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10:幸せな日々
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アロルドは、毎日が幸せで満ち足りていた。暖かい家、美味しい食事、優しいデニスとアデラ、仕事に追われることなく、毎日のんびり昼寝もできる。デニスが毎日一緒に風呂に入ってくれて、毎日が眼福だし、デニスがブラッシングしてくれるので、自分の毛並みがキレイになった気がする。こんなに幸せでいいのかと、ちょっと怖くなってしまうくらい、幸せな毎日を送っている。
アロルドは、もう完全に人間の姿に戻ることを諦めている。デニスはすごくアロルドによくしてくれるが、普段は子犬姿、満月の夜だけおっさんなアロルドに、恋なんかしてくれないだろう。デニス以上に好きになれる相手なんて、きっと世界中を探し回っても見つからない。そう思うくらい、アロルドは優しくて温かいデニスに惚れ切っていた。ただ、愛犬としてデニスの側にいられたら、それでもう満足である。これ以上の幸せを望んだら、きっと罰が当たってしまう。
次の満月まで、あと3日。デニスは、アロルドとお喋りができると、うきうきしている。アロルドとしても、デニスとお喋りができるのは素直に嬉しい。毎日、家事をしている時や寝る前の少しの時間に、デニスが自分のことを話して聞かせてくれる。デニスのことを少しずつ知るたびに、デニスのことを益々好きになっていく。
軍はもう辞めると決めた。元の人間の姿に完全に戻れないのだから、どうしようもない。無駄に軍内を混乱させるのは本意ではないし、なにより、この家で過ごす毎日が幸せ過ぎて、もう殺伐とした世界に戻りたくないと思ってしまう。成人と同時に軍に入隊した。信頼している部下や共に戦場を駆け抜けた戦友が沢山いるが、アロルドは自分が軍に何の未練も持っていないことに気づいてしまった。
軍に入隊したのは、次男坊で継ぐものがなかったから。意外と出世したのは、ただ自分が死にたくなくて、部下達もできるだけ死なせたくなくて、知恵を振り絞っていたから。『救国の英雄』なんて肩書は、アロルドには重過ぎる。
ずっとアロルドの胸の中にあった本当の望みは、平和な場所にある暖かい家で、優しい自分の家族と一緒に暮らして、何でもないことで笑い合うことだった。冷え切った実家とは違う、温かい家族にずっと憧れていた。
女を愛せない以上、自分の家族をもつことは叶わない。でも、せめて夢だけは見ていたかった。今は、きっと夢の中にいる。デニスもアデラも本当に優しくて、おっとりと笑いかけてくれることが本当に嬉しくて、たまに、眠るデニスにバレないように泣くことがある。自然とぽろぽろと涙が零れてしまう。幸せ過ぎると涙が出るんだなぁと、アロルドは初めて知った。
――――――
季節は冬本番になっている。アロルドはいつも通りデニスより早く目覚めると、デニスの可愛らしい寝顔を堪能してから、うりうりと額をデニスの顎に擦りつけた。デニスが擽ったそうに小さく笑って、目を開けた。ふわっと笑ったデニスが、アロルドの頭や背中を優しく撫でてくれる。心地よいデニスの手の感触に、安心すると同時に胸がときめく。アロルドの恋心は実ることなどないが、今はまだ、大事に育ててやりたい気分だ。いつかは、デニスへの恋心を捨ててしまわなければいけない時がくるのかもしれないが、一時の間だけでも、この温かい幸せの中にいたい。
「おはよう。コニー。今日も起こしてくれてありがとう。トイレに行くよね? 一緒に外に出ようか」
「わふっ! (おはよう! デニス!)」
デニスがベッドから出て、寝間着から着替えると、コートを着て、アロルドの身体を優しく抱き上げた。アロルドは、排泄は基本的に外でしている。家の中のトイレは便器が大きすぎるし、排泄しているところをデニスに見られたら、羞恥心で死んでしまう。アロルドは割と繊細なのである。軍の仲間達とは、普通に一緒に野糞もしていたが、デニスにだけは見られたくない。複雑な恋心なのである。
デニスに抱っこされて外に出ると、デニスがミルクを搾ったり、卵を拾ったりしている間に、森の茂みの中に行き、穴を掘って、用を足す。スッキリしたら、茂みの葉っぱに尻を擦りつけて、ちょっとでもキレイにしてから、デニスがいる家畜小屋に戻る。
デニスの愛馬のシルビーは、いつもつんとすましていて、デニスにしかデレない。牛達は気がいい性分なのか、アロルドに自分の餌を分けてくれようとする時がある。勿論、丁重にお断りしている。三羽の鶏達は、いつでも元気に鳴いている。子犬の姿になったので、もしかしたら動物の言うことが分かるかとも思ったのだが、そんなことはなかった。それでも、シルビー以外とはそれなりに仲良くなっている気がする。
デニスに抱っこしてもらい、足を拭いてから家の中に入ると、ふわふわとパンが焼けるいい匂いが漂っていた。匂いからして、今日のパンは干し葡萄入りのようだ。とても美味しそうな匂いがしているが、残念ながら今のアロルドでは食べられない。一度食べてみたいので、次の満月の時に、アデラに次の次の満月の時に作ってもらえないか、頼んでみるつもりである。デニスがいつも美味しそうに食べているから、本当に気になっているのだ。デニスと美味しいものを共有できたら、もっともっと幸せになれる気がする。
今日も美味しい朝食を食べ終えると、後片付けを終わらせたアデラに抱っこされて、出勤するデニスを見送った。できたら、デニスの仕事先までついていきたいが、デニスの仕事の邪魔はしたくないので、ぐっと我慢している。
アデラが優しくアロルドの背中を撫でてきたので、アデラの顔を見上げると、アデラがおっとりと笑った。
「私はお昼ご飯の時間まで、調合室にいるわね。今日はよく晴れているから、お外で運動しておく?」
「わふっ! (運動する!)」
「そう。じゃあ、お昼ご飯になったら呼びに行くわね。森の奥には行っちゃだめよ? 何かあったら、私の名前を呼んでちょうだい。私の魔法の範囲内なら、すぐに気づけるから」
「わふっ(了解した)」
「じゃあ、いっぱい運動して、お腹を減らしてきてね」
おっとり笑顔のアデラに地面に下ろされて、アロルドは走り出した。特に目的はない。強いて言うなら、走るのが目的だ。子犬の姿になったからだろうか、妙に走りたくて堪らない時がある。アデラはいつもそれに気づいて、晴れている時だったら外で、雪が降っていたら家の中で走らせてくれる。思いっきり走った後の、温かいミルクと食事は格別に美味しい。
アロルドは気が済むまで、家の周りを走り回った。
昼食後のお昼寝から目覚めると、デニスが帰ってくる時間が近い。アロルドは、いつも玄関でデニスが帰ってくるのを待っている。馬の歩く音が聞こえてくると、だっと走って、居間に置いてある姿見で自分の毛並みが乱れていないかチェックしてから、まただっと走って玄関に戻る。デニスには、いつでも可愛い『コニー』と思われたいのである。
玄関のドアが開いて、雪が微かについているデニスが現れた。
「わふっ! (おかえり! デニス!)」
デニスがふわっと嬉しそうに笑って、アロルドの身体を優しく抱き上げた。
「ただいま。コニー。ふあー。コニーは温かいねー」
「わふわふ(デニスが冷たいんだ。風邪をひく前に風呂で温まった方がいい)」
「ん? 今日もご飯の前にお風呂?」
「わふ! (その方がいい!)」
「じゃあ、一緒に入ろうか」
「わふん! (是非ともぉぉ!)」
アロルドは、デニスに抱っこされたまま台所に寄り、二階のデニスの部屋に行ってから、着替えを持ったデニスと一緒に風呂場に向かった。今日も至福の時間の始まりである。
アロルドは、デニスの裸体を堪能しながら、幸せな溜め息を吐いた。
アロルドは、もう完全に人間の姿に戻ることを諦めている。デニスはすごくアロルドによくしてくれるが、普段は子犬姿、満月の夜だけおっさんなアロルドに、恋なんかしてくれないだろう。デニス以上に好きになれる相手なんて、きっと世界中を探し回っても見つからない。そう思うくらい、アロルドは優しくて温かいデニスに惚れ切っていた。ただ、愛犬としてデニスの側にいられたら、それでもう満足である。これ以上の幸せを望んだら、きっと罰が当たってしまう。
次の満月まで、あと3日。デニスは、アロルドとお喋りができると、うきうきしている。アロルドとしても、デニスとお喋りができるのは素直に嬉しい。毎日、家事をしている時や寝る前の少しの時間に、デニスが自分のことを話して聞かせてくれる。デニスのことを少しずつ知るたびに、デニスのことを益々好きになっていく。
軍はもう辞めると決めた。元の人間の姿に完全に戻れないのだから、どうしようもない。無駄に軍内を混乱させるのは本意ではないし、なにより、この家で過ごす毎日が幸せ過ぎて、もう殺伐とした世界に戻りたくないと思ってしまう。成人と同時に軍に入隊した。信頼している部下や共に戦場を駆け抜けた戦友が沢山いるが、アロルドは自分が軍に何の未練も持っていないことに気づいてしまった。
軍に入隊したのは、次男坊で継ぐものがなかったから。意外と出世したのは、ただ自分が死にたくなくて、部下達もできるだけ死なせたくなくて、知恵を振り絞っていたから。『救国の英雄』なんて肩書は、アロルドには重過ぎる。
ずっとアロルドの胸の中にあった本当の望みは、平和な場所にある暖かい家で、優しい自分の家族と一緒に暮らして、何でもないことで笑い合うことだった。冷え切った実家とは違う、温かい家族にずっと憧れていた。
女を愛せない以上、自分の家族をもつことは叶わない。でも、せめて夢だけは見ていたかった。今は、きっと夢の中にいる。デニスもアデラも本当に優しくて、おっとりと笑いかけてくれることが本当に嬉しくて、たまに、眠るデニスにバレないように泣くことがある。自然とぽろぽろと涙が零れてしまう。幸せ過ぎると涙が出るんだなぁと、アロルドは初めて知った。
――――――
季節は冬本番になっている。アロルドはいつも通りデニスより早く目覚めると、デニスの可愛らしい寝顔を堪能してから、うりうりと額をデニスの顎に擦りつけた。デニスが擽ったそうに小さく笑って、目を開けた。ふわっと笑ったデニスが、アロルドの頭や背中を優しく撫でてくれる。心地よいデニスの手の感触に、安心すると同時に胸がときめく。アロルドの恋心は実ることなどないが、今はまだ、大事に育ててやりたい気分だ。いつかは、デニスへの恋心を捨ててしまわなければいけない時がくるのかもしれないが、一時の間だけでも、この温かい幸せの中にいたい。
「おはよう。コニー。今日も起こしてくれてありがとう。トイレに行くよね? 一緒に外に出ようか」
「わふっ! (おはよう! デニス!)」
デニスがベッドから出て、寝間着から着替えると、コートを着て、アロルドの身体を優しく抱き上げた。アロルドは、排泄は基本的に外でしている。家の中のトイレは便器が大きすぎるし、排泄しているところをデニスに見られたら、羞恥心で死んでしまう。アロルドは割と繊細なのである。軍の仲間達とは、普通に一緒に野糞もしていたが、デニスにだけは見られたくない。複雑な恋心なのである。
デニスに抱っこされて外に出ると、デニスがミルクを搾ったり、卵を拾ったりしている間に、森の茂みの中に行き、穴を掘って、用を足す。スッキリしたら、茂みの葉っぱに尻を擦りつけて、ちょっとでもキレイにしてから、デニスがいる家畜小屋に戻る。
デニスの愛馬のシルビーは、いつもつんとすましていて、デニスにしかデレない。牛達は気がいい性分なのか、アロルドに自分の餌を分けてくれようとする時がある。勿論、丁重にお断りしている。三羽の鶏達は、いつでも元気に鳴いている。子犬の姿になったので、もしかしたら動物の言うことが分かるかとも思ったのだが、そんなことはなかった。それでも、シルビー以外とはそれなりに仲良くなっている気がする。
デニスに抱っこしてもらい、足を拭いてから家の中に入ると、ふわふわとパンが焼けるいい匂いが漂っていた。匂いからして、今日のパンは干し葡萄入りのようだ。とても美味しそうな匂いがしているが、残念ながら今のアロルドでは食べられない。一度食べてみたいので、次の満月の時に、アデラに次の次の満月の時に作ってもらえないか、頼んでみるつもりである。デニスがいつも美味しそうに食べているから、本当に気になっているのだ。デニスと美味しいものを共有できたら、もっともっと幸せになれる気がする。
今日も美味しい朝食を食べ終えると、後片付けを終わらせたアデラに抱っこされて、出勤するデニスを見送った。できたら、デニスの仕事先までついていきたいが、デニスの仕事の邪魔はしたくないので、ぐっと我慢している。
アデラが優しくアロルドの背中を撫でてきたので、アデラの顔を見上げると、アデラがおっとりと笑った。
「私はお昼ご飯の時間まで、調合室にいるわね。今日はよく晴れているから、お外で運動しておく?」
「わふっ! (運動する!)」
「そう。じゃあ、お昼ご飯になったら呼びに行くわね。森の奥には行っちゃだめよ? 何かあったら、私の名前を呼んでちょうだい。私の魔法の範囲内なら、すぐに気づけるから」
「わふっ(了解した)」
「じゃあ、いっぱい運動して、お腹を減らしてきてね」
おっとり笑顔のアデラに地面に下ろされて、アロルドは走り出した。特に目的はない。強いて言うなら、走るのが目的だ。子犬の姿になったからだろうか、妙に走りたくて堪らない時がある。アデラはいつもそれに気づいて、晴れている時だったら外で、雪が降っていたら家の中で走らせてくれる。思いっきり走った後の、温かいミルクと食事は格別に美味しい。
アロルドは気が済むまで、家の周りを走り回った。
昼食後のお昼寝から目覚めると、デニスが帰ってくる時間が近い。アロルドは、いつも玄関でデニスが帰ってくるのを待っている。馬の歩く音が聞こえてくると、だっと走って、居間に置いてある姿見で自分の毛並みが乱れていないかチェックしてから、まただっと走って玄関に戻る。デニスには、いつでも可愛い『コニー』と思われたいのである。
玄関のドアが開いて、雪が微かについているデニスが現れた。
「わふっ! (おかえり! デニス!)」
デニスがふわっと嬉しそうに笑って、アロルドの身体を優しく抱き上げた。
「ただいま。コニー。ふあー。コニーは温かいねー」
「わふわふ(デニスが冷たいんだ。風邪をひく前に風呂で温まった方がいい)」
「ん? 今日もご飯の前にお風呂?」
「わふ! (その方がいい!)」
「じゃあ、一緒に入ろうか」
「わふん! (是非ともぉぉ!)」
アロルドは、デニスに抱っこされたまま台所に寄り、二階のデニスの部屋に行ってから、着替えを持ったデニスと一緒に風呂場に向かった。今日も至福の時間の始まりである。
アロルドは、デニスの裸体を堪能しながら、幸せな溜め息を吐いた。
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