始めた子供達を子供部屋に連れていく。デニスはクリストフと二人がかりで、まだ遊びたいから寝たくないとぐずる子供達を寝かしつけた。
子供達が寝落ちたのを確認してから、デニスは静かにクリストフと子供部屋を出た。階下の居間に行けば、コニーが温かいミルクを作ってくれていた。アデラは入浴中である。
「2人は寝たか?」
「なんとかねー。コニー君。ミルクありがとう。やれやれ。今日も疲れたー」
「お疲れ様。クリストフさん。今日はお仕事できた?」
「なんとかね。納期には間に合うよ。本当にコニー君に感謝だよー。コニー君が子供達の相手をしてくれるから、僕もアデラもなんとか仕事ができる」
「ははっ。家族なんだ。当然だろう? 2人とも可愛いしな。今日は一緒にクッキーを作ったんだ。半分くらい摘まみ食いで消えたけど、ちゃんと残してあるから、アデラが風呂から出てきたら一緒に食べよう」
「わー。いいねぇ。子供の成長って早いもんだねぇ。ついこの間生まれたばっかりなのに」
ミルクを飲みながら3人でお喋りしていると、お風呂上がりのアデラがやって来た。すっとコニーが椅子から立ち上がって、台所の方に向かっていった。すぐに戻ってきて、アデラに温かいミルクを差し出し、形がいびつなクッキーが入った皿をテーブルの上に置いた。コニーが楽しそうな笑みを浮かべて、口を開いた。
「ニルグとハルクの初めてのクッキーだ」
「あらあら。ふふっ。美味しそうね」
「アデラ。今度は皆で一緒にクッキーを作ろうよ」
「えぇ。クリストフ。多分、大騒ぎになるんでしょうけど、すごく楽しそう」
「いいねいいね。……うん。美味しい」
双子がコニーと一緒に作ったクッキーは、見た目は不格好だが、味は美味しかった。4人でクッキーを食べながら、少しの時間のんびりお喋りをして、デニスはコニーと一緒に、自分達の家に帰った。
一緒にお風呂に入り、情熱的な一時を過ごして、二度目のお風呂に入る。コニーは40代半ばになったが、年々魅力が増している気がする。大人の男の色気が本当にすごい。流し目で誘われると、それだけで興奮して勃起しちゃうくらい、コニーは色っぽい。
手を繋いでのんびりお湯に浸かっていると、リラックスした様子のコニーが話しかけてきた。
「デニス。双子が学校に行き始めたら、改めてアデラから編み物を習おうかと思っているんだ」
「編み物?」
「例えば、靴下を作って、それにアデラに魔法をかけてもらって、穿くとじんわり温かいのが続く靴下とか。結構売れるんじゃないかと思うんだが」
「いいですねぇ。すごく売れる気がします。うちの店の人気商品の一つになりそう。女の人って冷え性の人が多いって聞きますし。色んな人が喜んでくれると思いますよ」
「ははっ。売り物にできるように、編み物を頑張るよ」
「僕、すっごい応援します!」
「ありがとう。デニス」
コニーがデニスの唇に触れるだけのキスをしてくれた。デニスもコニーの頬にキスをして、顔を見合わせて笑った。
家族が増えて、毎日が本当に賑やかで楽しい。大変なこともあるけれど、家族皆で乗り切っていけばいいだけだ。
デニスはコニーと一緒に、これから先のことを話しながら、胸の中に広がる温かい幸せに微笑んだ。
(おしまい)
アデラの家の玄関のドアを開ければ、『きゃーー』という楽しそうな声と共に、すっぽんぽんな三歳児が走ってきた。アデラの双子の息子の1人、ニルグである。こちらに走ってくるニルグの後ろから、もう1人の息子ハルクも走ってきた。腰にタオルを巻いただけのクリストフがバタバタと走ってくる。
「デニス! おかえり! 2人を捕まえて!」
「ただいまー。ニルグ。ハルク。『ただいま』のぎゅーして」
「「はぁい。ぎゅーー!!」」
デニスはしゃがんで、飛びついてきたすっぽんぽんの子供達をやんわりと抱きしめた。腰にタオルを巻いただけのクリストフがハルクを抱き上げたので、デニスもニルグを抱き上げた。2人ともまだ身体が濡れたままだ。
「また身体を拭く前に脱走したの?」
「そう。毎日、この攻防戦やってる気がする……」
「お疲れ様。ニルグ。ハルク。身体を拭いて、服を着ようね」
「やー」
「あちゅいから、やー」
「はいはーい。お母さんの美味しいご飯が食べたい人ー」
「「はぁい!」」
「よーし。それじゃあ、身体を拭いて、服を着るよ! 裸じゃご飯は食べられません!」
「えーー!」
「ぶーー!」
「はいそこ。ぶーぶー言わないの!」
「ははっ。ニルグ。ハルク。一緒に服を着ようね。美味しいご飯が待ってるよ」
デニスはニルグを抱っこしたまま、クリストフと一緒に脱衣所に行き、濡れたままのニルグの身体をしっかり拭いて、服を着せ、髪の毛を乾かしてやった。ニルグもハルクもクリストフ譲りのキレイな金髪で、瞳の色も金色だ。顔立ちは、どちらかと言えばアデラに似ている気がする。柔和な感じで、笑うとぷくぷくの頬に笑窪ができて、すごく可愛い。
アデラとクリストフが結婚して、もう5年になる。3年前に生まれた子供達は、元気いっぱいに育っている。やんちゃな子供達を抱っこして居間に行くと、アデラとコニーが美味しそうな匂いがする料理の皿を並べていた。抱っこしているハルクが、デニスを見上げて、大きく叫んだ。
「おなかしゅいたーー!!」
「ぼくもーー!!」
「はいはい。ご飯はできたわよ。ちゃんとお椅子に座ってね。デニス。おかえり」
「おかえり。デニス。今日は鶏肉と春野菜たっぷりのシチューだ」
「わぁ! いいね! 早く食べよう。ハルク。お椅子に座るよー」
「はぁい」
デニスは、ハルクを子供用の椅子に座らせた。アデラとクリストフの間に、子供達を座らせている。デニスは対面にコニーと並んで座った。家族が増えたので、アデラが出産してから、居間のテーブルを大きなものにした。食前の祈りを口にする前に、コニーがデニスの頬に『おかえり』のキスをしてくれた。コニーはこの5年で少し皺が増えたが、相変わらず格好よくて、大人の色気むんむんで、すごく可愛い。デニスはにへっと笑って、コニーの頬にキスをした。
食前の祈りを口にしてから、熱々のシチューを食べ始める。アデラとクリストフは、食欲旺盛でまだ落ち着きがない子供達を見ながら、慌ただしく食べている。双子がもう少し大きくなれば、ゆっくり皆で食事を楽しめるようになるのだろうが、今はまだすっごく賑やかだ。
デニスは、明日は休日である。デニスが休日の日は、お昼前くらいの時間から夕食の時間頃まで、双子を預かるようにしている。毎日、朝から晩まで双子に振り回されているアデラとクリストフに休憩をとらせる為だ。デニスが仕事で不在の間は、体力自慢のコニーも子育てをがっつり手伝っているが、そこまで体力がない魔女と魔法使いは、やはり疲れるようである。
デニスは美味しいシチューを食べながら、隣のコニーを見た。
「コニー。明日はどうする?」
「木登りでもするか?」
「木登り……ちょっと早くないですか?」
「この2人ならできそうな気がするが……んー。森の中にピクニックに行くか。お昼ご飯を森の中で食べよう」
「いいですね。パンに焼いた燻製肉と野菜を挟もうかなぁ。チーズも一緒に。そうだなぁ……月下花が生えてるあたりに行くのはどうです? 小川はまだ季節的に早いし」
「あぁ。そうしよう」
「やー。いつもごめんねー。2人とも」
「本当に助かるわぁ。ごめんなさいだけど、お昼寝させてもらうわね」
「家族だし、協力して当り前だよー」
「そうだな。やんちゃ坊主が2人もいるからな」
早々と自分達の分を食べ終えた双子が遊びたそうにそわそわし始めたので、デニスも急いで夕食を食べきった。コニーも食べ終えて、アデラと一緒に食器を重ね始めている。
子育て中心の生活は慌ただしくて、中々に大変だが、それでも、皆で協力しているし、嬉しいことや楽しいこともいっぱいある毎日だ。アデラとコニーが後片付けをしてくれている間に、少しだけ子供達に絵本を読み聞かせてやってから、眠そうにし始めた子供達を子供部屋に連れていく。デニスはクリストフと二人がかりで、まだ遊びたいから寝たくないとぐずる子供達を寝かしつけた。
子供達が寝落ちたのを確認してから、デニスは静かにクリストフと子供部屋を出た。階下の居間に行けば、コニーが温かいミルクを作ってくれていた。アデラは入浴中である。
「2人は寝たか?」
「なんとかねー。コニー君。ミルクありがとう。やれやれ。今日も疲れたー」
「お疲れ様。クリストフさん。今日はお仕事できた?」
「なんとかね。納期には間に合うよ。本当にコニー君に感謝だよー。コニー君が子供達の相手をしてくれるから、僕もアデラもなんとか仕事ができる」
「ははっ。家族なんだ。当然だろう? 2人とも可愛いしな。今日は一緒にクッキーを作ったんだ。半分くらい摘まみ食いで消えたけど、ちゃんと残してあるから、アデラが風呂から出てきたら一緒に食べよう」
「わー。いいねぇ。子供の成長って早いもんだねぇ。ついこの間生まれたばっかりなのに」
ミルクを飲みながら3人でお喋りしていると、お風呂上がりのアデラがやって来た。すっとコニーが椅子から立ち上がって、台所の方に向かっていった。すぐに戻ってきて、アデラに温かいミルクを差し出し、形がいびつなクッキーが入った皿をテーブルの上に置いた。コニーが楽しそうな笑みを浮かべて、口を開いた。
「ニルグとハルクの初めてのクッキーだ」
「あらあら。ふふっ。美味しそうね」
「アデラ。今度は皆で一緒にクッキーを作ろうよ」
「えぇ。クリストフ。多分、大騒ぎになるんでしょうけど、すごく楽しそう」
「いいねいいね。……うん。美味しい」
双子がコニーと一緒に作ったクッキーは、見た目は不格好だが、味は美味しかった。4人でクッキーを食べながら、少しの時間のんびりお喋りをして、デニスはコニーと一緒に、自分達の家に帰った。
一緒にお風呂に入り、情熱的な一時を過ごして、二度目のお風呂に入る。コニーは40代半ばになったが、年々魅力が増している気がする。大人の男の色気が本当にすごい。流し目で誘われると、それだけで興奮して勃起しちゃうくらい、コニーは色っぽい。
手を繋いでのんびりお湯に浸かっていると、リラックスした様子のコニーが話しかけてきた。
「デニス。双子が学校に行き始めたら、改めてアデラから編み物を習おうかと思っているんだ」
「編み物?」
「例えば、靴下を作って、それにアデラに魔法をかけてもらって、穿くとじんわり温かいのが続く靴下とか。結構売れるんじゃないかと思うんだが」
「いいですねぇ。すごく売れる気がします。うちの店の人気商品の一つになりそう。女の人って冷え性の人が多いって聞きますし。色んな人が喜んでくれると思いますよ」
「ははっ。売り物にできるように、編み物を頑張るよ」
「僕、すっごい応援します!」
「ありがとう。デニス」
コニーがデニスの唇に触れるだけのキスをしてくれた。デニスもコニーの頬にキスをして、顔を見合わせて笑った。
家族が増えて、毎日が本当に賑やかで楽しい。大変なこともあるけれど、家族皆で乗り切っていけばいいだけだ。
デニスはコニーと一緒に、これから先のことを話しながら、胸の中に広がる温かい幸せに微笑んだ。
(おしまい)
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お付き合いくださり、本当にありがとうございました!!
感想をありがとうございますっ!!
本当に嬉しいです!!
お楽しみいただけて、本当に本当に嬉しいですーー!!(泣)
全力で!ありがとうございますっ!!
二人だけの家での濃厚えちち……書いててすごく楽しかったです!!
物語はあと一話で終わりますので、最後までお楽しみいただけますと幸いであります!