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18:忘れられない夜の始まり
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カーティスがブライアンの唇を優しく何度も吸ってくれる。もっと深いキスがしたくて、ブライアンが舌を伸ばせば、カーティスがブライアンの鼻をむにっと摘んだ。
「口の中、結構派手に切れてるでしょ。エロいキスは今日はおあずけ」
「全然平気だ」
「駄目。折角血が止まったのに、また出血したらどうすんのさ」
「……ほんとに駄目?」
「駄目」
「むぅ」
ブライアンが不満気に唇を尖らせると、カーティスが小さく笑って、ちゅっと優しくブライアンの唇を吸った。
「口の中も頬も完治したら、思いっきりエロいキスをしてよ。それだけでイキそうなやつ」
「後で見てろよ」
「ははっ。楽しみにしてる」
ブライアンは間近にあるカーティスの瞳と目を合わせて、同時に小さく笑った。カーティスはまだ薬師の制服を着たままだ。薬の匂いがいつもより少しだけ強い。思い返してみれば、カーティスの仕事服を見るのは初めてだ。改めて、じっくり眺めてみたいが、今は1秒でも早くカーティスが欲しい。
ブライアンはカーティスの首元の布を小さく摘んで、ちょいちょいと軽く引っ張った。
「服が邪魔」
「ん。脱ぐわ」
「……今度さ、お互い職場の服でしない?」
「何それ最高。脱がせ甲斐がありそう」
身体を少し離して、服を脱ぎ始めたカーティスが楽しそうに笑った。
ブライアンも小さく笑って、ズボンとパンツを脱ぎ捨てた。
ブライアンはベッド横に置いてある小さめのチェストから、お徳用のデカいボトルのローションを取り出した。
お互いに全裸になって、抱きしめ合いながら、ベッドにころんと横になる。カーティスが優しく何度もブライアンの唇を吸いながら、やんわりとした手つきで、ブライアンの背中や腰を撫でてくれる。足を絡みつければ、下腹部同士がくっついて、お互いにゆるく勃起してるペニスがくっついた。カーティスの味を味わうようなキスができないのがもどかしい。多分、フェラも止められちゃうだろう。
殴られた時にうっかり歯を食いしばるのを忘れてたのが悔しい。
カーティスがブライアンを押し倒して、何度も優しいキスをしてから、ブライアンの耳に舌を這わせた。耳の形をなぞるように舌が這い、軟骨の辺りをやんわりと噛まれる。ゾクゾクする微かな快感に、堪らず熱い溜め息が出た。耳を舐められながら、薄い胸板や脇腹を触れるか触れないかの絶妙なタッチで撫で回されている。カーティスの優しい手つきが酷く心地いい。カーティスが反対側の耳も丁寧に舐めてから、ブライアンの首元へと舌を移動させた。
肌の下の太い血管をなぞるように、ぬるーっと舐められ、ちゅくっと優しく耳の付け根を吸われる。ちゅっ、ちゅっと優しく首筋を吸い、喉仏にやんわりと噛みつかれた。気持ちがいいが、少しだけもどかしい。ブライアンの身体を撫で回しているカーティスの手で、じわじわと性感が高められている気がする。
ブライアンは興奮して浅く速い息を吐きながら、鎖骨をねっとり舐めているカーティスの頭を撫でた。
今も十分気持ちがいいのだが、もっと直接的な刺激が欲しい。
「カーティス」
「んー」
「乳首、舐めて」
「うん」
カーティスがブライアンの肌に舌を這わせながら、目だけでこちらを見て、笑みを浮かべた。
女のようにぷっくりと肥大した乳首にカーティスの熱い舌が触れる。腰の辺りがぞわっする快感に、ブライアンは身体をくねらせた。チロチロと乳頭を舐められ、舌で転がすように乳首を舐め回される。ちゅくちゅくと緩急をつけて吸われれば、いっそそれだけでイキそうなくらい気持ちがいい。
なんだか、カーティスはセックスが上手くなっている気がする。最初から優しくて丁寧なセックスをしていたが、触れ方や舐め方、吸い方がより一層上手くなった。ブライアンは我慢できずに喘ぎながら、快感に身をよじった。
カーティスの手で万歳をさせられて、脇まで舐め回される。脇毛をかき混ぜるように敏感な肌を舐められると、気持ちよくて、興奮して、本当に堪らない。
両脇を舐めまわされた後、また乳首を交互に舐められる。舐めていない方の乳首は、指でくりくりと優しく弄られている。快感と興奮で、どんどん射精感が高まっていく。
乳首を乳輪ごと咥えられ、じゅっと強めに吸われたら、もう駄目だった。
ブライアンは掠れた声を上げて、カーティスの身体に触れているペニスから精液を吐き出した。
はっ、はっ、と浅く速い息を吐くブライアンを見下ろして、カーティスがにまっと笑った。
「もしかして、乳首だけでイッちゃった?」
「……うん」
「へへっ」
カーティスが何故か嬉しそうに笑って、両手の指で、イッて敏感になっているブライアンの両方の乳首をくりくり優しく弄りながら、下腹部の方へと下がっていった。
カーティスがブライアンの精液を丁寧に舐めとり、何度も肌に吸いついて、痕を残していく。臍の穴に舌を突っ込まれて、チロチロと擽るように舐められると、気持ちよくて、でも少し擽ったくて、思わずビクッと身体が跳ねた。
柔らかい下腹部にも何度も吸いつかれ、射精してもまだ萎えていないペニスに舌を這わされる。
「あぁっ!カーティスッ、まって、またイッちゃうっ!」
「んー。えいっ」
「あぁっ!?」
カーティスがブライアンのゆるく勃起したペニスの亀頭をパクンと咥えた。熱いカーティスの口内の感触が、身体が震える程気持ちがいい。乳首はずっと弄られっぱなしである。
カーティスはいつも優しいが、今日は一段と優しくて、酷く気持ちよくて、また泣いてしまいそうである。
「あっ、あっ、カーティスッ、カーティスッ」
カーティスの熱い口内で亀頭をぬるぬると舐め回される。カーティスが深くブライアンのペニスを飲み込んでいき、ペニスに舌を這わせながら、優しく吸いつつ、唇で竿を扱かれる。また射精感が急速に込み上げてきてしまう。このままイキたい気持ちと、カーティスのペニスでイキたい気持ちがせめぎ合う。
まだ触れられていないアナルが、うずうずして、ひくついているのが嫌でも分かる。
「カーティスッ、も、もういいからっ、欲しいっ!」
「んーっ。ぷはぁ。じゃあ舐めるね。よいしょっと」
「んっ」
「体勢キツくない?」
「平気」
カーティスにチンぐり返しの状態にされた。ぶらんと垂れ下がる自分のペニスと陰嚢の向こうで、カーティスが赤い舌を伸ばし、期待でひくつくブライアンのアナルに舌を這わせた。欲しかった刺激が漸く貰えて、堪らず大きく喘いでしまう。
舌を動かしながらブライアンの顔をじっと見つめるカーティスの熱を孕んだ瞳に、堪らなく興奮してしまう。カーティスの舌が丁寧にアナルの皺を伸ばすように動き、綻んできたアナルの中にカーティスの舌が入ってきた。アナルの中も外も丁寧に舐められながら、ゆるくペニスを優しく扱かれる。気持ちがいい。気持ちがよ過ぎて、カーティスが優しくて、もう本当に泣きそうだ。
ブライアンはだらしなく涎を垂らして喘ぎながら、我慢できずにポロポロと涙を零した。
カーティスの唇と舌がアナルから離れ、ローションのボトルを手に取ったカーティスに、アナルにローションを垂らされる。ローション塗れになっているカーティスの指が、ゆっくりとはしたなくひくつくアナルの中へと入ってくる。優しく指の腹で腸壁を撫でながら、迷い無く前立腺をやんわりとすりすり擦られる。
「あっ、あっ、カーティスッ、きもちいいっ、きもちいいっ」
「ブライアン。かわいい」
「あっあっあっ、んーーーーっ!」
カーティスがうっとりとした顔で見下ろしながら、ぬこぬこと優しく指をブライアンのアナルに抜き差しし始めた。カーティスの意外とゴツい指で、アナルを拡げるように指を回されるのも、優しく前立腺を擦られるのも、敏感な入り口辺りを刺激されるのも、堪らなく気持ちがいい。
ブライアンは自分の膝裏を強く掴んで、カーティスの優しい指使いに悶えた。
堪らなく気持ちがいい。でも、早くカーティスのペニスが欲しい。ブライアンの中をカーティスで満たして欲しい。
ブライアンは涙声で、カーティスにねだった。
「口の中、結構派手に切れてるでしょ。エロいキスは今日はおあずけ」
「全然平気だ」
「駄目。折角血が止まったのに、また出血したらどうすんのさ」
「……ほんとに駄目?」
「駄目」
「むぅ」
ブライアンが不満気に唇を尖らせると、カーティスが小さく笑って、ちゅっと優しくブライアンの唇を吸った。
「口の中も頬も完治したら、思いっきりエロいキスをしてよ。それだけでイキそうなやつ」
「後で見てろよ」
「ははっ。楽しみにしてる」
ブライアンは間近にあるカーティスの瞳と目を合わせて、同時に小さく笑った。カーティスはまだ薬師の制服を着たままだ。薬の匂いがいつもより少しだけ強い。思い返してみれば、カーティスの仕事服を見るのは初めてだ。改めて、じっくり眺めてみたいが、今は1秒でも早くカーティスが欲しい。
ブライアンはカーティスの首元の布を小さく摘んで、ちょいちょいと軽く引っ張った。
「服が邪魔」
「ん。脱ぐわ」
「……今度さ、お互い職場の服でしない?」
「何それ最高。脱がせ甲斐がありそう」
身体を少し離して、服を脱ぎ始めたカーティスが楽しそうに笑った。
ブライアンも小さく笑って、ズボンとパンツを脱ぎ捨てた。
ブライアンはベッド横に置いてある小さめのチェストから、お徳用のデカいボトルのローションを取り出した。
お互いに全裸になって、抱きしめ合いながら、ベッドにころんと横になる。カーティスが優しく何度もブライアンの唇を吸いながら、やんわりとした手つきで、ブライアンの背中や腰を撫でてくれる。足を絡みつければ、下腹部同士がくっついて、お互いにゆるく勃起してるペニスがくっついた。カーティスの味を味わうようなキスができないのがもどかしい。多分、フェラも止められちゃうだろう。
殴られた時にうっかり歯を食いしばるのを忘れてたのが悔しい。
カーティスがブライアンを押し倒して、何度も優しいキスをしてから、ブライアンの耳に舌を這わせた。耳の形をなぞるように舌が這い、軟骨の辺りをやんわりと噛まれる。ゾクゾクする微かな快感に、堪らず熱い溜め息が出た。耳を舐められながら、薄い胸板や脇腹を触れるか触れないかの絶妙なタッチで撫で回されている。カーティスの優しい手つきが酷く心地いい。カーティスが反対側の耳も丁寧に舐めてから、ブライアンの首元へと舌を移動させた。
肌の下の太い血管をなぞるように、ぬるーっと舐められ、ちゅくっと優しく耳の付け根を吸われる。ちゅっ、ちゅっと優しく首筋を吸い、喉仏にやんわりと噛みつかれた。気持ちがいいが、少しだけもどかしい。ブライアンの身体を撫で回しているカーティスの手で、じわじわと性感が高められている気がする。
ブライアンは興奮して浅く速い息を吐きながら、鎖骨をねっとり舐めているカーティスの頭を撫でた。
今も十分気持ちがいいのだが、もっと直接的な刺激が欲しい。
「カーティス」
「んー」
「乳首、舐めて」
「うん」
カーティスがブライアンの肌に舌を這わせながら、目だけでこちらを見て、笑みを浮かべた。
女のようにぷっくりと肥大した乳首にカーティスの熱い舌が触れる。腰の辺りがぞわっする快感に、ブライアンは身体をくねらせた。チロチロと乳頭を舐められ、舌で転がすように乳首を舐め回される。ちゅくちゅくと緩急をつけて吸われれば、いっそそれだけでイキそうなくらい気持ちがいい。
なんだか、カーティスはセックスが上手くなっている気がする。最初から優しくて丁寧なセックスをしていたが、触れ方や舐め方、吸い方がより一層上手くなった。ブライアンは我慢できずに喘ぎながら、快感に身をよじった。
カーティスの手で万歳をさせられて、脇まで舐め回される。脇毛をかき混ぜるように敏感な肌を舐められると、気持ちよくて、興奮して、本当に堪らない。
両脇を舐めまわされた後、また乳首を交互に舐められる。舐めていない方の乳首は、指でくりくりと優しく弄られている。快感と興奮で、どんどん射精感が高まっていく。
乳首を乳輪ごと咥えられ、じゅっと強めに吸われたら、もう駄目だった。
ブライアンは掠れた声を上げて、カーティスの身体に触れているペニスから精液を吐き出した。
はっ、はっ、と浅く速い息を吐くブライアンを見下ろして、カーティスがにまっと笑った。
「もしかして、乳首だけでイッちゃった?」
「……うん」
「へへっ」
カーティスが何故か嬉しそうに笑って、両手の指で、イッて敏感になっているブライアンの両方の乳首をくりくり優しく弄りながら、下腹部の方へと下がっていった。
カーティスがブライアンの精液を丁寧に舐めとり、何度も肌に吸いついて、痕を残していく。臍の穴に舌を突っ込まれて、チロチロと擽るように舐められると、気持ちよくて、でも少し擽ったくて、思わずビクッと身体が跳ねた。
柔らかい下腹部にも何度も吸いつかれ、射精してもまだ萎えていないペニスに舌を這わされる。
「あぁっ!カーティスッ、まって、またイッちゃうっ!」
「んー。えいっ」
「あぁっ!?」
カーティスがブライアンのゆるく勃起したペニスの亀頭をパクンと咥えた。熱いカーティスの口内の感触が、身体が震える程気持ちがいい。乳首はずっと弄られっぱなしである。
カーティスはいつも優しいが、今日は一段と優しくて、酷く気持ちよくて、また泣いてしまいそうである。
「あっ、あっ、カーティスッ、カーティスッ」
カーティスの熱い口内で亀頭をぬるぬると舐め回される。カーティスが深くブライアンのペニスを飲み込んでいき、ペニスに舌を這わせながら、優しく吸いつつ、唇で竿を扱かれる。また射精感が急速に込み上げてきてしまう。このままイキたい気持ちと、カーティスのペニスでイキたい気持ちがせめぎ合う。
まだ触れられていないアナルが、うずうずして、ひくついているのが嫌でも分かる。
「カーティスッ、も、もういいからっ、欲しいっ!」
「んーっ。ぷはぁ。じゃあ舐めるね。よいしょっと」
「んっ」
「体勢キツくない?」
「平気」
カーティスにチンぐり返しの状態にされた。ぶらんと垂れ下がる自分のペニスと陰嚢の向こうで、カーティスが赤い舌を伸ばし、期待でひくつくブライアンのアナルに舌を這わせた。欲しかった刺激が漸く貰えて、堪らず大きく喘いでしまう。
舌を動かしながらブライアンの顔をじっと見つめるカーティスの熱を孕んだ瞳に、堪らなく興奮してしまう。カーティスの舌が丁寧にアナルの皺を伸ばすように動き、綻んできたアナルの中にカーティスの舌が入ってきた。アナルの中も外も丁寧に舐められながら、ゆるくペニスを優しく扱かれる。気持ちがいい。気持ちがよ過ぎて、カーティスが優しくて、もう本当に泣きそうだ。
ブライアンはだらしなく涎を垂らして喘ぎながら、我慢できずにポロポロと涙を零した。
カーティスの唇と舌がアナルから離れ、ローションのボトルを手に取ったカーティスに、アナルにローションを垂らされる。ローション塗れになっているカーティスの指が、ゆっくりとはしたなくひくつくアナルの中へと入ってくる。優しく指の腹で腸壁を撫でながら、迷い無く前立腺をやんわりとすりすり擦られる。
「あっ、あっ、カーティスッ、きもちいいっ、きもちいいっ」
「ブライアン。かわいい」
「あっあっあっ、んーーーーっ!」
カーティスがうっとりとした顔で見下ろしながら、ぬこぬこと優しく指をブライアンのアナルに抜き差しし始めた。カーティスの意外とゴツい指で、アナルを拡げるように指を回されるのも、優しく前立腺を擦られるのも、敏感な入り口辺りを刺激されるのも、堪らなく気持ちがいい。
ブライアンは自分の膝裏を強く掴んで、カーティスの優しい指使いに悶えた。
堪らなく気持ちがいい。でも、早くカーティスのペニスが欲しい。ブライアンの中をカーティスで満たして欲しい。
ブライアンは涙声で、カーティスにねだった。
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