7 / 78
7:美味しいものがいっぱい
しおりを挟む
街に戻る頃には、午後のお茶の時間が近くなっていた。今日はちょっと暑いので、汗をかいて、喉が渇いている。
祥平は、隣を歩くダンテを見上げて、声をかけた。
「ダンテさん。冷たいものが飲める所を知りませんか?」
「あぁ。それなら、もう少し歩いた先に、美味しい喫茶店があるよ」
「やった! 行きましょう。喉からからです」
「今日はちょっと暑いもんねぇ。あ、あそこの看板は見えるかな。あの店なんだけど」
「看板……人が多くて見えないです」
「あと本当にちょっとだから、頑張って」
「はい。俺、故郷じゃ、どちらかと言えば背が高い方だったんですけど、此処じゃあドチビだなぁ」
「『神様からの贈り人』は小さい人や大きい人、色んな人がいるらしいよ」
「へぇー。ドーラちゃん以外とは、医務室の先生としか会ったことがないんですよね」
「まぁ、『神様からの贈り人』は、滅多にいないから」
神殿の医務室にいる治癒魔法士の先生は、パッと見、完全にリザードマンである。体格がかなり大きく、見た目はちょっと迫力があるが、穏やかな気性の人で、とても優しい。医務室で働きながら、ドーラの先生もしてくれている。治癒魔法は、『神様からの贈り人』だけが使えるものではない。水魔法の適性があれば、治癒魔法も使えるようになるそうだ。ただ、『神様からの贈り人』は、保有する魔力が膨大だから、沢山の人を治療することができる。だから、『神様からの贈り人』の治癒魔法士は、とても歓迎されているそうだ。
ダンテの案内で入った喫茶店は、落ち着いた雰囲気で、微かに煙草みたいな匂いがした。店内を見回せば、煙管のようなものを吸っている人がいる。この世界にも、煙草はあるっぽい。祥平は、酒も煙草も苦手だから、やらないが。
ふわふわと煙草っぽい匂いがしているが、日本の煙草程不快な匂いではないので、まだ我慢できる。
祥平は、ダンテと一緒にテーブル席に座ると、メニュー表をテーブルの上に広げた。一通り、目を通してから、ダンテに声をかけた。
「オススメってあります?」
「冷たいのがいいんだよね。アーレルのジュースはどうかな。ちょっと酸っぱいけど、その分サッパリするよ」
「じゃあ、それで」
「お腹に余裕があるなら、ペッタも試してみない?」
「ペッタ」
「えっと、卵とかナータの粉を使った焼き菓子だね。此処の店のは、特に美味しいんだ」
「食べます」
「うん。じゃあ、注文しよう」
ダンテが、近くにいた店員に声をかけて、祥平の分まで注文してくれた。にこやかな笑顔の店員が、すぐにグラスに氷が入った淡い緑色のジュースと、クッキーみたいな薄い焼き菓子がのった皿を運んできてくれた。アーレルのジュースは、ライムっぽい香りがして、確かに少し酸っぱかったが、汗をかいてちょっと疲れた身体に染み渡る美味さだった。ペッタは、クッキーそのもので、サクサクの食感な上に程よい甘さで、これも美味しい。
祥平は、ちびちびと冷たいアーレルのジュースを飲みながら、ふと疑問に思ったことを聞いてみた。
「ダンテさんって、美味しいものの店に詳しいんですか?」
「詳しいとまではいかないけど、休みの日は大体食べ歩きをしてるかなぁ。堅苦しいのが苦手だから、気軽に入れる安くて美味しい店を探すのが好きなんだよ」
「へぇー」
「晩ご飯は、肉と魚、どっちが食べたい?」
「えーと。じゃあ、魚で」
「了解。今の時期だと、キーキキルが脂がのって美味しいかなぁ」
「キーキキル。初めて聞くやつです」
「実際に見てもらった方が早い気がするけど、そこそこデカい魚で、色んな香草と一緒に蒸し焼きにしたのが一番美味しいよ」
「へぇー。魚の蒸し焼き。馴染みが無いですねぇ」
「チーギャンっていう、なんていうんだろ。薄くて平べったいやつで巻いて食べても美味しいよ」
「また新しいのが出てきた。楽しみですねぇ」
「本当に美味しいから、期待しててよ。値段も手頃だしね。でも、酒の種類が多い店だから、酔っ払いも多いよ。そこは諦めて」
「酔っ払いは絡んでこなければ別に。流石に、匂いだけじゃ酔いませんし」
「あ、よかった。お気に入りの店だから、気に入ってもらえると嬉しいなぁ」
「ダンテさんは、好きに酒を飲んでくださいよ」
「じゃあ、そうさせてもらおうかな。休みの日くらいしか、中々飲めないし」
「酒、好きなんですか?」
「うん。酒と相性がいい料理を模索するのも好き」
「真性の食いしん坊さんですね」
「あははっ。まぁ、否定はできないかな。太り過ぎないように、いつも控えめに食べるようにはしてるけど」
「竜騎士さんも大変ですねぇ」
「まぁ。でも、ピエリーに乗って空を飛ぶのは楽しいから、特に苦でも無いかな」
「へぇー」
ピエリーの話をしながら、のんびりジュースを飲み終えると、祥平は、ダンテと喫茶店を出た。美味しかったから、また来たいが、如何せん、看板以外は周りと一緒の白壁なので、外観の特徴らしき特徴がほぼ無い。またダンテに連れてきてもらおうと勝手に決めると、祥平は、少し早めの夕食を食べに、ダンテのオススメの店へと歩き出した。
喫茶店から、体感で一時間くらい歩いた所に、魚料理が美味いという店があった。歩いて、いい感じに腹が減ってきたので、ちょうどいい。店内に入ると、まだ夕方になったばかりなのに、ぶわっと酒の匂いが漂っていた。そこそこ広い店内は、半分くらい席が埋まっている。祥平は、慣れた様子のダンテの後ろを歩いて、2人がけのテーブル席に座った。メニュー表を見ても、初めて見聞きする名前ばかりである。祥平は、とりあえずダンテのオススメのものを聞いて、それを頼んでみることにした。
然程待たずに、料理とダンテが注文した酒が運ばれてきた。祥平は、アーレルのジュースがあったので、それを注文した。
キーキキルの香草蒸し焼きは、ガチでデカかった。デッカい平皿に、どーんっと厚みのある魚がのっている。魚なのに、鳥のような羽がついている。以前、市場で見たやつだった。羽も食べるのかと思って、ダンテに聞いてみたら、羽は食べないらしい。羽を切り落とすと、旨味が逃げるそうで、基本的には、羽をつけたまま調理するそうだ。
ふわふわといい匂いがしている。ナイフとフォークで魚の身を切り取り、トルティーヤみたいな感じの薄いパンっぽいものにのせ、香草ごと包んで、思い切って齧りついてみる。ふわっとパクチーに似た香りが鼻に抜け、ほこほこの魚の旨味が口の中に広がる。いい感じに脂がのっていて、確かにものすごく美味い。パクチーが苦手な人は駄目かもしれない料理だが、祥平はパクチーは好きなので平気だ。もっもっと食べていると、正面で同じように食べていたダンテが、小さく笑った。
「美味しそうに食べるね」
「ん。めちゃくちゃ美味いです」
「気に入ってもらってよかった。リリ貝も今が旬なんだけど、試してみるかい? 酒蒸しが美味しいよ。酒精は飛んでるから、多分大丈夫だと思うんだけど」
「是非とも! ダンテさんのオススメは全部美味いです」
「ははっ。そう言ってもらえると嬉しいかな。次に休みが合う日は、また一緒に外食しようか。中央広場の屋台には行ったことがあるかい?」
「無いですね」
「じゃあ、次は中央広場に行ってみようか。夜も屋台をやっていて、美味しいものが色々あるよ」
穏やかに笑いながら、ダンテが美味しそうに酒を飲んだ。琥珀色をした酒は、見た目はブランデーっぽいが、味はどうだろう。祥平は下戸なので、試すことはできないが、若干気にはなる。美味しいものをいっぱい知っているダンテが好んで飲んでいるのなら、多分、今飲んでいる酒も美味しいのだろう。
祥平は、自分が酒が飲めないことをちょっぴり残念に思いながら、美味しい料理をたらふく食べた。
祥平は、隣を歩くダンテを見上げて、声をかけた。
「ダンテさん。冷たいものが飲める所を知りませんか?」
「あぁ。それなら、もう少し歩いた先に、美味しい喫茶店があるよ」
「やった! 行きましょう。喉からからです」
「今日はちょっと暑いもんねぇ。あ、あそこの看板は見えるかな。あの店なんだけど」
「看板……人が多くて見えないです」
「あと本当にちょっとだから、頑張って」
「はい。俺、故郷じゃ、どちらかと言えば背が高い方だったんですけど、此処じゃあドチビだなぁ」
「『神様からの贈り人』は小さい人や大きい人、色んな人がいるらしいよ」
「へぇー。ドーラちゃん以外とは、医務室の先生としか会ったことがないんですよね」
「まぁ、『神様からの贈り人』は、滅多にいないから」
神殿の医務室にいる治癒魔法士の先生は、パッと見、完全にリザードマンである。体格がかなり大きく、見た目はちょっと迫力があるが、穏やかな気性の人で、とても優しい。医務室で働きながら、ドーラの先生もしてくれている。治癒魔法は、『神様からの贈り人』だけが使えるものではない。水魔法の適性があれば、治癒魔法も使えるようになるそうだ。ただ、『神様からの贈り人』は、保有する魔力が膨大だから、沢山の人を治療することができる。だから、『神様からの贈り人』の治癒魔法士は、とても歓迎されているそうだ。
ダンテの案内で入った喫茶店は、落ち着いた雰囲気で、微かに煙草みたいな匂いがした。店内を見回せば、煙管のようなものを吸っている人がいる。この世界にも、煙草はあるっぽい。祥平は、酒も煙草も苦手だから、やらないが。
ふわふわと煙草っぽい匂いがしているが、日本の煙草程不快な匂いではないので、まだ我慢できる。
祥平は、ダンテと一緒にテーブル席に座ると、メニュー表をテーブルの上に広げた。一通り、目を通してから、ダンテに声をかけた。
「オススメってあります?」
「冷たいのがいいんだよね。アーレルのジュースはどうかな。ちょっと酸っぱいけど、その分サッパリするよ」
「じゃあ、それで」
「お腹に余裕があるなら、ペッタも試してみない?」
「ペッタ」
「えっと、卵とかナータの粉を使った焼き菓子だね。此処の店のは、特に美味しいんだ」
「食べます」
「うん。じゃあ、注文しよう」
ダンテが、近くにいた店員に声をかけて、祥平の分まで注文してくれた。にこやかな笑顔の店員が、すぐにグラスに氷が入った淡い緑色のジュースと、クッキーみたいな薄い焼き菓子がのった皿を運んできてくれた。アーレルのジュースは、ライムっぽい香りがして、確かに少し酸っぱかったが、汗をかいてちょっと疲れた身体に染み渡る美味さだった。ペッタは、クッキーそのもので、サクサクの食感な上に程よい甘さで、これも美味しい。
祥平は、ちびちびと冷たいアーレルのジュースを飲みながら、ふと疑問に思ったことを聞いてみた。
「ダンテさんって、美味しいものの店に詳しいんですか?」
「詳しいとまではいかないけど、休みの日は大体食べ歩きをしてるかなぁ。堅苦しいのが苦手だから、気軽に入れる安くて美味しい店を探すのが好きなんだよ」
「へぇー」
「晩ご飯は、肉と魚、どっちが食べたい?」
「えーと。じゃあ、魚で」
「了解。今の時期だと、キーキキルが脂がのって美味しいかなぁ」
「キーキキル。初めて聞くやつです」
「実際に見てもらった方が早い気がするけど、そこそこデカい魚で、色んな香草と一緒に蒸し焼きにしたのが一番美味しいよ」
「へぇー。魚の蒸し焼き。馴染みが無いですねぇ」
「チーギャンっていう、なんていうんだろ。薄くて平べったいやつで巻いて食べても美味しいよ」
「また新しいのが出てきた。楽しみですねぇ」
「本当に美味しいから、期待しててよ。値段も手頃だしね。でも、酒の種類が多い店だから、酔っ払いも多いよ。そこは諦めて」
「酔っ払いは絡んでこなければ別に。流石に、匂いだけじゃ酔いませんし」
「あ、よかった。お気に入りの店だから、気に入ってもらえると嬉しいなぁ」
「ダンテさんは、好きに酒を飲んでくださいよ」
「じゃあ、そうさせてもらおうかな。休みの日くらいしか、中々飲めないし」
「酒、好きなんですか?」
「うん。酒と相性がいい料理を模索するのも好き」
「真性の食いしん坊さんですね」
「あははっ。まぁ、否定はできないかな。太り過ぎないように、いつも控えめに食べるようにはしてるけど」
「竜騎士さんも大変ですねぇ」
「まぁ。でも、ピエリーに乗って空を飛ぶのは楽しいから、特に苦でも無いかな」
「へぇー」
ピエリーの話をしながら、のんびりジュースを飲み終えると、祥平は、ダンテと喫茶店を出た。美味しかったから、また来たいが、如何せん、看板以外は周りと一緒の白壁なので、外観の特徴らしき特徴がほぼ無い。またダンテに連れてきてもらおうと勝手に決めると、祥平は、少し早めの夕食を食べに、ダンテのオススメの店へと歩き出した。
喫茶店から、体感で一時間くらい歩いた所に、魚料理が美味いという店があった。歩いて、いい感じに腹が減ってきたので、ちょうどいい。店内に入ると、まだ夕方になったばかりなのに、ぶわっと酒の匂いが漂っていた。そこそこ広い店内は、半分くらい席が埋まっている。祥平は、慣れた様子のダンテの後ろを歩いて、2人がけのテーブル席に座った。メニュー表を見ても、初めて見聞きする名前ばかりである。祥平は、とりあえずダンテのオススメのものを聞いて、それを頼んでみることにした。
然程待たずに、料理とダンテが注文した酒が運ばれてきた。祥平は、アーレルのジュースがあったので、それを注文した。
キーキキルの香草蒸し焼きは、ガチでデカかった。デッカい平皿に、どーんっと厚みのある魚がのっている。魚なのに、鳥のような羽がついている。以前、市場で見たやつだった。羽も食べるのかと思って、ダンテに聞いてみたら、羽は食べないらしい。羽を切り落とすと、旨味が逃げるそうで、基本的には、羽をつけたまま調理するそうだ。
ふわふわといい匂いがしている。ナイフとフォークで魚の身を切り取り、トルティーヤみたいな感じの薄いパンっぽいものにのせ、香草ごと包んで、思い切って齧りついてみる。ふわっとパクチーに似た香りが鼻に抜け、ほこほこの魚の旨味が口の中に広がる。いい感じに脂がのっていて、確かにものすごく美味い。パクチーが苦手な人は駄目かもしれない料理だが、祥平はパクチーは好きなので平気だ。もっもっと食べていると、正面で同じように食べていたダンテが、小さく笑った。
「美味しそうに食べるね」
「ん。めちゃくちゃ美味いです」
「気に入ってもらってよかった。リリ貝も今が旬なんだけど、試してみるかい? 酒蒸しが美味しいよ。酒精は飛んでるから、多分大丈夫だと思うんだけど」
「是非とも! ダンテさんのオススメは全部美味いです」
「ははっ。そう言ってもらえると嬉しいかな。次に休みが合う日は、また一緒に外食しようか。中央広場の屋台には行ったことがあるかい?」
「無いですね」
「じゃあ、次は中央広場に行ってみようか。夜も屋台をやっていて、美味しいものが色々あるよ」
穏やかに笑いながら、ダンテが美味しそうに酒を飲んだ。琥珀色をした酒は、見た目はブランデーっぽいが、味はどうだろう。祥平は下戸なので、試すことはできないが、若干気にはなる。美味しいものをいっぱい知っているダンテが好んで飲んでいるのなら、多分、今飲んでいる酒も美味しいのだろう。
祥平は、自分が酒が飲めないことをちょっぴり残念に思いながら、美味しい料理をたらふく食べた。
202
お気に入りに追加
722
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
獣人の子供が現代社会人の俺の部屋に迷い込んできました。
えっしゃー(エミリオ猫)
BL
突然、ひとり暮らしの俺(会社員)の部屋に、獣人の子供が現れた!
どっから来た?!異世界転移?!仕方ないので面倒を見る、連休中の俺。
そしたら、なぜか俺の事をママだとっ?!
いやいや女じゃないから!え?女って何って、お前、男しか居ない世界の子供なの?!
会社員男性と、異世界獣人のお話。
※6話で完結します。さくっと読めます。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
「今夜は、ずっと繋がっていたい」というから頷いた結果。
猫宮乾
BL
異世界転移(転生)したワタルが現地の魔術師ユーグと恋人になって、致しているお話です。9割性描写です。※自サイトからの転載です。サイトにこの二人が付き合うまでが置いてありますが、こちら単独でご覧頂けます。
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
【完結】悪役令息の従者に転職しました
*
BL
暗殺者なのに無様な失敗で死にそうになった俺をたすけてくれたのは、BLゲームで、どのルートでも殺されて悲惨な最期を迎える悪役令息でした。
依頼人には死んだことにして、悪役令息の従者に転職しました。
皆でしあわせになるために、あるじと一緒にがんばるよ!
本編完結しました!
時々おまけのお話を更新しています。
完結·助けた犬は騎士団長でした
禅
BL
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。
ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。
しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。
強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ……
※完結まで毎日投稿します
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる