72 / 78
72:新婚旅行!
しおりを挟む
ダンテは、ショーヘイを前に乗せて、ピエリーに乗っていた。もうすぐで、目的地である大きな港街に到着する。ショーヘイとの新婚旅行は、ダンテがお気に入りの街にした。新鮮な海産物がとにかく美味しくて、王都には無い、珍しいものが沢山ある。
港街の入り口の近くの丘に着陸すると、ダンテは、ショーヘイの落下防止用のベルトを外し、ショーヘイを抱っこして、ピエリーに着けた鞍から下りた。鞍に入れていた荷物を取り、地面に置くと、ピエリーから鞍を外してやる。鞍には魔法がかけられており、呪文を唱えると、しゅるしゅると小さくなって、ポケットにも入るサイズになる。便利なのだが、ちょっと小さくて、毎年、鞍を失くす新人が出る。
小さくなったピエリーと戯れているショーヘイに声をかけ、其々、鞄を持って、手を繋いで、街へと入る。先に宿屋に向かう。宿屋は、折角の新婚旅行なので、街で一番上等な宿を取った。宿屋に行けば、品のある店構えで、受付をしてくれた店員は、愛想がよくて物腰が柔らかかった。五階建ての最上階の部屋に行けば、海側の壁が一面硝子張りで、街並みや海を一望することができた。割とお値段が高い宿だが、奮発して正解だった。部屋の中を見て回っていたショーヘイが、ダンテに抱きついて、背伸びをして、キスをしてくれた。ぶわっと顔が熱くなる。セックスは何度もしてるが、セックス以外で、キスをするのには、まだ慣れていない。いつだって、ドキドキしてしまう。
ショーヘイが、ゆるい笑顔で、口を開いた。
「すっごいお宿ですね! 街と海が一望できるし、お風呂も広くて、ベッドも特大! なんかすごいお高そうな洗髪剤とかありましたよ」
「奮発して正解だったね。そろそろお腹空いてきたし、ご飯を食べに行こうか。朝ご飯付きだから、朝ご飯は毎日、此処に持ってきてくれるらしいよ」
「すげー。贅沢ー。昼飯食ったら、先に水着を探しましょうよ」
「うん。どうせ泉に遊びに行くなら、ドーラちゃん達とも泳ぎたいしね」
「はい!」
ダンテは、ショーヘイと手を繋いで、宿の部屋を出た。宿の店員が、観光案内所の場所を教えてくれたので、まずは、観光案内所に向かう。そこで、街のパンフレットが貰えるらしい。観光案内所で無事にパンフレットを貰うと、道の隅っこで、ダンテは、ショーヘイと一緒に、グルメ地図なる頁を真剣に見始めた。
「ヤバいですね。全部行ってみたいです」
「同じく。店の数が多いなぁ。二ヶ月くらい、此処にいないと、全部は行けないよ」
「んーー。どこも旬の海産物を扱ってるみたいですね」
「とりあえず、肉がメインな高級料理店は外す? 此処らへんじゃ肉は珍しいものみたいなんだけど、肉なんて王都じゃいくらでもあるし」
「ですね。ひたすら、此処でしか食えない海産物メインでいきましょう。あ、此処はどうです? 目玉料理が、ドォフンドォルンの酒蒸しって所」
「ドォフンドォルンは美味しいよー。かなりデカい魚でね、酒とも合うんだよねぇ」
「飲みたいなら、好きに飲んでもらっていいですよ」
「んー。じゃあ、一杯だけ飲もうかな」
ダンテは、ショーヘイと手を繋いで、お目当ての店へと向かい始めた。ショーヘイが『神様からの贈り人』なのが一目で分かるからか、周囲から、かなりの視線を感じる。が、無視である。ショーヘイも、ガン無視している。
ダンテは、ショーヘイと美味しい昼食を楽しんだ。
腹が膨れたら、水着探しである。昼食を食べた店員に駄目元で聞いてみれば、水着を売っている店を教えてくれた。早速、水着を買いに行く。ショーヘイやダンテ達の水着は、すぐにいいものが見つかった。問題は、ドーラとニーである。ニーは、とりあえず一番大きなサイズの水着を買った。上は、ショーヘイ曰くタンクトップというもので、下は膝丈のものだ。腹回りは紐で調節できるし、尻尾を出す穴くらいなら、パラスが加工してくれるだろう。ドーラの水着は、白い膝丈のワンピースみたいなものと、七分丈のピタッとしたズボンがセットになっているものを選んだ。日焼け止めなるものがあったので、それも一応買ってみた。
買い物が終わる頃には、夕方が近くなっていたので、またグルメ地図を眺めて行きたい店を絞り、お目当ての店へと向かった。新鮮な海産物の美味しさは、語彙力が無くなる程で、いっそ此処に住み着きたくなる程だ。美味しいものがいっぱいで、すごく嬉しい。ショーヘイが楽しそうに笑っているから、二倍嬉しい。ご機嫌なショーヘイと一緒に、ダンテは宿へと帰った。
二人と一匹でのんびり風呂に入ると、ピエリーはすぐにおねむになった。折角の新婚旅行なので、セックスがしたい。全力で手加減をすれば、ショーヘイも明日は動けるだろう。結婚式の日の夜は、嬉しくて、はっちゃけ過ぎた結果、ショーヘイが2日動けなくなって、割とガチめのトーンで叱られた。体格差と年齢差があるから、どうしても仕方がないのだが、ダンテが全力を出すと、もれなくショーヘイの腰が死ぬことが分かった。なので、今日は、一回だけ、セックスをする。眠ってしまったピエリーを枕に乗せて、居間みたいな部屋に連れて行くと、早速寝室に行き、ショーヘイとめちゃくちゃイチャイチャした。セックス自体は一回だけだが、その前に、ショーヘイが口と手でダンテのペニスを弄って、三回出させてくれた。気持ちよかったし、楽しそうにダンテのペニスを弄るショーヘイが、可愛くて、いやらしくて、本当に最高だった。
翌朝。ピエリーに日の出の前に起こしてもらい、2人と一匹で、ベッドの中から、朝日が昇るところを眺めた。水平線から太陽が顔を出していく様子は、本当にとても美しいものだった。
朝食が運ばれてくる前に、観光案内所で貰ったパンフレットを眺めながら、今日の日程を決めた。この街は、港街であるだけでなく、硝子細工が有名な街でもあるので、今日は、硝子細工工房の見学に行くことになった。体験教室もやっているらしい。
規定の時間に運ばれてきた朝食は、少し量が少なかったが、どれも素晴らしく美味しいものばかりだった。どうせ、買い食いしたり、飲食店で美味しいものを食べるので、朝食は、少ないくらいがちょうどいい。
朝食が終わると、身支度をしてから、ダンテは、お洒落をしたショーヘイと手を繋いで、宿屋を出た。今日も楽しい1日になりそうな予感に、すごくワクワクしている。ショーヘイが、ダンテを見上げてきた気配がしたので、ショーヘイを見下ろせば、ショーヘイが、楽しそうに、ニッと笑った。
「今日もとことん楽しみましょうね!」
「うん! お土産にする硝子細工も見てみようか」
「いいですねー。ドーラちゃんとミミーナさんが喜んでくれそう」
「行きたいお店とか、やってみたいこととか、いっぱいあるなぁ。旅行中に全部回れるかな」
「回れるだけ回りましょうよ。まだまだ旅行は始まったばっかりなんですから」
「そうだね。ショーヘイ」
「なんです?」
「一緒だと楽しいね」
「はい!」
ショーヘイが弾けるような笑みを浮かべた。ダンテも自然と笑っていた。
新婚旅行中、2人は、色んな美味しいものを食べて、色んな珍しいものを見て、色んなことを体験して、毎日がとても充実していた。
帰る日には、主に家族やミミーナへのお土産が増え過ぎて、どうやってピエリーの鞍に積むか、頭を悩ませてしまったくらいだった。
ダンテは、ショーヘイと、また旅行をしようと約束をした。ご機嫌なショーヘイを前に乗せて、ピエリーに乗って、ダンテは、家族が待つ王都へと飛び立った。
港街の入り口の近くの丘に着陸すると、ダンテは、ショーヘイの落下防止用のベルトを外し、ショーヘイを抱っこして、ピエリーに着けた鞍から下りた。鞍に入れていた荷物を取り、地面に置くと、ピエリーから鞍を外してやる。鞍には魔法がかけられており、呪文を唱えると、しゅるしゅると小さくなって、ポケットにも入るサイズになる。便利なのだが、ちょっと小さくて、毎年、鞍を失くす新人が出る。
小さくなったピエリーと戯れているショーヘイに声をかけ、其々、鞄を持って、手を繋いで、街へと入る。先に宿屋に向かう。宿屋は、折角の新婚旅行なので、街で一番上等な宿を取った。宿屋に行けば、品のある店構えで、受付をしてくれた店員は、愛想がよくて物腰が柔らかかった。五階建ての最上階の部屋に行けば、海側の壁が一面硝子張りで、街並みや海を一望することができた。割とお値段が高い宿だが、奮発して正解だった。部屋の中を見て回っていたショーヘイが、ダンテに抱きついて、背伸びをして、キスをしてくれた。ぶわっと顔が熱くなる。セックスは何度もしてるが、セックス以外で、キスをするのには、まだ慣れていない。いつだって、ドキドキしてしまう。
ショーヘイが、ゆるい笑顔で、口を開いた。
「すっごいお宿ですね! 街と海が一望できるし、お風呂も広くて、ベッドも特大! なんかすごいお高そうな洗髪剤とかありましたよ」
「奮発して正解だったね。そろそろお腹空いてきたし、ご飯を食べに行こうか。朝ご飯付きだから、朝ご飯は毎日、此処に持ってきてくれるらしいよ」
「すげー。贅沢ー。昼飯食ったら、先に水着を探しましょうよ」
「うん。どうせ泉に遊びに行くなら、ドーラちゃん達とも泳ぎたいしね」
「はい!」
ダンテは、ショーヘイと手を繋いで、宿の部屋を出た。宿の店員が、観光案内所の場所を教えてくれたので、まずは、観光案内所に向かう。そこで、街のパンフレットが貰えるらしい。観光案内所で無事にパンフレットを貰うと、道の隅っこで、ダンテは、ショーヘイと一緒に、グルメ地図なる頁を真剣に見始めた。
「ヤバいですね。全部行ってみたいです」
「同じく。店の数が多いなぁ。二ヶ月くらい、此処にいないと、全部は行けないよ」
「んーー。どこも旬の海産物を扱ってるみたいですね」
「とりあえず、肉がメインな高級料理店は外す? 此処らへんじゃ肉は珍しいものみたいなんだけど、肉なんて王都じゃいくらでもあるし」
「ですね。ひたすら、此処でしか食えない海産物メインでいきましょう。あ、此処はどうです? 目玉料理が、ドォフンドォルンの酒蒸しって所」
「ドォフンドォルンは美味しいよー。かなりデカい魚でね、酒とも合うんだよねぇ」
「飲みたいなら、好きに飲んでもらっていいですよ」
「んー。じゃあ、一杯だけ飲もうかな」
ダンテは、ショーヘイと手を繋いで、お目当ての店へと向かい始めた。ショーヘイが『神様からの贈り人』なのが一目で分かるからか、周囲から、かなりの視線を感じる。が、無視である。ショーヘイも、ガン無視している。
ダンテは、ショーヘイと美味しい昼食を楽しんだ。
腹が膨れたら、水着探しである。昼食を食べた店員に駄目元で聞いてみれば、水着を売っている店を教えてくれた。早速、水着を買いに行く。ショーヘイやダンテ達の水着は、すぐにいいものが見つかった。問題は、ドーラとニーである。ニーは、とりあえず一番大きなサイズの水着を買った。上は、ショーヘイ曰くタンクトップというもので、下は膝丈のものだ。腹回りは紐で調節できるし、尻尾を出す穴くらいなら、パラスが加工してくれるだろう。ドーラの水着は、白い膝丈のワンピースみたいなものと、七分丈のピタッとしたズボンがセットになっているものを選んだ。日焼け止めなるものがあったので、それも一応買ってみた。
買い物が終わる頃には、夕方が近くなっていたので、またグルメ地図を眺めて行きたい店を絞り、お目当ての店へと向かった。新鮮な海産物の美味しさは、語彙力が無くなる程で、いっそ此処に住み着きたくなる程だ。美味しいものがいっぱいで、すごく嬉しい。ショーヘイが楽しそうに笑っているから、二倍嬉しい。ご機嫌なショーヘイと一緒に、ダンテは宿へと帰った。
二人と一匹でのんびり風呂に入ると、ピエリーはすぐにおねむになった。折角の新婚旅行なので、セックスがしたい。全力で手加減をすれば、ショーヘイも明日は動けるだろう。結婚式の日の夜は、嬉しくて、はっちゃけ過ぎた結果、ショーヘイが2日動けなくなって、割とガチめのトーンで叱られた。体格差と年齢差があるから、どうしても仕方がないのだが、ダンテが全力を出すと、もれなくショーヘイの腰が死ぬことが分かった。なので、今日は、一回だけ、セックスをする。眠ってしまったピエリーを枕に乗せて、居間みたいな部屋に連れて行くと、早速寝室に行き、ショーヘイとめちゃくちゃイチャイチャした。セックス自体は一回だけだが、その前に、ショーヘイが口と手でダンテのペニスを弄って、三回出させてくれた。気持ちよかったし、楽しそうにダンテのペニスを弄るショーヘイが、可愛くて、いやらしくて、本当に最高だった。
翌朝。ピエリーに日の出の前に起こしてもらい、2人と一匹で、ベッドの中から、朝日が昇るところを眺めた。水平線から太陽が顔を出していく様子は、本当にとても美しいものだった。
朝食が運ばれてくる前に、観光案内所で貰ったパンフレットを眺めながら、今日の日程を決めた。この街は、港街であるだけでなく、硝子細工が有名な街でもあるので、今日は、硝子細工工房の見学に行くことになった。体験教室もやっているらしい。
規定の時間に運ばれてきた朝食は、少し量が少なかったが、どれも素晴らしく美味しいものばかりだった。どうせ、買い食いしたり、飲食店で美味しいものを食べるので、朝食は、少ないくらいがちょうどいい。
朝食が終わると、身支度をしてから、ダンテは、お洒落をしたショーヘイと手を繋いで、宿屋を出た。今日も楽しい1日になりそうな予感に、すごくワクワクしている。ショーヘイが、ダンテを見上げてきた気配がしたので、ショーヘイを見下ろせば、ショーヘイが、楽しそうに、ニッと笑った。
「今日もとことん楽しみましょうね!」
「うん! お土産にする硝子細工も見てみようか」
「いいですねー。ドーラちゃんとミミーナさんが喜んでくれそう」
「行きたいお店とか、やってみたいこととか、いっぱいあるなぁ。旅行中に全部回れるかな」
「回れるだけ回りましょうよ。まだまだ旅行は始まったばっかりなんですから」
「そうだね。ショーヘイ」
「なんです?」
「一緒だと楽しいね」
「はい!」
ショーヘイが弾けるような笑みを浮かべた。ダンテも自然と笑っていた。
新婚旅行中、2人は、色んな美味しいものを食べて、色んな珍しいものを見て、色んなことを体験して、毎日がとても充実していた。
帰る日には、主に家族やミミーナへのお土産が増え過ぎて、どうやってピエリーの鞍に積むか、頭を悩ませてしまったくらいだった。
ダンテは、ショーヘイと、また旅行をしようと約束をした。ご機嫌なショーヘイを前に乗せて、ピエリーに乗って、ダンテは、家族が待つ王都へと飛び立った。
638
お気に入りに追加
722
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
獣人の子供が現代社会人の俺の部屋に迷い込んできました。
えっしゃー(エミリオ猫)
BL
突然、ひとり暮らしの俺(会社員)の部屋に、獣人の子供が現れた!
どっから来た?!異世界転移?!仕方ないので面倒を見る、連休中の俺。
そしたら、なぜか俺の事をママだとっ?!
いやいや女じゃないから!え?女って何って、お前、男しか居ない世界の子供なの?!
会社員男性と、異世界獣人のお話。
※6話で完結します。さくっと読めます。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
「今夜は、ずっと繋がっていたい」というから頷いた結果。
猫宮乾
BL
異世界転移(転生)したワタルが現地の魔術師ユーグと恋人になって、致しているお話です。9割性描写です。※自サイトからの転載です。サイトにこの二人が付き合うまでが置いてありますが、こちら単独でご覧頂けます。
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
失恋して崖から落ちたら、山の主の熊さんの嫁になった
無月陸兎
BL
ホタル祭で夜にホタルを見ながら友達に告白しようと企んでいた俺は、浮かれてムードの欠片もない山道で告白してフラれた。更には足を踏み外して崖から落ちてしまった。
そこで出会った山の主の熊さんと会い俺は熊さんの嫁になった──。
チョロくてちょっぴりおつむが弱い主人公が、ひたすら自分の旦那になった熊さん好き好きしてます。
【完結】悪役令息の従者に転職しました
*
BL
暗殺者なのに無様な失敗で死にそうになった俺をたすけてくれたのは、BLゲームで、どのルートでも殺されて悲惨な最期を迎える悪役令息でした。
依頼人には死んだことにして、悪役令息の従者に転職しました。
皆でしあわせになるために、あるじと一緒にがんばるよ!
本編完結しました!
時々おまけのお話を更新しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる