女装家政夫の愉快なお仕事(三食昼寝おやつセックスつき)

丸井まー(旧:まー)

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20:気持ちいい

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アイディーはベッドに仰向けに寝転がり、シャツワンピースのボタンを胸の下まで開け、ロバートに乳首を舐められていた。
ロバートがアイディーの乳首をレロレロと舌先で転がすようにして舐めながら、アイディーの下腹部やぺニス、陰嚢、内腿を撫で回している。膝を立てて大きく広げたアイディーの脚の間を陣取り、アイディーに覆い被さるようにして、アイディーの乳首をうっとりと美味しそうに舐めているロバートの顔を見ながら、アイディーは熱い吐息を吐いた。
初めて乳首を舐められ、最初は擽ったいだけだったのに、じわじわと気持ちよくなってきている。内腿を優しく撫でてくるロバートのほっそりとした指の感触がやけに性感を煽ってくる。アイディーのぺニスはロバートにやんわり撫で回されて、また勃起していた。
ロバートの舌が乳輪をぬるーっとなぞり、チロチロと小刻みに舌を動かして乳首の先端を舐め、ちゅうっと音を立ててアイディーの乳首を優しく吸った。ちゅくちゅくとロバートが乳首を吸って舐めて乳首を舌で器用にしごいている音を聞きながら、アイディーは夢中でアイディーの乳首を口に含んで弄っているロバートの頭を撫でた。ロバートが目だけでアイディーの顔を見て、なにやら嬉しそうに目を細めた。ちゅぽっとロバートがアイディーの乳首から口を離し、今度は反対側の乳首に舌を這わせてくる。アイディーの下半身を撫で回していた手が離れ、ついさっきまで舐められていたロバートの唾液で濡れてピンと立ったアイディーの乳首を指先で摘まんだ。指先で優しくくりくりとされると、妙に気持ちがいい。アイディーは思わず吐息混じりの喘ぎ声をもらした。
散々アイディーの乳首を弄りまくって満足したロバートが乳首から口を離し、アイディーの上に伏せていた上体を起こす頃には、存在感が薄かったアイディーの乳首がいつもより僅かにぷっくりとしてピンと立ち、ロバートの唾液でてらてらいやらしく光っていた。

ロバートに促され、俯せに寝転がったアイディーの尻にロバートが頬擦りをしている。未だに穿いたままの薄いパンツを下にずらされ、直接尻に頬擦りをされ、キスをされ、熱い舌を這わされる。興奮しているロバートの荒い鼻息を尻に感じる。むにむにと尻の肉を両手で揉まれ、ロバートの手がアイディーの肌を撫でながら、アイディーの腰の辺りに移動した。直腸に浄化魔術をかけられたようである。
浄化魔術は超初歩的な魔術で、ほんの少しの魔力しか必要にならないので、小学校で皆習うものだ。当然アイディーだって使える。本来は身体を清潔にするためのものだが、アナルを弄る時に使ったりもする。当然、習った当時はそんなこと知らなかったが。
ロバートの手がついでとばかりにアイディーの腰を撫で回し、再び尻に戻っていく。アイディーの尻の谷間に顔を埋め、むにむにと尻の肉を揉みながら、すーはーすーはーとアイディーの尻の匂いを嗅いでいるオッサンが素直に気持ちが悪い。アイディーは遠い目をしながら、それでもロバートの好きにさせていた。

尻たぶをぐいっと両手で広げられ、アナルに直接外気が触れる感覚がする。何気なく顔だけで後ろを振り向けば、ロバートがじっと熱い視線をアイディーのアナルに向けていた。なんとなくきゅっとアナルに力をいれてしまう。ロバートが今にも涎を垂らしそうなだらしない顔をして、アイディーの尻に再び顔を埋めた。ロバートの舌がぬるぅっとアイディーのアナルに触れる。ロバートの舌が動く度にぞわぞわと快感が背を走り、アイディーは、はぁ、と熱い息を吐いた。ロバートがアイディーのアナルに舌を這わせ、優しく吸いつき、少しだけ弛んだアイディーのアナルを舌先でつついて、ぬるっとアイディーのアナルに舌を差し入れた。アナルの入り口あたりを、舌を小刻みに上下に動かすようにして刺激されると、気持ちよくて勝手に腰や脚が震える。


「あ、はぁ……んっ……」


ロバートの舌が複雑に動き、アイディーのアナルの中も外側も刺激しながらアナルを出入りしている。無駄なところで器用なオッサンの愛撫に、アイディーはぎゅっとシーツを掴んで喘いだ。伊達に長生きしているわけではないということなのだろうか。いっそこのまま射精してしまいそうな程気持ちがいい。
しつこい程アナルを舐め回された後、ロバートの唇がやっとアナルから離れたかと思えば、今度はローションでぬるぬるなロバートのほっそりとした指が、ゆっくりとアナルの中に入ってきた。アイディーのアナルにずっぽり入り込んだロバートの指が優しく直腸の内壁を撫でてくる。ゆっくり指を抜き差ししながら、アイディーの中を探るようにロバートの指が優しく動き回っている。ロバートの指がある一点に触れた瞬間、アイディーはビクッと大きく身体を震わせた。


「あぁっ!?」


あまりの強い刺激に驚いた声をあげてしまったアイディーの尻を宥めるように優しく撫でながら、ロバートが指先ですりすりと優しくそこばかりを撫でてくる。


「あ!あぅ!あっ!ひんっ!やめっ!あぁっ!」

「はぁ……アイディー……」

「あっ!あっ!あっ!んっ!んんぅっ!」


ロバートが今度は指を抜き差ししながら、そこを擦ってくる。アイディーはキツすぎる快感に堪えかね、思わずシーツに噛みついた。シーツを咥えて身体を震わせるアイディーを容赦なくロバートが更に追い詰めてくる。指を徐々に増やされ、最終的にロバートの指を3本アナルに咥えこんだ。アナルに根元まで指を突っ込まれた状態で、直腸内をかき回すように指がバラバラに動き回り、アイディーは堪らず噛んでいたシーツから口を離した。


「あぁぁっ!!やべぇ!あぅ!あぁっ!」

「……いいか?アイディー」

「あっ!いいっ!いいっ!んあっ!」

「……これは?」

「ひんっ!いぁ!あぁっ!んぅぅっ!」

「よさそうだな。締めつけがすごい……」

「あぁっ!も、もういいっ!いいからっ!あぁっ!」

「ん?」

「ん!ん!ん!も、いれろっ!はやくっ!」


色んな指の動かし方による快感に堪えかねたアイディーは、腰をくねらせながら、シーツに腕をついて少しだけ上体を起こし、背後のロバートを振り返った。


「はやくっ……!」


興奮しているのか、僅かに上気しているロバートの顔を見ながら、意識してぎゅっとアナルでロバートの指を締めつけると、ロバートがごくっと唾を飲んだ。嚥下に合わせて動くロバートの喉仏を何気なく見ていた次の瞬間、ロバートの指がアイディーのアナルから引き抜かれた。
アイディーの両足を跨いで腰を下ろしていたロバートが膝立ちになり、アイディーの尻の谷間に自分の勃起したぺニスを擦りつけた。尻の谷間をぺニスですりすり擦りながら、ロバートがローションのボトルを手に取り、ボトルを傾け、自分のぺニスに高い位置からローションをかける。ひんやりとしたローションがアイディーの尻にもかかった。ぬちゅぬちゅと粘着質な音をさせながら、ロバートがアイディーの尻の谷間やアナルの表面を熱くて固いぺニスで擦ってくる。


「挿れるぞ」

「……ん。は、あ……」


舌や指で弄られまくったアナルに熱くて固いものが押しつけられ、ゆっくりと狭いアナルを押し拡げるようにしてアナルの中へとロバートのぺニスが入ってくる。僅かな痛みと内壁を擦る熱くて固い肉の塊の感触に、アイディーは震える吐息を吐いた。ロバートのぺニスは奥へ奥へとどんどん入ってきて、少し不安を感じる程深く入り込み、アイディーの尻にロバートの陰毛が当たる感覚と共に止まった。
アイディーの身体の両側に手をつき、上から覆い被さっているロバートが気持ちよさそうな溜め息を吐いた。


「痛いか?」

「……ちょっと」

「馴染むまで動かないから」

「……別に動いていい」

「んっ……こら、締めるな」

「ん、ん、は、あ……」


とっとと動けとアイディーがアナルに力を入れたり抜いたりすると、中のロバートのぺニスがピクピクッと動いた。その微かな振動と粘膜同士が擦れあう感覚が不思議と気持ちがいい。


「は、あぁ……アイディー……」

「あ、はぁ……ん……」


ロバートが下腹部をアイディーの尻に強く押しつけ、アイディーの中をぺニスでやんわり掻き回すように腰を動かした。内壁がロバートのぺニスと擦れあい、ゾクゾクする快感がアイディーの背を走った。
アイディーは横を向いて、目だけでアイディーの上にいるロバートの顔を見た。ロバートもアイディーを見ていて、視線がからむ。ロバートが目を細めて、腰を少し引き、ぐっとまた強くアイディーの尻に下腹部を押しつけた。中でロバートのぺニスが動き、アイディーのアナルや直腸内を擦る。こちらをじっと見つめているロバートのコルク色のような色合いの瞳から、何故か目を反らせない。アイディーはロバートと見つめあいながら、口を開けて、はぁ、と熱い息を吐いた。ロバートが今度はゆっくりぺニスを引き抜き、ぺニスの先っぽの太いところを戯れるようにアナルにぬちゅぬちゅと何度も抜き差し、そこから少しだけ奥の方、アナルの入り口よりの浅い内壁をぺニスで擦るように抜き差ししてくる。


「あ、あぁ……ん……あ、あ、あ……」


まるでぺニスでアイディーのアナルと直腸内を味わうようなロバートの動きに、強い快感がじわじわと身体の中を駆け回り始め、アイディーはなんとなく身体の横に手をついているロバートの腕を掴んだ。
ゆっくりぺニスがアイディーの直腸内を擦りながら奥へと再び入ってきて、またゆっくり抜かれ、先っぽギリギリのところで止まり、また奥へとゆっくり入ってくる。じっくりとアイディーのアナルの感触を楽しんでいるのか、ロバートが気持ちよさそうな顔で笑みを浮かべた。

体感的にはかなり長い時間、ゆっくりと動いていたロバートのぺニスの動きがじわじわ激しくなっていく。
アイディーはだらしなく開けっ放しの口から涎を垂らし、喘いでいた。気持ちよすぎて、頭が馬鹿になりそうだ。ロバートのぺニスが勢いよくアイディーの前立腺を擦りながら激しく速くアイディーのアナルを行き来している。アイディーは高まり過ぎた熱を解放する為に、ロバートに貫かれながら腰を小刻みに動かしてシーツに自分のぺニスを擦りつけ、既に1度イッている。
ぱちゅんぱちゅんと濡れた肌同士がぶつかりあう音が聞こえる。ロバートがぺニスの太くなっているところでアイディーの前立腺をごりごり強めに擦ってきた。目の裏がチカチカする程の強烈な快感に襲われ、アイディーはビクッとシーツに強く押しつけていた足の指先を跳ね上げた。跳ね上げすぎて踵がロバートの尻にぶつかる。ロバートがぺニスで前立腺をこねくり回すように、更にぐりぐりしてくる。


「あぁぁぁっ!!あぁ!あ!あぁっ!!」

「はぁ、はぁ、あぁ……すごい……締まるっ……」

「ひ、あぁぁ!あ、あん、ん、んあ!あぅっ!」

「あぁ……ダメだ……アイディー、出すぞ」

「あ、あぁっ!あ!あ!あ!あ!あ!」


ロバートが奥へ奥へとガンガン激しくアイディーのアナルをぺニスで突き下ろすように動き始めた。
アイディーは脳ミソが蕩けそうな堪らない快感に身体をくねらせ、腰を揺すって自分のぺニスを再び濡れたシーツに擦りつけた。あと、あとほんの少しで解放を求めて身体中を暴れまわっている熱が飛び散る瞬間がくる。


「あぁっ……締めすぎだ、アイディー……」

「あ!あぅ!あっ!あっ!あっ!っあぁぁぁっイクっ!イクっ!」

「……っあぁっ……」

「あぁぁぁぁっ!!」


一際強くロバートの下腹部がアイディーの尻に打ちつけられ、ぐいぐい擦りつけられている。アイディーの中でロバートのぺニスがビクビク微かに震えているのを感じながら、アイディーはロバートに一瞬遅れて射精した。溜まりに溜まった熱の解放の衝撃で頭の中が真っ白になる。
はぁはぁと荒い息を吐くアイディーの頭を、ロバートが優しく撫でた。ロバートの顔を見上げれば、勝手に流れている涙で滲む視界にロバートの泣きそうな顔がうつった。


「……ちゃんと、気持ちよくできたか……?」

「……ん」


アイディーが小さく首を上下に振って頷けば、ロバートがほっとしたように弛んだ顔をした。繋がったままの状態で、ロバートがぴったりアイディーの背中にくっつき、汗に濡れたアイディーの肩に舌を這わせた。


「……もう1回」

「……おーう」


肩からうなじへと移動していくロバートの舌の感触に、アイディーは熱い息を吐いた。






ーーーーーー
アイディーが慣れない快感から解放されたのは、結局4回戦目が終わった後だった。
アイディーはものすごく疲れてぐったりしていたが、アイディーのすぐ隣で寝転がっている馬鹿なはしゃぎ過ぎたオッサンの方がぐったりしていた。魂が抜けているんじゃないのかというくらい、死に体である。馬鹿だ。
アイディーは荒かった息が完全に整うと、のろのろとベッドから起き上がった。自分の腰に手を当て、直腸に浄化魔術をかける。結局脱がなかった寝間着のシャツワンピースはぐちゃぐちゃのどろどろである。風呂に入って着替えなければ寝られない。ミケーネと一緒に寝るのに、こんな有り様では絶対にダメだ。
アイディーがゆっくりとした動作でベッドから降りると、怠そうな声でロバートが話しかけてきた。


「……もう行くのか」

「坊っちゃん1人にしてっし。つーか、風呂入りてぇ」

「……うん」


アイディーは振り返って、何故かしょぼくれているロバートをビシッと指差した。


「今度から週1でやっから」

「……え?」

「じゃあ次は来週っつーことで。お疲れさーん」

「ま、待て!」

「あ?」

「その、あの……また、してくれるのか?」

「おう」


ロバートに諸々溜め込ませるとろくでもない馬鹿な事をやらかすのは、今回のことでよく分かった。定期的に抜いてやった方が日々穏やかに暮らせる気がする。
我ながら馬鹿だと思うのだが、この情けなくて馬鹿な変態丸出しのダメなオッサンに、それなりに情が移っている。別にヨザックと触れあう時の様にはならないので、確実に恋愛的なものではない。ロバートに対するアイディーの思いは、『仕方がない奴だ』という、呆れ混じりのほんのりとした親愛である。馬鹿な子程可愛いというのに、若干近い。 
腰は痛いし、身体は怠いし、喘ぎ過ぎて喉が痛いが、今回のセックスは特に不快じゃなかった。アイディーの気分の違いだろうか。ロバートとの今夜のセックスは素直に気持ちがよかった。アイディーとて若い男である。それなりに溜まる。ミケーネと毎晩一緒に寝ているので、のんびり1人でオナニーをして性欲処理をする暇なんてない。
自分の欲求不満の解消だと思えば、ロバートとのセックスがそこまで嫌ではなくなった。ロバートは長生きしていて経験が多いからか、ロバートとのセックスは本当にめちゃくちゃ気持ちよかった。またしてもいいか、と思える程。

アイディーはロバートに背を向けてひらひらと手を振り、部屋の入り口のドアへ向かい、すたすたと歩き始めた。


「じゃあな。おやすみ」

「……おやすみ」


アイディーはロバートのすっかり落ち着いた声を聞きながら廊下に出て、パタンと静かにロバートの部屋のドアを閉めた。
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