離婚したからパパ活しちゃうおっさんのお話

丸井まー(旧:まー)

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5:楽しいセックス(ダッド)

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プルートはその場で、ダッドとじっくりと味わうようなゆったりとしたキスをした。お互いに舌を伸ばして、焦れったい程ゆっくりとした動きでねっとりと舌を絡ませ合い、ダッドの舌を舐めながら、ダッドの口内に舌を潜り込ませる。ダッドの形のいい歯を一つずつ丁寧に舐めるように歯列をなぞり、歯の裏側の、歯の付け根の辺りを舌先で擽る。上顎をねっとりと舐め回し、尖らせた舌先でこちょこちょと擽るようにすれば、ダッドがくぐもった熱い吐息を漏らし、プルートの首に両腕を絡め、よりぴったりと身体をくっつけてきた。プルートの股間に、固いものが当たっている。ダッドはもう勃起しているらしい。
何度も唇を吸い合い、互いの口内を味わって、舌を絡め合う。
ダッドが唇を触れ合わせながら囁いた。


「おじさんのちゅー、気持ちいい」

「僕も気持ちいいよ。一緒にシャワー浴びる?」

「うん」


プルートはダッドの手を引いて、狭いシャワー室に移動した。狭い脱衣場で、戯れ合うようにキスをしながら、お互いの服を脱がせ合う。
自分でも不思議になる程、大胆になれそうな気分だ。プルートはほっそりとした汗ばんでいるダッドの首筋にねっとりと舌を這わせ、痕がつかない程度の力加減で優しく吸った。若い肌の瑞々しさほ、やはり癖になる。自分が既に失っているものだからだろうか。
ダッドのほっそりとした二の腕を撫で回しながら、ぷくっとした少し大きめの乳首に舌を這わせる。ダッドの乳首は乳輪も大きくて、淡い赤褐色の可愛らしい乳首である。乳首の先端をチロチロと舌先で擽り、乳首全体を舌先でコロコロと弾き、ちゅくっと音を立てて優しく吸う。ダッドの吸いつくような若々しい肌を撫で回しながら、両方の乳首を交互に舌と唇で弄っていると、熱く浅い息を吐きながら、ダッドがプルートを見下ろした。


「僕が抱くんじゃないの?」

「君が僕を抱くよ。でも、どうせやるならお互いに沢山気持ちいい方がいいだろう?乳首は気持ちよくない?」

「……気持ちいい」

「よかった。後で僕の乳首も可愛がってよ」

「んっ。はぁ……ねぇ。今してみたい。交代」

「まだシャワー浴びてないけど」

「あはっ。おじさんだって僕を舐めてるじゃん」

「可愛いから、つい」

「ふはっ。おじさんの乳首触らせて」

「いいよ」

「……乳首おっきい。なんかやらしいね」

「あー……元旦那に弄られてたら、こうなったんだよね。女の乳首みたいだろ。実はあんまり好きじゃないんだ」

「触られるのも好きじゃない?」

「ううん。気持ちいいから好きだよ」

「じゃあ、いっぱい触る」


プルートは少し伏せていた身体を起こして、直立になった。プルートのペニスも、もう勃起して、垂直やや下くらいの角度になっていた。チラッとダッドの股間を見下ろせば、ダッドのペニスも勃起して、垂直よりやや上向きになっていた。確かに、ダッドのペニスは大きい方じゃない。でも、見た感じだと、プルートの中指くらいの長さはあるから、前立腺にはとどきそうだ。ちゃんと2人で気持ちよくなれる。
プルートは赤子のように乳首をちゅーちゅー吸い始めたダッドの頭を撫でながら、くふっと小さく笑った。乳首をちゅーちゅー吸われるのも、じんわり気持ちいいが、どちらかと言えば、乳頭をすりすりされたり、少し強めに噛まれる方が好きだ。プルートはそれをダッドに伝えて、プルート好みのやり方で乳首を弄ってもらった。
軽く噛まれながら、乳首を引っ張られると堪らなく気持ちがいい。


「あぁ……ダッド。上手……は、あぁ……」

「ちゅぽっ。ん、ねぇ。おじさん」

「ん?」

「あの……なんか興奮しちゃって……」

「うん」

「ちんちんちょっと痛い」

「ははっ。一度先に出しとく?」

「う、いいの?」

「若いから何度も出せるだろう?」

「うーん。4発くらいは普通に出せるよ」

「素晴らしいね。僕は、今は2発が限界かな。歳をとるって嫌だねぇ。若い頃は僕もそれくらい普通に出せてたんだけど」

「おじさん。ちんちん、舐めて」

「いいよ。あぁ。すごく元気だね。皮を口で剥いてあげよう」

「うん。……はっ、あぁっ……ふぅっ!」


プルートはその場に膝をついて、ダッドの控えめなサイズのペニスを優しく掴み、半分皮に覆われているペニスの先っぽに唇をつけ、ゆっくりと優しく唇で熱い亀頭を包む皮を剥いていった。微かなおしっこの匂いと、むわっと青臭い先走りの匂いが鼻を通り抜ける。普段は皮に包まれている敏感な亀頭をまるっと口に含めば、ビクビクっとダッドの腰が震え、ぴゅっと少量の濃い精液がプルートの口内に飛び込んできた。ペニスを咥えたまま、チラッと目だけでダッドの顔を見上げれば、射精しそうになっているのを必死で堪えているのか、気持ちよさそうに顔を歪め、堪えるような顔をしていた。プルートはちょっとした悪戯心で、頬をすぼめるようにして、じゅるるるるっとダッドのペニスを吸いながら、ダッドのペニスの根元まで飲み込んでいった。


「あぁっ!おじさんっ!それだめっ!」


ダッドの腰や太腿が震え、精液に近いような濃い先走りが口内に溢れてくる。プルートは楽しくなって、じゅるじゅる吸いながら、頭を前後に動かして、ダッドのペニスの根元から先っぽまで、舌を這わせながら唇で扱いた。唇で剥いて露出している熱い亀頭を円を描くように舐め回し、先走りが溢れている尿道口をちょこちょこと尖らせた舌先で擽ってやると、どばぁっと勢いよくダッドの精液が口内に溢れた。ちゅーっとダッドのペニスの尿道口を吸い、精液を全て吸いとってから、萎えたダッドのペニスから口を離す。くちゅくちゅと口内の濃い精液を味わってから、プルートはごくんとダッドの精液を飲み干した。
精液を出し終えたダッドのペニスを労るように、やんわりと舐め回し、やや小ぶりな陰嚢にも優しく舌を這わせる。ダッドの陰嚢の片方を口に含んで、コロコロと舐め回していると、ダッドの手がプルートの肩に触れた。


「おじさん、それも駄目。またすぐ出ちゃう」

「気持ちいい?」

「気持ちいい。から、ヤダ。おじさんのも舐める」

「あはっ。じゃあ、シャワーを浴びようか。シャワーを浴びたら舐め合いっこしよう」

「うん」


日焼けした肌を赤く染めたダッドが頷いたので、プルートはゆるく口角を上げて立ち上がった。
狭いシャワー室でお互いの身体を泡だらけにして、抱きしめ合う。ゆっくりと味わうようなキスをしながら、ぴったりとくっつき、絡み合うようにして、泡まみれのぬるつく乳首や勃起したペニスを互いに擦りつけ合う。酷く興奮するし、楽しい。プルートは笑いながら、唇を触れ合わせたまま囁いた。


「ダッド。楽しい?」

「うん。楽しい。ねぇ。もっと気持ちよくなりたい」

「あはっ。いいよ。泡を流そうか」

「うん。ねぇ。おじさんは何をされるのが好き?」

「そうだねぇ。アナルを舐められるのが好きかな」

「じゃあ、舐める」

「ふふっ。よろしく」


プルートとダッドはクスクス笑いながら、シャワーで身体の泡を流した。

適当に身体を拭いて、ベッドに上がり、プルートは四つん這いになって、上体を伏せ、両手で自分の薄い尻肉を掴んで、ダッドに自分の縦割れのいやらしいアナルを見せつけた。興奮して、既にひくひくしている。年若い子に自分の使い古した淫らなアナルを見られているという興奮だけで、背筋がゾクゾクして射精してしまいそうだ。若干、新たな扉を開いてしまった気がするが、楽しいから問題ない。
ダッドがプルートの尻に顔を埋め、拙い動きでプルートのアナルを舐め始めた。ぎこちない感じが逆にいい。プルートは腰をくねらせながら喘ぎ、こうして欲しいとねだりながら、ダッドから与えられる快感に涎を垂らして喘いだ。

プルートの気が済むまでアナルを舐めてもらうと、プルートはダッドを仰向けに寝転がらせた。ダッドの身体を跨いでローションのボトルを手に取り、お互いの手を中心に身体にもローションを垂らして、ぬるぬるの肌を2人で笑いながら撫で回し合う。


「こんなに豪快にローション使うの初めてかも」

「僕もだよ」

「あははっ!なんか楽しい」


ダッドが弾けるような笑顔で、ピコピコとローションまみれのプルートの乳首を指で弾いた。腰の辺りがぞわっとして、いっぱい舐めてもらって綻んでいるアナルが酷く疼く。
プルートは笑いながら、ダッドの手を握り、自分の指を添える形で、ダッドの手を自分のアナルに導き、ダッドの指に自分の指を添えて、ゆっくりと自分の疼いて堪らないアナルに2人の指を挿れていった。自分の前立腺の場所はきっちり把握している。プルートは迷わずダッドの指を自分の前立腺に触れさせた。


「は、ぁ……ここ、少しぷっくりしてるとこ。ここが僕の前立腺」


ダッドが興奮した顔で、ごくりと唾を飲み込んだ。プルートが促さなくても、ダッドの指が動き出した。プルートの前立腺をすりすりと指の腹で刺激してくる。プルートは笑みを浮かべて喘いだ。気持ちよくて興奮して堪らない。アナルが勝手に締まって、2人の指を締めつける。
プルートはダッドに声をかけて一度指を引き抜かせた。
ダッドの身体の上で体勢を変え、元気いっぱいに勃起しているダッドのペニスが目の前にくるようにする。ダッドの顔の上には、プルートの股間がある。プルートがダッドのペニスの竿をねっとりと舐め始めると、プルートの尻にダッドのぬるついた手が触れ、ひくつくプルートのアナルにダッドの指が入ってきた。ぬこぬこと指を抜き差しされながら、教えたばかりの前立腺をぐりぐりと指で刺激される。ぐるりとアナルを拡げるように指を回され、敏感なアナルの入り口付近も刺激してくれる。


「あぁっ!そうっ、上手っ!きもちいいっ!」

「おじさんの中、すごい。狭くて、熱い」

「ふはっ!挿れたい?」

「挿れたい」

「あはっ!いいよ。どの体位で挿れる?」

「四つん這いになって」

「いいよ」


プルートはダッドの身体の上からどいて、ベッドの上に四つん這いになった。すぐにプルートの尻肉をダッドが両手で掴み、大きく広げ、くぽくぽともの欲しそうに収縮しているアナルを露わにした。熱くて固いものがアナルに触れたかと思えば、ローションの滑りを借りて、ずるぅっと一気にダッドのペニスがプルートのアナルに入ってきた。トンッと、ちょうど前立腺にダッドのペニスの先のほうが当たっている。思った通りだ。プルートは口角を上げ、快感にぶるりと身体を震わせた。ダッドはすぐに腰を振り始めた。最初からクライマックスな感じで、パンパンパンパンッと濡れた肌同士がぶつかり合う音が響く程激しくプルートの尻に自分の下腹部を叩きつけ、プルートの前立腺を遠慮なくガンガン突き上げてくる。気持よすぎて、目の裏がチカチカする。プルートは前立腺を突き上げられる度に、大きく意味のない声を上げた。


「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!」

「あぁっ、おじさんっ、締めすぎっ……あぁーーっ、出ちゃうっ、イッちゃう!」

「あっは!!イッて!出してっ!出してっ!!んあぁっ!!」

「あ、あ、あーーっ!」


一際強く、前立腺を突き上げられた。プルートの腹の中で、ダッドのペニスがほんの微かに震えている。射精しているダッドのイキ顔が見たくて、プルートは喘ぎながら、顔だけで後ろを振り返った。ダッドは気持ちよさそうにだらしなく顔をゆるめて、精液をプルートの中に出し切るように、ゆるゆると腰を動かしていた。プルートは、ふふっと笑って、わざとアナルに力を入れ、射精して萎えかけているダッドのペニスを締めつけた。


「はぅっ!ちょっ、おじさんっ!」


ビクッとダッドの身体が震え、焦ったような上擦った声を出した。プルートは楽しくてクックッと笑いながら、そのままの体勢で、腰をくねらせ、ダッドのペニスをアナルで扱き始めた。


「あぁっ!おじさんっ!今、だめっ、だめっ」

「あはっ!きもちいい?」

「きもちいい、から、だめっ」

「あははっ!楽しい?」

「ふ、あはっ、あははっ!たのしい!」


ダッドが気持ちよさそうに顔を歪めながら、声を上げて笑った。ダッドの両手がプルートの細い腰を掴み、パァンっと自分の下腹部をプルートの尻に打ちつけた。早くも完全復活しているダッドのペニスが、ごりっと強くプルートの前立腺を刺激する。


「あぁっ!?」

「今度はおじさんもイかせるね」

「あっは!!あはははっ!!イかせてっ!思いっきり突いてっ!」

「うん!あ、はぁっ!きもちいいっ!!」


プルートはダッドと一緒に疲れきって寝落ちるまで、笑いながら快感を貪った。




------
連れ込み宿の近くの軽食屋で朝食を食べた後、スッキリつやつやな顔で、ダッドが笑ってプルートの唇にキスをした。


「おじさん。ありがと。こんなに楽しかったのは初めてだよ」

「僕も楽しかったよ」

「また連絡ちょうだいよ。おじさんなら何時でも大歓迎!」

「ははっ。今回みたいにデートとセットがいいな。君の食べっぷりは見ていて本当に気持ちがいい。本当にすごく楽しかったよ」

「あはっ。じゃあ、またいっぱいご馳走になるよ。またね。おじさん。ふふっ。おじさんならセックスも大歓迎だから!」

「ありがとう。またね」


ダッドは弾けるような明るい笑顔を見せて、帰っていった。プルートもゆるく口角を上げて、ご機嫌に軽やかな足取りで自宅へと向かい歩き出した。
なんだか本当に楽しかった。ディディの時も楽しかったが、ダッドはダッドで本当に楽しかった。ディディにはディディの、ダッドにはダッドの良さがある。
元旦那からぶんどった慰謝料はたんまりあるので、金の心配はない。また次の休みも『パパ活』をしようと決め、プルートは愛しのミーミを迎えに行った。
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