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7:焦れったい
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ヘルマンは、自室に帰り着くと、ジャケットだけを脱いで、狭い台所の魔導冷蔵庫から、酒の瓶を取り出した。
今日は、5回目のデートだった。眠る(正確には寝たフリ)ヘルマンを犯していた癖に、エーベルハルトは、ヘタレで腰抜けだから、夕食を食べたら、バーなどで少しだけ酒を飲んで、真っ直ぐに独身寮に帰っている。
今日はエーベルハルトに頼まれて、服を買うのに付き合ってやった。自分では、センスに自信が無いらしい。エーベルハルトは、癖がない顔立ちをしているが、軍人として鍛えているので、実用的な筋肉がバランスよくついていて、割とスタイルがいい。髪型をこざっぱりしたものにして、洒落た服を着れば、それなりに人目を引く爽やか知的な雰囲気男前になった。今日も、エーベルハルト本人は気づいていなかったが、カフェのテラス席で珈琲を飲んでいる時に、周囲にいた婦女子がひそひそと『あの人達かっこいー!』と騒いでいた。ダサくてもさかったエーベルハルトを変身させたヘルマンとしては、実に満足である。
ヘルマンは、瓶に直接口をつけて酒を飲みながら、ぼんやりと今日までのデートを思い出して、思った。いい加減、焦れったい。最近は、初回のデートの時のような、手を繋ぐだけで吐きそうな面はしなくなったが、それでも、エーベルハルトは、照れ臭そうにもじもじしている。初な十代じゃあるまいし、いい歳した男達がお手手繋ぎ止まりってどうなんだ。キスをしたことも無い。ヘルマンから仕掛けてもいいが、エーベルハルトに口説かせると決めたので、基本的に自分から動くつもりはない。が、いい加減、本当に焦れったい。百億歩譲って、セックスまで時間がかかるのはいい。が、キスくらいは普通にしてこいよと思う。エーベルハルトは、ヘタレで腰抜けだから仕方がないのかもしれないが、焦れった過ぎて、ちょっとイライラしてくる。
エーベルハルトのことが特別好きかと聞かれたら、今はそうでもないと答えるしかない。エーベルハルトとのデートは、エーベルハルトなりに頑張っているのが分かって、地味に楽しくはある。毎回、青白い顔をして、今にも吐きそうな面でデートに誘ってくるのはどうかと思うが。
ヘルマンは、ベッドに腰掛けて酒を飲みながら、自分はこれからどうしたいのかと考えてみた。
エーベルハルトは、部下としては、かなり可愛がっている方だ。一人の男としては、ヘタレの腰抜け野郎だと思っている。が、同時に、淫らでいやらしい面も知っている。ヘルマンの身体の上で踊るエーベルハルトは、本当に淫らで、普段とのギャップもあって、正直ぐっとくるものがある。ぶっちゃければ、エーベルハルトと普通にセックスがしてみたい。
男同士では、恋人になることはできても、正式な結婚はできない。だが、一定年数以上同棲していると、事実婚と見なされて、どっちかが死んだ時などに、遺産を相続できたりするらしい。
ヘルマンは、エーベルハルトとの同棲をちょっと想像してみた。穏やかな顔で、のほほんと笑うエーベルハルトは、悪くない。多分、エーベルハルトも、ヘルマン同様野戦料理しか作れないだろうが、一緒に料理本片手に料理をしてみるのは、ヘルマン的にはありだ。ちょっと楽しそうである。掃除と洗濯はお互い普通にできるだろうし、エーベルハルトは絶対に浮気をしないだろうから、なんだか、エーベルハルトとの同棲は結構いいんじゃないかと思えてきた。
一番の問題は、エーベルハルトがヘタレの腰抜け野郎だということだ。未だにキスの一つもしていないくらいである。本当に焦れったい。エーベルハルトは、ヘルマンとの先の事を考えているのだろうか。
1人で考えても仕方がない。明日も休みだ。ヘルマンは、酒の残りを一気飲みすると、ベッドから立ち上がった。
エーベルハルトに、自分を口説かせると決めたが、本当に焦れったくて仕方がないので、とりあえず今から、エーベルハルトに先の事を考えているのかだけでも確認しに行く。エーベルハルト次第では、ヘルマンも腹を括る必要がある。
男同士で付き合う者達は、軍内でも少数派だし、世間一般では、もっと少数派だ。白い目や奇異の目で見られるようになる可能性も高い。それなりに腹を括らないと、エーベルハルトと寄り添って生きていくことは難しい。
ヘルマンは、階下のエーベルハルトの部屋の前に立つと、無造作に部屋のドアをノックした。
部屋のドアが開き、上半身裸で首にタオルをかけたエーベルハルトが顔を出した。エーベルハルトが驚いたように目を丸くした。
「入るぞ」
「あ、はい」
ヘルマンは、エーベルハルトの部屋に入り、どさっとエーベルハルトのベッドに腰掛けた。何やら顔を真っ赤に染めて、オロオロし始めたエーベルハルトに声をかけて、隣に座らせる。エーベルハルトは、拳二個分くらい空けた所に腰を下ろした。
「で」
「は、はい?」
「今日で5回目のデートだった訳だが」
「あ、はい」
「お前、俺とどうなりてぇんだ」
「うえっ!? え、あ、えっと……えっと……」
身体ごとエーベルハルトの方を向けば、エーベルハルトは首まで真っ赤に染めて、もじもじと楽なズボンの布地を弄って俯いていた。
「……分かりません」
「は?」
「……お、俺なんかじゃ、ヘルマン曹長とは釣り合わないし……」
ボソボソッと呟いたエーベルハルトに、ヘルマンはちょっとイラッとした。基本的に、ヘルマンは割と気が短い方だ。ヘルマンは溜め息を吐くと、エーベルハルトに声をかけ、こちらを向いたエーベルハルトの顔面を片手で鷲掴んだ。
「おふっ!?」
「エーベルハルトー。質問に端的に答えやがれ。俺に惚れてるだろう」
「は、はい」
「恋人になりたいだろう」
「……で、でも……」
「こ・い・び・とに、なりたいだろう?」
「……な、なりたい……です……」
「お前、将来的には俺とどうなりたい」
「え、あ……考えたこと……無かったです……」
「あん?」
「いでででで! 締まってます!」
「締めてんだよ。お前、俺のこと好きなくせに、将来のこと、全然考えて無かったのかよ。このヘタレ腰抜け野郎」
「すっ、すいませんっ! だ、だって……」
「『だって』?」
「……俺なんかが、ヘルマン曹長みたいな格好いい人と恋人になんかなれる筈がない……」
「おーーまーーえーーはーー!」
「いっ!? いだだだだだだっ!」
ヘルマンは、エーベルハルトの言葉にイラッとして、ギリギリとエーベルハルトの顔面を掴む手に力を込めた。エーベルハルトの、ヘタレ腰抜け野郎っぷりは、どうやら筋金入りのようである。どうも、自己評価も低いようだ。
ヘルマンは、気が済むまで、エーベルハルトの顔面をギリギリ片手で締めつけて、半泣きになったエーベルハルトの顔から手を離した。ふんっと大きく鼻息を吐くと、ヘルマンは、顔を押さえて呻いているエーベルハルトに話しかけた。
「おい」
「は、はい」
「恋人になるんなら、同棲も視野に入れておけ。一定年数以上同棲してると、男同士でも、事実婚と見なされる」
「え? そうなんですか?」
「あぁ。お前、俺のことが好きだろう」
「は、はい」
「いい加減、キスくらいしてこいや」
「えっ!? や、だって……」
「今度はなんだ」
「……は、恥ずかしいし、照れ臭くて……」
「お前は十代のガキか。いや、今時の十代のガキの方が進んでるな」
「ぐはっ……す、すいません……」
「ヘタレ腰抜け野郎」
「うぅ……反論できない……」
「何回デートしたと思ってんだ。キスくらいしてきやがれ」
エーベルハルトが、大丈夫か? とちょっと不安になる程、顔や耳、首を真っ赤に染めた。暫し、俯いてもじもじしていたエーベルハルトが、意を決したように、顔を上げて、真っ直ぐにヘルマンを見てきた。
ヘルマンの顔に、エーベルハルトの顔が近づいてきて、ヘルマンの口の左側に、そっと柔らかいエーベルハルトの唇が触れた。
ヘルマンは、真っ赤な顔で目を泳がせているエーベルハルトに、にっこりと笑いかけ、ガッと再びエーベルハルトの顔面を片手で鷲掴んだ。
「おふっ!?」
「おーまーえーはー……子供か!!」
「だっ、だってぇ!! 唇にキスなんてハードル高すぎですよぉ!!」
「もっとすごいことやりまくってただろうが!てめぇこの野郎!」
「そっ、そうなんですけどぉ!」
「だぁーーーー! 焦れったい!! クッソ! キスしてやる!」
「へぁ!?」
ヘルマンは、地味ーに溜まっていたイラッが爆発して、片手で掴んでいたエーベルハルトの顔面を離すと、両手でエーベルハルトの頬を圧し潰すようにガッと掴み、有無を言わさず、エーベルハルトの唇に触れるだけのキスをした。
ふにっと柔らかいエーベルハルトの唇から口を離し、エーベルハルトの瞳を間近で見ると、エーベルハルトは、白目を剥いて気絶していた。嘘だろマジかよおい。
ヘルマンは、エーベルハルトに心底呆れながらも、これは本当に先が長いなぁと、大きな溜め息を吐いた。
今日は、5回目のデートだった。眠る(正確には寝たフリ)ヘルマンを犯していた癖に、エーベルハルトは、ヘタレで腰抜けだから、夕食を食べたら、バーなどで少しだけ酒を飲んで、真っ直ぐに独身寮に帰っている。
今日はエーベルハルトに頼まれて、服を買うのに付き合ってやった。自分では、センスに自信が無いらしい。エーベルハルトは、癖がない顔立ちをしているが、軍人として鍛えているので、実用的な筋肉がバランスよくついていて、割とスタイルがいい。髪型をこざっぱりしたものにして、洒落た服を着れば、それなりに人目を引く爽やか知的な雰囲気男前になった。今日も、エーベルハルト本人は気づいていなかったが、カフェのテラス席で珈琲を飲んでいる時に、周囲にいた婦女子がひそひそと『あの人達かっこいー!』と騒いでいた。ダサくてもさかったエーベルハルトを変身させたヘルマンとしては、実に満足である。
ヘルマンは、瓶に直接口をつけて酒を飲みながら、ぼんやりと今日までのデートを思い出して、思った。いい加減、焦れったい。最近は、初回のデートの時のような、手を繋ぐだけで吐きそうな面はしなくなったが、それでも、エーベルハルトは、照れ臭そうにもじもじしている。初な十代じゃあるまいし、いい歳した男達がお手手繋ぎ止まりってどうなんだ。キスをしたことも無い。ヘルマンから仕掛けてもいいが、エーベルハルトに口説かせると決めたので、基本的に自分から動くつもりはない。が、いい加減、本当に焦れったい。百億歩譲って、セックスまで時間がかかるのはいい。が、キスくらいは普通にしてこいよと思う。エーベルハルトは、ヘタレで腰抜けだから仕方がないのかもしれないが、焦れった過ぎて、ちょっとイライラしてくる。
エーベルハルトのことが特別好きかと聞かれたら、今はそうでもないと答えるしかない。エーベルハルトとのデートは、エーベルハルトなりに頑張っているのが分かって、地味に楽しくはある。毎回、青白い顔をして、今にも吐きそうな面でデートに誘ってくるのはどうかと思うが。
ヘルマンは、ベッドに腰掛けて酒を飲みながら、自分はこれからどうしたいのかと考えてみた。
エーベルハルトは、部下としては、かなり可愛がっている方だ。一人の男としては、ヘタレの腰抜け野郎だと思っている。が、同時に、淫らでいやらしい面も知っている。ヘルマンの身体の上で踊るエーベルハルトは、本当に淫らで、普段とのギャップもあって、正直ぐっとくるものがある。ぶっちゃければ、エーベルハルトと普通にセックスがしてみたい。
男同士では、恋人になることはできても、正式な結婚はできない。だが、一定年数以上同棲していると、事実婚と見なされて、どっちかが死んだ時などに、遺産を相続できたりするらしい。
ヘルマンは、エーベルハルトとの同棲をちょっと想像してみた。穏やかな顔で、のほほんと笑うエーベルハルトは、悪くない。多分、エーベルハルトも、ヘルマン同様野戦料理しか作れないだろうが、一緒に料理本片手に料理をしてみるのは、ヘルマン的にはありだ。ちょっと楽しそうである。掃除と洗濯はお互い普通にできるだろうし、エーベルハルトは絶対に浮気をしないだろうから、なんだか、エーベルハルトとの同棲は結構いいんじゃないかと思えてきた。
一番の問題は、エーベルハルトがヘタレの腰抜け野郎だということだ。未だにキスの一つもしていないくらいである。本当に焦れったい。エーベルハルトは、ヘルマンとの先の事を考えているのだろうか。
1人で考えても仕方がない。明日も休みだ。ヘルマンは、酒の残りを一気飲みすると、ベッドから立ち上がった。
エーベルハルトに、自分を口説かせると決めたが、本当に焦れったくて仕方がないので、とりあえず今から、エーベルハルトに先の事を考えているのかだけでも確認しに行く。エーベルハルト次第では、ヘルマンも腹を括る必要がある。
男同士で付き合う者達は、軍内でも少数派だし、世間一般では、もっと少数派だ。白い目や奇異の目で見られるようになる可能性も高い。それなりに腹を括らないと、エーベルハルトと寄り添って生きていくことは難しい。
ヘルマンは、階下のエーベルハルトの部屋の前に立つと、無造作に部屋のドアをノックした。
部屋のドアが開き、上半身裸で首にタオルをかけたエーベルハルトが顔を出した。エーベルハルトが驚いたように目を丸くした。
「入るぞ」
「あ、はい」
ヘルマンは、エーベルハルトの部屋に入り、どさっとエーベルハルトのベッドに腰掛けた。何やら顔を真っ赤に染めて、オロオロし始めたエーベルハルトに声をかけて、隣に座らせる。エーベルハルトは、拳二個分くらい空けた所に腰を下ろした。
「で」
「は、はい?」
「今日で5回目のデートだった訳だが」
「あ、はい」
「お前、俺とどうなりてぇんだ」
「うえっ!? え、あ、えっと……えっと……」
身体ごとエーベルハルトの方を向けば、エーベルハルトは首まで真っ赤に染めて、もじもじと楽なズボンの布地を弄って俯いていた。
「……分かりません」
「は?」
「……お、俺なんかじゃ、ヘルマン曹長とは釣り合わないし……」
ボソボソッと呟いたエーベルハルトに、ヘルマンはちょっとイラッとした。基本的に、ヘルマンは割と気が短い方だ。ヘルマンは溜め息を吐くと、エーベルハルトに声をかけ、こちらを向いたエーベルハルトの顔面を片手で鷲掴んだ。
「おふっ!?」
「エーベルハルトー。質問に端的に答えやがれ。俺に惚れてるだろう」
「は、はい」
「恋人になりたいだろう」
「……で、でも……」
「こ・い・び・とに、なりたいだろう?」
「……な、なりたい……です……」
「お前、将来的には俺とどうなりたい」
「え、あ……考えたこと……無かったです……」
「あん?」
「いでででで! 締まってます!」
「締めてんだよ。お前、俺のこと好きなくせに、将来のこと、全然考えて無かったのかよ。このヘタレ腰抜け野郎」
「すっ、すいませんっ! だ、だって……」
「『だって』?」
「……俺なんかが、ヘルマン曹長みたいな格好いい人と恋人になんかなれる筈がない……」
「おーーまーーえーーはーー!」
「いっ!? いだだだだだだっ!」
ヘルマンは、エーベルハルトの言葉にイラッとして、ギリギリとエーベルハルトの顔面を掴む手に力を込めた。エーベルハルトの、ヘタレ腰抜け野郎っぷりは、どうやら筋金入りのようである。どうも、自己評価も低いようだ。
ヘルマンは、気が済むまで、エーベルハルトの顔面をギリギリ片手で締めつけて、半泣きになったエーベルハルトの顔から手を離した。ふんっと大きく鼻息を吐くと、ヘルマンは、顔を押さえて呻いているエーベルハルトに話しかけた。
「おい」
「は、はい」
「恋人になるんなら、同棲も視野に入れておけ。一定年数以上同棲してると、男同士でも、事実婚と見なされる」
「え? そうなんですか?」
「あぁ。お前、俺のことが好きだろう」
「は、はい」
「いい加減、キスくらいしてこいや」
「えっ!? や、だって……」
「今度はなんだ」
「……は、恥ずかしいし、照れ臭くて……」
「お前は十代のガキか。いや、今時の十代のガキの方が進んでるな」
「ぐはっ……す、すいません……」
「ヘタレ腰抜け野郎」
「うぅ……反論できない……」
「何回デートしたと思ってんだ。キスくらいしてきやがれ」
エーベルハルトが、大丈夫か? とちょっと不安になる程、顔や耳、首を真っ赤に染めた。暫し、俯いてもじもじしていたエーベルハルトが、意を決したように、顔を上げて、真っ直ぐにヘルマンを見てきた。
ヘルマンの顔に、エーベルハルトの顔が近づいてきて、ヘルマンの口の左側に、そっと柔らかいエーベルハルトの唇が触れた。
ヘルマンは、真っ赤な顔で目を泳がせているエーベルハルトに、にっこりと笑いかけ、ガッと再びエーベルハルトの顔面を片手で鷲掴んだ。
「おふっ!?」
「おーまーえーはー……子供か!!」
「だっ、だってぇ!! 唇にキスなんてハードル高すぎですよぉ!!」
「もっとすごいことやりまくってただろうが!てめぇこの野郎!」
「そっ、そうなんですけどぉ!」
「だぁーーーー! 焦れったい!! クッソ! キスしてやる!」
「へぁ!?」
ヘルマンは、地味ーに溜まっていたイラッが爆発して、片手で掴んでいたエーベルハルトの顔面を離すと、両手でエーベルハルトの頬を圧し潰すようにガッと掴み、有無を言わさず、エーベルハルトの唇に触れるだけのキスをした。
ふにっと柔らかいエーベルハルトの唇から口を離し、エーベルハルトの瞳を間近で見ると、エーベルハルトは、白目を剥いて気絶していた。嘘だろマジかよおい。
ヘルマンは、エーベルハルトに心底呆れながらも、これは本当に先が長いなぁと、大きな溜め息を吐いた。
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