上 下
41 / 43

41:我慢できない

しおりを挟む
 デニスはコニーのアナルに挿れた二本の指で、コニーの中の痼のようになっているところを指で挟んでくにくにしながら、コニーの尻に滲む汗を舐め回していた。痼のようになっているところを二本の指で優しくとんとんしてあげると、コニーの尻がビクッと震え、コニーが泣き濡れた喘ぎ声をあげながら、きゅっとデニスの指をアナルで締めつけた。

 ずるぅっと指を引き抜き、潤滑用のオイルを足して、今度は三本の指をコニーのアナルの中に挿れていく。きつい締めつけのところを通り過ぎれば、指が熱くて柔らかいぬるついたものに包まれていく。アナルを拡げるように指を回し、またコニーの腹の中の小さな痼を指で弄る。小さな痼を指の腹で優しくすりすりしながら、コニーの陰嚢に触れると、コニーが大きく喘いだ。アナルに挿れた指を動かしながら、コニーの陰嚢をふにふに揉み、コニーのペニスの裏筋を指先でつーっとなぞって、ぬるぬるに濡れているペニスの先っぽを親指の腹ですりすり擦る。

 デニスは、コニーのアナルとペニスを弄りながら、少しだけ考えた。コニーの顔を見ながらペニスを挿れたい気もするが、このままペニスを挿れてみたい気もする。というか、首まで真っ赤になっているコニーが可愛すぎて、いい加減我慢の限界である。この体勢のまま一回して、次はコニーの顔を見ながらしたらいい。デニスは、コニーのペニスから手を離し、ずるぅっとコニーの熱いアナルから指を引き抜いた。

 下腹部にくっつきそうな勢いで勃起している自分のペニスに潤滑用のオイルを垂らし、軽く扱いて、オイルをペニスに馴染ませる。デニスは、コニーのむっきりむっちりした尻肉を両手で掴み、ぐにぃっと大きく広げた。濡れたアナルが物欲しそうに大きく収縮しているのが見える。微かに口を開けて、くぽくぽしているアナルにペニスの先っぽをくっつけると、コニーが溜め息のような喘ぎ声をもらした。
 デニスは、熱いアナルの表面をペニスの先っぽですりすりしながら、コニーに声をかけた。


「挿れるね。コニー。痛かったら、ちゃんと言ってね」

「あ、あぁ……んあぁ……」


 デニスはゆっくりとコニーの狭いアナルをペニスで抉じ開けるようにして、ゆっくりとペニスをコニーのアナルの中に押し込んでいった。きつい締めつけのところで、ペニスの皮が完全に剥かれ、完全に剥き出しになった敏感な亀頭が、熱くて柔らかいものに包まれる。どんどん腰を押し込んでいけば、竿がきつい締めつけのところで締められながら、熱くて柔らかいもので擦られ、堪らなく気持ちがいい。襞のようになっているところをペニスの先っぽが通り抜け、肉の壁にペニスの先っぽが当たった。そこをとんっと突くと、コニーの身体がぶるっと震え、大きく喘いだ。

 コニーの中は、ビックリするくらい気持ちがいい。デニスは、コニーの尻肉を両手で広げたまま、繋がっているところを見下ろして、ゆっくりと腰を動かし始めた。
 ゆっくりと腰を引いていけば、コニーのアナルが僅かに赤く捲れ、ゆっくりと腰を押し込んでいけば、コニーのアナルが従順にデニスのペニスを飲みこんでいく。酷くいやらしい光景に、デニスはものすごく興奮した。

 デニスは、コニーのしっかりした腰を両手で掴み、思いっきり強くペニスをコニーのアナルの奥深くに突っ込んだ。ぱぁんと肌同士がぶつかる音が響くと同時に、ぶるんっとむっきりむっちりしたコニーの尻肉が揺れる。


「あぁっ!?」

「コニー。ごめんね。気持ちよくて我慢できない」

「あぅっ! あぁ! あっあっあっあっ! あぁぁぁぁぁぁ!!」


 勢いよく腰を引き、また勢いよく腰を突き出す。コニーの腹の奥深くの肉の壁をペニスの先っぽで突く度に、きゅっ、きゅっとアナルが締まる。気持ちよくて堪らない。デニスは荒い息を吐きながら、こみ上げてくる射精感をぐっと堪えた。

 ぱんぱんぱんぱんと激しく肌を打つ音と大きなコニーの喘ぎ声が響く。耳から入ってくる音にも興奮して、益々激しく腰を振ってしまう。小刻みに強く腹の奥深くの肉の壁を突きまくっていると、コニーが切羽詰まった声を上げた。


「も、いくぅ! いくいくいくっ! あぁぁぁぁ!! いっっくぅぅぅぅ!!」

「あぁ! コニー! イって!!」


 コニーの全身が震え、ぎゅうぅっと痛いくらいきつくペニスがアナルで締めつけられた。デニスは、その締めつけに堪え切れず、ペニスの先っぽで腹の奥深くの肉の壁をぐりぐりしながら、精液を吐き出した。

 はぁー、はぁー、と荒い息を吐きながら、デニスはゆるゆると腰を振り、精液を全てコニーの中に出し切った。ゆっくりと腰を引いてペニスを引き抜く。うっすら赤くなっているコニーの熱い尻肉を両手で掴み、ぐにぃと広げると、少し口を開けたアナルがくぽくぽしていて、こぽぉっと白い精液が中から溢れ出てきた。赤黒いアナルと白い精液の色の対比が、なんだかすごくいやらしい。

 デニスは興奮して、ごくっと口内に溜まった唾を飲みこんだ。射精したばかりなのに、もうペニスが硬く勃起してしまった。デニスは、肩で息をしているコニーに声をかけ、ころんと仰向けになってもらった。

 コニーの顔を見れば、汗と涙と鼻水と涎で、顔がぐちゃぐちゃだった。とろんとしているコニーが可愛くて可愛くて、益々ペニスが元気になる。
 デニスは、コニーに膝を立てて足を大きく広げてもらうと、コニーの足の間を陣取り、コニーに覆いかぶさって、鼻水が垂れている唇にキスをした。鼻水を舐めとるように唇や鼻の下を舐め回し、涙が伝う頬をべろーっと舐め上げる。濃い緑色の瞳が涙でキラキラしていて、すごくキレイだ。コニーのキレイな眼球も舐めたいなぁと思ったが、流石にそれはやり過ぎだろうと、ぐっと我慢した。

 デニスはコニーの唇にキスをしてから伏せていた上体を起こし、コニーの膝を掴み、ちょっと腰を浮かせてもらった。ガチガチに勃起しているペニスの先っぽを熱く蕩けているコニーのアナルに押しつけ、ゆっくりとコニーの中にペニスを押し込んでいく。指で覚えたコニーが気持ちいい小さな痼のあたりでペニスをとめ、カリで引っ掻くようなイメージで腰を揺すれば、コニーが仰け反るようにして大きく吠えた。きゅっときつくコニーのアナルが締まる。デニスは荒い息を吐きながら、あまりの気持ちよさにうっとりと微笑んだ。

 気が済むまでコニーの中の小さな痼をペニスでぐりぐりしまくると、デニスは今度はぐっと腹の奥深くの肉の壁までペニスを押し込み、小刻みに腰を振って、肉の壁を突きまくりながら、勃起しているコニーのペニスに手を伸ばした。
 コニーのペニスを掴み、めちゃくちゃに扱きまくる。コニーが泣きじゃくりながら、大きく喘いだ。コニーの泣き顔がすごく可愛い。


「でにすっ! も、いくっ、でるっ、あぁぁぁぁ! いくいくいくぅぅ!!」


 コニーが舌っ足らずに叫び、コニーのペニスから勢いよく精液が飛び出した。射精しているコニーのペニスをゆるゆると扱きながら、自分もイくべく、小刻みに激しく腰を振る。コニーがえぐえぐ泣いているのが、本当にすごく可愛い。
 デニスは興奮と快感にうっとりと笑いながら、またコニーの腹の奥深くに射精した。

 まだまだコニーと一緒に気持ちよくなりたいが、ちょっと休憩がしたい。デニスは荒い息を吐きながら、ゆっくりとコニーのアナルからペニスを引き抜いた。コニーのアナルが、まるで出ていくなと言うようにデニスのペニスを締めつけ、絡みついてくる。すごく興奮して、また腰を振りたくなるが、ちょっと我慢である。

 デニスはペニスを完全に引き抜くと、ころんとコニーのすぐ隣に寝転がった。横から、呆然とした顔をしているコニーに抱きつく。コニーの熱い濡れた頬にキスをすれば、コニーがのろのろとこちらを向いた。コニーの唇にキスをすると、コニーがふにゃっと笑った。今まで見たことがない柔らかい気の抜けた笑顔が可愛すぎて、デニスの心臓が大きく跳ねた。ものすごく可愛い。本当に可愛い。可愛すぎて、デニスのペニスがまた元気いっぱいになった。

 デニスは、コニーの唇に何度もキスをして、唇を触れ合わせたまま、おねだりをした。


「僕の上で踊って。コニー」

「ん」


 コニーがのろのろと起き上がり、デニスの股間を跨いで、デニスの早くも完全に復活したペニスを掴み、自分の熱いアナルにペニスの先っぽを押しつけた。コニーがデニスを見下ろしながら、ゆっくりと腰を下ろしていく。デニスは、ペニスがコニーの中に包まれていく快感に熱い息を吐きながら、根元近くまでデニスのペニスをアナルで飲みこんで、うっとりとした顔で自分の下腹部を撫でるコニーを見上げて、背筋がゾクゾクする程興奮して、思わず口角を上げた。

しおりを挟む
感想 17

あなたにおすすめの小説

悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!

梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!? 【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】 ▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。 ▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。 ▼毎日18時投稿予定

俺の体に無数の噛み跡。何度も言うが俺はαだからな?!いくら噛んでも、番にはなれないんだぜ?!

BL
背も小さくて、オメガのようにフェロモンを振りまいてしまうアルファの睟。そんな特異体質のせいで、馬鹿なアルファに体を噛まれまくるある日、クラス委員の落合が………!!

婚約破棄したら隊長(♂)に愛をささやかれました

ヒンメル
BL
フロナディア王国デルヴィーニュ公爵家嫡男ライオネル・デルヴィーニュ。 愛しの恋人(♀)と婚約するため、親に決められた婚約を破棄しようとしたら、荒くれ者の集まる北の砦へ一年間行かされることに……。そこで人生を変える出会いが訪れる。 ***************** 「国王陛下は婚約破棄された令嬢に愛をささやく(https://www.alphapolis.co.jp/novel/221439569/703283996)」の番外編です。ライオネルと北の砦の隊長の後日談ですが、BL色が強くなる予定のため独立させてます。単体でも分かるように書いたつもりですが、本編を読んでいただいた方がわかりやすいと思います。 ※「国王陛下は婚約破棄された令嬢に愛をささやく」の他の番外編よりBL色が強い話になりました(特に第八話)ので、苦手な方は回避してください。 ※完結済にした後も読んでいただいてありがとうございます。  評価やブックマーク登録をして頂けて嬉しいです。 ※小説家になろう様でも公開中です。

嫌われ公式愛妾役ですが夫だけはただの僕のガチ勢でした

ナイトウ
BL
BL小説大賞にご協力ありがとうございました!! CP:不器用受ガチ勢伯爵夫攻め、女形役者受け 相手役は第11話から出てきます。  ロストリア帝国の首都セレンで女形の売れっ子役者をしていたルネは、皇帝エルドヴァルの為に公式愛妾を装い王宮に出仕し、王妃マリーズの代わりに貴族の反感を一手に受ける役割を引き受けた。  役目は無事終わり追放されたルネ。所属していた劇団に戻りまた役者業を再開しようとするも公式愛妾になるために偽装結婚したリリック伯爵に阻まれる。  そこで仕方なく、顔もろくに知らない夫と離婚し役者に戻るために彼の屋敷に向かうのだった。

繋がれた絆はどこまでも

mahiro
BL
生存率の低いベイリー家。 そんな家に生まれたライトは、次期当主はお前であるのだと父親である国王は言った。 ただし、それは公表せず表では双子の弟であるメイソンが次期当主であるのだと公表するのだという。 当主交代となるそのとき、正式にライトが当主であるのだと公表するのだとか。 それまでは国を離れ、当主となるべく教育を受けてくるようにと指示をされ、国を出ることになったライト。 次期当主が発表される数週間前、ライトはお忍びで国を訪れ、屋敷を訪れた。 そこは昔と大きく異なり、明るく温かな空気が流れていた。 その事に疑問を抱きつつも中へ中へと突き進めば、メイソンと従者であるイザヤが突然抱き合ったのだ。 それを見たライトは、ある決意をし……?

【完結】『ルカ』

瀬川香夜子
BL
―――目が覚めた時、自分の中は空っぽだった。 倒れていたところを一人の老人に拾われ、目覚めた時には記憶を無くしていた。 クロと名付けられ、親切な老人―ソニーの家に置いて貰うことに。しかし、記憶は一向に戻る気配を見せない。 そんなある日、クロを知る青年が現れ……? 貴族の青年×記憶喪失の青年です。 ※自サイトでも掲載しています。 2021年6月28日 本編完結

死に戻り騎士は、今こそ駆け落ち王子を護ります!

時雨
BL
「駆け落ちの供をしてほしい」 すべては真面目な王子エリアスの、この一言から始まった。 王子に”国を捨てても一緒になりたい人がいる”と打ち明けられた、護衛騎士ランベルト。 発表されたばかりの公爵家令嬢との婚約はなんだったのか!?混乱する騎士の気持ちなど関係ない。 国境へ向かう二人を追う影……騎士ランベルトは追手の剣に倒れた。 後悔と共に途切れた騎士の意識は、死亡した時から三年も前の騎士団の寮で目覚める。 ――二人に追手を放った犯人は、一体誰だったのか? 容疑者が浮かんでは消える。そもそも犯人が三年先まで何もしてこない保証はない。 怪しいのは、王位を争う第一王子?裏切られた公爵令嬢?…正体不明の駆け落ち相手? 今度こそ王子エリアスを護るため、過去の記憶よりも積極的に王子に関わるランベルト。 急に距離を縮める騎士を、はじめは警戒するエリアス。ランベルトの昔と変わらぬ態度に、徐々にその警戒も解けていって…? 過去にない行動で変わっていく事象。動き出す影。 ランベルトは今度こそエリアスを護りきれるのか!? 負けず嫌いで頑固で堅実、第二王子(年下) × 面倒見の良い、気の長い一途騎士(年上)のお話です。 ------------------------------------------------------------------- 主人公は頑な、王子も頑固なので、ゆるい気持ちで見守っていただけると幸いです。

転生令息は冒険者を目指す!?

葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。  救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。  再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。  異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!  とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A

処理中です...